JPH092791A - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JPH092791A
JPH092791A JP15374795A JP15374795A JPH092791A JP H092791 A JPH092791 A JP H092791A JP 15374795 A JP15374795 A JP 15374795A JP 15374795 A JP15374795 A JP 15374795A JP H092791 A JPH092791 A JP H092791A
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JP
Japan
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link
links
spiral shaft
lift device
frame
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JP15374795A
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Inventor
Naoyuki Ando
直幸 安藤
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベースフレーム12に、上下に伸縮自在な左右
一対の昇降用リンク装置13a,13bを介して、左右一対
の昇降フレーム14a,14bを設け、各昇降用リンク装置
13a,13bを中央部で交差する内側リンク15と外側リン
ク16とから鋏状に構成し、両内側リンク15間に、両内側
リンク15同士を連結する筒状の第1連結杆25を設け、第
1連結杆25の内部に、両内側リンク15の中央部を貫通し
て両外側リンク16同士を連結する第2連結杆26を挿入
し、ベースフレーム12に、両昇降用リンク装置13a,13
bを同期駆動させる駆動装置33を設けた。 【効果】 第1連結杆25内に第2連結杆26を挿入しかつ
ベースフレーム12に駆動装置33を設けたため、両昇降用
リンク装置13a,13b間のスペースを容易に削減するこ
とができ、したがってリフト装置10の高さを低減するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷を昇降させるリフト
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリフト装置としては例え
ば図9〜図11に示されるものがある。すなわち、ベース
フレーム71には、上下方向に伸縮自在な左右一対の昇降
用リンク装置72を介して、昇降自在な昇降テーブル73が
設けられている。上記両昇降用リンク装置72はそれぞ
れ、中央で交差する内側リンク74と外側リンク75とから
鋏状に構成されている。上記昇降テーブル73は、平面視
で四角形に形成されており、左右一対の内側リンク74の
上端間と左右一対の外側リンク75の上端間に支持されて
いる。
【0003】両昇降用リンク装置72間には、これら両昇
降用リンク装置72を同期駆動させる駆動装置76が設けら
れている。この駆動装置76は、両昇降用リンク装置72の
中心部間に連結されたブラケット77と、このブラケット
77に設けられた電動機78と、この電動機78により回転駆
動される螺旋軸79と、この螺旋軸79に螺合して各リンク
74,75の長さ方向(前後方向)へ横往復移動自在な移動
フレーム80と、この移動フレーム80の両端に設けられた
遊転自在な作動ローラ81とにより構成されている。この
作動ローラ81は、内側リンク74の上半分に形成された円
弧状の上部スロープ面82と外側リンク75の下半分に形成
された円弧状の下部スロープ面83との間に挟まれ、前後
方向の移動によって内側リンク74と外側リンク75とを開
閉させる。
【0004】また、両内側リンク74の上部間(遊端部
間)は第1連結軸84で連結され、両外側リンク75の下部
間(遊端部間)は第2連結軸85で連結されている。さら
に、昇降テーブル73の上面には、荷87を直接受ける荷受
け部材86が設けられており、これにより、荷87と昇降テ
ーブル73との間にフォーク挿入スペース88が形成され
る。
【0005】これによると、電動機78が駆動して螺旋軸
79が回転することにより、移動フレーム80が移動し、作
動ローラ81が上部スロープ面82と下部スロープ面83との
間に挟まれた状態で前後方向へ移動する。図9の実線に
示すように、作動ローラ81が昇降用リンク装置72の中心
側へ移動した場合、内側リンク74と外側リンク75とが開
いて昇降テーブル73が上昇し、図9の仮想線に示すよう
に、作動ローラ81が昇降用リンク装置72の中心側から離
間する方向へ移動した場合、内側リンク74と外側リンク
75とが閉じて昇降テーブル73が下降する。
【0006】また、両内側リンク74間を第1連結軸84で
連結することにより、内側リンク74の幅方向(左右方
向)のがたつきを防止し、同様に、両外側リンク75間を
第2連結軸85で連結することにより、外側リンク75の幅
方向(左右方向)のがたつきを防止していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、駆動装置76は両昇降用リンク装置72の側
に設けられているため、図9の仮想線に示すように昇降
テーブル73を下限位置まで下降させた際のリフト装置89
の高さHを低減することは困難であった。
【0008】また、昇降テーブル73に対して、シングル
タイプのフォーク90を用いて荷87を出し入れする場合、
荷受け部材86を設けることによって昇降テーブル73の上
方にフォーク挿入スペース88を確保しているが、荷受け
部材86を設けたことによりリフト装置89の高さHが増大
するといった問題があった。
【0009】さらに、両昇降用リンク装置72間には、駆
動装置76と、前後一対の第1連結軸84と第2連結軸85が
存在するため、両昇降用リンク装置72間のスペースを削
減することは困難であり、したがって、益々、リフト装
置89の高さHを低減することは困難となった。
【0010】また、螺旋軸79に上下方向および左右方向
の曲げモーメントが作用した場合、これら曲げモーメン
トを逃がすことができず、過大な曲げモーメントによ
り、螺旋軸79や移動フレーム80が損傷するおそれがあっ
た。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、高さ
が低減され、螺旋軸に作用した曲げモーメントを逃がす
ことができるリフト装置を提供することを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明におけるリフト装置は、ベースフレーム
に、上下方向に伸縮自在な左右一対の昇降用リンク装置
を介して、昇降自在な左右一対の昇降フレームを設け、
上記両昇降用リンク装置をそれぞれ中央部で交差する内
側リンクと外側リンクとから鋏状に構成し、両内側リン
ク間に、これら両内側リンク同士を連結する筒状の第1
連結杆を設け、この第1連結杆の内部に、両内側リンク
の中央部を貫通して両外側リンク同士を連結する第2連
結杆を挿入し、ベースフレームに、両昇降用リンク装置
を同期駆動させる駆動装置を設けたものである。
【0013】本第2発明におけるリフト装置は、駆動装
置は、内外いずれかのリンクの下端部間に連結された移
動フレームと、この移動フレームをリンクの長さ方向に
横往復移動させる作動装置とから構成されているもので
ある。
【0014】本第3発明におけるリフト装置は、作動装
置は、移動フレームに設けられたナット体と、このナッ
ト体に螺合する回動自在な螺旋軸と、この螺旋軸の一端
に連結された減速機と、この減速機に連結されて上記螺
旋軸を回転駆動させる電動機とから構成されているもの
である。
【0015】本第4発明におけるリフト装置は、ベース
フレームに、横軸を介して上下方向に揺動自在な支持ブ
ラケットを設け、この支持ブラケットに減速機を支持
し、縦軸を介して移動フレームをナット体に対して左右
方向に揺動自在に連結したものである。
【0016】
【作用】上記本第1発明の構成によると、第1連結杆で
両内側リンク同士を連結したため、内側リンクの幅方向
(左右方向)のがたつきを防止できる。また、第2連結
杆で両外側リンク同士を連結したため、外側リンクの幅
方向(左右方向)のがたつきを防止できる。
【0017】さらに、第1連結杆の内部に第2連結杆を
挿入し、かつベースフレームに駆動装置を設けたため、
両昇降用リンク装置間のスペースを容易に削減すること
ができ、したがって、リフト装置の高さを低減すること
が可能である。
【0018】また、昇降フレームを左右一対設けたた
め、両昇降フレーム間をフォーク挿入スペースとして利
用することができ、従来のように荷受け部を設けて昇降
テーブルの上方にフォーク挿入スペースを確保すること
は不要となる。したがってリフト装置の高さをより一層
低減することが可能である。
【0019】上記本第2発明の構成によると、作動装置
を作動させて移動フレームを横方向に移動させることに
より、内側リンクと外側リンクとの交差角度が増減して
両昇降用リンク装置が上下方向に伸縮し、以て、両昇降
フレームが同期して昇降する。
【0020】上記本第3発明の構成によると、電動機を
駆動することにより螺旋軸が回転し、ナット体が螺旋軸
の長さ方向に送られるため移動フレームが横方向に移動
し、以て、昇降フレームが同期して昇降する。
【0021】上記本第4発明の構成によると、減速機が
支持ブラケットとともに横軸を介して上下方向に揺動す
ることにより、螺旋軸に作用する上下方向の曲げモーメ
ントを逃がすことができる。さらに、移動フレームが縦
軸を介して左右方向に揺動することにより、螺旋軸に作
用する左右方向の曲げモーメントを逃がすことができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1〜図6に基
づいて説明する。図5,図6に示すように、1は自動倉
庫であり、一対の棚2と、両棚2間に形成された走行経
路3を走行自在なスタッカクレーン4とにより構成され
ている。このスタッカクレーン4には、荷5を棚2に対
して出し入れするシングルタイプのフォーク6が備えら
れている。上記各棚2の端部外方には荷捌き場7が形成
され、この荷捌き場7には、荷捌き用コンベヤ8が設置
されている。各荷捌き用コンベヤ8の左右一対のコンベ
ヤフレーム9の端部間には、この荷捌き用コンベヤ8と
スタッカクレーン4のフォーク6との間で荷を受け渡し
するリフト装置10が据付けられている。
【0023】以下に、上記リフト装置10の構成を説明す
る。すなわち、図1〜図3に示すように、ベースフレー
ム12には、上下方向に伸縮自在な左右一対の昇降用リン
ク装置13a,13bを介して、昇降自在な左右一対の昇降
フレーム14a,14bが設けられている。上記昇降用リン
ク装置13a,13bはそれぞれ、中央部で交差する内側リ
ンク15と外側リンク16とから鋏状に構成されている。上
記内側リンク15の下端はリンクシャフト17を介してベー
スフレーム12に上下回動自在に連結され、上記外側リン
ク16の上端はリンクシャフト18を介して各昇降フレーム
14a,14bの下部に上下回動自在に連結されている。
【0024】また、両内側リンク15の上端にはそれぞれ
遊転自在な上部ローラ19が設けられている。各上部ロー
ラ19は、昇降フレーム14a,14bを支持しながら、昇降
フレーム14a,14bの下面に前後方向に形成された溝部
20を走行する。両外側リンク16の下端にはそれぞれ遊転
自在な下部ローラ21が設けられている。各下部ローラ21
は、昇降フレーム14a,14bを支持しながら、ベースフ
レーム12に設けられたレール22上を前後方向に走行す
る。
【0025】上記両内側リンク15の中央部間は円筒状の
第1連結杆25で連結されている。この第1連結杆25の内
部には、両内側リンク15の中央部を貫通して両外側リン
ク16間を連結する丸棒状の第2連結杆26が挿入されてい
る。すなわち、図3に示すように、第1連結杆25の両端
には、内側リンク15の中央部内側面に当付けられるフラ
ンジ部27が備えられ、各フランジ部27は複数本のねじ28
により内側リンク15に連結されている。また、第2連結
杆26の端面には、複数本のねじ29を介して外側リンク16
が連結されている。内側リンク15の中央部には、外側リ
ンク16の中央部に形成された円形の凹部30に回動自在に
嵌入された円形の凸部31と、上記第2連結杆26が貫通す
る貫通孔32とが形成されている。
【0026】ベースフレーム12には、両昇降用リンク装
置13a,13bを同期駆動させる駆動装置33が設けられて
いる。この駆動装置33は、両外側リンク16の下端部間に
連結された移動フレーム34と、この移動フレーム34を前
後方向に往復移動させる作動装置35とから構成されてい
る。上記移動フレーム34は、図1と図4に示すように、
上下一対の横板部36と、両横板部36間に連結された左右
一対の縦部材37とにより構成されている。
【0027】さらに、上記作動装置35は、移動フレーム
34に設けられたナット体39と、このナット体39に螺合す
る回動自在な螺旋軸40と、この螺旋軸40の一端に連結さ
れた減速機41と、この減速機41に連結されて上記螺旋軸
40を回転駆動させる電動機42とから構成されている。
尚、図1に示すように平面視において、上記電動機42と
螺旋軸40は減速機41を介して直角方向(L形状)に配置
されている。
【0028】このうち、図1,図4に示すように、上記
螺旋軸40は両昇降用リンク装置13a,13b間の中心に前
後方向に設けられ、螺旋軸40の外周面にはボールネジが
形成されている。また、上記減速機41は支持ブラケット
43を介してベースフレーム12に設けられている。この支
持ブラケット43は、減速機41が取付けられかつ螺旋軸40
の一端が貫通する取付板44と、この取付板44から螺旋軸
40の一端部の左右両側方へ突出する左右一対のアーム板
45とから構成されている。また、ベースフレーム12には
左右一対の支持フレーム46が立設され、上記支持ブラケ
ット43は、左右方向に一対設けられた横ピン47(横軸の
一例)を介して、上下揺動自在に両支持フレーム46間に
支持されている。
【0029】また、上記ナット体39の端部には、螺旋軸
40の他端部が挿通可能である四角形の筒体48が前後方向
に設けられている。この筒体48の上面と下面とにはそれ
ぞれ縦ピン49(縦軸の一例)が設けられ、上記移動フレ
ーム34の上下両横板部36は両縦ピン49に左右揺動自在に
外嵌されている。
【0030】以下、上記構成における作用を説明する。
例えば、出庫時、スタッカクレーン4が棚2から荷を取
り出して荷捌き場7まで搬出した際、図2の仮想線で示
すように、リフト装置10の両昇降フレーム14a,14bが
上昇し、荷がスタッカクレーン4のフォーク6から両昇
降フレーム14a,14bに載置される。その後、図2の実
線で示すように、両昇降フレーム14a,14bが下降する
ことにより、荷は、リフト装置10から荷捌き用コンベヤ
8上に載置され、荷捌き用コンベヤ8により搬送され
る。
【0031】また、入庫時においては、荷が荷捌き用コ
ンベヤ8により荷捌き場7まで搬送され、その後、リフ
ト装置10の両昇降フレーム14a,14bが上昇して荷を荷
捌き用コンベヤ8の上方へ持ち上げる。そして、荷は、
スタッカクレーン4のフォーク6により両昇降フレーム
14a,14bから受け渡され、スタッカクレーン4により
棚2に収納される。
【0032】上記リフト装置10の昇降駆動は以下のよう
に行われる。すなわち、電動機42を駆動することにより
減速機41を介して螺旋軸40が回転し、ナット体39が螺旋
軸40の長さ方向に送られるため図4の仮想線で示すよう
に移動フレーム34が減速機41の方向へ移動し、上部ロー
ラ19が溝部20を走行して両内側リンク15が下端を中心に
上方へ回動して立ち上がるとともに、下部ローラ21がレ
ール22上を走行して両外側リンク16が上端を中心に下方
へ回動して立ち上がる。これにより、図2の仮想線で示
すように、両昇降用リンク装置13a,13bが同期して上
方へ伸長し、両昇降フレーム14a,14bが上昇する。
【0033】これとは逆に、電動機42を逆駆動すること
により螺旋軸40が逆回転し、移動フレーム34が減速機41
から離間する方向へ移動するため、図2の実線で示すよ
うに、両昇降用リンク装置13a,13bが同期して下方へ
短縮し、両昇降フレーム14a,14bが下降する。
【0034】この際、第1連結杆25で両内側リンク15同
士を連結したため、内側リンク15の左右方向のがたつき
を防止できる。また、第2連結杆26で両外側リンク16同
士を連結したため、外側リンク16の左右方向のがたつき
を防止できる。
【0035】さらに、第1連結杆25の内部に第2連結杆
26を挿入しかつベースフレーム12の側に駆動装置33を一
式設けたため、一方の昇降用リンク装置13aと他方の昇
降用リンク装置13bとの間のスペースを容易に削減する
ことができ、したがって、図2に示すように、リフト装
置10の高さHを低減することが可能である。
【0036】また、昇降フレーム14a,14bを左右一対
の設けたため、図6に示すように、一方の昇降フレーム
14aと他方の昇降フレーム14bとの間をフォーク挿入ス
ペース51として利用することができるため、従来のよう
に荷受け部を設けて昇降テーブルの上方にフォーク挿入
スペースを確保することは不要となる。したがってリフ
ト装置10の高さHをより一層低減することが可能であ
る。
【0037】また、電動機42を駆動した際、図4の仮想
線で示すように、減速機41が支持ブラケット43とともに
横ピン47を介して上下方向イに揺動することにより、螺
旋軸40に作用する上下方向の曲げモーメントを逃がすこ
とができる。さらに、図1の仮想線で示すように、移動
フレーム34が上下両縦ピン49を介して左右方向ロに揺動
することにより、螺旋軸40に作用する左右方向の曲げモ
ーメントを逃がすことができる。したがって、曲げモー
メントによる螺旋軸40と減速機41および移動フレーム34
の損傷を防止し得る。
【0038】また、ベースフレーム12の側に駆動装置33
を一式設けたため、駆動装置33のレイアウトを容易に変
更することができる。これにより、第2実施例として図
7に示すように、平面視において、減速機41を介して電
動機42と螺旋軸40とを一直線上に配列することが可能で
ある。このようなレイアウトにより、一方の昇降フレー
ム14aと他方の昇降フレーム14bとの間隔51を第1実施
例のものに比べて容易に狭くすることが可能となり、小
さな荷を取り扱うことができる。
【0039】さらに、第1実施例では図6に示すように
荷捌き用コンベヤ8の左右一対のコンベヤフレーム9間
にリフト装置10を設置したが、これに限らず、第3実施
例として図8に示すように、リフト装置10を床53に掘っ
たピット54内に据付けてもよい。これにより、リフト装
置10とハンドリフト55との間で荷を受け渡しすることが
可能となる。この場合でも、リフト装置10の高さを低減
し得るため、ピット54の深さを浅くすることができる。
【0040】上記実施例では作動装置35の一例としてナ
ット体39と螺旋軸40と減速機41と電動機42とを用いた
が、これに限らず、シリンダ装置を用い、このシリンダ
装置の本体をベースフレーム12に取付けるとともにピス
トンロッドの先端を移動フレーム34に取付てもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、第1
連結杆の内部に第2連結杆を挿入し、かつベースフレー
ムに駆動装置を設けたため、両昇降用リンク装置間のス
ペースを容易に削減することができ、したがって、リフ
ト装置の高さを低減することが可能である。
【0042】また、昇降フレームを左右一対設けたた
め、両昇降フレーム間をフォーク挿入スペースとして利
用することができ、従来のように荷受け部を設けて昇降
テーブルの上方にフォーク挿入スペースを確保すること
は不要となる。したがってリフト装置の高さをより一層
低減することが可能である。
【0043】本第2発明によれば、作動装置を作動させ
て移動フレームを横方向に移動させることにより、内側
リンクと外側リンクとの交差角度が増減して両昇降用リ
ンク装置が上下方向に伸縮し、以て、両昇降フレームが
同期して昇降する。
【0044】本第3発明によれば、電動機を駆動するこ
とにより螺旋軸が回転し、ナット体が螺旋軸の長さ方向
に送られるため移動フレームが横方向に移動し、以て、
昇降フレームが同期して昇降する。
【0045】本第4発明によれば、減速機が支持ブラケ
ットとともに横軸を介して上下方向に揺動することによ
り、螺旋軸に作用する上下方向の曲げモーメントを逃が
すことができる。さらに、移動フレームが縦軸を介して
左右方向に揺動することにより、螺旋軸に作用する左右
方向の曲げモーメントを逃がすことができる。したがっ
て、曲げモーメントによる螺旋軸と減速機および移動フ
レームの損傷を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるリフト装置の上部
を切欠いた平面図である。
【図2】同リフト装置の側面図である。
【図3】図2におけるA−A矢視図である。
【図4】同リフト装置の駆動装置の一部切欠き側面図で
ある。
【図5】同リフト装置が設けられた自動倉庫の平面図で
ある。
【図6】同リフト装置が設けられた自動倉庫の斜視図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例におけるリフト装置の平面
図である。
【図8】本発明の第3実施例としてピット内に据付けら
れたリフト装置の斜視図である。
【図9】従来例におけるリフト装置の側面図である。
【図10】従来例におけるリフト装置の平面図である。
【図11】従来例におけるリフト装置の上部を切欠いた
平面図である。
【符号の説明】
10 リフト装置 12 ベースフレーム 13a,13b 昇降用リンク装置 14a,14b 昇降フレーム 15 内側リンク 16 外側リンク 25 第1連結杆 26 第2連結杆 33 駆動装置 34 移動フレーム 35 作動装置 39 ナット体 40 螺旋軸 41 減速機 42 電動機 43 支持ブラケット 47 横ピン(横軸) 49 縦ピン(縦軸)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフレームに、上下方向に伸縮自在
    な左右一対の昇降用リンク装置を介して、昇降自在な左
    右一対の昇降フレームを設け、上記両昇降用リンク装置
    をそれぞれ中央部で交差する内側リンクと外側リンクと
    から鋏状に構成し、両内側リンク間に、これら両内側リ
    ンク同士を連結する筒状の第1連結杆を設け、この第1
    連結杆の内部に、両内側リンクの中央部を貫通して両外
    側リンク同士を連結する第2連結杆を挿入し、ベースフ
    レームに、両昇降用リンク装置を同期駆動させる駆動装
    置を設けたことを特徴とするリフト装置。
  2. 【請求項2】 駆動装置は、内外いずれかのリンクの下
    端部間に連結された移動フレームと、この移動フレーム
    をリンクの長さ方向に横往復移動させる作動装置とから
    構成されていることを特徴とする請求項1記載のリフト
    装置。
  3. 【請求項3】 作動装置は、移動フレームに設けられた
    ナット体と、このナット体に螺合する回動自在な螺旋軸
    と、この螺旋軸の一端に連結された減速機と、この減速
    機に連結されて上記螺旋軸を回転駆動させる電動機とか
    ら構成されていることを特徴とする請求項2記載のリフ
    ト装置。
  4. 【請求項4】 ベースフレームに、横軸を介して上下方
    向に揺動自在な支持ブラケットを設け、この支持ブラケ
    ットに減速機を支持し、縦軸を介して移動フレームをナ
    ット体に対して左右方向に揺動自在に連結したことを特
    徴とする請求項3記載のリフト装置。
JP15374795A 1995-06-21 1995-06-21 リフト装置 Pending JPH092791A (ja)

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JP (1) JPH092791A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556892A (zh) * 2012-02-20 2012-07-11 上海大学 电动剪式升降平台
CN103508372A (zh) * 2012-06-21 2014-01-15 株式会社名机工 工作台升降装置

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CN102556892A (zh) * 2012-02-20 2012-07-11 上海大学 电动剪式升降平台
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