JP2547866Y2 - シャーリングマシンのワーク支持装置 - Google Patents

シャーリングマシンのワーク支持装置

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JP2547866Y2
JP2547866Y2 JP2457891U JP2457891U JP2547866Y2 JP 2547866 Y2 JP2547866 Y2 JP 2547866Y2 JP 2457891 U JP2457891 U JP 2457891U JP 2457891 U JP2457891 U JP 2457891U JP 2547866 Y2 JP2547866 Y2 JP 2547866Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
work
cut
work support
shearing machine
support table
Prior art date
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JP2457891U
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JPH04112731U (ja
Inventor
章 窪田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Shearing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は切断すべきワークの後
端を支持するシャーリングマシンのワーク支持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来板状のワークを切断するシャーリン
グマシンは、図6に示すようにテーブルa側に固定され
た固定刃bと、可動ビームc側に取付けられた可動刃d
の間で板状のワークeを切断するように構成されてお
り、切断すべきワークeの後端はワーク支持装置fによ
り下方より支持されるようになっている。また上記ワー
ク支持装置fは一端側が固定刃bの下方で回転軸iによ
り枢支された支持桁gを有していて、この支持桁gは流
体圧作動シリンダkにより回転軸iを中心に他端側が上
下方向へ回動自在となっている。そしてワークeの位置
決め時は上面が水平となるように上昇されて、ワークe
の後端を下方より支持すると共に、ワークeの切断時に
は、流体圧作動シリンダkにより図6の仮想線に示す位
置まで下降され、切断されたワークeはシュートjに案
内されて本体の後方へ排出されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のワーク支持
装置では、ワークeの先端をバックストップlに当接し
切断位置を位置決めした後ワークeをワーク押えmで固
定すると、支持桁gは図6に示す仮想線の位置まで下降
してしまう。このため切断中のワークeは下方より支持
されないため、切断されたワークeの自重が未切断部に
加わって、切り終り付近ではワークeの切断部が図7に
示すように変形し、切断品質が著しく低下する不具合が
あった。この考案は上記不具合を解消する目的でなされ
たもので、切断品質を低下させることなくワークの切断
を可能にしたシャーリングマシンのワーク支持装置を提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、上下動自在な可動ビームに取付けられた
可動刃とテーブル側に固定された固定刃の間で板状のワ
ークを切断するシャーリングマシンにおいて、上記テー
ブルの後方に流体シリンダにより後傾しながら下降され
るワーク支持テーブルを設けると共に、上記ワーク支持
テーブルに、該ワーク支持テーブルの下降に同期しなが
ら伸長する流体圧シリンダにより一端部が上下動される
支持杆の他端を枢着したものである。
【0005】
【作 用】上記構成により切断時ワーク支持テーブル
が下降しても、支持杆がワークの先端を下方より支持す
るため、切断されたワークの自重が未切断部へ加わるこ
とがなく、変形のない切断面が得られるようなる。
【0006】
【実 施 例】この考案の一実施例を第1図及び第2図
に示す図面を参照して詳述する。図において1はシャー
リングマシンの本体、2は該本体1の上部に上下動自在
に設けられた可動ビームで、この可動ビーム2に取付け
られた可動刃3と、テーブル4上に固定された固定刃5
の間で板状のワーク6が切断できるようになっている。
7は上記ワーク6の先端を当接することにより、ワーク
6の切断位置を位置決めするバックストップ、8は位置
決めされたワーク6を切断が完了するまで固定するワー
ク押さえ、そして9がワーク支持装置本体である。
【0007】上記ワーク支持装置本体9は切断すべきワ
ーク6の後端を下方より支持するワーク支持テーブル1
0を有している。上記ワーク支持テーブル10の前端側
下面には、ブラケット10aが突設されていて、このブ
ラケット10aにピン11により短リンク12の上端が
枢着されている。上記短リンク12は中間部に長リンク
13がピン14により枢着されていて、短リンク12と
長リンク13がほぼX字形に組合されていると共に、短
リンク12の下端には、後下りとなるように傾斜された
ガイド溝16に先端が嵌入するガイドピン15が突設さ
れている。
【0008】また上記長リンク13の一端側は本体1側
に固定された支持部材17の上部にピン18により枢着
されていると共に、他端側には、上記ワーク支持テーブ
ル10の後端側下面に布設されたガイドレール19のガ
イド溝19aに先端が嵌入されたガイドピン20が突設
されている。
【0009】一方図中22は流体圧シリンダで、ロッド
側外周部がピン23により本体1側へ回動自在に支承さ
れている。上記流体圧シリンダ22より上方へ突出され
たピストン杆22aの先端は短リンク12と長リンク1
3を枢着しているピン14のやや後方においてピン24
により長リンク13に枢着されていて、この流体圧シリ
ンダ22によりピン18を中心に長リンク13の他端側
が上下方向へ回動できるようになっている。
【0010】また上記ワーク支持テーブル10の前端側
には支持杆25の一端側が枢着されている。上記支持杆
25の中間部にはワーク支持テーブル10にブラケット
10bを介して揺動自在に取付けられた流体圧シリンダ
26のピストン杆26a先端が枢着されていて、この流
体圧シリンダ26により上記支持杆25の他端側が上下
動できるようになっている。
【0011】次に作用を説明すると、ワーク6の先端を
バックストップ7に当接して切断位置の位置決めを行う
ときにはワーク支持テーブル10は図3に示すようにほ
ぼ水平位置に上昇されていてワーク6の先端側を下方よ
り支持している。ワーク6の切断位置の位置決めが終了
するとワーク押え8が下降してワーク6を固定すると同
時に、可動ビーム3が下降を開始する。そして可動ビー
ム3の下降とともに流体圧シリンダ22のピストン杆2
2aが短縮されるため、長リンク13がピン18を中心
に反時計まわり方向へ回動され、これによってワーク支
持テーブル10は図4に示すように下降しながら後下り
に傾斜される。
【0012】またワーク支持テーブル10の下降に同期
して流体圧シリンダ26のピストン杆26aが伸長し、
支持杆25の他端を上昇させる。これによって支持杆2
5の他端は位置を変えずにワーク6を下方より支持する
ため、ワーク支持テーブル10が下降してもワーク6の
先端が下方へ垂れ下ることがない。その後可動ビーム2
とともに下降された可動刃3と可動刃5の間でワーク6
が切断されると、支持杆25は図5に示すようにワーク
支持テーブル10の位置まで下降されるため、切断の完
了したワーク6はワーク支持テーブル10上を滑落して
本体1外へ排出されるようになる。
【0013】切断されたワーク6が排出されると流体圧
シリンダ22によりワーク支持テーブル10が図3に示
す位置まで上昇されるので、再び上記動作を繰返すこと
により、ワーク6の切断部を変形させることなくワーク
6の切断が行えるようになる。
【0014】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、切断す
るワークの先端を下方より支持杆により支持するように
したことから、切断中のワークの自重が未切断部に加わ
ることがない。これによって切断長の長いワークでも切
断部を変形させることなく切断できるため、切断品質の
高い製品が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるワーク支持装置を設
けたシャーリングマシンの縦断面図である。
【図2】ワーク支持装置の正面図である。
【図3】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図4】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図5】ワーク支持装置の作用説明図である。
【図6】従来のワーク支持装置を示す説明図である。
【図7】同作用説明図である。
【符号の説明】
2 可動ビーム、3 可動刃、4 テーブル、5 固定
刃、10 ワーク支持テーブル、22 流体圧シリン
ダ、25 支持杆、26 流体圧シリンダ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在な可動ビーム2に取付けられ
    た可動刃3とテーブル4側に固定された固定刃5の間で
    板状のワーク6を切断するシャーリングマシンにおい
    て、上記テーブル4の後方に流体シリンダ22により後
    傾しながら下降されるワーク支持テーブル10を設ける
    と共に、上記ワーク支持テーブル10に、該ワーク支持
    テーブル10の下降に同期しながら伸長する流体圧シリ
    ンダ26により一端部が上下動される支持杆25の他端
    を枢着してなるシャーリングマシンのワーク支持装置。
JP2457891U 1991-03-22 1991-03-22 シャーリングマシンのワーク支持装置 Expired - Lifetime JP2547866Y2 (ja)

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JP2457891U JP2547866Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 シャーリングマシンのワーク支持装置

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JPH04112731U JPH04112731U (ja) 1992-09-30
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CN102784956A (zh) * 2012-07-23 2012-11-21 太仓市旭达机械设备有限公司 剪板机
CN102825158B (zh) * 2012-09-07 2014-05-14 扬州恒佳机械有限公司 一种剪板机收料升降托板架

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JPH04112731U (ja) 1992-09-30

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