JPS6337316Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6337316Y2 JPS6337316Y2 JP13109184U JP13109184U JPS6337316Y2 JP S6337316 Y2 JPS6337316 Y2 JP S6337316Y2 JP 13109184 U JP13109184 U JP 13109184U JP 13109184 U JP13109184 U JP 13109184U JP S6337316 Y2 JPS6337316 Y2 JP S6337316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- magnet
- rope
- loading platform
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、トラツク等の運送用車両の荷台等に
設置される車両用ロープフツク装置に関する。
設置される車両用ロープフツク装置に関する。
(従来の技術)
従来の車両用ロープフツク装置としては、例え
ば第7図および第8図に示すようなものがある。
ば第7図および第8図に示すようなものがある。
すなわち、トラツク1の荷台10を形成する後
部あおり板11および側部あおり板12,13の
上縁部外側には必要な数だけロープフツク14,
14…が固定されたものである。
部あおり板11および側部あおり板12,13の
上縁部外側には必要な数だけロープフツク14,
14…が固定されたものである。
また、車両用ロープフツク装置の他の従来例と
しては第9図〜第11図に示すようなものがあ
る。
しては第9図〜第11図に示すようなものがあ
る。
すなわち、トラツク1の荷台10を形成する側
板15の上縁部16によつて形成された長溝17
内でロープフツク18が枢着され、かつ側板15
の上縁部16にはロープフツク18を上縁部16
の上方に突出させる切割部19が形成されてな
り、鎖線で示す不使用位置と実線で示す使用位置
との間でロープフツク18を回動できるようにし
たものである。
板15の上縁部16によつて形成された長溝17
内でロープフツク18が枢着され、かつ側板15
の上縁部16にはロープフツク18を上縁部16
の上方に突出させる切割部19が形成されてな
り、鎖線で示す不使用位置と実線で示す使用位置
との間でロープフツク18を回動できるようにし
たものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、第7図および第8図に示す上記
従来例では、ロープフツク14,14…が前記各
あおり板11,12および13の外表面より常時
突出しているので、荷台10全体の見栄えが良く
ないとともに、作業者がロープフツク14,14
…の先端部に当つて怪我をする虞れがあるという
問題点があつた。
従来例では、ロープフツク14,14…が前記各
あおり板11,12および13の外表面より常時
突出しているので、荷台10全体の見栄えが良く
ないとともに、作業者がロープフツク14,14
…の先端部に当つて怪我をする虞れがあるという
問題点があつた。
また、第9図〜第11図に示す上記他の従来例
では、ロープフツク18が回動可能に枢着されて
いるので、ロープフツク18が不使用位置にある
時には、走行中の振動によつてロープフツク18
がガタついてしまつたり、あるいはロープフツク
18を不使用位置にしたままで荷台10上に荷物
を満載してしまつた場合には、ロープフツク18
を不使用位置から使用位置へ回動させることがで
きなくなつてしまい、作業性が悪いという問題点
があつた。
では、ロープフツク18が回動可能に枢着されて
いるので、ロープフツク18が不使用位置にある
時には、走行中の振動によつてロープフツク18
がガタついてしまつたり、あるいはロープフツク
18を不使用位置にしたままで荷台10上に荷物
を満載してしまつた場合には、ロープフツク18
を不使用位置から使用位置へ回動させることがで
きなくなつてしまい、作業性が悪いという問題点
があつた。
本考案は、このような問題点に着目して成され
たもので、一端に掛止部が形成されたフツク本体
を摺動可能にするとともに、該掛止部を引き出し
た使用位置および該掛止部を引つ込めた収納位置
でフツク本体を磁石によつて保持することにより
上記問題点を解決することを目的としている。
たもので、一端に掛止部が形成されたフツク本体
を摺動可能にするとともに、該掛止部を引き出し
た使用位置および該掛止部を引つ込めた収納位置
でフツク本体を磁石によつて保持することにより
上記問題点を解決することを目的としている。
(考案の構成)
かかる目的を達成するための本考案の要旨は、
荷台上の荷物を固定するためのロープが掛けられ
る車両用ロープフツク装置において、胴部の一端
にロープを掛止する掛止部が形成されたフツク本
体と、荷台の要所に設けられ、かつ前記フツク本
体の胴部を摺動可能に案内保持するケースとから
なり、該ケースおよび前記フツク本体の一方に第
1の磁石を設けるとともに、他方に、前記掛止部
を引き出した使用位置で前記第1の磁石に吸着さ
れる第2の磁石と、前記掛止部を引つ込めた収納
位置で前記第1の磁石に吸着される第3の磁石と
を設けたことを特徴とする車両用ロープフツク装
置に存する。
荷台上の荷物を固定するためのロープが掛けられ
る車両用ロープフツク装置において、胴部の一端
にロープを掛止する掛止部が形成されたフツク本
体と、荷台の要所に設けられ、かつ前記フツク本
体の胴部を摺動可能に案内保持するケースとから
なり、該ケースおよび前記フツク本体の一方に第
1の磁石を設けるとともに、他方に、前記掛止部
を引き出した使用位置で前記第1の磁石に吸着さ
れる第2の磁石と、前記掛止部を引つ込めた収納
位置で前記第1の磁石に吸着される第3の磁石と
を設けたことを特徴とする車両用ロープフツク装
置に存する。
(考案の作用)
そして、上記車両用ロープフツク装置では、前
記フツク本体を前記使用位置まで引き出した際に
は、前記第1および第2の磁石によつてフツク本
体が保持され、該フツク本体を前記収納位置まで
引つ込めた際には、前記第1および第3の磁石に
よつてフツク本体が保持される。
記フツク本体を前記使用位置まで引き出した際に
は、前記第1および第2の磁石によつてフツク本
体が保持され、該フツク本体を前記収納位置まで
引つ込めた際には、前記第1および第3の磁石に
よつてフツク本体が保持される。
(実施例)
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
する。
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示してい
る。
る。
第2図に示すように、トラツク1の荷台10を
形成する後部あおり板11および側部あおり板1
2,13の要所には適当な間隔で車両用ロープフ
ツク装置2,2…が取付けられている。
形成する後部あおり板11および側部あおり板1
2,13の要所には適当な間隔で車両用ロープフ
ツク装置2,2…が取付けられている。
第1図、第4図および第6図に示すように、各
車両用ロープフツク装置2は、胴部31の一端に
ロープを掛止する掛止部32が形成されたフツク
本体3と、フツク本体3の胴部31を摺動可能に
案内保持するケース4とからなつている。
車両用ロープフツク装置2は、胴部31の一端に
ロープを掛止する掛止部32が形成されたフツク
本体3と、フツク本体3の胴部31を摺動可能に
案内保持するケース4とからなつている。
ケース4の基部41は、各あおり板11,1
2,13(以下、側部あおり板12で代表する)
の内面12aに固着された取付板5に基板6を介
してボルトにより締結されている。
2,13(以下、側部あおり板12で代表する)
の内面12aに固着された取付板5に基板6を介
してボルトにより締結されている。
フツク本体3の胴部31はほぼ矩形の断面形状
に形成されており、ケース4の案内面42および
基板6によつて摺動可能に案内保持されている。
胴部31の下端にはケース4の下端部4aに当接
可能な抜け止め係止部31aが形成されている。
さらに、胴部31は、側部あおり板12の上縁部
120に形成された開口部121に挿通してい
る。
に形成されており、ケース4の案内面42および
基板6によつて摺動可能に案内保持されている。
胴部31の下端にはケース4の下端部4aに当接
可能な抜け止め係止部31aが形成されている。
さらに、胴部31は、側部あおり板12の上縁部
120に形成された開口部121に挿通してい
る。
フツク本体3の掛止部32は、長手方向の長さ
が胴部31より長い長方形状の断面に形成されて
おり、該掛止部32は、側部あおり板12の上縁
部120に形成された収納溝122内に収納可能
である。掛止部32の厚さは収納溝122の高さ
とほぼ同じであり、掛止部32の下端面32aが
収納溝122の底面122aに当接した収納位置
において、掛止部32の上端面32bが上縁部1
20の端面120aとほぼ一致するようになつて
いる。
が胴部31より長い長方形状の断面に形成されて
おり、該掛止部32は、側部あおり板12の上縁
部120に形成された収納溝122内に収納可能
である。掛止部32の厚さは収納溝122の高さ
とほぼ同じであり、掛止部32の下端面32aが
収納溝122の底面122aに当接した収納位置
において、掛止部32の上端面32bが上縁部1
20の端面120aとほぼ一致するようになつて
いる。
第3図に示すように、収納溝122の側部には
指を入れるための切欠部122bが形成されてい
る。
指を入れるための切欠部122bが形成されてい
る。
第1図、第4図、第5図および第6図に示すよ
うに、ケース4側には第1の磁石7が設けられて
いるとともに、フツク本体3の胴部31側には掛
止部32を引き出した使用位置(第5図に示す位
置)で第1の磁石7に吸着される第2の磁石8
と、掛止部32を引つ込めた収納位置で第1の磁
石7に吸着される第3の磁石9とが設けられてい
る。
うに、ケース4側には第1の磁石7が設けられて
いるとともに、フツク本体3の胴部31側には掛
止部32を引き出した使用位置(第5図に示す位
置)で第1の磁石7に吸着される第2の磁石8
と、掛止部32を引つ込めた収納位置で第1の磁
石7に吸着される第3の磁石9とが設けられてい
る。
第1の磁石7は、ケース4の案内面42に形成
された凹部42aに埋設されている。
された凹部42aに埋設されている。
第2および第3の磁石8,9は、胴部31の外
面に形成された凹部31b,31cにそれぞれ埋
設されている。
面に形成された凹部31b,31cにそれぞれ埋
設されている。
上記構成を有する車両用ロープフツク装置2で
は、第1図に示すように、掛止部32の下端面3
2aが収納溝122の底面122aに当接し、掛
止部32が収納溝122内に収納された収納位置
においては、第3の磁石9が第1の磁石7に吸着
され、フツク本体3が前記収納位置に保持されて
いる。
は、第1図に示すように、掛止部32の下端面3
2aが収納溝122の底面122aに当接し、掛
止部32が収納溝122内に収納された収納位置
においては、第3の磁石9が第1の磁石7に吸着
され、フツク本体3が前記収納位置に保持されて
いる。
この収納位置では、掛止部32の上端面32b
が上縁部120の端面120aとほぼ一致してい
る。
が上縁部120の端面120aとほぼ一致してい
る。
収納溝122の切欠部122bに指を入れて抜
け止め係止部31aがケース4の下端部4aに当
接するまで掛止部32を引き出すと、第2の磁石
8が第1の磁石7に吸着され、フツク本体3が前
記使用位置に保持される。
け止め係止部31aがケース4の下端部4aに当
接するまで掛止部32を引き出すと、第2の磁石
8が第1の磁石7に吸着され、フツク本体3が前
記使用位置に保持される。
この使用位置では、第5図に示すように、引き
出されたフツク本体3の掛止部32にロープRを
引つ掛けることができる。
出されたフツク本体3の掛止部32にロープRを
引つ掛けることができる。
なお、上記実施例とは逆に、第1の磁石をフツ
ク本体3の胴部31に設け、第2および第3の磁
石をケース4に設けてもよいことは言うまでもな
い。
ク本体3の胴部31に設け、第2および第3の磁
石をケース4に設けてもよいことは言うまでもな
い。
(考案の効果)
本考案に係る車両用ロープフツク装置によれ
ば、荷台に荷物を積載しない場合には、掛止部が
引つ込んでいるので、見栄えが向上し、かつフツ
ク本体は使用位置および収納位置で磁石によつて
保持されているので、走行中の振動によつてフツ
ク本体がガタつくことがなく、さらに、フツク本
体はケースによつて摺動可能に案内保持されてい
るので、荷台上の荷物による影響を受けずにフツ
ク本体を使用位置に変位させることができ、作業
性がよい。
ば、荷台に荷物を積載しない場合には、掛止部が
引つ込んでいるので、見栄えが向上し、かつフツ
ク本体は使用位置および収納位置で磁石によつて
保持されているので、走行中の振動によつてフツ
ク本体がガタつくことがなく、さらに、フツク本
体はケースによつて摺動可能に案内保持されてい
るので、荷台上の荷物による影響を受けずにフツ
ク本体を使用位置に変位させることができ、作業
性がよい。
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は一部を破断して示した第2図の−
線断面図、第2図は車両の荷台部分の斜視図、
第3図は第1図の矢視図、第4図は第1図の
−線断面図、第5図は使用位置を示した第1図
と同様の断面図、第6図は第5図の−線断面
図、第7図および第8図は従来例を示しており、
第7図は荷台部分の斜視図、第8図は第7図のあ
おり板部の縦断面図、第9図〜第11図は他の従
来例を示しており、第9図は荷台部分の斜視図、
第10図は第9図のあおり板部の縦断面図、第1
1図は第9図のA部拡大斜視図である。 2……車両用ロープフツク装置、3……フツク
本体、4……ケース、7……第1の磁石、8……
第2の磁石、9……第3の磁石、10……荷台、
31……胴部、32……掛止部、R……ロープ。
り、第1図は一部を破断して示した第2図の−
線断面図、第2図は車両の荷台部分の斜視図、
第3図は第1図の矢視図、第4図は第1図の
−線断面図、第5図は使用位置を示した第1図
と同様の断面図、第6図は第5図の−線断面
図、第7図および第8図は従来例を示しており、
第7図は荷台部分の斜視図、第8図は第7図のあ
おり板部の縦断面図、第9図〜第11図は他の従
来例を示しており、第9図は荷台部分の斜視図、
第10図は第9図のあおり板部の縦断面図、第1
1図は第9図のA部拡大斜視図である。 2……車両用ロープフツク装置、3……フツク
本体、4……ケース、7……第1の磁石、8……
第2の磁石、9……第3の磁石、10……荷台、
31……胴部、32……掛止部、R……ロープ。
Claims (1)
- 荷台上の荷物を固定するためのロープが掛けら
れる車両用ロープフツク装置において、胴部の一
端にロープを掛止する掛止部が形成されたフツク
本体と、荷台の要所に設けられ、かつ前記フツク
本体の胴部を摺動可能に案内保持するケースとか
らなり、該ケースおよび前記フツク本体の一方に
第1の磁石を設けるとともに、他方に、前記掛止
部を引き出した使用位置で前記第1の磁石に吸着
される第2の磁石と、前記掛止部を引つ込めた収
納位置で前記第1の磁石に吸着される第3の磁石
とを設けたことを特徴とする車両用ロープフツク
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13109184U JPS6145257U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 車両用ロ−プフツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13109184U JPS6145257U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 車両用ロ−プフツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6145257U JPS6145257U (ja) | 1986-03-26 |
JPS6337316Y2 true JPS6337316Y2 (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=30689684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13109184U Granted JPS6145257U (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 車両用ロ−プフツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6145257U (ja) |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP13109184U patent/JPS6145257U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6145257U (ja) | 1986-03-26 |
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