JPS6232048B2 - - Google Patents
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- JPS6232048B2 JPS6232048B2 JP10728378A JP10728378A JPS6232048B2 JP S6232048 B2 JPS6232048 B2 JP S6232048B2 JP 10728378 A JP10728378 A JP 10728378A JP 10728378 A JP10728378 A JP 10728378A JP S6232048 B2 JPS6232048 B2 JP S6232048B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- magnet
- stoppers
- free conveyor
- stopper
- Prior art date
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- Expired
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- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、シヤーリング装置等の板状体処理装
置において、板状体を予め原点位置に正確に停止
せしめる位置決め装置に関するものである。
置において、板状体を予め原点位置に正確に停止
せしめる位置決め装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、シヤーリング装置等の板状体処理装置に
おいて、作業機への板状体の供給、位置合せは、
人手により寸法を計つて行つており、寸法精度が
悪いものであると同時に危険な作業となつてい
る。また、作業機の処理時間に比べ、その位置決
めに多大な時間を要し、全体の処理能力は低いも
のとなつている。
おいて、作業機への板状体の供給、位置合せは、
人手により寸法を計つて行つており、寸法精度が
悪いものであると同時に危険な作業となつてい
る。また、作業機の処理時間に比べ、その位置決
めに多大な時間を要し、全体の処理能力は低いも
のとなつている。
そこで、作業機への板状体の位置合せを自動化
する場合において、例えば板状体を保持して作業
機に移送する移動手段を数値制御等によつて位置
制御することが考えられる。
する場合において、例えば板状体を保持して作業
機に移送する移動手段を数値制御等によつて位置
制御することが考えられる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、そのような場合、板状体を予め原点
位置に停させてから移送手段に保持させるように
しなければならないが、この原点位置への停止位
置決めをストツパに板状体の直交2辺を当接させ
て行うようにすると、板状体が特に薄板等の場合
には該板状体が正確にストツパに沿つて停止せず
傾いて停止し、所望の原点位置に位置決めできな
いおそれがあり、その後の処理が不正確となる不
具合を有する。
位置に停させてから移送手段に保持させるように
しなければならないが、この原点位置への停止位
置決めをストツパに板状体の直交2辺を当接させ
て行うようにすると、板状体が特に薄板等の場合
には該板状体が正確にストツパに沿つて停止せず
傾いて停止し、所望の原点位置に位置決めできな
いおそれがあり、その後の処理が不正確となる不
具合を有する。
例えば互に直交する方向に伸縮する水平な2個
のシリンダーにより、マグネツトを往復移動せし
め、このマグネツトにより鋼板を磁着移動せしめ
て、ストツパに当接させ、基準位置に位置決めを
行わしめるようにしたものがあるが、マグネツト
だけが移動し、鋼板はストツパに引つ掛つてしま
うことがあり、正確な位置決めを望めない。
のシリンダーにより、マグネツトを往復移動せし
め、このマグネツトにより鋼板を磁着移動せしめ
て、ストツパに当接させ、基準位置に位置決めを
行わしめるようにしたものがあるが、マグネツト
だけが移動し、鋼板はストツパに引つ掛つてしま
うことがあり、正確な位置決めを望めない。
本発明は前述事情に鑑みなされたものであり、
確実に位置決めできる板状体位置決め装置を提供
せんとするものである。
確実に位置決めできる板状体位置決め装置を提供
せんとするものである。
(作 用)
動力手段により、板状体に吸着した磁石がフリ
ーコンベアより板状体を持ち上げると共に、磁石
の両ストツパの相接する隅角部に向う前進動と、
両ストツパと交互に平行となる左右動とによつ
て、前記両ストツパに当接して停止している板状
体を、その2辺が両ストツパに沿つて完全に密接
するように補整移動せしめる。その際、磁石のジ
グサグ部分による両ストツパに平行な左右動によ
り、この両ストツパに板状体の隅角先端部が引つ
掛つて停止している場合に、これを外すように移
動させ、板状体の隅角先端部が両ストツパの相接
する隅角部に合致するように磁石が従動的に左右
動する。しかも前進位置では、開放部分により磁
石が自由に左右動できるようにして、前述ジグザ
グ部分による磁石の左右動にかかわらず正確に位
置決めできない場合でも確実に位置決めを行う。
ーコンベアより板状体を持ち上げると共に、磁石
の両ストツパの相接する隅角部に向う前進動と、
両ストツパと交互に平行となる左右動とによつ
て、前記両ストツパに当接して停止している板状
体を、その2辺が両ストツパに沿つて完全に密接
するように補整移動せしめる。その際、磁石のジ
グサグ部分による両ストツパに平行な左右動によ
り、この両ストツパに板状体の隅角先端部が引つ
掛つて停止している場合に、これを外すように移
動させ、板状体の隅角先端部が両ストツパの相接
する隅角部に合致するように磁石が従動的に左右
動する。しかも前進位置では、開放部分により磁
石が自由に左右動できるようにして、前述ジグザ
グ部分による磁石の左右動にかかわらず正確に位
置決めできない場合でも確実に位置決めを行う。
第1図に示すシヤーリング装置1において、位
置決め装置2の前方にはシヤー装置3、上方には
移送装置4が設けられており、後方のフイーダ
(図示省略)から板状体が供給される。この位置
決め装置2にて位置が合わされて停止された板状
体は、移送装置4に保持され、例えば数値制御に
よつて切断線を合せるように所定量移送し、シヤ
ー装置3にて順次切断するものである。
置決め装置2の前方にはシヤー装置3、上方には
移送装置4が設けられており、後方のフイーダ
(図示省略)から板状体が供給される。この位置
決め装置2にて位置が合わされて停止された板状
体は、移送装置4に保持され、例えば数値制御に
よつて切断線を合せるように所定量移送し、シヤ
ー装置3にて順次切断するものである。
位置決め装置2は第2図にも示すように、全方
向に自由回転して転動可能な回転子5を多数配設
したフリーコンベア6が設けられ、このフリーコ
ンベア6は左右長さが前後長さの約2倍に設けら
れている。該フリーコンベア6の後縁には後方ス
トツパ7、該後方ストツパ7に直交して一側縁に
側方ストツパ8をそれぞれ前記フリーコンベア6
から出没可能に設け、さらに、該フリーコンベア
6には、このフリーコンベア6上に置かれた板状
体を後方ストツパ7および側方ストツパ8に当接
するべく移動させる移動手段9、およびフリーコ
ンベア6をその前方に偏心した前縁中央部近傍の
旋回中心にて旋回せしめる旋回手段10を有して
いる(第1,3図参照)。尚、フリーコンベア6
の回転子5は、図示のように、両ストツパ7,8
側を密に配設してある。
向に自由回転して転動可能な回転子5を多数配設
したフリーコンベア6が設けられ、このフリーコ
ンベア6は左右長さが前後長さの約2倍に設けら
れている。該フリーコンベア6の後縁には後方ス
トツパ7、該後方ストツパ7に直交して一側縁に
側方ストツパ8をそれぞれ前記フリーコンベア6
から出没可能に設け、さらに、該フリーコンベア
6には、このフリーコンベア6上に置かれた板状
体を後方ストツパ7および側方ストツパ8に当接
するべく移動させる移動手段9、およびフリーコ
ンベア6をその前方に偏心した前縁中央部近傍の
旋回中心にて旋回せしめる旋回手段10を有して
いる(第1,3図参照)。尚、フリーコンベア6
の回転子5は、図示のように、両ストツパ7,8
側を密に配設してある。
前記移動手段9は、フリーコンベア6を前後、
左右にそれぞれ後方ストツパ7および側方ストツ
パ8側に傾斜する傾動装置11にて設けてなり、
前記フリーコンベア6は上枠12に固設され、該
上枠12は側方ストツパ8と反対側の一側端が枢
支部13を介して下枠14に枢支され、さらに、
該下枠14に設けられた左右動シリンダ15によ
り起伏自在に設けられた昇降レバー16にて支持
され、その起伏作動にて左右傾動可能に設けられ
ている。また、該下枠14は前端の枢支部17に
て本体フレーム18に枢支され、さらに、該本体
フレーム18に設けられた前後動用シリンダ19
により起伏自在に設けられた昇降レバー20にて
支持され、その起伏作動にて前後傾動可能に設け
られており、結局、前記フリーコンベア6を前後
および左右に傾動可能に設けてなる。
左右にそれぞれ後方ストツパ7および側方ストツ
パ8側に傾斜する傾動装置11にて設けてなり、
前記フリーコンベア6は上枠12に固設され、該
上枠12は側方ストツパ8と反対側の一側端が枢
支部13を介して下枠14に枢支され、さらに、
該下枠14に設けられた左右動シリンダ15によ
り起伏自在に設けられた昇降レバー16にて支持
され、その起伏作動にて左右傾動可能に設けられ
ている。また、該下枠14は前端の枢支部17に
て本体フレーム18に枢支され、さらに、該本体
フレーム18に設けられた前後動用シリンダ19
により起伏自在に設けられた昇降レバー20にて
支持され、その起伏作動にて前後傾動可能に設け
られており、結局、前記フリーコンベア6を前後
および左右に傾動可能に設けてなる。
一方、上記フリーコンベア6を後方ストツパ7
より側方ストツパ8が回転前方になるように前方
へ旋回せしめ、さらに、旋回前の基準位置に対し
て90度もしくは180度旋回した位置に停止せしめ
る旋回手段10を説明すれば、前記本体フレーム
18の旋回中心部分に基盤21が固設され、この
基盤21が基台フレーム22に立設された中心支
軸23にスラスト軸受24を介して回転自在に支
承され、一方、本体フレーム18の外縁下方には
円環フレーム25が固設され、該円環フレーム2
5が基台フレーム22に設けられた複数個の支持
ローラ26上に載置され、フリーコンベア6が旋
回自在に保持されている。又、前記中心支軸23
の外周にはベアリング27を介して外筒スリーブ
28が回転自在に支持され、この外筒スリーブ2
8の上下に2個のロツド29,30が突設されて
いる。下方のロツド30には基台フレーム22と
の間に第1アクチユエータ31を連結し、この第
1アクチユエータ31の伸縮により外筒スリーブ
28を旋回する。一方、上方のロツド29には、
前記基盤21に取付具32を介して回動自在に支
持された第2アクチユエータ33の先端部を結合
し、この第2アクチユエータ33の伸縮により、
前記外筒スリーブ28に対してフリーコンベア6
を旋回せしめる。尚、外筒スリーブ28の旋回
は、90度旋回した際に基台フレームに固設された
第1ストツパ(図示せず)との当接により停止保
持され、基盤21もしくは本体フレーム18の旋
回は、180度旋回した時点に基台フレーム22に
立設された第2ストツパ(図示せず)との当接に
より停止される。
より側方ストツパ8が回転前方になるように前方
へ旋回せしめ、さらに、旋回前の基準位置に対し
て90度もしくは180度旋回した位置に停止せしめ
る旋回手段10を説明すれば、前記本体フレーム
18の旋回中心部分に基盤21が固設され、この
基盤21が基台フレーム22に立設された中心支
軸23にスラスト軸受24を介して回転自在に支
承され、一方、本体フレーム18の外縁下方には
円環フレーム25が固設され、該円環フレーム2
5が基台フレーム22に設けられた複数個の支持
ローラ26上に載置され、フリーコンベア6が旋
回自在に保持されている。又、前記中心支軸23
の外周にはベアリング27を介して外筒スリーブ
28が回転自在に支持され、この外筒スリーブ2
8の上下に2個のロツド29,30が突設されて
いる。下方のロツド30には基台フレーム22と
の間に第1アクチユエータ31を連結し、この第
1アクチユエータ31の伸縮により外筒スリーブ
28を旋回する。一方、上方のロツド29には、
前記基盤21に取付具32を介して回動自在に支
持された第2アクチユエータ33の先端部を結合
し、この第2アクチユエータ33の伸縮により、
前記外筒スリーブ28に対してフリーコンベア6
を旋回せしめる。尚、外筒スリーブ28の旋回
は、90度旋回した際に基台フレームに固設された
第1ストツパ(図示せず)との当接により停止保
持され、基盤21もしくは本体フレーム18の旋
回は、180度旋回した時点に基台フレーム22に
立設された第2ストツパ(図示せず)との当接に
より停止される。
即ち、フリーコンベア6を90度旋回する際に
は、第1アクチユエータ31を伸長して外筒スリ
ーブ28と共に第2アクチユエータ33、本体フ
レーム18を旋回するものであり、この状態から
更に90度旋回する際には、第2アクチユエータ3
3を伸長して本体フレーム18を旋回するもので
あり、合計で180度旋回することになる。尚、フ
リーコンベア6を旋回する際には、このフリーコ
ンベア6の傾動と連係して傾斜した状態で行うも
のである。
は、第1アクチユエータ31を伸長して外筒スリ
ーブ28と共に第2アクチユエータ33、本体フ
レーム18を旋回するものであり、この状態から
更に90度旋回する際には、第2アクチユエータ3
3を伸長して本体フレーム18を旋回するもので
あり、合計で180度旋回することになる。尚、フ
リーコンベア6を旋回する際には、このフリーコ
ンベア6の傾動と連係して傾斜した状態で行うも
のである。
また、前記後方ストツパ7は、第4図に例示す
るように、昇降機構34にて上下動自在に支持さ
れ、この昇降機構34は、前記上枠12に固設さ
れたブラケツト35にアーム36が回動自在に設
けられ、該アーム36の一端に後方ストツパ7の
下縁を支持するローラ37を設け、他端には伸縮
シリンダ(図示省略)のロツド38を結合し、該
ロツド38の移動にてアーム36を回動し、後方
ストツパ7を上下動し、フリーコンベア6の上面
から出没可能に設けると共に、該フリーコンベア
6と一体に傾動するものである。さらに、前記側
方ストツパ8も同様の昇降機構34にて上下動し
てフリーコンベア6の上面から出没可能に設ける
ものであり、該側方ストツパ8は磁石にて板状体
を吸着するように設け、フリーコンベア6を水平
状態に戻した際に板状体が移動しないように吸着
保持する。
るように、昇降機構34にて上下動自在に支持さ
れ、この昇降機構34は、前記上枠12に固設さ
れたブラケツト35にアーム36が回動自在に設
けられ、該アーム36の一端に後方ストツパ7の
下縁を支持するローラ37を設け、他端には伸縮
シリンダ(図示省略)のロツド38を結合し、該
ロツド38の移動にてアーム36を回動し、後方
ストツパ7を上下動し、フリーコンベア6の上面
から出没可能に設けると共に、該フリーコンベア
6と一体に傾動するものである。さらに、前記側
方ストツパ8も同様の昇降機構34にて上下動し
てフリーコンベア6の上面から出没可能に設ける
ものであり、該側方ストツパ8は磁石にて板状体
を吸着するように設け、フリーコンベア6を水平
状態に戻した際に板状体が移動しないように吸着
保持する。
上記構造の位置決め装置2において、前記フリ
ーコンベア6は互いに直交する後方ストツパ7お
よび側方ストツパ8に当接して停止した板状体の
2辺を更に該両ストツパ7,8に密接させるべく
補整移動せしめる規正装置40を有している。こ
の規正装置40は板状体に吸着する磁石41を両
ストツパ7,8の相接する隅角部近傍に配設し、
この磁石41を前記両ストツパ7,8の相接する
隅角部に向けて進退させると共に、この進退に伴
つて出没かつ左右動させるようにしたものであ
り、その詳細は第5図〜第7図に示す。
ーコンベア6は互いに直交する後方ストツパ7お
よび側方ストツパ8に当接して停止した板状体の
2辺を更に該両ストツパ7,8に密接させるべく
補整移動せしめる規正装置40を有している。こ
の規正装置40は板状体に吸着する磁石41を両
ストツパ7,8の相接する隅角部近傍に配設し、
この磁石41を前記両ストツパ7,8の相接する
隅角部に向けて進退させると共に、この進退に伴
つて出没かつ左右動させるようにしたものであ
り、その詳細は第5図〜第7図に示す。
前記磁石41は、円柱状にして底部が水平方向
のスライダー42に固着されて該スライダー42
と一体に移動するものであつて、永久磁石又は電
磁石により構成されている。該磁石41およびス
ライダー42は、前記後方ストツパ7と側方スト
ツパ8との相接する隅角部に中心線が向かうよう
にフリーコンベア6に取り付けられたブラケツト
43の開口凹部内に支持されている。このブラケ
ツト43はフリーコンベア6の下方において左右
側面を形成する両側の上下動用の縦ガイド43
a,43aと底面を形成する左右動用の横ガイド
43bとを有し、一方、スライダー42は前後両
側方に突設された摺動シヤフト44,44と後部
下方に突設された摺動ピン45とを有する。
のスライダー42に固着されて該スライダー42
と一体に移動するものであつて、永久磁石又は電
磁石により構成されている。該磁石41およびス
ライダー42は、前記後方ストツパ7と側方スト
ツパ8との相接する隅角部に中心線が向かうよう
にフリーコンベア6に取り付けられたブラケツト
43の開口凹部内に支持されている。このブラケ
ツト43はフリーコンベア6の下方において左右
側面を形成する両側の上下動用の縦ガイド43
a,43aと底面を形成する左右動用の横ガイド
43bとを有し、一方、スライダー42は前後両
側方に突設された摺動シヤフト44,44と後部
下方に突設された摺動ピン45とを有する。
前記摺動シヤフト44,44は、スライダー4
2の両側方に該スライダー42が左右方向に移動
可能に所定間隙をもつて並設された前記ブラケツ
ト43の縦ガイド43a,43aに透設された上
下動用の縦ガイド溝46,46にそれぞれ挿通係
合され、該縦ガイド溝46,46は後方部分が低
く前方部分が高くなるように、後方の低位置から
傾斜して上前方に延びて屈曲し水平な高位置に連
通するように形成され、前記スライダー42はそ
の前後動に伴い上記縦ガイド溝46,46に沿つ
て上下動する。尚、前記摺動シヤフト44,44
が縦ガイド溝46,46の低位置にある時には磁
石41上端面はフリーコンベア6の回転子5の上
端より低く、摺動シヤフト44,44が縦ガイド
溝46,46の高位置にある時には磁石41上端
面は回転子5の上端より高くなるように、前記摺
動シヤフト44,44と縦ガイド溝46,46と
の位置関係が設定されている。
2の両側方に該スライダー42が左右方向に移動
可能に所定間隙をもつて並設された前記ブラケツ
ト43の縦ガイド43a,43aに透設された上
下動用の縦ガイド溝46,46にそれぞれ挿通係
合され、該縦ガイド溝46,46は後方部分が低
く前方部分が高くなるように、後方の低位置から
傾斜して上前方に延びて屈曲し水平な高位置に連
通するように形成され、前記スライダー42はそ
の前後動に伴い上記縦ガイド溝46,46に沿つ
て上下動する。尚、前記摺動シヤフト44,44
が縦ガイド溝46,46の低位置にある時には磁
石41上端面はフリーコンベア6の回転子5の上
端より低く、摺動シヤフト44,44が縦ガイド
溝46,46の高位置にある時には磁石41上端
面は回転子5の上端より高くなるように、前記摺
動シヤフト44,44と縦ガイド溝46,46と
の位置関係が設定されている。
又、前記スライダー42の下面に突設された摺
動ピン45は、スライダー42の下方に設けられ
た前記ブラケツト43の横ガイド43bに透設さ
れた左右動用の横ガイド溝47に挿通係合され、
該横ガイド溝47の形状は第7図に示すように、
ブラケツト43の中心線に対してジグザグ状の中
間部47aと前方の三角状の開放部47bとによ
り形成され、中間部47aのジグザグ状の屈曲は
それぞれ後方ストツパ7および側方ストツパ8に
対して交互に平行となるように形成され、開放部
47bは両側に拡つて前記摺動ピン45を拘束し
ないように設けられている。
動ピン45は、スライダー42の下方に設けられ
た前記ブラケツト43の横ガイド43bに透設さ
れた左右動用の横ガイド溝47に挿通係合され、
該横ガイド溝47の形状は第7図に示すように、
ブラケツト43の中心線に対してジグザグ状の中
間部47aと前方の三角状の開放部47bとによ
り形成され、中間部47aのジグザグ状の屈曲は
それぞれ後方ストツパ7および側方ストツパ8に
対して交互に平行となるように形成され、開放部
47bは両側に拡つて前記摺動ピン45を拘束し
ないように設けられている。
上記スライダー42の前部下面には連結軸48
が下方に立設され、該連結軸48に揺動自在なジ
ヨイント49を介して水平方向に伸縮するシリン
ダ50のロツド51先端部が連結され、該シリン
ダ50はその伸縮方向がブラケツト43の中心線
(両ストツパ7,8の相接する隅角部に向かう
線)と一致し、基端部はフリーコンベア6の底面
に固着された支持具52に摺動可能に枢支されて
いる。
が下方に立設され、該連結軸48に揺動自在なジ
ヨイント49を介して水平方向に伸縮するシリン
ダ50のロツド51先端部が連結され、該シリン
ダ50はその伸縮方向がブラケツト43の中心線
(両ストツパ7,8の相接する隅角部に向かう
線)と一致し、基端部はフリーコンベア6の底面
に固着された支持具52に摺動可能に枢支されて
いる。
上記シリンダ50の伸縮作動により、スライダ
ー42を介して磁石41は両ストツパ7,8の相
接する隅角部に向けて前進もしくは後退すると共
に、その進退に伴つてこの磁石41は、摺動シヤ
フト44が縦ガイド溝46に沿つて前後移動する
ことにより上下方向に出没動し、且つ、摺動ピン
45が横ガイド溝47に沿つて前後移動すること
により左右動し、前進位置ではこの左右動は自由
となるように設けられている。
ー42を介して磁石41は両ストツパ7,8の相
接する隅角部に向けて前進もしくは後退すると共
に、その進退に伴つてこの磁石41は、摺動シヤ
フト44が縦ガイド溝46に沿つて前後移動する
ことにより上下方向に出没動し、且つ、摺動ピン
45が横ガイド溝47に沿つて前後移動すること
により左右動し、前進位置ではこの左右動は自由
となるように設けられている。
位置決め作用を説明すれば、板状体は位置決め
装置2の後方からフリーコンベア6上に供給され
るものであり、その後フリーコンベア6を後方に
傾斜させる。従つて供給された板状体の後辺は、
後方ストツパ7に当接して停止し、次に、フリー
コンベア6を側方に傾斜させ、板状体を後方スト
ツパ7に当てたまゝ滑らせて側辺を側方ストツパ
8に当接して前後、左右共に原点位置に合せて停
止する。
装置2の後方からフリーコンベア6上に供給され
るものであり、その後フリーコンベア6を後方に
傾斜させる。従つて供給された板状体の後辺は、
後方ストツパ7に当接して停止し、次に、フリー
コンベア6を側方に傾斜させ、板状体を後方スト
ツパ7に当てたまゝ滑らせて側辺を側方ストツパ
8に当接して前後、左右共に原点位置に合せて停
止する。
続いて、規正装置40のシリンダ50を伸長さ
せ、磁石41の上昇動により板状体底面に磁石4
1が吸着してフリーコンベア6より板状体の隅部
を若干持ち上げると共に、磁石41の両ストツパ
7,8の相接する隅角部に向かう前進動と、両ス
トツパ7,8と交互に平行となる左右動とによつ
て、前記両ストツパ7,8に当接して停止してい
る板状体をその2辺が両ストツパ7,8に沿つて
完全に密接するように補整移動せしめる。その
際、磁石41の横ガイド溝47のジグザグ部分に
よる両ストツパ7,8に平行な左右動により、こ
の両ストツパ7,8に板状体の隅角先端部が引つ
掛つて停止している場合に、これを外すように移
動させると共に、前進位置での磁石41の左右動
は横ガイド溝47の開放部分によりフリーとな
り、板状体の隅角先端部が常に両ストツパ7,8
の相接する隅角部に合致するように磁石41が従
動的に左右動して正確な位置決めを行う。尚、板
状体が前記傾動装置11により既に完全に両スト
ツパ7,8に密接して位置決めされている場合に
は、磁石41は板状体の下面に吸着した状態でス
ライドするだけで板状体を移動させることはな
く、板状体が傾いて停止している場合にその位置
を補整するものである。
せ、磁石41の上昇動により板状体底面に磁石4
1が吸着してフリーコンベア6より板状体の隅部
を若干持ち上げると共に、磁石41の両ストツパ
7,8の相接する隅角部に向かう前進動と、両ス
トツパ7,8と交互に平行となる左右動とによつ
て、前記両ストツパ7,8に当接して停止してい
る板状体をその2辺が両ストツパ7,8に沿つて
完全に密接するように補整移動せしめる。その
際、磁石41の横ガイド溝47のジグザグ部分に
よる両ストツパ7,8に平行な左右動により、こ
の両ストツパ7,8に板状体の隅角先端部が引つ
掛つて停止している場合に、これを外すように移
動させると共に、前進位置での磁石41の左右動
は横ガイド溝47の開放部分によりフリーとな
り、板状体の隅角先端部が常に両ストツパ7,8
の相接する隅角部に合致するように磁石41が従
動的に左右動して正確な位置決めを行う。尚、板
状体が前記傾動装置11により既に完全に両スト
ツパ7,8に密接して位置決めされている場合に
は、磁石41は板状体の下面に吸着した状態でス
ライドするだけで板状体を移動させることはな
く、板状体が傾いて停止している場合にその位置
を補整するものである。
上記のように完全に原点位置への位置決めが終
了した後、フリーコンベア6を90度又は180度旋
回せしめた後、フリーコンベア6を水平状態にし
て、移送装置4にて板状体を保持して後、磁石4
1を後退させる。このときは開放部47b後端の
傾斜面に摺動ピン45が接触してジグザグ状の溝
47aに係合する。そして後方ストツパ7および
側方ストツパ8を没入して開放し、板状体はシヤ
ー装置3に移送される。シヤー作業が終了した場
合、又は板状体をフリーコンベア6にて支える必
要がなくなつた場合には、フリーコンベア6を旋
回して元の状態に戻し、次の板状体の位置決めを
行うものである。
了した後、フリーコンベア6を90度又は180度旋
回せしめた後、フリーコンベア6を水平状態にし
て、移送装置4にて板状体を保持して後、磁石4
1を後退させる。このときは開放部47b後端の
傾斜面に摺動ピン45が接触してジグザグ状の溝
47aに係合する。そして後方ストツパ7および
側方ストツパ8を没入して開放し、板状体はシヤ
ー装置3に移送される。シヤー作業が終了した場
合、又は板状体をフリーコンベア6にて支える必
要がなくなつた場合には、フリーコンベア6を旋
回して元の状態に戻し、次の板状体の位置決めを
行うものである。
尚、フリーコンベア6の前方への旋回時には、
フリーコンベア6は傾斜状態のまゝ、図示の場合
では右回りに側方ストツパ8が回転前方となるよ
うな旋回方向で旋回させて、フリーコンベア6の
隅角部がシヤー装置3の支柱3aの手前からテー
ブル3bの下方を通過して互いに干渉しないよう
にし、後方に戻す場合には同様にして逆旋回させ
て衝突を防止する。
フリーコンベア6は傾斜状態のまゝ、図示の場合
では右回りに側方ストツパ8が回転前方となるよ
うな旋回方向で旋回させて、フリーコンベア6の
隅角部がシヤー装置3の支柱3aの手前からテー
ブル3bの下方を通過して互いに干渉しないよう
にし、後方に戻す場合には同様にして逆旋回させ
て衝突を防止する。
(発明の効果)
この発明は前述したように、ガイドの左右動用
の部分が両ストツパと交互に平行となるジグザグ
状の部分を有するようにしたので、両ストツパに
板状体の隅角先端部が引つ掛つて停止している場
合でも、これを容易に移動させ得る。しかもジグ
ザグ状の部分の前端には開放部分を設けているの
で、その部分では磁石が自由に左右動でき、前述
ジグザグ状部分による磁石の案内にもかかわら
ず、なおも板状体が両ストツパに引つ掛つている
場合でも、これを解放し、正確に位置決めでき
る。
の部分が両ストツパと交互に平行となるジグザグ
状の部分を有するようにしたので、両ストツパに
板状体の隅角先端部が引つ掛つて停止している場
合でも、これを容易に移動させ得る。しかもジグ
ザグ状の部分の前端には開放部分を設けているの
で、その部分では磁石が自由に左右動でき、前述
ジグザグ状部分による磁石の案内にもかかわら
ず、なおも板状体が両ストツパに引つ掛つている
場合でも、これを解放し、正確に位置決めでき
る。
第1図は本発明位置決め装置を有するシヤーリ
ング装置を一部切除して示す側面図、第2図は位
置決め装置の概略平面図、第3図は第2図のA−
A線に沿う断面図、第4図は後方ストツパの昇降
機構を示す正面図、第5図は規正装置を示す第2
図のB部拡大平面図、第6図は第5図のC−C線
に沿う断面図、第7図は第6図のD−D線に沿う
断面図である。 1……シヤーリング装置、2……位置決め装
置、3……シヤー装置、4……移送装置、5……
回転子、6……フリーコンベア、7……後方スト
ツパ、8……側方ストツパ、9……移動手段、1
0……旋回手段、11……傾動装置、40……規
正装置、41……磁石、42……スライダー、4
3……ブラケツト、43a……縦ガイド、43b
……横ガイド、44……摺動シヤフト、45……
摺動ピン、46……縦ガイド溝、47……横ガイ
ド溝、47a……中間部、47b……開放部、4
8……連結軸、49……ジヨイント、50……シ
リンダ、51……ロツド。
ング装置を一部切除して示す側面図、第2図は位
置決め装置の概略平面図、第3図は第2図のA−
A線に沿う断面図、第4図は後方ストツパの昇降
機構を示す正面図、第5図は規正装置を示す第2
図のB部拡大平面図、第6図は第5図のC−C線
に沿う断面図、第7図は第6図のD−D線に沿う
断面図である。 1……シヤーリング装置、2……位置決め装
置、3……シヤー装置、4……移送装置、5……
回転子、6……フリーコンベア、7……後方スト
ツパ、8……側方ストツパ、9……移動手段、1
0……旋回手段、11……傾動装置、40……規
正装置、41……磁石、42……スライダー、4
3……ブラケツト、43a……縦ガイド、43b
……横ガイド、44……摺動シヤフト、45……
摺動ピン、46……縦ガイド溝、47……横ガイ
ド溝、47a……中間部、47b……開放部、4
8……連結軸、49……ジヨイント、50……シ
リンダ、51……ロツド。
Claims (1)
- 1 全方向に転動可能な回転子が配設されたフリ
ーコンベアの相接する2辺にそれぞれ互いに直交
するストツパを設けて上記フリーコンベア上の板
状体を位置決めするべくしたシヤーリング装置等
の板状体処理装置において、上記板状体に吸着す
る磁石と、該磁石を出没かつ左右動させるべく案
内するガイドと、上記磁石に連係され上記ガイド
に沿つて前記両ストツパの相接する隅角部に向け
て進退させる単一の動力手段とを備え、上記ガイ
ドの左右動用の部分は、上記磁石を両ストツパと
平行に左右動させるべく上記両ストツパと交互に
平行となるジグザグ状の部分を有し、しかもこの
ガイドのジグザグ状の部分は、前進位置での磁石
の左右動を自由にするべく前端に開放部分を含ん
でなる、板状体位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10728378A JPS5537224A (en) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | Plate positioning device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10728378A JPS5537224A (en) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | Plate positioning device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5537224A JPS5537224A (en) | 1980-03-15 |
| JPS6232048B2 true JPS6232048B2 (ja) | 1987-07-13 |
Family
ID=14455144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10728378A Granted JPS5537224A (en) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | Plate positioning device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5537224A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106181440A (zh) * | 2016-08-24 | 2016-12-07 | 德马科起重机械有限公司 | 一种可行走式钢板切割台架 |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP10728378A patent/JPS5537224A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5537224A (en) | 1980-03-15 |
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