JPH084969Y2 - 切断機のワーク支持装置 - Google Patents

切断機のワーク支持装置

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JPH084969Y2
JPH084969Y2 JP1990078667U JP7866790U JPH084969Y2 JP H084969 Y2 JPH084969 Y2 JP H084969Y2 JP 1990078667 U JP1990078667 U JP 1990078667U JP 7866790 U JP7866790 U JP 7866790U JP H084969 Y2 JPH084969 Y2 JP H084969Y2
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JP
Japan
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work
support
cutting machine
cutting
supporting
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JP1990078667U
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JPH0438317U (ja
Inventor
祥一 竹田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は板状のワークを切断する切断機のワーク支
持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来板状のワークを所望の寸法に切断するシヤーリン
グマシンなどの切断機には、第6図及び第7図に示すよ
うに本体aの手前側にテーブルbが設けられていて、こ
のテーブルb上に切断すべきワークcを載置するワーク
支持装置dが設けられている。
従来のワーク支持装置dはワーク挿入方向に並設され
た複数本の支持桁eより構成されていて、この支持桁e
の上面には切断するワークcの位置決めを行うストッパ
fと、寸法を表示した目盛板gが設けられており、目盛
板gに合わせてストッパfの位置を設定することによ
り、ワークcを所望の寸法に正確に切断できるように構
成されている。
また、上記ワーク支持装置dを使用してワークを切断
する場合、ワークcの大きさが大きい場合は支持桁eの
先端側に作業者が立ってワークcの位置決めを行い、ワ
ークcの切断寸法が小さくなるに従い作業者は各支持桁
eの間に立ってワークcの位置決めを行っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来のワーク支持装置では、切断すべきワーク
が大きな薄板の場合、各支持桁間でワークcがたわんで
ワークcの正確な位置決めや、精度の高い切断ができな
い。
また大きなワークcが支持桁e間でたわまないよう各
支持桁eの間隔を狭くすると、各支持桁eの間に作業者
が入れないため、ワークcの寸法が小さくなった場合で
も作業者が切断刃付近に近づけないため、寸法の小さな
ワークcの位置決めや切断ができなくなり、材料が無駄
になる。
そこで従来ではワークcが大きな薄板などの場合、第
8図に示すように支持桁eの間に、車輪により移動自在
なワーク受け台hを設けて、ワークcを下方より支持し
ている。
しかしこの方法では、ワークcの切断が進む毎に重量
の重いワーク受け台hを移動させるなどの作業が必要と
なるため、作業が煩雑となる上生産性も悪いなどの不具
合がある。
この考案は上記不具合を改善するためになされたもの
で、出入れが容易で、かつ大きな薄板などのワークでも
たわませることなく支持できる切断機のワーク支持装置
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、ワーク挿入方
向に並設された複数の支持桁上に載置されたワークを、
テーブル側に固定された固定刃と、可動ビームに取り付
けられた可動刃の間で切断するようにした切断機におい
て、上記各支持桁のうち、少なくとも内側に位置する支
持桁の側面に、該支持桁8の側面に沿って格納され、か
つ水平方向へ出入れ自在な側面部材を設けたもので、大
きな薄板の様なワークを切断する場合、側面部材を水平
方向へ移動させてワークを下方から支持することによ
り、支持桁間でワークがたわむことがないため正確な位
置決めと、精度の高い切断加工が行えるようになる。
またワークの寸法が小さくなった場合は、支持桁の側
面に沿って側面部材を格納することにより、支持桁の間
に作業者が入れるため、固定刃の近くでワークの位置決
めや切断が行えるようになり、これによって寸法の小さ
くなったワークも無駄なく加工することができる。
〔実施例〕
この考案は一実施例を第1図ないし第4図を参照して
詳述する。
図において1は切断機の本体で、手前側にテーブル2
を有しており、このテーブル2に固定刃3が取り付けら
れている。
4は図示しない油圧シリンダにより上下動される可動
ビームで、この可動ビーム4に取り付けられた可動刃5
と上記固定刃3の間で板状のワーク6を切断できるよう
になっている。
また上記テーブル2上には複数本の支持桁8が幅方向
に等間隔で並設されている。
上記支持桁8の上面にはワーク6の切断位置を位置す
る決めストッパ9が長手方向に移動自在に取り付けられ
ていると共に、ストッパ9の近傍には寸法目盛を表示し
た目盛板10が設けられていて、この目盛板10によって切
断寸法に応じた位置にストッパ9が設定できるようにな
っている。
一方13は屈折機構で、上記支持桁8のうち、内側に位
置する2本の支持杆8より分割された長さの短い2本の
側面部材8aを支持している。
すなわち内側に位置する支持桁8の下面にそれぞれ一
対のブラケット13aが固着されていて、これらブラケッ
ト13aにピン13bを介して平行リンク13cの一端側が枢着
されている。
上記各ピン13bの下端にはハンドル14のナット部14aが
螺合されていて、このハンドル14を締め付けることによ
り上記平行リンク13cを任意な回動位置に固定できるよ
うになっていると共に、各平行リンク13cの他端側に上
記側面部材8aの両端側が支持桁8と平行になるようにピ
ン13dにより枢着されている。
次に作用を説明すると、サイズの大きなワーク6を切
断する場合は、第1図の実線で示すような支持桁8に対
して平行リンク13cをピン13bを中心にほぼ90°回動し
て、側面部材8aを水平方向へ展開し、かつこの状態で支
持桁8上にワーク6を滑らせながらストッパ9により切
断位置を位置決めしてワーク6の切断に供するが、ワー
ク6のサイズが小さくなって各支持桁8の間に作業者が
入って作業を行う場合は、まずハンドル14を緩めて平行
リンク13cの固定を解除し、この状態でピン13bを中心に
平行リンク13cをほぼ90°回動させて、各側面部材8aを
第1図の仮想線位置へ格納する。
これによって中央部側の支持杆8の間に空間が形成さ
れるので、この空間に作業者が入って作業を行うことに
より、サイズの小さなワーク6でも容易に切断できるよ
うになる。
なお上記実施例では平行リンク13cにより屈折機構13
を構成したが、第5図(イ)に示すように、支持杆8の
下部に、ローラ15により支持されて水平方向に移動自在
なアーム16を設けて、このアーム16の両端に側面部材8a
を設けるか、第5図(ロ)に示すようにリンク機構17に
より側面部材8aを出入れするようにしてもよい。
さらに第5図(ハ)に示すようにエアシリンダなどの
アクチュエータ18を使用して側面部材8aを出し入れした
り、第5図(ニ)に示すようにテレスコピック式に伸縮
するアーム19の先端に側面部材8aを取付けるようにして
もよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように支持桁の側面に、側面
に沿って格納でき、かつ水平方向に出入れ自在な側面部
材を設けたことから、大きな薄板などのワークを切断す
る場合、側面部材を支持桁の側方へ突出してワークを下
方より支持することにより、支持桁の間でワークがたわ
むことがないため、ワークの正確な位置決めと、精度の
高い切断が行えるようになる。
また切断によりワークの寸法が小さくなった場合、側
面部材を支持桁の側面に沿って格納することにより、支
持桁の間に作業者が入れるようになり、これによって固
定刃に近づいてワークの正確な位置決めや切断が行える
ため、小さくなったワークも無駄なく利用でき、経済的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すワーク支持装置の平
面図、第2図は同側面図、第3図は屈折機構の拡大平面
図、第4図は第3図IV方向からの矢視図、第5図(イ)
ないし(ニ)は他の実施例を示す説明図、第6図ないし
第8図は従来のワーク支持装置の説明図である。 3は固定刃、4は可動ビーム、5は可動刃、6はワー
ク、8は支持桁、8aは側面部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク挿入方向に並設された複数の支持桁
    8上に載置されたワーク6をテーブル2側に固定された
    固定刃3と、可動ビーム4に取付けられた可動刃5の間
    で切断するようにした切断機において、上記各支持桁8
    のうち、少なくとも内側に位置する支持桁8の側面に、
    該支持桁8の側面に沿って格納され、かつ水平方向へ出
    入れ自在な側面部材8aを設けてなる切断機のワーク支持
    装置。
JP1990078667U 1990-07-26 1990-07-26 切断機のワーク支持装置 Expired - Lifetime JPH084969Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990078667U JPH084969Y2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 切断機のワーク支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990078667U JPH084969Y2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 切断機のワーク支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0438317U JPH0438317U (ja) 1992-03-31
JPH084969Y2 true JPH084969Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=31622139

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990078667U Expired - Lifetime JPH084969Y2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 切断機のワーク支持装置

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JP (1) JPH084969Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060986A (ja) * 1973-10-04 1975-05-26
JPS6185316U (ja) * 1984-11-12 1986-06-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0438317U (ja) 1992-03-31

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