JP3034359B2 - レーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機

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JP3034359B2
JP3034359B2 JP3258848A JP25884891A JP3034359B2 JP 3034359 B2 JP3034359 B2 JP 3034359B2 JP 3258848 A JP3258848 A JP 3258848A JP 25884891 A JP25884891 A JP 25884891A JP 3034359 B2 JP3034359 B2 JP 3034359B2
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健 日下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多角形状のワーク支
持台を用いてレーザ光線によってワークにレーザ加工を
施すレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術では、レーザ発振器
によって発振されるレーザを集光し、ワークテーブル上
に位置決めされた一枚のワークに照射し、切断加工して
製品を取出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、ワーク一枚毎にワークテーブルに位置決めして
切断加工を行なっていたので大変な手間と、時間とを必
要とするなどの課題があった。
【0004】この発明の目的は上記の課題を解決するた
め、多数のワークを連続的に加工することを可能とし、
簡単な操作で短時間のうちに、多量の製品を得るレーザ
加工機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、水平回転軸回りに回転割出し自在な
多角形状のワーク支持台を設け、このワーク支持台のワ
ーク支持面を傾斜状態に保持してワークにレーザ加工を
行なうレーザ加工ヘッドと、このレーザ加工ヘッドによ
って加工された製品を取出す製品取出し装置とを、前記
ワーク支持台の上方へ移動自在に設けてレーザ加工機を
構成した。
【0006】
【作用】この発明のレーザ加工機を採用することによ
り、水平回転軸回りに回転割出し自在に設けられた多角
形状のワーク支持台のワーク支持面を傾斜状態に保持
し、レーザ加工ヘッドによってワークにレーザ加工を行
ない、前記ワーク支持台を回転させ、加工された製品を
製品取出装置によって取出すようにしたので、ワークの
連続的加工が可能となり、簡単な操作で短時間のうち、
多量の製品が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図3および図4に示すように、レーザ加工
機は立設された門型フレーム1を備えており、この門型
フレーム1は、左柱3Aと右柱3Bおよび中央柱3Cの
上部に取付けられた梁材5によって門形、かつ、幅に比
べて細長い形状に構成されている。
【0009】前記梁材5の上面には、紙面中央下側にレ
ーザ加工ヘッド7、右端上側に製品取出し装置9、ま
た、紙面左端上側にローダ11が載置されている。前記
レーザ加工ヘッド7、製品取出し装置9およびローダ1
1は、梁材5の上面長手方向に敷設されたガイドレール
13Aあるいは13Bに沿って左右に移動自在に設けら
れている。
【0010】門型フレーム1の中央柱3Cと右柱3Bと
の間には回転自在なワーク支持台15が設けられてい
る。このワーク支持台15の回転駆動装置17として
は、ワーク支持台15に固定された回転軸119に取付
けられた軸受21を介してギヤー23に噛合された駆動
ギヤ25が中央柱3Cに取付けられたモータ27に連結
されている。
【0011】ワーク支持台15は図1に示すように梁材
5の下方に位置し、水平回転軸回りに回転割出し自在な
多角形状(本実施例で真四角形状とする)となし、水平
軸に対して例えば45°に傾斜した状態に取付けられて
いる。そのワーク支持面29を、紙面左上端より右回り
に29A,29B,29C,29Dとする。その両端
に、クランプ31が取付けられており、このクランプ3
1によってワークWが着脱自在に装着されている。
【0012】また、ワーク支持台15内には図3に示す
ように複数個の補強板33が固定されており、その中央
部には大きな孔35があけられており、この孔35はパ
イプ(図示省略)によって例えば吸引機(図示省略)に
接続されており、レーザ加工の際に生じたワークの切粉
を吸引、排出するためのものである。
【0013】また、補強板33にあけられた複数の小孔
37は、ショットピン(図示省略)によってワークWの
位置決め用として使用されている。また、33Aは、ワ
ーク支持台15の補強材である。
【0014】梁材5はワーク支持台15と同様の形状を
なし、その傾斜角度も全く同一であり、また、その支持
面39もワーク支持台15と対応して紙面左上端より右
回りに39A,39B,39C,39Dとする。
【0015】支持面39Aに敷設されたガイドレール1
3Aにレーザ加工ヘッド7が、また、支持面39Bに敷
設されたガイドレール13Bに製品取出し装置9が載置
されている。
【0016】図2は図3におけるII線に沿った断面図で
ある。本図において、支持面39Bに敷設されたガイド
レール13Bに前記ローダ11が載置されており、前記
レーザ加工ヘッド7、製品取出し装置9およびローダ1
1は、いずれも左右に移動自在に設けられている。
【0017】レーザ加工ヘッド7はレーザ加工軸41の
前後方向に移動自在に取付けられており、その移動は図
4に示すようにレーザ加工軸41に敷設されたガイドレ
ール43によって行なわれる。
【0018】レーザ加工ヘッド7には、エアシリンダ4
5が設けられており、エアーシリンダ45の先端にはノ
ズル7Aが設けられていて、レーザ発振器(図示省略)
から発振されたレーザビームをワークWの方向へノズル
7Aより照射するように構成されている。
【0019】製品取出し装置9の製品取出し軸47は前
記したように、梁材5の支持面39Bのガイドレール1
3Bに沿って走行自在に載置されている。製品取出し軸
47にはガイド49が装着されており、ガイド49には
エアシリンダ51が取付けられていて、さらに、その下
端に吸着装置53が設けられており、その吸着パッド5
5によって製品Wを吸着し、取出すようになっている。
【0020】ローダ11におけるローダ軸57が図2に
示すように梁材5の支持面39Bに設けられたガイドレ
ール13Bに沿って走行自在に載置されている。ローダ
11は図2に示すように、ローダ軸57の下端には複数
個のエアシリンダ59が取付けられており、このエアシ
リンダ59は、製品を取去った後のワークWを吸着板6
1によって吸着し、取出すようになっている。
【0021】図5は図2におけるV矢視部分の詳細図で
ある。本図において、ワーク支持台15にワークWを装
着する際に、クランプ支持桟63に支持プレート65を
貫通させて取付け、その鋸刃状の表面67を外側に向
け、その表面にワークWを装着し、クランプ31によっ
て押圧し、ワークWを安定させる。
【0022】また、ワーク支持台15のワーク支持面2
9Cは、レーザ加工後の残りのワークのスケルトン(図
示省略)を払い落し、更にワークWを取出すようにされ
ている。
【0023】以上説明したように、真四角形状のワーク
支持台15のワーク支持面29におけるワーク支持面2
9Aではレーザ加工を、また、ワーク支持面29Bでは
製品取出しを、また、ワーク支持面29Cではスケルト
ン落しと、製品を加工した残りのワークWの取外しを、
さらに、ワーク支持面29Dでは、ワークWの装着など
の作用が行なわれる。
【0024】以上の構成により、レーザ加工機は下記の
ように作用される。
【0025】まず、ワーク支持台15のワーク支持面2
9DにワークWを圧接、装着する。次にモータ27を駆
動し、ギヤー25,23を介してワーク支持台15を回
転させ、ショットピンによってワーク支持台15の位置
決めがなされる。
【0026】次に、レーザ発振器から発振されたレーザ
ビームをレーザ加工軸41のノズル7Aよりワーク支持
台15のワーク支持面29Aに装着されたワークWに照
射させて製品加工を行う。
【0027】また、モータ27を駆動させてワーク支持
台15を45°回転させ、位置決めした後に、ワーク支
持面29Bに取付けられたワークWに、製品取出し軸4
7に取付けられた吸着パッド55によって加工された製
品を取出すと共に、ローダ11で残材などを取出す。同
様にして次のワーク支持面29Cにおいて、製品を取外
した後のワークWに付着しているスケルトンを払い落
し、このワークWを取外す。その間にワーク支持台15
のワーク支持面29Dに次のワークWを圧接、装着させ
る。以上を繰返すことによって連続してレーザ加工を行
なうようにすることができる。
【0028】したがって、ワークの連続的加工が可能と
なり、簡単な操作で、短時間のうちに多量の製品を得る
ことができる。
【0029】なお、この発明は、適宜の設計的変形を行
なうことにより、その他の態様でも実施しうるものであ
ればよい。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、発明によれば、水平回転軸回りに回転割出
し自在な多角形状のワーク支持台を設け、このワーク支
持台のワーク支持面を傾斜状態に保持してワークにレー
ザ加工を行なうレーザ加工ヘッドと、このレーザ加工ヘ
ッドによって加工された製品を取出す製品取出し装置と
を、前記ワーク支持台の上方へ移動自在に設けたので、
ワークの連続的加工が可能となり、簡単な操作で短時間
のうちに、多量の製品を得ることができるなどの効果を
あげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク支持台における一実施例の正面
図で、図3におけるI−I線に沿った矢視図である。
【図2】図3におけるII−II線に沿った矢視図である。
【図3】この発明に係る一実施例のレーザ加工機の平面
図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿った矢視図である。
【図5】図2におけるV矢視部の拡大断面図である。
【符号の説明】
7 レーザ加工ヘッド 9 製品取出し装置 15 ワーク支持台 29 ワーク支持面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/10 B23K 37/00 B23K 37/047 501 B23Q 39/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平回転軸回りに回転割出し自在な多角
    形状のワーク支持台を設け、このワーク支持台のワーク
    支持面を傾斜状態に保持してワークにレーザ加工を行な
    うレーザ加工ヘッドと、このレーザ加工ヘッドによって
    加工された製品を取出す製品取出し装置とを、前記ワー
    ク支持台の上方へ移動自在に設けてなることを特徴とす
    るレーザ加工機。
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