JP3036813B2 - 作図装置 - Google Patents

作図装置

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JP3036813B2
JP3036813B2 JP2265613A JP26561390A JP3036813B2 JP 3036813 B2 JP3036813 B2 JP 3036813B2 JP 2265613 A JP2265613 A JP 2265613A JP 26561390 A JP26561390 A JP 26561390A JP 3036813 B2 JP3036813 B2 JP 3036813B2
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一也 須田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2つの点を通る楕円を簡易な操作によって作
成できる作図装置に関する。
[従来の技術] 従来より、ワードプロセッサなどの文字入力を基本と
する機器においても、グラフィック画面による直線、
円、楕円などの入力を行う作図機能を有しているものが
多い。このような、ワードプロセッサ等における作図機
能においては、その入力操作がいかに簡単かということ
が非常に重要であり、各種の入力方式が提案されてい
る。
例えば、円の入力においては、次のような入力方式が
知られている。
(a)プロット入力1方式(2点(直径)指定方式) プロット入力モードにおいて、画面上の2点を指定す
ることにより、この2点を結ぶ直線を直径とする円を特
定し、これを表示する。この方式は、表示したい円の直
径及び位置が正確に決まっている場合に適している。
(b)プロット入力2方式(3点指定方式) プロット入力モードにおいて、任意の3点を順に入力
し、この3点を通る円を表示する。この方式は、3点の
位置が予め定まっている場合に適している。
(c)ラバーバンド入力方式 ラバーバンド入力状態において、カーソルを円描画の
基準となる位置にセットし、第1の入力を行い、ここを
開始点とする。そして、第6図に示すように、この開始
点と現在のカーソル位置によって定められる正方形に内
接するカーソルの移動に伴ない変化する暫定円を表示し
ておき、第2の入力によって、その時に表示されていた
円を確定表示する。この方式は、表示したい円の大きさ
が正確には定まっておらず、表示を見ながら円の大きさ
を決定したい場合に適している。
なお、開始点と現在位置とで決定される四角形が長方
形の場合には、短い方の距離を直径とする円を表示する
ようにすれば良い。
また、中心点と直径を数値で入力したり中心点を決定
した後、円周上の1点を指定することにより円を特定す
る方法等もある。
一方、楕円の入力方式としては、次のような方式が知
られている。
(a)プロット入力方式 プロット入力モードにおいて、最初に中心点を指定
し、この中心点に対し垂直方向における所定位置におい
て、縦径(半長径又は半短径)を指定し、次に中心点か
ら水平方向の所定位置において横径(半短径又は長径)
を指定する。これによって、短径及び長径、中心点が特
定され、対応した楕円が表示される。
(b)ラバーバンド入力方式 ラバーバンドモードにおいて、第1の入力により開始
点を入力する。そして、カーソルを移動することによ
り、カーソルの現在位置と開始位置とで決まるカーソル
の移動に伴ない変化する四角形(長方形)を順次決定
し、この四角形に内接する暫定楕円を第7図に示すよう
に表示する。そして、所定の暫定楕円が表示された状態
において、第2の入力をし、確定楕円を表示する。大き
さ等が確定していない場合に適した方式である。
このように、従来より各種の円、楕円の入力方式が提
案されている。ところが、ワープロなどにおける作図に
おいては、設計図の作成などとは異なり、正確な大きさ
等は予め決定されていない場合が多く、画面を見ながら
その大きさを決定したい場合が多い。このような場合に
は、上述のラバーバンドにおける入力方式が適してお
り、この入力方式が採用される場合が多い。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述したラバーバンドにおける楕円の入力
方式によれば、第1の入力による開始点は、四角形の1
角を決定するものであり、現在位置は四角形の対角の位
置を決定するものである。このため、作図される楕円が
通る点は大きさの変更に伴ない変化してしまい、特定の
点を通る楕円を作図することは困難であった。
また、人が楕円の作図を行う場合には、その楕円が通
らない点を基準とはしない場合が多い。そこで、従来の
ラバーバンドにおける作図は、使用者の要求と合致せ
ず、使い勝手が悪かった。また、直線に特定の点で接す
る適当な楕円を表示したい場合や特定の一点を通る適当
な大きさ、形状の楕円を表示したい場合もあり、このよ
うな場合に従来のラバーバンド入力方式では、その入力
が難しいという問題点があった。
本発明は、特定の1点を通り、適当な大きさ、形状の
楕円を効率的に入力できる作図装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る楕円を作図するための作図装置は、画面
上の位置を特定するカーソルを移動するためのポインテ
ィング装置と、このカーソルの位置についてのデータを
入力する位置データ入力手段と、この位置データ入力手
段の1回目の操作に基づき開始点を認識する開始点認識
手段と、この開始点認識後のポインティング装置の操作
に応じたカーソル現在位置に基づき、開始点とカーソル
現在位置の2点を通る楕円を楕円の方程式の中の変数に
所定の条件を予め与えておくことにより1つだけ特定
し、これを暫定楕円として表示する暫定楕円表示手段
と、暫定楕円表示状態における位置データ入力手段の操
作に基づいて、その時の暫定楕円についてのデータを確
定データとして認識するとともに、確定楕円として表示
する確定楕円認識表示手段とを有することを特徴とす
る。
また、前記暫定楕円は、開始点の座標を(X1,Y1)、
現在位置の座標を(X2,Y2)とした場合に、横径の大き
さを|X1−X2|とするか、または縦径を|Y1−Y2|とすると
いう条件で、特定されることが好適である。
[作用] 円を作図する場合には、まずポインティング装置によ
って、楕円を描く基準となる開始点にカーソルをセット
する。そして、データ位置データ入力手段によって、開
始点の入力を行う。次に、カーソルを移動すると、開始
点、カーソル現在位置及び予め与えておいた条件に基づ
いて、1つの楕円を決定し表示する。カーソルを移動さ
せて、暫定楕円を変更する。そして、所望の楕円が表示
された時に位置データ入力手段の操作によってそのとき
の暫定楕円を確定表示する。
例えば、開始点の座標を(X1,Y1)、現在位置の座標
を(X2,Y2)とした場合に、横径の大きさを|X1−X2|と
するか、または縦径の大きさを|Y1−Y2|とするという条
件で、暫定楕円が特定される。
[実施例] 以下、本発明に係る作図装置について、図面に基づい
て説明する。
第1図は本発明に係る作図装置の構成図であり、ポイ
ンティング装置であるマウス1、データ処理を行う処理
部2、グラフィック画面の表示を行う表示部3からなっ
ている。そして、マウス1は、第1ボタン1a、第2ボタ
ン1bの2つのボタンを有している。
そして、作図を行う場合には、マウス1の所定の操作
によって、処理部2が作図モードを認識し、グラフィッ
ク画面を表示部3に表示する。そして、この表示状態に
おいてマウス1を移動操作することにより、表示部3上
におけるカーソル位置を移動することができる。
ここで、まず、楕円の入力の基本となる円入力方法に
ついて、第2図に基づいて説明する。
まず、マウス1からの所定のコマンドの入力により円
入力モードとする。そして、この状態において、第2図
に示す円入力動作が開始される。すなわち、このモード
においては、最初にマウス1からのデータを読み取り
(S1)、第1ボタン1aがオンされたか否かを判定する
(S2)。そして、第1ボタンがオンされた(クリック)
場合には、これを円入力モードにおける開始点の入力と
判定し、その時のマウス1の位置座標(X1,Y1)を認識
し、これを「×」マークとして画面上に表示する(S
3)。この位置(X1,Y1)が円入力における開始点とな
る。
次に、マウス1からのデータを読み取り(S4)、第1
ボタン1aがオンされたか(S5)、第2ボタン1bがオンさ
れたか(S6)を判定する。そして、どちらのボタンもオ
ンされていなかった場合には、その時のマウス位置(X
2,Y2)をカーソルの現在位置として認識する(S7)。
このようにして、開始点をP1(X1,Y1)及びカーソル
現在位置P2(X2,Y2)が認識されるため、この2点で決
定される円の中心Xc,Ycを次式によって求める。
Xc=X1+(X1−X2)/2 Yc=Y1+(Y1−Y2)/2 また、その円の半径rを次式によって求める。
r=ROOT[(X1−Xc)+(Y1−Yc)] そして、この中心(Xc,Yc)、半径rで特定される円
を画面に表示する。この円の表示をマウスの第1ボタン
1aまたは第2ボタン1bがクリックされるまで繰り返す。
これによって、マウス1の移動に応じ、開始位置とその
時のカーソル現在位置を直径とする暫定円が随時表示さ
れることとなる。
そして、S5において、第1ボタンがオンされていた場
合には、その時の暫定円についてのデータを取り込み確
定円として記憶するとともに、暫定円を消去し、カーソ
ルの移動によって変化しないこの確定円を画面に表示し
(S10)、S1に戻る。
一方、S6において第2ボタンが押下された場合には、
現在表示されている暫定円が誤ったもの(開始点が誤
り)として暫定円を消去し(S11)、S1に戻る。
以上のようにして、本実施例の円入力方式によれば、
第1ボタン1aの1回目のクリックによって開始点を認識
し、その後のマウスの移動に応じ順次開始点とその時の
カーソル位置とで決まる円を表示しておき、第1ボタン
の第2のクリックによってその時の表示されている暫定
楕円を確定することができる。
このため、開始点を通る任意の大きさ位置の円を効率
的に入力することができる。更に、第3図に示すよう
に、開始点を決定した後、マウスを適当な位置に移動し
て、表示される円が他の1点Pにも通るようにすること
もでき、任意の2点を通る適当な半径の円を効率的に入
力することもできる。
次に、本発明に係る楕円の入力について第4図に基づ
いて説明する。S1〜S7については上述の円入力方式と同
一であるため説明を省略する。そこで、開始点X1,Y1及
び現在位置X2,Y2より、中心(CX,CY)及び2点間距離の
1/2である横基準距離DX、縦基準距離DYを次式により求
める(S8)。
DX=(X1−X2)/2 DY=(Y1−Y2)/2 CX=X1+DX CY=Y1+DY DX=|DX| DY=|DY| ここで、楕円は、次の方程式によって表わされる。
X2/A2+Y2/B2=1 ここで、Aは横径、Bは縦径である。
このため、開始点(X1,Y1)と現在位置(X2,Y2)が決
定されただけでは、その形状は定まらない。
そこで、本実施例においては、次のように条件を付加
して、2点を通る楕円を一義的に決定し、これを表示す
る。
まず、次に横基準距離DXと縦基準距離DYを比較する
(S9)。この比較においてDXの方がDYより大きい場合に
は、横長の楕円であるため、縦径BをDYの2倍(B=DY
×2)とおき、横径Aを求める。
A=ROOT[DX2×4/3] B=DY×2 一方、DXよりDYの方が大きい縦長の楕円の場合には、
横径AをDXの2倍としてBを求める(S11)。
A=DX×2 B=ROOT「DY2×4/3」 そして、中心CX,CY、横径A,縦径Bの暫定楕円を表示
する(S12)。
このようにマウスの現在位置X2,Y2に応じ、暫定楕円
を表示しておき、第1ボタン1aのクリックにより楕円を
確定し(S13)、また第2ボタン1bのクリックにより暫
定楕円を消去する(S14)。
このように、B=2DY又はA=2DXとすることにより
A、Bを求めることができ、2点の入力により、その2
点を通る楕円を表示することができる。そこで、上述の
円の入力と同様の操作によって、楕円の表示を行うこと
ができ、使用者にとって使い勝手が非常によい。
また、第5図に示すように、マウス1の現在位置の操
作により、開始点及び他の1点Pを通る適当な大きさ、
形状の楕円を入力することも比較的容易に行える。
なお、上述の例では、B=2DY又はA=2DXとしたが、
2倍に限らず1.5倍等でもよく、任意に設定できるよう
にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る作図装置によれ
ば、開始点を決定した後に、マウスを移動することによ
り開始点とマウスの現在位置との両点を結ぶ楕円を暫定
表示することができ、所望の楕円が表示された時にこれ
を確定できる。そこで、所定の位置の所望の径の楕円を
効率的に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る作図装置のハード構成を示す構成
図、 第2図は円作成の動作を説明するためのフローチャー
ト、 第3図は円作成状態を示す説明図、 第4図は楕円作成の動作を説明するためのフローチャー
トである。 第5図は楕円作成状態を示す説明図、 第6図は従来例の円作成状態を示す説明図、 第7図は従来例の楕円作成状態を示す説明図である。 1……マウス 2……処理部 3……表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/00 - 11/80

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上に楕円を作図するための作図装置で
    あって、 画面上の位置を特定するカーソルを移動するためのポイ
    ンティング装置と、 このカーソルの位置についてのデータを入力する位置デ
    ータ入力手段と、 この位置データ入力手段の1回目の操作に基づき開始点
    を認識する開始点認識手段と、 この開始点認識後のポインティング装置の操作に応じた
    カーソル現在位置に基づき、開始点とカーソル現在位置
    の2点を通る楕円を楕円の方程式の中の変数に所定の条
    件を予め与えておくことにより1つだけ特定し、これを
    暫定楕円として表示する暫定楕円表示手段と、 暫定楕円表示状態における位置データ入力手段の操作に
    基づいて、その時の暫定楕円についてのデータを確定デ
    ータとして認識するとともに、確定楕円として表示する
    確定楕円認識表示手段と、 を有することを特徴とする作図装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、 前記暫定楕円は、開始点の座標を(X1,Y1)、現在位置
    の座標を(X2,Y2)、楕円の方程式をX2/A2+Y2/B2=1
    とした場合において、Aの大きさを|X1−X2|とするか、
    またはBの大きさを|Y1−Y2|とするという条件で、特定
    されることを特徴とする作図装置。
JP2265613A 1990-10-02 1990-10-02 作図装置 Expired - Lifetime JP3036813B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200480114Y1 (ko) * 2014-04-24 2016-04-26 이선주 레저용 접이식 상

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
花子 Ver.2 株式会社 ジャストシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200480114Y1 (ko) * 2014-04-24 2016-04-26 이선주 레저용 접이식 상

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