JPH05324202A - タッチパネル装置及びそのタッチ操作処理方法 - Google Patents

タッチパネル装置及びそのタッチ操作処理方法

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JPH05324202A
JPH05324202A JP14825192A JP14825192A JPH05324202A JP H05324202 A JPH05324202 A JP H05324202A JP 14825192 A JP14825192 A JP 14825192A JP 14825192 A JP14825192 A JP 14825192A JP H05324202 A JPH05324202 A JP H05324202A
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JP14825192A
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Tsugio Ando
次男 安藤
Tsutomu Matsuki
勉 松木
Yasutaka Fujishima
康剛 藤島
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 容易にタッチ操作エリアを確認し、正確な選
択操作を可能にするタッチパネル装置及びそのタッチ操
作処理方式。 【構成】 CRT3の表示画面前面にタッチパネル1を
取り付け、パネル上のオペレータのタッチ位置座標信号
を発生する処理用マイコン2と、CRT3の表示内容を
制御する制御用マイコン4と、タッチ位置座標信号を周
期的に検出し、オペレータが現在タッチしている位置を
演算し、目的の操作機器等を選択するホストコンピュー
タ5とを備えた装置において、ホストコンピュータ5
は、そのデータベース部52へ各操作装置に対応して分
割されたエリアを予め登録しておき、処理用マイコン2
からのタッチ位置座標信号から選択された操作機器の属
性有効エリアを判定し、さらに、制御用マイコン4によ
り有効エリアを表示画面上で色替え、反転、あるいはブ
リンク等により識別表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所等のプラ
ント運転/監視用に用いられるCRT表示装置に関し、
特に、前記CRT表示装置の表示画面の表面に取り付け
られたタッチパネルへのタッチ動作によりプラント機器
の操作を選択することの可能なタッチパネル装置及びそ
のタッチパネルのタッチ操作処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所等のいわゆるプラントの運
転監視においては、一般に、プラントからのプロセスデ
ータを制御計算機に取り込み、これを処理してCRT等
の表示装置の表示画面上へプラントの運転状態を表示
し、同時に、オペレータはこの表示画面上でプラントの
各種アクチュエータである機器類を制御することが行わ
れている。かかるプラントの運転監視や制御には、CR
T装置の表示画面上にいわゆるタッチパネルと呼ばれる
板上の装置を配置し、このタッチパネルのタッチ操作に
より機器の選択、操作を実施するものが広く利用されて
いた。
【0003】かかる従来のタッチパネル方式では、タッ
チパネル上のオペレータの指の接触位置は、オペレータ
がその指をタッチパネル上に接触した瞬間、あるいは、
タッチパネル上から指を離した瞬間のみ、その指が接触
したタッチパネル上の座標を計算機が取り込み、所定の
演算によって求める構成となっていた。このような構成
のため、上記従来技術になるタッチパネルでは、オペレ
−タがCRT表示画面上で指をスライドさせながら目的
の機器を選択する様な操作は不可能であり、その操作性
等において問題があった。
【0004】さらに、上記従来技術になるタッチパネル
では、オペレ−タは、画面上のどのエリアが有効エリア
であるか、或いは、目的の機器を操作するための有効エ
リアが表示画面上のどの範囲であるかが認識できなかっ
た。そため、オペレータは、いわゆる勘により、制御目
的の機器の近辺をタッチし、その操作の完了後に、CR
T上に表示される操作の成否を見て確認しながら操作を
行っていた。その結果、目的の機器の選択に成功してい
なければ、オペレータは、再び、勘による操作対象機器
の指定を繰り返すという構成となっていた。
【0005】これに対し、上記の問題点を解決するため
に、例えば図8に示す様に、オペレ−タがCRT表示画
面3の前面に取り付けられたタッチパネル1上をタッチ
したまま指をスライドさせた場合でも、そのタッチパネ
ル上の座標を周期的に検知し、その検知した座標位置に
マ−カ(図中の矢印)を表示することにより、オペレ−
タに対して現在タッチ中の座標を認知させる方式が従来
から提案され、また、実用化されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の後者のような方式でも、例えばプラント系統図
において目的の機器を選択するような場合、現在タッチ
パネル上でマ−カにて指定中の座標が、その目的とする
機器を選択するために有効な、いわゆる機器属性の有効
エリア内に在るのか否かについては、タッチ動作を行っ
ているオペレータには認識することがでなかった。すな
わち、上記改良された従来のタッチパネルでも、表示画
面上でマーカにより指定中の座標によって本当に目的の
機器が選択可能か否かは不明であり、結局は、上記従来
技術と同様に、オペレータがその操作結果を見てみない
と分からず、これでは、やはりオペレータの勘に頼らざ
るを得ず、やはりその操作性には問題があった。
【0007】そこで、本発明では、上記従来技術の問題
点に鑑み、オペレータの勘に頼ることなく、オペレータ
によるタッチ動作を視覚により確認しながら、確実に、
目的の操作機器あるいは操作項目の選択を行うことが可
能で、そのタッチ操作性にも優れたタッチパネル装置及
びそのタッチ操作処理方法を提供することをその目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、先ず、表示画面上に複数の操作
機器あるいは操作項目を表示する表示装置と、前記表示
装置の画面表示を制御する表示制御用演算装置と、前記
表示装置の表示面前面に取り付けられたタッチパネル
と、前記タッチパネル上のオペレータのタッチ位置座標
信号を発生するタッチ処理用演算装置と、前記タッチ処
理用演算装置から入力されるタッチ位置座標信号によっ
てオペレータのタッチ位置を周期的に検出し、もって、
オペレータが現在タッチしている位置を前記表示装置の
表示画面上に表示し、かつ、オペレータのタッチ位置に
よって前記表示画面上に表示された操作機器あるいは操
作項目から目的の操作機器あるいは操作項目を選択する
主演算装置とを備えたタッチパネル装置において、前記
主演算装置は、予め表示画面上のエリアを分割して前記
複数の操作機器あるいは操作項目に対応した機器属性有
効エリアを登録する機能と、前記タッチ処理用演算装置
からのタッチ位置座標信号からオペレータのタッチ操作
により選択された操作機器あるいは操作項目の機器属性
有効エリアを判定する機能と、そして、前記選択された
操作機器あるいは操作項目の機器属性有効エリアを識別
表示する機能とを備えたタッチパネル装置を提供する。
【0009】また、本発明によれば、やはり上記の目的
を達成するために、表示画面上に複数の操作機器あるい
は操作項目を表示する表示装置と、前記表示装置の画面
表示を制御する表示制御用演算装置と、前記表示装置の
表示面前面に取り付けられたタッチパネルと、前記タッ
チパネル上のオペレータのタッチ位置座標信号を発生す
るタッチ処理用演算装置と、主演算装置とから構成され
るタッチパネル装置において、前記タッチ処理用演算装
置からのタッチ位置座標信号によってオペレータのタッ
チ位置を周期的に検出し、オペレータが現在タッチして
いる位置を前記表示装置の表示画面上に表示し、かつ、
オペレータのタッチ位置によって前記表示画面上に表示
された操作機器あるいは操作項目から目的の操作機器あ
るいは操作項目を選択可能とするタッチパネル装置のタ
ッチ操作処理方法であり、予め表示画面上のエリアを分
割して前記複数の操作機器あるいは操作項目に対応した
機器属性エリアを登録しておき、前記タッチ処理用演算
装置からのタッチ位置座標信号を入力し、所定の演算に
より処理を行なってオペレータのタッチ操作により選択
された操作機器あるいは操作項目の機器属性有効エリア
を判定し、そして、前記選択された操作機器あるいは操
作項目の機器属性有効エリアを識別表示するタッチパネ
ル装置のタッチ操作処理方法を提供する。
【0010】
【作用】すなわち、上記の本発明になるタッチパネル装
置及びそのタッチ操作処理方法によれば、オペレータが
タッチパネル上を指でタッチしたまま移動しながら操作
機器あるいは操作項目の選択を行うことが可能であり、
さらにその選択操作の場合、タッチ操作によって選択さ
れた機器に対応して分割して登録された当該機器属性エ
リアが色替え、反転、あるいはブリンク等によって識別
表示されるため、オペレータは自己が指定中の操作機器
を容易に認識することが可能であり、これにより、タッ
チパネル上でのタッチ操作を、従来のようにオペレータ
の勘に頼ることなく、オペレータ自身が目視によって確
認することが出来、容易に、確実でかつ正確な機器選択
を可能となし、もって、タッチパネル装置上でのオペレ
ータのプラント監視における操作性を向上するものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の詳細について、図
面を参照しながら説明する。先ず、図1は、本発明の一
実施例になるタッチパネル装置の全体システム構成を示
している。この図に明らかに示されるように、本タッチ
パネル装置のシステムは、例えばCRTから構成された
表示装置3と、この表示装置3の表示画面の前面に取り
付けられ、オペレ−タが指などでその表面を接触しなが
ら操作を行う、いわゆるタッチ操作を実施するためのタ
ッチパネル1と、さらに、上記オペレ−タがタッチして
いるタッチパネル1上の位置(またはエリア)を直交座
標のX,Y座標信号により、そのタッチ操作の開始時か
ら終了の時まで周期的に検出するためのタッチパネル制
御用マイコン2とを備えている。
【0012】また、このタッチパネル装置は、このタッ
チパネル制御用マイコン2から送信されるX,Y座標情
報からタッチパネル1上のタッチ操作により選択された
エリア情報を演算してオペレ−タ指定の操作機器あるい
は操作項目を決定する機能と共に、操作ガイダンス情報
を発生するホストコンピュータ5と上記ホストコンピュ
ータ5から入力される、演算されたタッチエリア情報及
び操作ガイダンス情報から、上記CRT表示装置3の表
示画面上に、例えば監視操作対象であるプラント系統図
や系統図上の操作機器及びそれに対する操作項目等を、
そのシンボルや数字、文字情報等で表示する表示処理機
能を有するCRT制御用マイコン4を備えている。
【0013】なお、本実施例では、上記CRT表示装置
3はカラーCRTを用いてカラー表示が可能であり、も
って、上記ホストコンピュータ5からの表示制御出力に
より、CRT上の特定エリア、シンボル、数字文字情報
等の表示画面を自在に所望の色で表示することが可能と
なっている。また、上記CRT制御用マイコン4は、上
記ホストコンピュータ5からの表示制御出力により、C
RT上の特定エリア、シンボル等を反転表示、あるい
は、ブリンク表示すること、さらには、表示画面の一部
を拡大表示することも可能である。
【0014】次に、上記のホストコンピュ−タ5は、上
記タッチパネル制御用マイコン2からの信号を入力し、
上記CRT制御用マイコン4へ表示制御信号を出力する
と共に、さらに、監視操作対象である、例えば原子力発
電所等のプラントのプロセスデータを統括管理・監視機
能を有するプロセス計算機6とのインタフェ−ス機能を
有するインタフェ−ス部51と、データベース部52
と、デ−タベ−ス部52内の各種デ−タの入出力機能を
有するI/O部53と、そして、演算部54とを備えて
いる。なお、データベース部52は、具体的な一例を示
すと、図2に示すような内容の情報から構成されてい
る。
【0015】なお、この図2において、「作画情報」と
は、操作機器のシンボル、配管等により構成されるプラ
ント系統図、及び、系統図上の各機器に対する操作項目
を表示するための情報であり、「機器属性エリア情報」
とは、系統図上の指定対象の各機器に対し予め登録して
おく有効エリア(このエリア内の任意の座標をタッチす
ることにより属性の機器或いは操作が選択される)の情
報である。また、「エリア判定ルール」とは、上記エリ
ア指定に係わるル−ルであり、そして、「操作ガイダン
ス情報」とは、オペレ−タに対する操作ガイダンス情報
である。
【0016】また、上記演算部54は、データベース部
52のデータベース管理機能、I/O部53の制御に加
え、上記タッチパネル制御用マイコン2より受信した
X,Y座標情報と、上記デ−タベ−ス部52内の各種デ
−タとから、図3に示すエリア情報を決定する機能を有
する。尚、このホストコンピュ−タ5は、プロセス計算
機に同等の機能を持たせることにより、プロセス計算機
に統合する構成も可能である。
【0017】また、図3に一例を示したエリア情報は、
色替え、反転、ブリンク等を実施するエリアの座標情報
(例えば、表示画面上の、左上と右下の2点に関する
X,Y座標等)と、 該エリアのブリンクの要否、色替
えの要否、色替え色の情報と、画面上の特定エリアに表
示する操作ガイダンス情報とにより構成されている。
【0018】次に、図4には、上記の構成において、オ
ペレータがタッチパネルをタッチ操作した際、そのタッ
チ開始時からタッチ終了時までのデ−タの流れの例につ
いて示している。この図4にも示すように、本タッチパ
ネル装置のシステム構成では、先ず、オペレ−タがに
てタッチ操作を開始してから、にてタッチパネル1の
画面上で指をスライドさせながらタッチ位置を移動し、
にてタッチ操作を終了するまでの動作を示している。
この間、タッチパネル制御用マイコン2は、オペレータ
の指のタッチ座標(X,Y座標)を定周期に検出し(タ
ッチパネル1とタッチパネル制御用マイコン2との間の
矢印を参照)、ホストコンピュ−タ5に対して検出した
座標情報を送信する(タッチパネル制御用マイコン2と
ホストコンピュータ5との間の矢印を参照)。そして、
座標情報を送信されたホストコンピュ−タ5では、デ−
タベ−ス部52のデータベース情報(上記図2を参照)
を参照しながら、その座標情報からエリア情報(上記図
3を参照)を特定し、その結果をCRT制御用マイコン
4に送信する(ホストコンピュ−タ5とCRT制御用マ
イコン4との間の矢印を参照)。
【0019】そして、CRT制御用マイコン5は、上記
エリア情報に基づき、操作ガイダンスを表示すると同時
に、CRT表示装置3の表示画面上に表示されたプラン
ト系統図の所定の位置(座標)のエリアの色を替える色
替え、反転、あるいは、ブリンクにより識別表示処理を
行って表示する(図4の最下部に示したCRT3を参
照)。なお、その際、例えば表示された機器が密集して
いるような場合には、その特定のエリアに対して画面上
の拡大表示処理を行うことも可能である。
【0020】このホストコンピュ−タ5内におけるエリ
ア情報の演算処理動作について、添付の図を用いなが
ら、以下に詳細に説明する。図5は、ホストコンピュ−
タ5内の演算部53における、上記エリア情報の算出の
ための処理フロ−を示したものである。
【0021】まず、ステップ(S1)において、ホスト
コンピュ−タ5は、タッチパネル制御用マイコン2より
タッチ位置のX,Y座標情報を入力して格納する。次
に、ステップ(S2)において、このX,Y座標がタッ
チ終了時(図4におけるの操作)の座標情報であるか
が判定され、判定の結果、終了時の座標情報であると判
断されれば、ステップ(S7)の操作が実行される。一
方、タッチ終了時以外の座標情報と判断されれば、処理
はステップ(S3)に進み、その座標が予め設定した機
器属性エリア情報の有効エリア内の座標であるか否かを
判定する。ここで、有効エリア内の座標と判断されれ
ば、次にステップ(S4)にて、上記データベース部5
2内に記憶されたエリア判定のル−ルの有無を判別し、
ルールが有ればそのエリア判別ルールを参照しながらス
テップ(S5)でエリア判定を行い、ル−ルが無ければ
そのままステップ(S6)へ移行し、エリア情報、ある
いはステップ(S5)で判定したエリア情報をCRT制
御用マイコン4へ送信し、再び上記ステップ(S1)へ
戻る。また、上記ステップ(S3)において、座標が有
効エリア以外の情報と判断された場合にも、そのままス
テップ(S6)のエリア情報送信操作を実施して再び上
記ステップ(S1)へ戻ることとなる。
【0022】一方、上記のステップ(S2)において、
タッチ操作終了符号が有り(すなわち、タッチ終了時)
と判断されると、処理はステップ(S7)へ移行し、そ
の座標が予め設定した機器属性エリア情報の有効エリア
内の座標か否かが判断される。その結果、有効エリア内
の座標で有ればステップ(S8)へ進み、オペレ−タ指
定の機器、或いは操作として格納する。一方、有効エリ
ア外の座標で有れば無効エリア指定のガイド表示の要求
をCRT制御用マイコン4に対し行う。
【0023】続いて、図6及び図7により、上記本タッ
チパネル装置における画面表示例及びその操作方法の一
例について以下に説明する。まず、図6には、CRT表
示装置3の表示画面上に表示されたプラントの系統図の
一例が示されている。この系統図の様に、本発明のタッ
チパネル装置では、ホストコンピュータ5のデータベー
ス部52において、操作機器A,B,C,Dに対してそ
れぞれの有効エリアA,エリアB,エリアC,エリアD
が予め定義されている(但し、表示画面上にはエリアを
示す点線は表示されない)。そこで、例えば、オペレ−
タによるタッチ操作が、点1で開始され、その後、オペ
レータは指をタッチパネル1上でスライドさせながら点
2を経由し、そして、点3にて終了した場合についてを
述べる。
【0024】すなわち、オペレ−タにより点1がタッチ
されると、エリアCの表示色が変化する。例えば背景色
が灰色である場合、このエリアCを例えば緑色に変化さ
せて識別表示し、もって、オペレ−タに対しエリアCを
タッチ中であることを認識可能とする。さらに、画面中
のエリアEには、操作ガイダンスとして、例えば「バル
ブC指定中です」等のメッセ−ジを表示する。このこと
により、オペレ−タに対して指定中の機器名称の認識も
可能とすることが出来る。尚、この識別表示はオペレ−
タの指がタッチパネルから離れるか、又は指をスライド
させてエリアC外の座標位置をタッチするまで継続され
る。
【0025】次に、図の表示画面中の点2をタッチ中の
画面表示については、例えば「無効エリアタッチ中に
は、最も隣接した有効エリアをブリンク表示する」とい
うル−ルを上記データベース部52に予め登録しておく
ことにより、エリアBをブリンク表示により識別表示す
ると共に、エリアEには、「無効エリアタッチ中です。
最も近くの有効エリアはポンプBのエリアです。」とい
ったメッセ−ジを表示することにより、オペレ−タに対
し有効エリアを認識させることが可能となる。また、予
め登録しておくル−ルとしては、前記ル−ル以外にも、
既に選択された機器、或いは選択された操作により、次
のタッチにより選択されるであろうエリアを予測し、こ
の予測されたエリアをブリンク等で識別表示させる方法
等も可能である。
【0026】次に、図の点3におけるタッチ終了時の画
面表示としては、エリアDの色替えがキャンセルされ、
エリアEには「バルブDが指定されました。」といった
メッセ−ジを表示することにより、指定機器の認識が可
能となる。
【0027】次に、図7には画面拡大の一例を示す。こ
の例では、本図にも示すように、CRT表示装置3の表
示画面上に表示される操作機器が密集し、オペレータが
正確なタッチ操作をし難いような画面においては、例え
ば図1のデータベース52内に、特定のエリアに対し拡
大画面を予め定義しておく。このことにより、例えば本
図の例では、3つの操作機器を含むエリアAをタッチす
ると、表示画面上には該当エリアAの拡大画面をウィン
ドウWで表示する。これにより、オペレータは画面上で
のタッチ操作による操作機器の選択が容易に可能とな
る。なお、この画面拡大表示されたウィンドウWは、オ
ペレータがタッチパネル表面上から指を放した時点で、
再び元の表示画面に戻るようになっている。
【0028】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明かなように、
本発明のタッチパネル装置及びタッチ操作処理方法によ
れば、タッチパネル操作におけるタッチ動作を目視によ
り容易に識別可能に表示することにより、タッチパネル
上でのオペレータの操作機器及び操作項目の選択操作を
容易かつ確実なものにし、もって、オペレータの勘に頼
ることなく、タッチパネル装置上でのプラント運転監視
における操作性を著しく向上することが可能となるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になるタッチパネル装置の全
体機器システム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のデータベースの実施例図である。
【図3】本発明の他のデータベースの実施例図である。
【図4】上記タッチパネル装置におけるデ−タフロ−を
説明するための説明図である。
【図5】上記タッチパネル装置のエリア情報演算処理を
説明する処理フロ−図である。
【図6】上記タッチパネル装置の表示画面上に表示され
るプラント系統図とタッチ操作の一例を示す表示画面の
説明図である。
【図7】上記タッチパネル装置の表示画面上に表示され
る拡大画面の一例を示す表示画面の説明図である。
【図8】従来技術におけるオペレータのタッチ操作の一
例を説明する図である。
【符号の説明】
1 タッチパネル 2 タッチパネル制御用マイコン 3 CRT表示装置 4 CRT制御用マイコン 5 ホストコンピュ−タ 51 インタフェ−ス部 52 デ−タベ−ス部 53 I/O部 54 演算部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上に複数の操作機器あるいは操
    作項目を表示する表示装置と、前記表示装置の画面表示
    を制御する表示制御用演算装置と、前記表示装置の表示
    面前面に取り付けられたタッチパネルと、前記タッチパ
    ネル上のオペレータのタッチ位置座標信号を発生するタ
    ッチ処理用演算装置と、前記タッチ処理用演算装置から
    入力されるタッチ位置座標信号によってオペレータのタ
    ッチ位置を周期的に検出し、もって、オペレータが現在
    タッチしている位置を前記表示装置の表示画面上に表示
    し、かつ、オペレータのタッチ位置によって前記表示画
    面上に表示された操作機器あるいは操作項目から目的の
    操作機器あるいは操作項目を選択する主演算装置とを備
    えたタッチパネル装置において、前記主演算装置は、予
    め表示画面上のエリアを分割して前記複数の操作機器あ
    るいは操作項目に対応した機器属性エリアを登録する機
    能と、前記タッチ処理用演算装置からのタッチ位置座標
    信号からオペレータのタッチ操作により選択された操作
    機器あるいは操作項目の機器属性有効エリアを判定する
    機能と、そして、前記選択された操作機器あるいは操作
    項目の機器属性有効エリアを識別表示する機能とを備え
    たことを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、前記主演算装置
    は、前記選択された操作機器あるいは操作項目の機器属
    性有効エリアを色替えして識別表示する機能を有するこ
    とを特徴とするタッチパネル装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1において、前記主演算装置
    は、前記選択された操作機器あるいは操作項目の機器属
    性有効エリアを反転表示して識別表示する機能を有する
    ことを特徴とするタッチパネル装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1において、前記主演算装置
    は、前記選択された操作機器あるいは操作項目の機器属
    性有効エリアをブリンク表示して識別表示する機能を有
    することを特徴とするタッチパネル装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1において、オペレ−タが前
    記表示装置の画面上の前記機器属性エリア以外のエリア
    をタッチした場合、当該タッチエリアの近傍に位置する
    一の機器属性エリアを選択して識別表示する機能を有す
    ることを特徴とするタッチパネル装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1において、オペレータが前
    記タッチパネル上から指を放した時点で、前記識別表示
    を消去する機能を有することを特徴とするタッチパネル
    装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1において、前記主演算装置
    はデータベース部を有し、このデータベース部は、予め
    登録しておいたル−ルに従って、既に指定された機器属
    性エリアに基づいて次に選択すべき機器属性の有効エリ
    アを予測して識別表示する機能を有することを特徴とす
    るタッチパネル装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1において、前記表示装置の
    表示画面上に複数の操作機器が密集して表示され、この
    エリアをオペレータがタッチした場合には、当該エリア
    を拡大表示する機能を有することを特徴とするタッチパ
    ネル装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項8において、さらに、オペレ
    ータが前記タッチパネル表面上から指を放した時点で、
    前記拡大表示された画面が元の画面に戻る機能を有する
    ことを特徴とするタッチパネル装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1において、前記表示装置
    の表示画面上には、さらに、オペレ−タがタッチ中の機
    器属性有効エリアに従って選択された操作機器に関する
    ガイド表示をする機能を有することを特徴とするタッチ
    パネル装置。
  11. 【請求項11】 表示画面上に複数の操作機器あるいは
    操作項目を表示する表示装置と、前記表示装置の画面表
    示を制御する表示制御用演算装置と、前記表示装置の表
    示面前面に取り付けられたタッチパネルと、前記タッチ
    パネル上のオペレータのタッチ位置座標信号を発生する
    タッチ処理用演算装置と、主演算装置とから構成される
    タッチパネル装置において、前記タッチ処理用演算装置
    からのタッチ位置座標信号によってオペレータのタッチ
    位置を周期的に検出し、オペレータが現在タッチしてい
    る位置を前記表示装置の表示画面上に表示し、かつ、オ
    ペレータのタッチ位置によって前記表示画面上に表示さ
    れた操作機器あるいは操作項目から目的の操作機器ある
    いは操作項目を選択可能とするタッチパネル装置のタッ
    チ操作処理方法であり、予め表示画面上のエリアを分割
    して前記複数の操作機器あるいは操作項目に対応した機
    器属性エリアを登録しておき、前記タッチ処理用演算装
    置からのタッチ位置座標信号を入力し、所定の演算によ
    り処理を行なってオペレータのタッチ操作により選択さ
    れた操作機器あるいは操作項目の機器属性有効エリアを
    判定し、そして、前記選択された操作機器あるいは操作
    項目の機器属性有効エリアを識別表示することを特徴と
    するタッチパネル装置のタッチ操作処理方法。
  12. 【請求項12】 前記請求項11において、前記選択さ
    れた操作機器あるいは操作項目の機器属性有効エリアの
    識別表示は、当該エリアを色替えして表示することを特
    徴とするタッチパネル装置のタッチ操作処理方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項11において、前記選択さ
    れた操作機器あるいは操作項目の機器属性有効エリアの
    識別表示は、当該エリアを反転表示して行うことを特徴
    とするタッチパネル装置のタッチ操作処理方法。
  14. 【請求項14】 前記請求項11において、前記選択さ
    れた操作機器あるいは操作項目の機器属性有効エリアの
    識別表示は、当該エリアをブリンク表示して行うことを
    特徴とするタッチパネル装置のタッチ操作処理方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項11において、オペレ−タ
    が前記表示装置の画面上の前記機器属性エリア以外のエ
    リアをタッチした場合、当該タッチエリアの近傍に位置
    する一の機器属性エリアを選択して識別表示することを
    特徴とするタッチパネル装置のタッチ操作処理方法。
  16. 【請求項16】 前記請求項11において、さらに、予
    め登録しておいたル−ルに従って、既に指定された機器
    属性有効エリアに基づいて次に選択すべき機器属性の有
    効エリアを予測して識別表示することを特徴とするタッ
    チパネル装置のタッチ操作処理方法。
  17. 【請求項17】 前記請求項11において、前記表示装
    置の表示画面上に複数の操作機器が密集して表示されて
    おり、このエリアをオペレータがタッチした場合には、
    当該エリアを拡大表示することを特徴とするタッチパネ
    ル装置のタッチ操作処理方法。
  18. 【請求項18】 前記請求項11において、さらに、前
    記表示装置の表示画面上には、オペレ−タがタッチ中の
    機器属性有効エリアに従って選択された操作機器に関す
    るガイドを表示することを特徴とするタッチパネル装置
    のタッチ操作処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078342A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kyocera Mita Corp 表示装置
JP2008234667A (ja) * 2002-06-21 2008-10-02 Aisin Aw Co Ltd 画像表示装置

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