JPH05315Y2 - - Google Patents

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JPH05315Y2
JPH05315Y2 JP1986063998U JP6399886U JPH05315Y2 JP H05315 Y2 JPH05315 Y2 JP H05315Y2 JP 1986063998 U JP1986063998 U JP 1986063998U JP 6399886 U JP6399886 U JP 6399886U JP H05315 Y2 JPH05315 Y2 JP H05315Y2
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JP
Japan
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lift bar
lift
free bearing
workpiece
stopper
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JPS62179188U (ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はレーザ加工機で加工するワークをテ
ーブル上に搬入出及び位置決めするためのワーク
リフタに関する。
従来の技術 従来レーザ加工機ではワークを加工する場合、
レーザ加工機本体のテーブル上にワークを載置し
て加工を行つているが、上記テーブル上へワーク
を搬入したり位置決めを容易とするため、テーブ
ル上にフリーベアリングを設けている。上記フリ
ーベアリングは回転自在なボールを有していて、
このボール上にワークを載置することにより、テ
ーブル上でワークが自由に移動できるようになつ
ており、ワーク加工時にはフリーベアリングを旋
回させて、テーブル上面より退避させている(例
えば実開昭59−124679号公報)。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のレーザ加工機では、ワークの位置決
め後フリーベアリングを下降させてテーブル上面
より退避させる構造のため、ワーク加工時に発生
する熱の影響を受けてボールの回転が悪くなり、
その結果ワークの位置決めが円滑にできなくなる
不都合がある。
またフリーベアリングの退避位置がワーク加工
位置に近いため、加工時発生したドロスがボール
表面に付着してボールを損傷し、フリーベアリン
グの寿命を早期に低下させるなどの不具合もあつ
た。
この考案は上記不具合を改善させるためになさ
れたもので、加工時発生する熱やドロスなどによ
りフリーベアリングのボールの回転が悪くなつた
り、ボール表面が損傷されることのないレーザ加
工機のワークリフタを提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段及び作用 この考案は上記目的を達成するために、レーザ
加工機で加工すべきワークの搬入と位置決め及び
検出を行うワークリフタにおいて、水平方向へ移
動自在なスライドレールによりリンク及びレバを
介して回動される回転軸を設け、この回転軸にリ
フトアームの基端部を固着し、リフトアームの先
端には、上面にフリーベアリングが設けられ、か
つ付勢手段により回転方向に付勢されたリフトバ
ンを設けると共に、上記リフトバーの上昇位置近
傍には、リフトバーの上面に設けられたフリーベ
アリングが上向きとなる位置にリフトバーの回転
を固定するストツパを、またリフトバーの下降位
置近傍には、リフトバーの上面に設けられたフリ
ーベアリングが斜め下向きとなる位置にリフトバ
ーの回転を固定するストツパを設けたもので、ワ
ーク加工時フリーベアリングがワーク加工位置よ
り十分離れた位置に下降され、かつフリーベアリ
ングが斜め下向きとなるため、加工中の熱の影響
を受けたり、ドロスなどがボールに付着すること
がない。
実施例 この考案を図示の一実施例を参照して詳述す
る。
図において1はレーザ加工機の本体で、ワーク
2の搬入側及び搬出側に、上面にフリーベアリン
グ3のボール3aが突出した補助テーブル4が、
そして加工位置に剣山テーブル5が設けられてい
る。
上記補助テーブル4を支持する本体1内には、
下部にローラ6に支承されたスライドレール7が
設けられており、このスライドレール7は図示し
ないシリンダなどの駆動源により水平方向へ移動
自在となつていると共に、上記スライドレール7
にほぼへ字形をなすリンク8の下端がピン9によ
り枢着されている。
なお上記リンク8は互に対向する位置に複数個
所設けられているが、図では1個所のみ示してい
る。一方上記各リンク8の上端は、回転軸10に
キー止めされたレバ11の先端にピン9′により
枢着されている。上記回転軸10は両端側が本体
1のフレーム1aに軸受け12を介して支承され
ていて、上記スライドレール7の移動に伴いリン
ク8及びレバ11を介して正逆回転されるように
なつていると共に、上記回転軸10の剣山テーブ
ル5側端部には、リフトアーム13の基端部が固
着されている。
上記リフトアーム13はほぼへ字形をなしてい
て、互に対向する位置に設けられたリフトアーム
13の先端間に、リフトバー14の両端側に突設
された軸部14aが回転自在に支承されている。
上記リフトバー14はリフトアーム13の先端
間に横架されていて、上昇時上面となる面に複数
個のフリーベアリング15がボール15aの一部
が上面より上方へ突出するよう間隔的に埋設され
ている。
また上記リフトバー14の軸部14a先端には
レバ16の基端部がピン止めされていると共に、
このレバ16には一端側が上記リフトアーム13
に係止されたつる巻ばね17の他端が係止されて
いる。そして上記レバ16の先端にはリフトバー
14が上昇されたときにフレーム1aに設けられ
た固定用ストツパ18に当接するロツクピン19
が、またリフトアーム13の先端にはストツパピ
ン20がそれぞれ突設されている。
上記固定用ストツパ18は下面側に傾斜面18
aを有するクサビ状をなしていて、リフトアーム
13が上昇した際レバ16に設けたロツクピン1
9が傾斜面18aに当接するようになつている。
これによつてレバ16を介してリフトバー14
が回転して、リフトバー14の上面が補助テーブ
ルと同一平面になると共に、ロツクピン19はリ
フトアーム13より突設されたストツパピン20
と固定用ストツパ18の傾斜面18aの間に挾持
されて、リフトバー14がその位置に固定される
ようになつている。
一方上記固定用ストツパ18の下方には上面側
に傾斜面を有する回転用ストツパ21がフレーム
1aに固定されて設置されている。
そして上記リフトアーム13の先端が下降され
ると、この回転用ストツパ21の傾斜面21aに
レバ16のロツクピン19が当接して、フリーベ
アリング15のボール15aが下方を向くように
リフトバー14が回転されるようになつている。
次に第4図を混えて作用を説明すると、レーザ
加工機へワーク2を搬入するに際しては、スライ
ドレール7を右方向へ移動してリンク8を第4図
仮想線に示す位置から実線に示す位置へ起立させ
る。
これによつてレバ11を介して回転軸10が回
転され、回転軸10に取付けられたリフトアーム
13が第4図仮想線で示す位置から実線に示す位
置へ回動されると共に、いままでフリーベアリン
グ15が下向きとなるよう回転用ストツパ21で
回転されていたリフトバー14がつる巻ばね17
の付勢力で第4図イ→ロ→ハ→ニを経てへの位置
へ回転される。一方リフトアーム13が上限に達
するとレバ16に設けられたロツクピン19が固
定用ストツパ18の傾斜面18aに当接し、さら
に傾斜面18aとリフトアーム13により突設さ
れたストツパピン20の間に挾入されるため、リ
フトバー14は上面が補助テーブル4の上面と同
一平面となつた位置で固定される。
この状態で補助テーブル4側よりフリーベアリ
ング3上に移動させてワーク2を剣山テーブル5
側へ搬入し、さらにリフトバー14上のフリーベ
アリング3を利用してワーク2を加工位置へ位置
決めする。ワーク2の搬入及び位置決めが完了し
たら、スライドレール7を左方へ移動させること
により、上記の逆の動作でリフトアーム13が下
降されると共に、リフトアーム13の先端が下限
に達すると、回転用ストツパ21の傾斜面21a
にロツクピン19が当接して、フリーベアリング
15が下向きとなるようリフトバー14が回転さ
れるため、加工時発生したドロスがフリーベアリ
ング15のボール15aに付着することがない。
またワークの加工が完了したら、再びリフトア
ーム13を上昇させて剣山テーブル5上のワーク
2を下方よりリフトさせることにより、フリーベ
アリング15を利用して加工済ワーク2の搬出が
行なえると共に、デツトポイント付近でワーク2
のリフトを行うため、小さな力でワーク2のリフ
トが可能となり、駆動源に小型のシリンダが採用
できる。
考案の効果 この考案は以上詳述したように、テーブル上に
搬入されたワークを下方からフリーベアリングを
介して支持するリフトバーを、ワーク加工中はワ
ークの加工位置より十分離れた下方に退避できる
ようにしたことから、ワーク加工中発生する熱の
影響を受けてボールの回転が悪くなることがない
ため、長期に亘つてワークの位置決めが円滑かつ
精度よく行えると共に、退避時フリーベアリング
が斜め下向きとなるため、加工中発生したドロス
などがボールの表面に付着することもない。
これによつてドロスによりボール表面が損傷さ
れることもないため、フリーベアリングの寿命が
早期に低下するなどの不具合も解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は断面図、第3図はリフトアーム付
近の一部切欠平面図、第4図は作用説明図であ
る。 2……ワーク、13はリフトアーム、14はリ
フトバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ加工機で加工すべきワーク2の搬入と位
    置決め及び搬出を行うワークリフタにおいて、水
    平方向へ移動自在なスライドレール7によりリン
    ク8及びレバ11を介して回動される回転軸10
    を設け、この回転軸11にリフトアーム13の基
    端部を固着し、リフトアーム13の先端には、上
    面にフリーベアリングが設けられ、かつ付勢手段
    により回転方向に付勢されたリフトバー14を設
    けると共に、上記リフトバー14の上昇位置近傍
    には、リフトバー14の上面に設けられたフリー
    ベアリング15が上向きとなる位置にリフトバー
    14の回転を固定するストツパ18を、またリフ
    トバー14の下降位置近傍には、リフトバー14
    の上面に設けられたフリーベアリング15が斜め
    下向きとなる位置にリフトバー14の回転を固定
    するストツパ21を設けてなるレーザ加工機のワ
    ークリフタ。
JP1986063998U 1986-04-30 1986-04-30 Expired - Lifetime JPH05315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986063998U JPH05315Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986063998U JPH05315Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62179188U JPS62179188U (ja) 1987-11-13
JPH05315Y2 true JPH05315Y2 (ja) 1993-01-06

Family

ID=30899750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986063998U Expired - Lifetime JPH05315Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710866Y2 (ja) * 1989-06-08 1995-03-15 株式会社アマダ レーザ加工機におけるワークテーブル

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233Y2 (ja) * 1983-02-07 1994-01-05 渋谷工業株式会社 レ−ザ−加工機の加工テ−ブル
JPS6074873U (ja) * 1983-10-31 1985-05-25 三菱電機株式会社 レ−ザ加工機

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Publication number Publication date
JPS62179188U (ja) 1987-11-13

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