JPH0557567A - 被加工物の中心位置測定方法 - Google Patents
被加工物の中心位置測定方法Info
- Publication number
- JPH0557567A JPH0557567A JP40691790A JP40691790A JPH0557567A JP H0557567 A JPH0557567 A JP H0557567A JP 40691790 A JP40691790 A JP 40691790A JP 40691790 A JP40691790 A JP 40691790A JP H0557567 A JPH0557567 A JP H0557567A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- center position
- registered
- machine tool
- coordinates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工作機械の原点に対する被加工物の中心位置
を求めるとき、座標値の取扱いを全て制御装置内で自動
的に行う。 【構成】 工作機械のテーブルに取付けられた被加工物
と主軸に取り付けられた測定器とを相対移動させて行う
被加工物の中心位置測定方法において、工作機械のＸ軸
方向、Ｙ軸方向それぞれ各２点で被加工物を測定器で検
出し、その検出位置の工作機械原点に対する座標を、制
御装置に一時登録し、登録された座標値に基づいて被加
工物の中心位置を算出し、その結果を制御装置の所定の
位置に登録する。
を求めるとき、座標値の取扱いを全て制御装置内で自動
的に行う。 【構成】 工作機械のテーブルに取付けられた被加工物
と主軸に取り付けられた測定器とを相対移動させて行う
被加工物の中心位置測定方法において、工作機械のＸ軸
方向、Ｙ軸方向それぞれ各２点で被加工物を測定器で検
出し、その検出位置の工作機械原点に対する座標を、制
御装置に一時登録し、登録された座標値に基づいて被加
工物の中心位置を算出し、その結果を制御装置の所定の
位置に登録する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のテーブル上
に載置固定された被加工物の中心位置測定方法に関す
る。
に載置固定された被加工物の中心位置測定方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】数値制御装置等で制御され、被加工物を
自動的に加工する工作機械においては、工作機械のテー
ブル上に載置固定された被加工物の中心位置を、工作機
械の原点に対する座標として正確に登録することが必要
である。
自動的に加工する工作機械においては、工作機械のテー
ブル上に載置固定された被加工物の中心位置を、工作機
械の原点に対する座標として正確に登録することが必要
である。
【０００３】このため、被加工物をテーブル上に固定し
たのち、工作機械の主軸に測定器を装着し、テーブルと
主軸を相対移動させ、被加工物に測定器が接触した時
の、テーブルもしくは主軸の移動量を、制御装置のディ
スプレイ上に表示された座標値で読み、メモに書取る。
このような操作をＸ軸方向、Ｙ軸方法にあらかじめ指定
された被加工物の複数の測定点について行い、その結果
に基づいて被加工物の中心位置を算出したのち、制御装
置の操作盤から制御装置に登録している。
たのち、工作機械の主軸に測定器を装着し、テーブルと
主軸を相対移動させ、被加工物に測定器が接触した時
の、テーブルもしくは主軸の移動量を、制御装置のディ
スプレイ上に表示された座標値で読み、メモに書取る。
このような操作をＸ軸方向、Ｙ軸方法にあらかじめ指定
された被加工物の複数の測定点について行い、その結果
に基づいて被加工物の中心位置を算出したのち、制御装
置の操作盤から制御装置に登録している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】工作機械のテーブル上
に載置固定される被加工物の位置は、その都度異なるた
めに、被加工物１個毎にその中心位置を測定し、登録し
なければならない。そして、被加工物の中心位置の測定
は、時間がかかるため、作業性を低下させる原因になっ
ている。また、測定点の座標の記録や中心位置の算出お
よび制御装置への登録等を人手によって行っているた
め、人為的な間違いを起すことがある。
に載置固定される被加工物の位置は、その都度異なるた
めに、被加工物１個毎にその中心位置を測定し、登録し
なければならない。そして、被加工物の中心位置の測定
は、時間がかかるため、作業性を低下させる原因になっ
ている。また、測定点の座標の記録や中心位置の算出お
よび制御装置への登録等を人手によって行っているた
め、人為的な間違いを起すことがある。
【０００５】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、作業
性を向上させ、かつ人為的な間違いを起さないようにし
た被加工物の中心位置測定方法を提供するにある。
性を向上させ、かつ人為的な間違いを起さないようにし
た被加工物の中心位置測定方法を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、工作機械のテーブルに取付けら
れた被加工物と主軸に取付けられた測定器とを相対移動
させて行う被加工物の中心位置測定方法において、工作
機械のＸ軸方向、Ｙ軸方向それぞれ各２点で被加工物を
測定器で検出し、その検出位置の工作機械原点に対する
座標を、制御装置に一時登録し、登録された座標値に基
づいて被加工物の中心位置を算出し、その結果を制御装
置の所定の位置に登録する。
め、本発明においては、工作機械のテーブルに取付けら
れた被加工物と主軸に取付けられた測定器とを相対移動
させて行う被加工物の中心位置測定方法において、工作
機械のＸ軸方向、Ｙ軸方向それぞれ各２点で被加工物を
測定器で検出し、その検出位置の工作機械原点に対する
座標を、制御装置に一時登録し、登録された座標値に基
づいて被加工物の中心位置を算出し、その結果を制御装
置の所定の位置に登録する。
【０００７】
【作用】すなわち、本発明においては、被加工物の各測
定点における機械原点からの座標値を制御装置に記憶さ
せ、その記憶内容に基づいて被加工物の中心位置を算出
するので、作業者の人為的な間違いが起らず、しかも、
測定時間を短縮して作業性を向上させることができる。
定点における機械原点からの座標値を制御装置に記憶さ
せ、その記憶内容に基づいて被加工物の中心位置を算出
するので、作業者の人為的な間違いが起らず、しかも、
測定時間を短縮して作業性を向上させることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【０００９】同図において、１はベッド、２はテーブル
で、ベッド１に矢印Ｘ方向に移動可能に支持されてい
る。３はモータで、ベッド１に固定され、図示しないね
じ送り機構を介して、テーブル２を往復移動させる。４
はコラムで、ベッド１に矢印Ｙ方向に移動可能に支持さ
れている。５はモータで、ベッド１に固定され、図示し
ないねじ送り機構を介して、コラム４を往復移動させ
る。６は主軸頭で、コラム４に矢印Ｚ方向に移動可能に
支持されている。７はモータで、コラム４に固定され、
図示しないねじ送り機構を介して主軸頭６を往復移動さ
せる。８は主軸で、主軸頭６に回転可能に支持され、図
示しないモータによって回転駆動される。９は数値制御
装置で、ベッド１に付設されている。１０はペンダント
アームで、数値制御装置９に回転可能に支持されてい
る。１１は操作盤で、ペンダントアーム１０の一端に回
転可能に支持されている。１２は被加工物で、テーブル
２に載置固定されている。１３は測定器で、主軸８に着
脱可能に装着されている。
で、ベッド１に矢印Ｘ方向に移動可能に支持されてい
る。３はモータで、ベッド１に固定され、図示しないね
じ送り機構を介して、テーブル２を往復移動させる。４
はコラムで、ベッド１に矢印Ｙ方向に移動可能に支持さ
れている。５はモータで、ベッド１に固定され、図示し
ないねじ送り機構を介して、コラム４を往復移動させ
る。６は主軸頭で、コラム４に矢印Ｚ方向に移動可能に
支持されている。７はモータで、コラム４に固定され、
図示しないねじ送り機構を介して主軸頭６を往復移動さ
せる。８は主軸で、主軸頭６に回転可能に支持され、図
示しないモータによって回転駆動される。９は数値制御
装置で、ベッド１に付設されている。１０はペンダント
アームで、数値制御装置９に回転可能に支持されてい
る。１１は操作盤で、ペンダントアーム１０の一端に回
転可能に支持されている。１２は被加工物で、テーブル
２に載置固定されている。１３は測定器で、主軸８に着
脱可能に装着されている。
【００１０】このような構成で、テーブル２に被加工物
１２を固定し、主軸８に測定器１３を装着したのち、操
作盤１１から数値制御装置９に、Ｘ軸方向の読取データ
の登録位置、Ｙ軸方向の読取データの登録位置および、
被加工物１２の中心位置の登録位置を指定する。
１２を固定し、主軸８に測定器１３を装着したのち、操
作盤１１から数値制御装置９に、Ｘ軸方向の読取データ
の登録位置、Ｙ軸方向の読取データの登録位置および、
被加工物１２の中心位置の登録位置を指定する。
【００１１】操作盤１１の手動スイッチを操作して、テ
ーブル２，コラム４および主軸頭６をそれぞれ移動さ
せ、測定器１３を被加工物１２の矢印Ｘ方向の一端に接
触させる。
ーブル２，コラム４および主軸頭６をそれぞれ移動さ
せ、測定器１３を被加工物１２の矢印Ｘ方向の一端に接
触させる。
【００１２】操作盤１１の指令スイッチを押して、テー
ブル２の座標を読取らせ、あらかじめ指定した登録位置
へ登録させる。
ブル２の座標を読取らせ、あらかじめ指定した登録位置
へ登録させる。
【００１３】同様に、被加工物１２の矢印Ｘ方向の他端
に測定器１３を接触させ、テーブル２の座標を登録させ
る。
に測定器１３を接触させ、テーブル２の座標を登録させ
る。
【００１４】さらに、操作盤１１の手動スイッチを操作
して、被測定物１２の矢印Ｙ方向の端面に測定器１３を
接触させ、コラム４の座標を登録させる。
して、被測定物１２の矢印Ｙ方向の端面に測定器１３を
接触させ、コラム４の座標を登録させる。
【００１５】操作盤１１のスイッチを操作して、矢印Ｘ
方向および矢印Ｙ方向について、被加工物１２の中心位
置を算出させ、あらかじめ指定した制御装置９内の登録
位置へ登録させる。
方向および矢印Ｙ方向について、被加工物１２の中心位
置を算出させ、あらかじめ指定した制御装置９内の登録
位置へ登録させる。
【００１６】上記のように、工作機械の原点に対する被
加工物２の中心位置を求めるとき、座標値の取扱いを全
て制御装置９内で自動的に行うので、人為的な間違いを
起すことなく、かつ短時間で行うことができ、作業性を
向上させることができる。
加工物２の中心位置を求めるとき、座標値の取扱いを全
て制御装置９内で自動的に行うので、人為的な間違いを
起すことなく、かつ短時間で行うことができ、作業性を
向上させることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、工作
機械のテーブルに載置固定した被加工物の中心位置を、
短時間で間違いなく測定することができ、作業効率を大
巾に向上させることができる。
機械のテーブルに載置固定した被加工物の中心位置を、
短時間で間違いなく測定することができ、作業効率を大
巾に向上させることができる。
【図１】本発明を適用する工作機械の一例を示す正面図
である。
である。
【図２】図１の側面図である。
２ テーブル ８ 主軸 ９ 数値制御装置 １２ 被加工物 １３ 測定器
Claims (1)
- 【請求項１】 工作機械のテーブルに取付けられた被加
工物と主軸に取付けられた測定器とを相対移動させて行
う被加工物の中心位置測定方法において、工作機械のＸ
軸方向、Ｙ軸方向それぞれ各２点で被加工物を測定器で
検出し、その検出位置の工作機械原点に対する座標を、
制御装置に一時登録し、登録された座標値に基づいて被
加工物の中心位置を算出し、その結果を制御装置の所定
の位置に登録することを特徴とする被加工物の中心位置
測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40691790A JPH0557567A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 被加工物の中心位置測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40691790A JPH0557567A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 被加工物の中心位置測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557567A true JPH0557567A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=18516535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40691790A Withdrawn JPH0557567A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 被加工物の中心位置測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0557567A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104493596A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 陈进 | 一种可旋转的夹具的定位方法及装置 |
| KR101627966B1 (ko) * | 2015-03-31 | 2016-06-07 | 현대위아 주식회사 | 공작기계의 좌표계 원점 설정 장치 및 방법 |
| CN112935853A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-06-11 | 北京航天华世科技股份有限公司 | 一种五轴数控机床 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40691790A patent/JPH0557567A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104493596A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 陈进 | 一种可旋转的夹具的定位方法及装置 |
| CN104493596B (zh) * | 2014-12-19 | 2016-11-30 | 上海华新合金有限公司 | 一种可旋转的夹具的定位方法及装置 |
| KR101627966B1 (ko) * | 2015-03-31 | 2016-06-07 | 현대위아 주식회사 | 공작기계의 좌표계 원점 설정 장치 및 방법 |
| CN112935853A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-06-11 | 北京航天华世科技股份有限公司 | 一种五轴数控机床 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |