JPS6337418A - 位置情報入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワードプロセッサ等の情報処理装置へ、図形
等の位置情報を入力する方法位置情報人力製蓋に関する
。

従来の技術 従来の位置情報入力装置では、入力手段と表示手段を用
いて、情報処理装置へ図形等の位置を入力する際、入力
手段からの入力に対して、表示手段への表示の追従の度
合いは、常に一定である方法がとられている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の入力の方法では、特定の点または
線または面と水平または垂直等の特異なる位置関係にあ
る点を入力したい場合、操作により変化していく２点の
位置関係が、その特異な位置関係になったと判断する方
法は、操作者の視覚に依っており、更に、その点を指示
する方法は手や指での操作に依っているので、その不確
かさにより、表示手段に表示された点が、正確に、特異
な位置関係になるように入力することは困難であった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、操作者の視覚でも、特定の点、線または面と特異な位
置関係の点を正確に情報処理装置へ入力することのでき
る優れた位置情報人力装置を提供することを目的とする
。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、操作に追従して
変化する、表示手段に表示される点の位置が、特定の点
または線または面と特異な位置関係もしくは近傍となっ
たら、その特異な位置関係を崩す結果となる、入力手段
からの入力に対して、表示手段に表示される点の追従の
度合いが変化することにより、点の位置が、特定の点ま
たは線または面と特異な位置関係となったことを、操作
者が容易に認識でき、正確に所期の点を情報処理装置へ
入力することができるものである。

作　　　用 したがって本発明によれば、指し示しながら入力する手
段と、入力された位置の確認用表示手段を用いて、特定
の点または線または面と特異な位置関係にある点を情報
処理装置へ入力する際、数値や式で位置を入力する手段
のように正確に入力できるという効果を有する。

実施例 次に本発明の実施例について説明する。

この実施例は、特定の点または線または面と特異な位置
関係にある点を正確に情報処理装置へ入力することがで
きるという、本発明の作用を利用して、２つの点で特定
される、ある特異な状態にある線分を情報処理装置へ入
力するものである。

第１図は、従来の線分を情報処理装置へ入力する手順に
、本発明を用いた処理を付は加えた手順である。

第１図で、ステップ１１で示される点線で囲まれた処理
が、この実施例における、本発明を用いた処理であり、
入力装置から入力され、モニタ装置に表示されている線
分を特定する２つの点が特異な位置関係にある、つまり
線分がある特異な状態であるか否かを判定して、もしそ
うであれば、その後の入力操作がその特異な状態を崩す
ものであれば、その操作に対する線分の状態の変化を緩
慢にするものである。また、線分の特異な状態とは、モ
ニタ装置に表示される、描画面の座標軸の横軸に対して
平行な状態としている。

第２図は、この実施例において、本発明を用いた処理（
ステップ１１）を含む、線分を入力する手順を実行して
、線分を情報処理装置へ入力するための装置構成例であ
る。

第２図において、２１は情報処理装置、２２は入力装置
、２３はモニタ装置である。

本発明を用いた処理ステップ１１を含む、線分を情報処
理装置２１へ入力する手順は、情報処理装置２１により
実行される。操作者は、入力装置２２に付属のペン状の
機器の先端で、入力装置２２の描画面に入力したい線分
を描くことにより線分を情報処理装置２１へ入力できる
。入力された線分は、モニタ装置２３へ表示され、操作
者はそれを確認しながら入力操作を繰り返して、入力し
た線分を修正することができる。さらに、モニタ装置２
３には、座標軸が表示される。

第１図の手順と、第２図の装置を用いて、線分を情報処
理装置２１へ入力する操作は、次のようなものになる。

操作者は、線分を入力する操作を開始すると、先ず入力
装置２２に付属のペンの先端を、入力装置２２の描画面
上の一点に触れる（ステップ１）。

すると、その点に対応するモニタ装置２３の表示面上の
点（ステップ２）が、これから入力される線分の一つの
端になる（ステップ３）。この線分の一端は、入力操作
が終了されるまで移動しない。

次に、操作者が入力装置２２のペン先を描画面上で移動
する（ステップ４）と、ペン先が触れている入力装置２
２の描画面上の点に対応する（ステップ５）、モニタ装
置２３の表示面上の点（ステップ６）をもう一つの端と
する線分が、モニタ装置２３へ表示され、その線分は操
作者が入力装置２２のペン先を描画面上で移動するにつ
れて、その長さと、モニタ装置２３・に表示された座標
軸に対する角度とが変化する。

操作者の入力装置２２に対する操作に対して、モニタ装
置２３に表示される線分の状態の変化は、第１図の手順
の本発明を用いた処理（ステップ１１）が無ければ、完
全に追従する。

しかし、本発明を用いた処理（ステップ１１）により、
線分の状態がモニタ装置２３に表示された座標軸の横軸
と平行になる（ステップ７〜９）と、入力装置２２に対
する線分の座標軸に対する角度を変化させる結果となる
操作に対して、モニタ装置２３に表示される線分の状態
の変化は、緩慢になる（ステップ１０．１２．１３）。

そこで操作者には、モニタ装置２３に表示された線分が
、座標軸の横軸に対して平行になったことを知ることが
でき、その時点で入力操作を終了（ステップ１４）する
ことにより、情報処理装置２１へ、モニタ装置２３に表
示された座標軸の横軸に対して平行な線分を、従来の操
作者の感覚に頼って線分と横軸の平行を検出する方法よ
り、正確に入力することができる。

なお、上記実施例では、情報処理装置へ入力する図形と
して、線分を例にとったが、特定の点との関係は、特異
な位置関係であれば特に線分に限らないこと、更に本発
明の作用を用いて、３つ以上の点で特定される、ある特
異な位置関係をもつ図形を入力する際に、２つの点の入
力を繰り返してその図形を特定することにより、その図
形を情報処理装置へ正確に入力することができることも
明白である。また、本実施例では追従の度合いが緩慢き
なるが、追従の度合いを急とすることも、任意に設定す
ることも容易である。そして、任意に設定できる追従の
度合いが、特異な位置関係もしくは近傍においても、そ
うでない位置関係のときと同一であることを選択できる
。この特異な位置関係を任意な位置関係に設定でき、ま
た、複数設定することも可能である。追従の変化の度合
いの尺度が位置変位であっても、時間であってもよい。

特定の点、線または面の数が複数であってもよい。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、特定の点または線また
は面と特異な位置関係の点を正確に情報処理装置へ入力
することができ、それによって、さまざまな図形や位置
情報を、従来の操作者の視覚にたよる方法より正確に入
力することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による位置情報入力装置の処
理フロー図、第２図は本実施例の構成図である。 ２１・・・情報処理装置、２２・・・入力装置、２３・
・・モニタ装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図形の位置を指し示しながら入力する入力手段と、この
   入力手段により入力された位置を確認する表示手段と、
   入力手段からの入力に追従して、表示手段に表示される
   点の位置が、特定の点または線または面と特異な位置関
   係もしくは近傍で、その特異な位置関係を崩す結果とな
   る入力手段からの入力に対して、表示手段に表示される
   点の追従の度合いを変形させる情報処理装置とを備えた
   位置情報入力装置。