JPH034002B2 - - Google Patents

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JPH034002B2
JPH034002B2 JP61095069A JP9506986A JPH034002B2 JP H034002 B2 JPH034002 B2 JP H034002B2 JP 61095069 A JP61095069 A JP 61095069A JP 9506986 A JP9506986 A JP 9506986A JP H034002 B2 JPH034002 B2 JP H034002B2
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JP
Japan
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workpiece
machining
square
axis
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP61095069A
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JPS62249705A (ja
Inventor
Kazuhiro Wada
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は建具材に稜面、角鑿、溝加工を連続し
て効率良く、且つ正確に加工できるようにして生
産性の向上をはかつた建具材用稜面、角鑿、溝加
工機に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、建具材に稜面、角鑿、溝の加工を行なう
のに単能機を使用してこれらの加工を単独に行な
つていたため、甚だ非能率的であるばかりか正確
に加工できないなど難点があつた。特に角鑿加工
に於ては、所定の位置に墨付けを行ない、墨線の
輪郭に沿つて正確に加工しなければならないため
に手間を要するし、正確に加工するには熟練を要
するなど生産性向上の妨げとなつていた。又、近
年、前記稜面、角鑿、溝加工をそれぞれ単独に自
動化した専用機なるものも見受けられるが、稜
面、角鑿、溝加工を同一機械にて行なえるように
したものは見受けない。前記専用機なるものは稜
面、角鑿、溝加工をそれぞれ分離させて自動化を
はかつたものであり、同一機械にて行なわないた
め、加工精度上の均一性は得られにくく、設備費
も前記稜面、角鑿、溝加工を3台の機械に分けて
行なおうとすれば高価になつたり、設置面積も多
く要するなどの問題を有する。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は以上記した諸問題を解決するためにな
されたもので、横(X軸)方向と縦(Y軸)方向
に数値制御駆動できるようにしたテーブル上面に
建具用被加工材を送り方向に僅かに傾斜する2個
のローラで挟んで、被加工材のテーブル面からの
浮き上がりを防止してエアシリンダ等により締付
け固定する機構を有し、これに垂直な高さ(Z
軸)方向より数値制御にて昇降駆動できるように
した昇降台に稜面、角鑿、溝加工を行なう工具を
取付け回転駆動できるようにした加工機をエアシ
リンダ等で個々に昇降できるようにして、被加工
材に稜面、角鑿、溝加工を同一機械にて正確に行
なえるようにした建具材用稜面、角鑿、溝加工機
を提供するを目的とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明を実施例を示す図面に基づいて説明する
と、第1図にて架台1の上面横方向立に2本のレ
ール2,2′を敷設し、レール2,2′上にテーブ
ル3を摺動できるようにして載置し、架台1の横
端にサーボモータ4を取付け、サーボモータ4に
直結されたボールスクリユ5を架台1の別横端に
設けられた軸受6で支持して、サーボモータ4を
回転駆動させることによりテーブル3を横(X
軸)方向に精密移動ができるようにする。テーブ
ル3の上面には縦方向に2本のレール7,7′を
敷設し、レール7,7′上にテーブル8を摺動で
きるようにして載置し、テーブル3の縦端にサー
ボモータ9を取付け、サーボモータ9に直結され
たボールスクリユ10をテーブル3の別縦端に設
けられた軸受11で支持して、サーボモータ9を
回転駆動させることにより、テーブル8を縦(Y
軸)方向に精密移動ができるようにする。また、
テーブル8の上面には矢印イの方向より供給され
た被加工材を送り込むための外周をゴム製にした
2個の送りローラ12a,12b及び12′a,
12′b,12″a,12″b,…を被加工材を挟
む間隔に調節できるようにして、一定間隔に設
け、同時に第2図に示すようにテーブル8の上面
に対して僅かに傾斜(傾斜角αを5゜前後)させて
取付け固定し、モータにて矢印ロ,ハの方向に回
転するようにする。更に、テーブル8には送りロ
ーラ12a,12′a,12″a,…の間に作動軸
端に押板13,13′,13″,…を取付けたエア
シリンダ14,14′,14″,…を設け、送りロ
ーラ12b,12′b,12″b,…の間には被加
工材の側面基準とする当て板15,15′,1
5″,…を設け、送り方向前進端には送り込まれ
る被加工材を検出して定位置に止めたり、加工が
終了したら止めを解除できるようにしたストツパ
16を設ける。
次に架台1に4本の支柱17を架台上面に対し
て垂直に立設して、支柱17の上端は支持板18
を載置固定し、架台1と支持板18との間に支柱
17に案内されて摺動できるようにした昇降台1
9を設け、支持板18に取付けられたサーボモー
タ20に直結されたボールスクリユ21を回転駆
動させることにより精密昇降ができるようにする
と共に、昇降台19には左側にモータ22の回転
軸端に第3図に示すように回転刃先角がほぼ90度
に形成された稜面加工用工具23を締結固定し、
エアシリンダ24にて昇降できるようにする。中
央部にはモータ25の回転軸端のチヤツク26に
錐27をチヤツキングし、第4図に示すように先
端に角鑿刃を有する角鑿加工用工具28の内穴部
に錐27が回転できるようにして嵌合させ、角鑿
加工用工具28をホルダ29に取付け固定し、エ
アシリンダ30にて昇降できるようにする。右側
にはモータ31の回転軸端に第5図に示すように
回転刃先を加工溝幅に合わせた幅Wの溝加工用工
具31を締付固定し、エアシリンダ33にて昇降
できるようにする。更に、昇降台19にはワイヤ
ロープ34,34′の一端を結び付け、別端を支
持板18に取付けられた滑車35,35′に掛け
て重錘36に結び付け、昇降台19との均衡がと
れるようにする。
(ホ) 作用 従つて、建具用被加工材が第1図に示すテーブ
ルのイの方向より供給されると、送りローラ12
a,12b,12′a,12′b,12″a,1
2″b,…の矢印方向の回転により挟み込むと同
時に前記ローラをテーブル面に対し僅かに傾斜さ
せて取付けたことにより、テーブル面より浮き上
らないように送り込まれ、被加工材の前進端をス
トツパ16の直面にて検出し、前記送りローラの
回転を止め、ストツパ16に被加工材の前端を当
てて被加工材の位置決めを行なうと共にエアシリ
ンダ14,14′,14″,…の作動軸端に取付け
られた押板13,13′,13″,…にて別端に設
けられた当て板15,15′,15″,…に押し当
てて締付け固定した後、先づ、被加工材に稜面加
工を行なう。テーブルの横(X軸)、縦(Y軸)
方向の位置決めを予め稜面加工にインプツトされ
た数値に基づいてサーボモータ4,9を数値制御
駆動させて行ない、然る後にモータ22にて稜面
加工用工具23が回転駆動し、同時にエアシリン
ダ24にて前記稜面加工用工具を下降端へ降し、
サーボモータ20が予め稜面加工にインプツトさ
れた数値に基づいて数値制御駆動されてテーブル
に垂直な高さ(Z軸)方向の位置決めが行なわ
れ、この状態で前記テーブルをサーボモータ4の
回転駆動にて横(X軸)方向に送り移動させるこ
とにより第6図に示す稜面Aの加工を行なう。更
に稜面A′の加工はサーボモータ20により昇降
台を上昇させることにより稜面加工用工具23を
被加工材上面より僅かに上昇させた後、サーボモ
ータ9を数値制御駆動させて前記テーブルを縦
(Y軸)移動させ、前記被加工材上面より僅かに
上昇させた稜面加工用工具を再び元の位置に下降
させて、前記同様横(X軸)方向に送り移動させ
ることにより行なう。前記稜面加工が終了する
と、エアシリンダ24にて稜面加工用工具23は
上昇復帰すると同時に昇降台19もサーボモータ
20の数値制御駆動にて上昇し、角鑿加工に入
る。テーブルの横(X軸)、縦(Y軸)方向の位
置決めを予め角鑿加工にインプツトされた数値に
基づいてサーボモータ4,9を数値制御駆動させ
て行ない、然る後にモータ25にて錐27が回転
し、錐27の外側を角鑿刃で包囲した角鑿加工用
工具28をエアシリンダ30にて下降端へ降し、
予め角鑿加工にインプツトされた横(X軸)方向
と高さ(Z軸)方向の数値制御駆動とにより被加
工材に角刃と錐の複合した加工にて第6に示す
B,B′,B″の角鑿穴の加工を行なう。角鑿加工
が終了するとエアシリンダ30にて角鑿加工用工
具28は上昇復帰すると同時に昇降台19もサー
ボモータ20の数値制御駆動にて上昇し、溝加工
に入る。テーブルの横(X軸)、縦(Y軸)方向
の位置決めを予め溝加工にインプツトされた数値
に基づいてサーボモータ4,9を数値制御駆動さ
せて行ない、然る後にモータ31にて溝加工用工
具32が駆動し、同時にエアシリンダ33にて溝
加工用工具32を下降端へ降し、サーボモータ2
0が予め溝加工にインプツトされた数値に基づい
て数値制御駆動されてテーブルに垂直な高さ(Z
軸)方向の位置決めが行なわれ、この状態で前記
テーブルをサーボモータ4の回転駆動にて横(X
軸)方向に送り移動させることにより第6図に示
す溝Cの加工を行なう。更に溝C′の加工はサーボ
モータ20により昇降台を上昇させることにより
溝加工用工具32を被加工材上面より僅かに上昇
させた後、サーボモータ9を数値制御駆動させて
前記テーブルを縦(Y軸)移動させ、前記被加工
材上面より僅かに上昇させた溝加工用工具32を
再び下降させて前記同様横(X軸)方向に送り移
動させることにより行なう。溝加工が終了すると
エアシリンダ33にて溝加工用工具32は上昇復
帰し、同時に昇降台19もサーボモータ20の数
値制御駆動にて上昇し原位置に復帰する。一方、
エアシリンダ14,14′,14″,…により押板
13,13′,13″,…を引込めて被加工材の締
付固定を緩めると共にストツパ16が被加工材の
前端からはずされ、送りローラ12a,12b,
12a′,12′b,12″a,12″b,…が回転
駆動してテーブル面から送り出され、次の被加工
材がテーブル面に送り込まれてきて以上記した如
くの加工が自動的に繰り返えされる。なお、本作
用にて述べた加工手順は説明を付す一例であり、
被加工材の種類に応じて稜面、角鑿、溝の加工手
順や位置等は数値制御の記憶装置にその旨インプ
ツトすることにより任意に変えられる。
(ヘ) 発明の効果 以上記したことから本発明に係る建具材用稜
面、角鑿、溝加工機は従来の稜面、角鑿、溝加工
を単独に行なつていた場合や、或いはこれらの加
工を単独に自動化したもの等と比較した場合、こ
れら各加工の段取り作業を省くことができ、生産
性が著るしく向上する。特に従来墨付け作業を行
なつての角鑿加工に於ては、墨付け作業工程を省
くことができるばかりか墨付け線に正確に角鑿加
工を施す熟練を必要としない。又、被加工材をテ
ーブル面に送るための送りローラをテーブル面に
対し送り方向に僅かに傾斜させて被加工材のテー
ブル面からの浮き上がりを防止することにより高
精度な加工が可能となり、更に被加工材を2本同
時にテーブル面より浮き上ることなしに送り得る
ことから、被加工材を2本同時供給する装置を本
加工機の前部に設置し後部に加工の終了したもの
を自動的に回収する装置を併せ設ければ、部材供
給から回収までの完全自動化と一層の生産能率の
向上及び省力化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る建具材用稜面、角鑿、溝
加工機の実施例を示す斜視図、第2図は送りロー
ラ部の側面図、第3図は稜面加工用工具の部分
図、第4図は角鑿加工用工具の部分図、第5図は
溝加工用工具の部分図、第6図は被加工材の加工
を示す斜視図である。 1:架台、2,7:レール、3,8:テーブ
ル、4,9,20:サーボモータ、5,10,2
1:ボールスクリユ、12a,12b:送りロー
ラ、14,24,30,33:エアシリンダ、1
6:ストツパ、19:昇降台、22,25,3
1:モータ、23:稜面加工用工具、28:角鑿
加工用工具、32:溝加工用工具、36:重錘。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 横(X軸)方向と縦(Y軸)方向に数値制御
    にて駆動できるようにしたテーブル上面に建具用
    被加工材を2個のローラで挟んで、前記ローラを
    回転駆動し、被加工材を送れるようにすると共
    に、前記被加工材の送り方向に前記ローラを僅か
    に傾斜させて数箇所設けた被加工材送り部に垂直
    な高さ(Z軸)方向より数値制御にて昇降駆動で
    きるようにした昇降台に稜面、角鑿、溝の加工用
    工具を取付けた加工機を個々に昇降できるように
    して設け、被加工材に稜面、角鑿溝の加工用具を
    取付けた加工機を個々に昇降できるようにして設
    け、被加工材に稜面、角鑿、溝加工が連続してで
    きるようにしたことを特徴とする建具材用稜面、
    角鑿、溝加工機。
JP9506986A 1986-04-23 1986-04-23 建具材用稜面、角鑿、溝加工機 Granted JPS62249705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9506986A JPS62249705A (ja) 1986-04-23 1986-04-23 建具材用稜面、角鑿、溝加工機

Applications Claiming Priority (1)

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JP9506986A JPS62249705A (ja) 1986-04-23 1986-04-23 建具材用稜面、角鑿、溝加工機

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Publication Number Publication Date
JPS62249705A JPS62249705A (ja) 1987-10-30
JPH034002B2 true JPH034002B2 (ja) 1991-01-22

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ID=14127705

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JP9506986A Granted JPS62249705A (ja) 1986-04-23 1986-04-23 建具材用稜面、角鑿、溝加工機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643044B2 (ja) * 1990-01-25 1994-06-08 株式会社平安コーポレーション 木材加工装置における被加工物の加工方法および装置
US10668586B2 (en) * 2018-06-13 2020-06-02 Dongguan University Of Technology Integrated processing machine for positioning, trimming, and punching ceiling splicing structures

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JPS5418798B2 (ja) * 1974-08-31 1979-07-10

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JPS5418798U (ja) * 1977-07-09 1979-02-06

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JPS62249705A (ja) 1987-10-30

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