JPH0715670Y2 - レーザ加工機 - Google Patents
レーザ加工機Info
- Publication number
- JPH0715670Y2 JPH0715670Y2 JP1988055998U JP5599888U JPH0715670Y2 JP H0715670 Y2 JPH0715670 Y2 JP H0715670Y2 JP 1988055998 U JP1988055998 U JP 1988055998U JP 5599888 U JP5599888 U JP 5599888U JP H0715670 Y2 JPH0715670 Y2 JP H0715670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sword
- work
- processing machine
- processing
- laser processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は高さの高いワークも容易に加工できるように
したレーザ加工機に関する。
したレーザ加工機に関する。
従来レーザ加工機でワークを溶接したり切断する場合、
剣山テーブル上にワークを載置するが、ワークが箱型構
造物のように高さが高い場合、ワークが加工ヘッドと干
渉して加工できない。
剣山テーブル上にワークを載置するが、ワークが箱型構
造物のように高さが高い場合、ワークが加工ヘッドと干
渉して加工できない。
このため従来では高さの高いワークを加工する場合、加
工ヘッドの上下ストロークを大きくしてこれに対処して
いるが、加工ヘッドのストロークを大きくすると機械自
体が大型になるため、設置するのに多くのスペースを必
要としたり、機械が高価となるなどの不具合があった。
工ヘッドの上下ストロークを大きくしてこれに対処して
いるが、加工ヘッドのストロークを大きくすると機械自
体が大型になるため、設置するのに多くのスペースを必
要としたり、機械が高価となるなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされもので、
加工ヘッドのストロークを大きくせずに箱物構造物のよ
うな高さの高いストロークの加工を可能にしたレーザ加
工機を提供しようとするものである。
加工ヘッドのストロークを大きくせずに箱物構造物のよ
うな高さの高いストロークの加工を可能にしたレーザ加
工機を提供しようとするものである。
この考案は上記目的を達成するために、移動テーブルの
剣山上に載置されたワークに加工ヘッドよりレーザビー
ムを照射して上記ワークを加工するレーザ加工機におい
て、上記移動テーブルに回転及び着脱自在な複数の回動
軸を設け、かつこれら回動軸に、直立させた場合に上端
が上記剣山の先端よりやや上方へ突出するよう複数のリ
フト杆を取付けると共に、上記回動軸の下方に、複数の
剣山支持杆を設け、かつこれら剣山支持杆に、上端が上
記回動軸より上方へ突出するよう複数の剣山を着脱自在
に取付けたもので、高さの高いワークの場合は、上記回
動軸及び剣山を取外して、剣山支持杆上に直接ワークを
載置することにより、加工ヘッドの上下ストロークを大
きくせずに高さの高いワークの加工を可能にしたレーザ
加工機を提供しようとするものである。
剣山上に載置されたワークに加工ヘッドよりレーザビー
ムを照射して上記ワークを加工するレーザ加工機におい
て、上記移動テーブルに回転及び着脱自在な複数の回動
軸を設け、かつこれら回動軸に、直立させた場合に上端
が上記剣山の先端よりやや上方へ突出するよう複数のリ
フト杆を取付けると共に、上記回動軸の下方に、複数の
剣山支持杆を設け、かつこれら剣山支持杆に、上端が上
記回動軸より上方へ突出するよう複数の剣山を着脱自在
に取付けたもので、高さの高いワークの場合は、上記回
動軸及び剣山を取外して、剣山支持杆上に直接ワークを
載置することにより、加工ヘッドの上下ストロークを大
きくせずに高さの高いワークの加工を可能にしたレーザ
加工機を提供しようとするものである。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて１はレーザ加工機の本体で、ベッド1a上方に立設
された門形フレーム1bにＸ軸方向に移動自在に加工ヘッ
ド２が設けられていると共に、ベッド1a上には上記Ｘ軸
と直交する方向へ移動自在に移動テーブル３が設けられ
ている。
おいて１はレーザ加工機の本体で、ベッド1a上方に立設
された門形フレーム1bにＸ軸方向に移動自在に加工ヘッ
ド２が設けられていると共に、ベッド1a上には上記Ｘ軸
と直交する方向へ移動自在に移動テーブル３が設けられ
ている。
上記移動テーブル３内には移動方向に等間隔に複数の剣
山支持杆４が横架されている。
山支持杆４が横架されている。
上記剣山支持杆４は例えば断面６角形状をなしていて、
上面に剣山５を差し込む嵌合孔4aが軸方向に多数穿設さ
れていると共に、これら嵌合孔4aに基端部が着脱自在に
挿入された剣山５の先端側は、ほぼ垂直に立設されるよ
うになっていて、これら剣山５の先端部に加工すべきワ
ーク６を支持するように構成されている。
上面に剣山５を差し込む嵌合孔4aが軸方向に多数穿設さ
れていると共に、これら嵌合孔4aに基端部が着脱自在に
挿入された剣山５の先端側は、ほぼ垂直に立設されるよ
うになっていて、これら剣山５の先端部に加工すべきワ
ーク６を支持するように構成されている。
また各剣山支持杆４の上方にはこれと直交する方向に複
数の回動軸７が横架されている。
数の回動軸７が横架されている。
これら回動軸７の一端側は第２図に示すように移動テー
ブル３の内面に設けられた軸受け８に挿脱自在に支承さ
れていると共に、他端側回動機構９に設けられたスプロ
ケット10の軸10aにピン11を介して切り離し自在に接続
されている。
ブル３の内面に設けられた軸受け８に挿脱自在に支承さ
れていると共に、他端側回動機構９に設けられたスプロ
ケット10の軸10aにピン11を介して切り離し自在に接続
されている。
上記回動機構９は複数の回動軸７を同時に同じ方向へ同
じ角度回動させるもので、各回動軸７毎に軸受け12によ
り移動テーブル３に支承されたスプロケット10を有して
いると共に、各スプロケット10にはチェーン13が掛合さ
れている。
じ角度回動させるもので、各回動軸７毎に軸受け12によ
り移動テーブル３に支承されたスプロケット10を有して
いると共に、各スプロケット10にはチェーン13が掛合さ
れている。
そしてチェーン13の一端は駆動シリンダ14に接続されて
いて、この駆動シリンダ14により各回動軸７が同時に回
動できるようになっていると共に、各回動軸７には軸方
向に間隔を置いて複数本のリフト杆15が立設されてお
り、これらリフト杆15は直立させた場合上端が上記剣山
５の先端よりやや上方へ突出されるようになっている。
いて、この駆動シリンダ14により各回動軸７が同時に回
動できるようになっていると共に、各回動軸７には軸方
向に間隔を置いて複数本のリフト杆15が立設されてお
り、これらリフト杆15は直立させた場合上端が上記剣山
５の先端よりやや上方へ突出されるようになっている。
そして各リフト杆15の先端にワーク６の移動を容易とす
るフリーベアリング16が取付けられている。
るフリーベアリング16が取付けられている。
次に作用を説明すると、高さの低いシート材などのワー
ク６を加工する場合は、まず駆動シリンダ14により回動
軸７を回転させて第２図に示すようにリフト杆15を直立
させ、この状態でリフト杆15上端のフリーベアリング16
によりワーク６を滑らせながら所定位置まで搬入して位
置決めをしたら、回動軸７を回動して、リフト杆15を退
入させることにより、リフト杆15上のワーク６を剣山５
上に載設して加工ヘッド２より照射されるレーザビーム
によりワーク６を加工する。
ク６を加工する場合は、まず駆動シリンダ14により回動
軸７を回転させて第２図に示すようにリフト杆15を直立
させ、この状態でリフト杆15上端のフリーベアリング16
によりワーク６を滑らせながら所定位置まで搬入して位
置決めをしたら、回動軸７を回動して、リフト杆15を退
入させることにより、リフト杆15上のワーク６を剣山５
上に載設して加工ヘッド２より照射されるレーザビーム
によりワーク６を加工する。
そしてワーク６の加工が完了したら再び回動軸７を回動
してリフト杆15上にワーク６を支持して移動テーブル３
上より搬出する。
してリフト杆15上にワーク６を支持して移動テーブル３
上より搬出する。
一方ワーク６が箱状構造物のように高さの高いワークを
加工する場合は、まず回動軸６とスプロケット軸10aを
接続しているピン11を外して、リフト杆15とともに回動
軸７を取外し、次に剣山支持杆４に取付けられた剣山５
も取外して、第３図に示すように直接剣山支持杆４上に
ワーク６を載置する。
加工する場合は、まず回動軸６とスプロケット軸10aを
接続しているピン11を外して、リフト杆15とともに回動
軸７を取外し、次に剣山支持杆４に取付けられた剣山５
も取外して、第３図に示すように直接剣山支持杆４上に
ワーク６を載置する。
これによって剣山５の高さＨ分だけワーク載置面が低く
できるため、加工ヘッド２の上下ストロークを大きくし
なくとも、高さの高いワーク６の加工が可能になる。
できるため、加工ヘッド２の上下ストロークを大きくし
なくとも、高さの高いワーク６の加工が可能になる。
この考案は以上詳述したように、ワーク搬入出の際に使
用するリフト杆を回動軸とともに取外した後剣山支持杆
より剣山を取外して、加工すべきワークを直接剣山支持
杆上へ載置できるようにしたことから、箱形構造物のよ
うに高さの高いワークであっても、加工ヘッドの上下ス
トロークを大きくせずに加工することができる。
用するリフト杆を回動軸とともに取外した後剣山支持杆
より剣山を取外して、加工すべきワークを直接剣山支持
杆上へ載置できるようにしたことから、箱形構造物のよ
うに高さの高いワークであっても、加工ヘッドの上下ス
トロークを大きくせずに加工することができる。
これによって加工機自体を大型にする必要がないので、
設置するのに多くのスペースを必要としたり、加工機自
体が高価になるなどの不具合を解消することができるよ
うになる。
設置するのに多くのスペースを必要としたり、加工機自
体が高価になるなどの不具合を解消することができるよ
うになる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は全体的な斜
視図、第２図は移動テーブルの断面図、第３図は作用説
明図である。 ２は加工ヘッド、３は移動テーブル、４は剣山支持杆、
５は剣山、６はワーク、７は回動軸、９は回動機構、15
はリフト杆。
視図、第２図は移動テーブルの断面図、第３図は作用説
明図である。 ２は加工ヘッド、３は移動テーブル、４は剣山支持杆、
５は剣山、６はワーク、７は回動軸、９は回動機構、15
はリフト杆。
Claims (1)
- 【請求項１】移動テーブル３の剣山５上に載置されたワ
ーク６に加工ヘッド２よりレーザビームを照射して上記
ワーク６を加工するレーザ加工機において、上記移動テ
ーブル３に回転及び着脱自在な複数の回動軸７を設け、
かつこれら回動軸７に、直立させた場合に上端が上記剣
山５の先端よりやや上方へ突出するよう複数のリフト杆
15を取付けると共に、上記回動軸７の下方に、複数の剣
山支持杆４を設け、かつこれら剣山支持杆４に、上端が
上記回動軸７より上方へ突出するよう複数の剣山５を着
脱自在に取付けてなるレーザ加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988055998U JPH0715670Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | レーザ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988055998U JPH0715670Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | レーザ加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01159992U JPH01159992U (ja) | 1989-11-07 |
| JPH0715670Y2 true JPH0715670Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31281884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988055998U Expired - Lifetime JPH0715670Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | レーザ加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715670Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7689299B2 (en) | 2004-03-12 | 2010-03-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary work lifter and working machine |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5634175B2 (ja) * | 2010-09-02 | 2014-12-03 | 本田技研工業株式会社 | 搬送装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6074873U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-25 | 三菱電機株式会社 | レ−ザ加工機 |
| JPS6356984U (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-16 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP1988055998U patent/JPH0715670Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7689299B2 (en) | 2004-03-12 | 2010-03-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotary work lifter and working machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01159992U (ja) | 1989-11-07 |
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