JPS6337391B2 - - Google Patents
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- JPS6337391B2 JPS6337391B2 JP10431280A JP10431280A JPS6337391B2 JP S6337391 B2 JPS6337391 B2 JP S6337391B2 JP 10431280 A JP10431280 A JP 10431280A JP 10431280 A JP10431280 A JP 10431280A JP S6337391 B2 JPS6337391 B2 JP S6337391B2
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- JP
- Japan
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- magnetic
- magnetic pole
- cleaning
- roll
- developing
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0047—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using electrostatic or magnetic means; Details thereof, e.g. magnetic pole arrangement of magnetic devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は電子複写方法および該装置に関するも
のである。更に詳しく言えば、本発明は一成分磁
性トナーを使用した電子複写機において感光体ド
ラムの1回転目に帯電・露光・現像・転写行程を
行い、2回転目に現像機(磁気ロール)にてクリ
ーニングを行なわせるいわゆる現像兼用クリーニ
ング方式の電子複写装置に関する。 一成分磁性トナーを使用する電子複写機の同一
の磁気ロールを使用して現像とクリーニングの双
方の機能を果す現像兼用クリーニング方式の電子
複写方法に於いては、現像行程とクリーニング行
程との切り替えを表1に示すa〜cの3種類に大
別される方法で行つている。
のである。更に詳しく言えば、本発明は一成分磁
性トナーを使用した電子複写機において感光体ド
ラムの1回転目に帯電・露光・現像・転写行程を
行い、2回転目に現像機(磁気ロール)にてクリ
ーニングを行なわせるいわゆる現像兼用クリーニ
ング方式の電子複写装置に関する。 一成分磁性トナーを使用する電子複写機の同一
の磁気ロールを使用して現像とクリーニングの双
方の機能を果す現像兼用クリーニング方式の電子
複写方法に於いては、現像行程とクリーニング行
程との切り替えを表1に示すa〜cの3種類に大
別される方法で行つている。
【表】
なお、磁気ロールに依る残留磁性トナー像のク
リーニング性能は磁性トナー及び感材の電気抵抗
値に大きく左右され電気抵抗とクリーニング難易
度の概略の関係は第1図に示す様になる。 第1図のグラフに於いてイで示される範囲は磁
性トナー、感材共に電気抵抗が107Ωcm以下で、
表−1のa法により充分にクリーニングできる。 ロで示される範囲は磁性トナー又は感材の何れ
か一方が107Ωcm以下、他方が1012Ωcm以下であ
り、b法およびc法の適用が可能である。 ハで示される範囲は更に高抵抗の磁性トナー及
び感材を使用した場合で現在のところこれに適用
可能な磁気ロールクリーナの技術は確立されてい
ない。しかし、今後電子複写機の一成分PPC化
の要望を満す為にはこの範囲で性能を満す磁気ロ
ールクリーナの開発が重要な課題となつている。 表−1のb法については数多くの考案が発表さ
れており、大別すると表−2に示す諸方式があ
る。 しかし、いずれの方式も第1図のグラフのロ領
域しか満足なクリーニングを行うことができない
のが現状である。
リーニング性能は磁性トナー及び感材の電気抵抗
値に大きく左右され電気抵抗とクリーニング難易
度の概略の関係は第1図に示す様になる。 第1図のグラフに於いてイで示される範囲は磁
性トナー、感材共に電気抵抗が107Ωcm以下で、
表−1のa法により充分にクリーニングできる。 ロで示される範囲は磁性トナー又は感材の何れ
か一方が107Ωcm以下、他方が1012Ωcm以下であ
り、b法およびc法の適用が可能である。 ハで示される範囲は更に高抵抗の磁性トナー及
び感材を使用した場合で現在のところこれに適用
可能な磁気ロールクリーナの技術は確立されてい
ない。しかし、今後電子複写機の一成分PPC化
の要望を満す為にはこの範囲で性能を満す磁気ロ
ールクリーナの開発が重要な課題となつている。 表−1のb法については数多くの考案が発表さ
れており、大別すると表−2に示す諸方式があ
る。 しかし、いずれの方式も第1図のグラフのロ領
域しか満足なクリーニングを行うことができない
のが現状である。
【表】
本発明は現像行程とクリーニング行程とで磁気
ロールのパラメータを変化させる方式(表1のb
法)によるものであり、従来この方式でのクリー
ニング対応領域は第1図のグラフのロ領域までで
あつたが、これをハ領域まで拡大させるものであ
る。 従つて本発明の目的は高抵抗磁性トナーと高抵
抗感材とを組合せた電子複写機において満足なク
リーニングを達成することのできる電子複写装置
を提供することである。 本発明によれば上記の目的は複数個の磁極を含
む磁極ロールと該磁極ロールの外周に回動自在に
設けた非磁性スリーブとを有する磁気ロールより
なる電子複写機用現像兼用クリーニング装置にお
いて、磁極ロールの現像磁極とクリーニング磁極
とを極間角度θで隣接させ、トリマーの対向する
トリミング磁極と現像磁極との極間角度αをθ≠
αとなるように選定し、現像時には現像磁極が感
光体面に対向しクリーニング時にはクリーニング
磁極が感光体面に対向するように磁極ロールを角
度θだけ回転させることを特徴とする電子複写装
置によつて達成される。 クリーニング行程において、クリーニング部分
での磁性トナーのパツキング密度が磁性トナーの
嵩密度に近い程クリーニング性能は優れており、
現像行程においてはパツキング密度が嵩密度の約
70%程度であるときに一般に優れた現像が行われ
る。 又、磁極ロールの磁極とトリマープレートの相
互位置関係によつてスリーブ上の磁性トナーの量
は第2図のグラフに示す如く変化する。従つて現
像行程とクリーニング行程とでスリーブ内の磁極
ロールの固定位置を所要量回転移動させることに
よつてそれぞれの行程に最適なトナーパツキング
密度を得ることが可能である。 第2図のグラフにおいて横軸にトリマープレー
ト5の位置を基準にトリミング磁極S2の回転角度
をとり縦軸にトリマープレート5に近接するスリ
ーブ3表面上での磁束密度(ガウス)、及びスリ
ーブ3表面上の磁性トナーの平均*1付着量(g/
cm2)を実測によりプロツトしたものである。な
お、この時のトリマープレート5とスリーブ3表
面とで形成されるスリツト巾は0.6mmである。 本発明において使用する現像兼クリーニング磁
気ロールはアルミ又はSUS303合金等からなる外
径φ36mmの導電性非磁性体スリーブ3と該スリー
ブの内側にスリーブ表面での磁束密度がそれぞれ
約850ガウスとなるN1,N2,N3,N4及びS1,
S2,S3,S4の計8個の磁極を有する磁極ロール4
とから成り、それぞれ独立に回動可能である。 なお、第3図に示した例において磁極間隔は
N,^S、間のみ35.2゜(θ)で他は46.4゜(α)で
ある。 以下に図面を参照しながら本発明によるクリー
ニング装置の機作を説明する。 現像サイクル:第3図に示す様に磁極ロール4の
トリミング磁極S2がトリマープレート5の後方
(スリーブ進行方向に対して)23.2゜の位置に固
定された状態(現像磁極N1は必然的に感光ド
ラム1に対向するようになつている)でスリー
ブ3を矢印方向に約300rpmで回転させる。な
おスリーブ表面と感光体表面は0.6mmの間隔を
有して対向している。すると第2図のグラフよ
り明らかな様にスリーブ表面上には平均*1
0.0425g/cm2の磁性トナーが搬送される。トリ
マープレートをC点(S2極からでN2極寄り)
に位置させても同一搬送量を得ることができ
る。しかしこの場合N,^S、極間角度を14゜
と狭くする必要があり、着磁が困難となり望ま
しくない。よつて現像磁極N1に位置するスリ
ーブ表面上には平均*20.7g/cm2のパツキング
密度を有する磁性トナーの穂2が形成され、感
光ドラム1の表面を摺擦する。この時感光ドラ
ムはすでに帯電・露光行程を経て表面に静電潜
像を形成している。よつて静電潜像は磁性トナ
ーの穂2によつて現像(可視像化)される。 ついで該可視像(磁性トナー像)は転写行程
でその約80%が紙に転写された後定着処理され
る。 クリーニングサイクル:現像終了と同時に磁極ロ
ール4は図示しないロータリーソレノイドの駆
動を受け35.2。(θ)右回転し、第4図に示す
位置に固定される。するとスリーブ表面に搬送
される磁性トナーの量は第2図のグラフに示す
様に平均*1約0.059g/cm2(B点)に増大し、
この為クリーニング部でのトナーパツキング密
度は約0.98g/cm2と現像時の約1.4倍となり、
強固な磁性トナーの穂2が感光体表面を摺擦す
ることになる。従つて図示しない除電コロトロ
ン及び除電ランプの処理を受け感光体1との静
電的付着力を弱められた残留磁性トナー像はク
リーニング部分で完全に感光体1よりスリーブ
3上に移動し、クリーニングサイクルを終了す
る。 またこの実施例によるクリーナにて第1図のグ
ラフのハ領域に位置する抵抗値1015Ωcmの感材と
抵抗値1012Ωcmの磁性トナーの組合せで充分なる
余裕をもつてクリーニングすることが確認され
た。 なお、クリーニング行程終了と同時にロータリ
ーソレノイドは解磁され、図示しないバネの張力
によつて第3図の状態に復帰し次の現像行程に備
える。 本発明によれば、感材、及びトナーの種類、感
光体の周速潜像電位等の差により、現像に適した
感材とスリーブの間隙、スリーブ径、トナー搬送
量、磁束密度は当然変化するものであり、更に磁
極ロールの磁束パターン、磁極ロールの回転角
度、及びトリマーギヤツプ等の値を変更すること
により所望のクリーニングを達成することができ
る。 しかし、いずれの場合に於いても現像時とクリ
ーニング時のトナーパツキング密度の比の変更は
磁極ロールの回転角度で制御され、双方同時に増
減させるにはトリマーギヤツプでコントロールで
きる。 なおスリーブの回転数及びS2極の最大磁束密度
の変更はスリーブ上のトナー付着量(g/cm2)に
殆んど影響を及ぼさない。 上記の実施例では量産性を考慮しすべての磁極
の最大磁束密度を約850ガウスに並えてあるが、
望ましくはN1≒600ガウス、S2≒1000ガウス、他
の磁極は400〜800ガウス程度にするのがよい。ま
たスリーブにバイアス電圧を印加していないが、
現像時とクリーニング時とで電圧を変化させた直
流バイアスをスリーブに印加することに依り、現
像及びクリーニング能力は共に向上する。又この
場合表−2((i)の欠点の項参照)に記したスリー
ブ表面への経時的トナー固着はスリーブ表面をテ
フロン等の離型性の良い材料で被覆することに依
り防止できる。 *1:スリーブ上磁性トナーは磁極直上が最も多
く、極間上が最も少ない。ここに云う平均とは
スリーブ表面全体に磁性トナーを均らしたとき
の平均である。 *2:*1での不均一以外にスリーブ表面に対し
垂直方向にも不均一でありここで云う平均とは
スリーブ上の磁性トナー層の厚み方向を加味し
た平均である。 本発明によるクリーニング装置は二成分系の磁
気ロールを使用する現像兼クリーニング装置へも
同様の原理、構成にて応用できる。また現像機独
立タイプのものに応用すればマグネツトの回転角
を切り替えることにより階調の異なるコピーを得
ることができる。
ロールのパラメータを変化させる方式(表1のb
法)によるものであり、従来この方式でのクリー
ニング対応領域は第1図のグラフのロ領域までで
あつたが、これをハ領域まで拡大させるものであ
る。 従つて本発明の目的は高抵抗磁性トナーと高抵
抗感材とを組合せた電子複写機において満足なク
リーニングを達成することのできる電子複写装置
を提供することである。 本発明によれば上記の目的は複数個の磁極を含
む磁極ロールと該磁極ロールの外周に回動自在に
設けた非磁性スリーブとを有する磁気ロールより
なる電子複写機用現像兼用クリーニング装置にお
いて、磁極ロールの現像磁極とクリーニング磁極
とを極間角度θで隣接させ、トリマーの対向する
トリミング磁極と現像磁極との極間角度αをθ≠
αとなるように選定し、現像時には現像磁極が感
光体面に対向しクリーニング時にはクリーニング
磁極が感光体面に対向するように磁極ロールを角
度θだけ回転させることを特徴とする電子複写装
置によつて達成される。 クリーニング行程において、クリーニング部分
での磁性トナーのパツキング密度が磁性トナーの
嵩密度に近い程クリーニング性能は優れており、
現像行程においてはパツキング密度が嵩密度の約
70%程度であるときに一般に優れた現像が行われ
る。 又、磁極ロールの磁極とトリマープレートの相
互位置関係によつてスリーブ上の磁性トナーの量
は第2図のグラフに示す如く変化する。従つて現
像行程とクリーニング行程とでスリーブ内の磁極
ロールの固定位置を所要量回転移動させることに
よつてそれぞれの行程に最適なトナーパツキング
密度を得ることが可能である。 第2図のグラフにおいて横軸にトリマープレー
ト5の位置を基準にトリミング磁極S2の回転角度
をとり縦軸にトリマープレート5に近接するスリ
ーブ3表面上での磁束密度(ガウス)、及びスリ
ーブ3表面上の磁性トナーの平均*1付着量(g/
cm2)を実測によりプロツトしたものである。な
お、この時のトリマープレート5とスリーブ3表
面とで形成されるスリツト巾は0.6mmである。 本発明において使用する現像兼クリーニング磁
気ロールはアルミ又はSUS303合金等からなる外
径φ36mmの導電性非磁性体スリーブ3と該スリー
ブの内側にスリーブ表面での磁束密度がそれぞれ
約850ガウスとなるN1,N2,N3,N4及びS1,
S2,S3,S4の計8個の磁極を有する磁極ロール4
とから成り、それぞれ独立に回動可能である。 なお、第3図に示した例において磁極間隔は
N,^S、間のみ35.2゜(θ)で他は46.4゜(α)で
ある。 以下に図面を参照しながら本発明によるクリー
ニング装置の機作を説明する。 現像サイクル:第3図に示す様に磁極ロール4の
トリミング磁極S2がトリマープレート5の後方
(スリーブ進行方向に対して)23.2゜の位置に固
定された状態(現像磁極N1は必然的に感光ド
ラム1に対向するようになつている)でスリー
ブ3を矢印方向に約300rpmで回転させる。な
おスリーブ表面と感光体表面は0.6mmの間隔を
有して対向している。すると第2図のグラフよ
り明らかな様にスリーブ表面上には平均*1
0.0425g/cm2の磁性トナーが搬送される。トリ
マープレートをC点(S2極からでN2極寄り)
に位置させても同一搬送量を得ることができ
る。しかしこの場合N,^S、極間角度を14゜
と狭くする必要があり、着磁が困難となり望ま
しくない。よつて現像磁極N1に位置するスリ
ーブ表面上には平均*20.7g/cm2のパツキング
密度を有する磁性トナーの穂2が形成され、感
光ドラム1の表面を摺擦する。この時感光ドラ
ムはすでに帯電・露光行程を経て表面に静電潜
像を形成している。よつて静電潜像は磁性トナ
ーの穂2によつて現像(可視像化)される。 ついで該可視像(磁性トナー像)は転写行程
でその約80%が紙に転写された後定着処理され
る。 クリーニングサイクル:現像終了と同時に磁極ロ
ール4は図示しないロータリーソレノイドの駆
動を受け35.2。(θ)右回転し、第4図に示す
位置に固定される。するとスリーブ表面に搬送
される磁性トナーの量は第2図のグラフに示す
様に平均*1約0.059g/cm2(B点)に増大し、
この為クリーニング部でのトナーパツキング密
度は約0.98g/cm2と現像時の約1.4倍となり、
強固な磁性トナーの穂2が感光体表面を摺擦す
ることになる。従つて図示しない除電コロトロ
ン及び除電ランプの処理を受け感光体1との静
電的付着力を弱められた残留磁性トナー像はク
リーニング部分で完全に感光体1よりスリーブ
3上に移動し、クリーニングサイクルを終了す
る。 またこの実施例によるクリーナにて第1図のグ
ラフのハ領域に位置する抵抗値1015Ωcmの感材と
抵抗値1012Ωcmの磁性トナーの組合せで充分なる
余裕をもつてクリーニングすることが確認され
た。 なお、クリーニング行程終了と同時にロータリ
ーソレノイドは解磁され、図示しないバネの張力
によつて第3図の状態に復帰し次の現像行程に備
える。 本発明によれば、感材、及びトナーの種類、感
光体の周速潜像電位等の差により、現像に適した
感材とスリーブの間隙、スリーブ径、トナー搬送
量、磁束密度は当然変化するものであり、更に磁
極ロールの磁束パターン、磁極ロールの回転角
度、及びトリマーギヤツプ等の値を変更すること
により所望のクリーニングを達成することができ
る。 しかし、いずれの場合に於いても現像時とクリ
ーニング時のトナーパツキング密度の比の変更は
磁極ロールの回転角度で制御され、双方同時に増
減させるにはトリマーギヤツプでコントロールで
きる。 なおスリーブの回転数及びS2極の最大磁束密度
の変更はスリーブ上のトナー付着量(g/cm2)に
殆んど影響を及ぼさない。 上記の実施例では量産性を考慮しすべての磁極
の最大磁束密度を約850ガウスに並えてあるが、
望ましくはN1≒600ガウス、S2≒1000ガウス、他
の磁極は400〜800ガウス程度にするのがよい。ま
たスリーブにバイアス電圧を印加していないが、
現像時とクリーニング時とで電圧を変化させた直
流バイアスをスリーブに印加することに依り、現
像及びクリーニング能力は共に向上する。又この
場合表−2((i)の欠点の項参照)に記したスリー
ブ表面への経時的トナー固着はスリーブ表面をテ
フロン等の離型性の良い材料で被覆することに依
り防止できる。 *1:スリーブ上磁性トナーは磁極直上が最も多
く、極間上が最も少ない。ここに云う平均とは
スリーブ表面全体に磁性トナーを均らしたとき
の平均である。 *2:*1での不均一以外にスリーブ表面に対し
垂直方向にも不均一でありここで云う平均とは
スリーブ上の磁性トナー層の厚み方向を加味し
た平均である。 本発明によるクリーニング装置は二成分系の磁
気ロールを使用する現像兼クリーニング装置へも
同様の原理、構成にて応用できる。また現像機独
立タイプのものに応用すればマグネツトの回転角
を切り替えることにより階調の異なるコピーを得
ることができる。
第1図は磁性トナーおよび感材の電気抵抗とク
リーニング難易度を示すグラフであり、第2図は
磁極ロールの磁極とトリマープレートとの相互位
置とスリーブ上のトナー量との関係を示すグラフ
であり、第3図は本発明によるクリーニング装置
の現像サイクルにおける状態を示す図であり、第
4図はクリーニングサイクルにおける状態を示す
図である。 図中符号:1……感光ドラム、2……磁性トナ
ーの穂、3……スリーブ、4……磁極ロール、5
……トリマープレート、6……トナーケーシン
グ、N1……現像磁極、S1……クリーニング磁極、
S2……トリミング磁極。
リーニング難易度を示すグラフであり、第2図は
磁極ロールの磁極とトリマープレートとの相互位
置とスリーブ上のトナー量との関係を示すグラフ
であり、第3図は本発明によるクリーニング装置
の現像サイクルにおける状態を示す図であり、第
4図はクリーニングサイクルにおける状態を示す
図である。 図中符号:1……感光ドラム、2……磁性トナ
ーの穂、3……スリーブ、4……磁極ロール、5
……トリマープレート、6……トナーケーシン
グ、N1……現像磁極、S1……クリーニング磁極、
S2……トリミング磁極。
Claims (1)
- 1 複数個の磁極を含む磁極ロールと該磁極ロー
ルの外周に回動自在に設けた非磁性スリーブとを
有する磁気ロールよりなる電子複写機用現像兼用
クリーニング装置において、磁極ロールの現像磁
極とクリーニング磁極とを極間角度θで隣接さ
せ、トリマーの対向するトリミング磁極と現像磁
極との極間角度αをθ≠αとなるように選定し、
現像時には現像磁極が感光体面に対向しクリーニ
ング時にはクリーニング磁極が感光体面に対向す
るように磁極ロールを角度θだけ回転させること
を特徴とする電子複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10431280A JPS5730874A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Method and device for electrophotographic copying |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10431280A JPS5730874A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Method and device for electrophotographic copying |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5730874A JPS5730874A (en) | 1982-02-19 |
JPS6337391B2 true JPS6337391B2 (ja) | 1988-07-25 |
Family
ID=14377402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10431280A Granted JPS5730874A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Method and device for electrophotographic copying |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5730874A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134571A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 一成分現像装置 |
JPS63307487A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-15 | Fujitsu Ltd | 現像器 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10431280A patent/JPS5730874A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5730874A (en) | 1982-02-19 |
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