JPS63372A - 空調用抗菌塗料 - Google Patents

空調用抗菌塗料

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JPS63372A
JPS63372A JP14143686A JP14143686A JPS63372A JP S63372 A JPS63372 A JP S63372A JP 14143686 A JP14143686 A JP 14143686A JP 14143686 A JP14143686 A JP 14143686A JP S63372 A JPS63372 A JP S63372A
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JP
Japan
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parts
weight
antibacterial
water
acrylic polymer
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JP14143686A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kameda
亀田 延雄
Eiji Udagawa
宇田川 栄司
Masayuki Kumakura
熊倉 正幸
Keiichi Naito
内藤 啓一
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Dexerials Corp
Original Assignee
Sony Chemicals Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微生物の繁殖及び悪臭の発生を防止する空調
用抗菌塗料に関するものであり、特に空調装置の空気循
環経路に使用される構成部材の抗菌性等を長期に亘って
維持する空調用抗菌/i料に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、単膜の水に対する接触角が5〜500の範囲
内である親木性アクリル系ポリマーと、無機微粒子フィ
ラーと、1種もしくは2種以上の抗菌剤とを含有する空
調用抗菌塗料を空調装置の空気循環経路に使用される構
成部材に塗布することにより、細菌、カビ、酵母等の微
生物の繁殖とこれに伴う悪臭の発゛生を防止し、空調装
置の耐久性の向上を図ろうとするものである。
〔従来の技術〕
空調装置は、室内の温度、湿度を調節し、且つ室内空気
の清浄化を図る装置であるが、上記空調装置を長期間使
用していると次第に吹出口から吹出される空気が悪臭を
含むようになってくる。
これは上記空調装置内の特に空気循環通路部の環境が、
温度、湿度ともに細菌、カビ、酵母等の微生物の繁殖に
適するような状態になっているためで、このように空調
装置の空気循環通路部に微住吻が繁殖した場合、吹出口
から構成される装置に微生物自身が含まれていたり、繁
殖した微生物の低次元の食物連鎖や微生物による構成部
材の腐敗等によって発生する悪臭が上記吹出口から吹出
される空気中に含まれるなどして室内環境を悪化させて
いる。また、上記微生物は、人体に対してアレルギー疾
患、喘息疾患等の原因となったり、悪臭によっては気分
を害する等社会問題化してきている。
上記空調装置は、例えば、外気側から室内側にかけて外
気取入れダンパ1第1次加熱器、空気濾過器、噴霧器1
分離器、エバポレータ、ファン等が配設され構成されて
いる。これら空調装置の構成部材の内、特に室内側の空
気吹出口の近くに設けられたエバポレータ周辺での微生
物の繁殖が激しい。
上記エバポレータは、一般に室内に供給する空気を所望
する空調設定条件に最終調整する役目を果たしており、
熱伝導性が良く且つ軽量なアルミ材によって形成されて
いる。このエバポレータは、特に夏期においては冷媒を
通過させるためエバポレーク表面に凝縮水が付着する。
付着した凝縮水が水滴となり空調装置の性能低下を招く
ことのないように上記エバポレータを形成するアルミ材
には、一般に水濡れ処理と言われる処理が施されている
。上記水濡れ処理は、クロム酸クロメート処理や特殊な
無a塗料を塗布することによって行われている。ところ
が、上述のような無機的な処理は、水濡れを防ぐのみで
あり微生物の繁殖に対しての処理は何等行われていない
そこで、上記水濡れ処理を行う際に抗菌剤を一緒に塗布
することがIEされたが、上記抗菌剤は、エバポレータ
を形成するアルミ材には強固に付着させることが困難で
あった。
そこで、さらに上記抗菌剤を付着力の良好な有機バイン
ダー中に混合させアルミ材に塗布することが検討されて
いるが、エバポレータの性能の1つである水濡れ性を保
ち、エバポレータの機能上の状態変化(cE縮水、凍結
、水、加熱のサイクルによる温度、湿度の調整によるエ
バポレータ表面の状態変化)に耐え、さらに抗菌剤によ
る抗苗性を長期間に亘って有効に発渾させ得る抗菌塗料
は未だ提寥されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように空調装置の空気循環通路部の特にエバポレ
ータにおいて発生する微生物の繁殖を防ぎ、エバポレー
タの水濡れ性を保ち得る抗菌塗料は未だ提案されていな
い。
そこで、本発明は上述の実情に鑑みて提案されたもので
あって、抗菌性と水濡れ性を長期間に亘って維持し得る
抗菌塗料を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するために、羊膜の水に対す
る接触角が5〜50@の範囲内である親水性アクリル系
ポリマーと、無P= ’d’Ji粒子フィラーと、1種
もしくは2種以上の抗菌剤とを含有して抗菌塗料とする
ことを特徴とするものである。
ここで、上記親水性アクリル系ポリマーとは、アクリル
もしくはメタクリル樹脂又はこれらの共重合体もしくは
親水性アクリル系ポリマー中に20重量部以内の割合で
共重合可能なとニルモノマーを共重合させているものも
含めて指している。
上記親水性アクリル系ポリマーは、水に対する接触角が
500以下、好ましくは40°以下で且つ5″以上、好
ましくは106以上であることが必要である。上記水に
対する接触角が50°以下と規定するのは、それ以上の
場合水濡れ性が悪化し、通気抵抗が悪くなりエバポレー
クの性能を低下させてしまうためである。また、56以
上と規定するのは、それ以下の場合耐久性、特に耐水性
の劣化が著しくなるためである。
また、上記無機微粒子フィラーは、塗膜表面を粗化し水
濡れ性の向上を図ることを目的として加えられている。
この無R’Ak粒子フIラーは、塗膜の厚さから考慮し
て0.5〜2.0μm程度の微粉末が適当であり、無機
系の微粉体であればいずれでもよく、例えば炭酸カルシ
ウム、酸化ケイ素、カーボン、アルミナ、クルクあるい
はカオリン等が使用できる。上記無81微粒子フィラー
の添加量は親水性アクリル系ポリマーを100重量部と
したときに1〜80重量部であることが好ましく、1重
量部以下では、塗膜の粗化が不完全となり水濡れ性が充
分に確保されず、80m11部以上になると塗膜の密着
性2耐久性に問題が生じるようになる。
微生物の繁殖を防ぐための抗菌剤は、人体に対しては安
全性が高く、且つ少量で充分な効果が得られるものがよ
く、例えば、2,4,4°−トリクロロ−2゛−ヒドロ
キシジフェニルエーテル、 2−(4−チアゾイル)−
ベンズイミダゾール、 2,4,5.6−チトラクロロ
イソフクロニトリル、p−ヒドロキシ安息香酸エステル
(エステル部の炭素数は1〜4に限る)、N゛−ジメチ
ル−N″−フェニル−N(フルオルジクロロメチルチオ
)−スルファミド、パラークロルーメクキシレノール、
ベンジル−プロモーアセテート、その他周知の抗菌剤が
用いられ得る。
上記抗菌剤は、その添加量を親水性アクリル系ポリマー
を100重量部としたときに2〜20重量部とすること
が好ましく、2M1部以下では、防カビ剤としての効果
が充分に得られず、20重量部以上では人体に対する安
全性の点で好ましくない。
上述したものを溶解混合することによって抗菌塗料とす
るが、上記抗菌塗料に対して従来公知の技術として用い
られている、例えば、密着性、耐久性等を向上させるた
めのフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキ
シ樹脂等を添加したり、耐水性を向上させるためのカッ
プリング剤あるいは架橋剤を添加したり、その信置散剤
、消泡剤あるいは着色剤等を添加することは、上記抗菌
塗料の水濡れ性、抗菌性等の特性を阻害しない程度であ
れば何等制限されるものではない。
〔作用〕
抗菌塗料に親水性アクリル系ポリマーを使用しているた
め、水濡れ特性が良好に保たれる。また、上記親水性ア
クリル系ポリマーは、耐水性の点でも優れた特性を示し
、長期間水に浸しても塗膜の剥離や溶出は見られない。
従って、この親水性アクリル系ポリマーと無機フィラー
を所定の割合で含有する抗菌塗料は、水濡れ特性と耐久
性の両方に優れた塗料となる。もちろん、抗菌剤による
抗菌特性も長期間にわたって維持される。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 2−ヒドロキシエチルメタクリレート(以下HE :A
 Aと略す。)98重量部とアクリル酸(以下AAと略
す。)2重量部を溶液重合法により共重合させ、このア
クリル系ポリマーを有機溶媒メチルエチルケトン(以下
M E Kと略す。)/イソプロピルアルコール(J)
下r pAトm1rt、 ) = 3/7に濃度25%
になるように熔解した。このポリマーは粘度250cp
sであった。
このアクリル系ポリマー100重世部に対して、微粉酸
化ケイ素(商品名Airosi1 # 200 ) 2
.5重量部(ポリマー固形分100重量部に対して2.
5重量部)、メチロール化メラミン2,5重量部、2−
(4−チアゾイル)−ベンダゾール1.25重量部、パ
ラクロロキシレノール0.6重量部の割合で混合し、そ
れをエタノールで濃度5%になるように希釈?容解し、
抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗膜4を切って
から、130°Cで5分間乾燥させた。
実施例2 2−ヒドロキシエチルアクリレート (以下HEAと略
す。)98重量部、AA2重量部を溶;夜型合法により
共重合させ、このアクリル系ポリマーを有機溶媒MEK
/IPA=3/7に)一度25%になるように?容解し
た。このポリマーは粘度200 cpsであった・ このアクリル系ポリマー100重量部に対して、微粉酸
化ケイ素(商品名Airosil l 200 ) 2
.5重量部、メチロール化メラミン2.5重量部、  
2−(4−チアゾイル)−ベンダゾール1.25重量部
、パラクロロキシレノール0.6重量部の割合で混合し
、それをエタノールで濃度5%になるように希釈溶解し
、抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗料を切ってか
ら、130℃で5分間乾燥させた。
実施例3 HEMA70重量部、N−メチルアクリルアミド(以下
N−MAMと略す。)30重量部を溶液重合法により共
重合させ、このアクリル系ポリマーをメチルセロソルブ
溶媒に濃度25%になるように溶解した。このポリマー
は粘度500cpsであった。
このアクリル系ポリマー100重量部に対して、微粉酸
化ケイ素(商品名Airosil m 200 )2.
5重量部、メチロール化メラミン2.5重量部、  2
−(4−チアゾイル)−ヘッダゾール1.25ffff
i部、パラクロロキシレノール0.6重量部の割合で混
合し、それをエタノールで濃度5%になるように希釈/
8解し、抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗料を切ってか
ら、130℃で5分間乾燥させた。
実施例4 HEMA35重量部、HEA30重量部を?′8液重合
で合成し、さらにN−MAM30重足部をグラフト重合
して得たアクリル系ポリマーをメチルセロソルブ溶媒に
濃度25%になるように溶解した。このポリマーは粘度
500cpsであった。
このアクリル系ポリマー100重量部に対して、微粉酸
化ケイ素(商品名Airosil tl 200 ) 
2.5重量部、メチロール化メラミン2.5重量部、2
−(、i−チアゾイル)−ベンダゾール1.25重置部
、パラクロロキシレノール0.6重量部の割合で7R合
し、それをエタノールで濃度5%になるように希釈溶解
し、抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗料を切ってか
ら、130℃で5分間乾燥させた。
比較例1 重合度1800〜2000の完全鹸化ポリビニルアルコ
ール(PVA)(商品名 ゴーセノールN  300)
を溶媒に濃度5%になるように溶解した。この溶液60
0重量部と微粉酸化ケイ素(商品名へ1rosil j
l 200 )3重量部(ポリマー固形分に対して10
重量部)、メチロール化メラミン3重量部と、防カビ剤
としてPVA5%/8液を50重量部、2−(4−チア
ゾイル)−ベンダゾールを30重量部、パラクロロキシ
レノールを15重量部のv1合で3木ロールにてあらか
しめ粉砕混合しておいたもの5重量部取り、これらを配
合混合して抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を′漫ン貞し、よく塗料を切っ
てから、130℃で5分間乾燥させた。
比較例2 HEMΔ60重量部、メチルメタクリレート(MMA)
30重量部1 n−ブチルメタクリレート (n−BN
A)10重量部を溶液重合法により共重合させ、有機溶
媒MEK/IPA=50150に濃度25%になるよう
に溶解した。このポリマーは粘度500cpsであった
このアクリル系ポリマー100重量部に対して、微粉酸
化ケイ素(商品名Airosil tl 200 )2
.5重量部(ポリマー固形分100重■部に対して2.
5重量部)、メチロール化メラミン2,5重1部、2−
(4−チアゾイル)−ベンダゾール1.25重量部、パ
ラしロロキシレノール0.6重量部の割合で混合し、そ
れをエタノールで濃度5%になるように希釈溶解し、抗
菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を漫清し、よく塗料を切ってか
ら、130°Cで5分間乾燥させた。
比較例3 HEMA35重呈部、HEA30重量部を溶:・α重合
で合成し、さらにNMAM30重量部をグラフト重合し
て得たアクリル系ポリマーをメチルセロソルフ゛を8媒
に28度25%になるように?8解した。このポリマー
は粘度500cpsであった。
このアクリル系ポリマー100重量部に対して、メチロ
ール化メラミン2.5重量部、2−(4−チアゾイル)
−ベンダゾール1.25重量部、パラクロロキシレノー
ル0.6重量部の割合で混合し、それをエタノールで濃
度5%になるように希釈熔解し、抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗料を切ってか
ら、130℃で5分間乾燥させた。
比較例4 HEMA35重量部、HEA30重量部を溶液重合で合
成し、さらにN−MAM30重量部をグラフト重合して
得たアクリル系ポリマーをメチルセロソルブ溶媒に濃度
25%になるように溶解した。このポリマーは粘度50
0cpsであった。
このアクリル系ポリマー100重量部に対して、微粉炭
酸カルシウム25重量部(ポリマー固形分に対して10
0重量部)、メチロール化メラミン2.5重量部、2−
(4−チアゾイル)−ベンダゾール1.25重量部、パ
ラクロロキシレノール0.6重量部の割合で混合し、そ
れをエタノールで濃度5%になるように希釈溶解し、こ
れをボールミルで粉砕混合させ抗菌塗料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗料を切ってか
ら、130°Cで5分間乾燥させた。
比較例5 HEMA35重量部、HEA30重景部を置部重合で合
成し、さらにN−MAM30重世部をグラフト重合して
得たアクリル系ポリマーをメチルセロソルブ溶媒に濃度
25%になるように溶解した。このポリマーは粘度50
0cpsであった。
このアクリル系ポリマー100重量部に対して、微粉酸
化ケイ素(商品名Airosil # 200 )2.
5重量部、メチロール化メラミン2.5重量部、パラク
ロロキシレノール0.6重量部の割合で混合し、それを
エタノールで濃度5%になるように希釈溶解し、抗菌塗
料とした。
この抗菌塗料にフィン材を浸漬し、よく塗料を切ってか
ら、130℃で5分間乾燥させた。
以上のようにして作製したサンプル材を用いて次に示す
ような試験を行った。
(1)密着性 JIS  K  5400に準じて、セロテープによる
基盤目テストを行った。
(ii)接触角 室温を20°Cとして防カビ塗料の塗布面に純水を滴下
し、塗布面に対する液滴の接触角を測定した。
(iii)耐水性 水温40°Cの水にサンプル材を250時間浸漬した後
、外観について目視判断した。
(1v)潤滑通気抵抗 エバポレータに抗菌塗料を塗布し、実際の使用と同じよ
うに冷媒を通して通風した時の通気抵抗を(則定した。
(V)抗菌性 a)使用苗株 アスペルギルス ニザル(Aspergillus n
iger)。
ペニシリウム シトリヌム(Penicillium 
ciLrinum)、トリコブルナ菌(Trichod
erma sp、)+アルテルナリア アルテルナタ(
Alternaria alternaLa)を菌株と
して用いた。
b)使用培地 MIL−規格培体にグルコース1.0χと寒天1.2χ
を加えて使用培地とした。
C)接種用菌液の調整 MIL−規格法によって菌液を調整した。
菌液はMIL培体溶液にグルコース1.0χを加えた調
整した。
d)試験用平板の作製 殺菌シャーレに寒天培地20m1を分注し平板を作り、
この平板上に抗菌塗料を塗布したフィンを置き上記菌液
を噴霧した。
e)培養 培養は、温度27°C±2“C1湿度90%の条件のも
とで21日間行った。
r)実験結果の表示 実験結果の内機生物の繁殖状態については次のようにし
て評価した。
試料表面の菌の育成    カビ抵抗性の表示まったく
菌が発育しない      0わずかな発育(10%以
下)       1少し発育(10〜30χ)   
     2少間的発育(30〜60χ)      
 3はげしく発育(6oz以上完全発育)   4以上
の実験結果を表に示す。
(以下余白) 以上の結果より、アクリル重合体で水に対する接触角が
5〜50°の範囲にあるものに無機粒子フィラーを1〜
80重量部添加した実施例1〜実施例4は耐水性に優れ
しかも水濡れ性にも優れていることがbi認された。ま
た、)温潤通気抵抗も良好で微生物の繁殖も見られなか
った。
それに対して、比較例1〜比較例5では耐水性に優れず
、湿潤通気抵抗も良好で無(、しかも微生物の繁殖が見
られた。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明においては、親
水性アクリル系ポリマーと興機微粒子フィラー及び1種
もしくは2種以上の抗菌剤を所定の割合で溶媒に溶解混
合した抗菌塗料を用いているので、細菌、カビ、酵母等
の微生物の繁殖とこれに伴う悪臭の発生を防止すること
ができる。また、抗菌塗料は通常の塗布技術によって塗
布することができるため経済的に短時間で抗菌処理、水
濡れ処理が行える。
さらに、本発明によって作製された抗菌塗料は長期に亘
ってその効果が維持できるため、空調装rの耐久性の向
上が図れる。
特許出願人 ソニーケミカル株式会社 代理人   弁理士  小池  足 固   画材 榮−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 単膜の水に対する接触角が5〜500の範囲内である親
    水性アクリル系ポリマーと、 無機微粒子フィラーと、1種もしくは2種以上の抗菌剤
    とを含有することを特徴とする空調用抗菌塗料。
JP14143686A 1986-06-19 1986-06-19 空調用抗菌塗料 Pending JPS63372A (ja)

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