JP2000171191A - 抗菌防かび性に優れたアルミニウム合金製フィン材、及びそれを具備するエアコンディショナー用熱交換器 - Google Patents

抗菌防かび性に優れたアルミニウム合金製フィン材、及びそれを具備するエアコンディショナー用熱交換器

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JP2000171191A
JP2000171191A JP34637698A JP34637698A JP2000171191A JP 2000171191 A JP2000171191 A JP 2000171191A JP 34637698 A JP34637698 A JP 34637698A JP 34637698 A JP34637698 A JP 34637698A JP 2000171191 A JP2000171191 A JP 2000171191A
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aluminum alloy
antibacterial
aqueous
film
fin material
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Kazunari Hamamura
一成 浜村
Kazuya Tanaka
和也 田中
Ryoji Morita
良治 森田
Haku In
柏 尹
Kenen Boku
賢淵 朴
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Nihon Parkerizing Co Ltd
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】親水性能と抗菌防かび性能を維持する、アルミ
ニウム合金製フィン、及びこれを備えた熱交換器。 【解決手段】粒径1〜10μmの粒子を40容量%以上
含むビス(2−ピリジルチオ)−ジンク1、1’−ジオ
キサイド粒子(A)を全固形分の1〜30重量%含有す
る水性樹脂塗料(I)の乾燥後の厚さが0.8〜2.2
μmの皮膜をアルミニウム合金板の表面に形成し、その
後で二級アルコール構造を有するビニル樹脂又はその水
溶性誘導体(P1)とスルホン酸基又はその塩を有する
水溶性アクリル系樹脂(P2)と水性ブロックドイソシ
アネート化合物(B)とを、固形分重量比で(P1):
(P2)=1:8〜8:1、且つ{(P1)+(P
2)}:(B)=94:6〜86:4の範囲に含有する
水溶液(II)の乾燥後の厚さが0.1〜0.6μmの皮
膜が形成されているアルミニウム合金製フィン材。(I
I)は防かび剤を含有可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンディショ
ナーに用いられるアルミニウム合金製フィン材、及び熱
交換器に関するものであり、さらに詳しくは抗菌防かび
性に優れた該フィン材及びそれを具備するエアコンディ
ショナー用熱交換器に関する。
【0002】
【従来技術】一般的にエアコンディショナーの熱交換器
には、フィン管式熱交換器が広く利用されている。フィ
ン管式熱交換器は主に円形銅管とアルミニウムフィン
(以下単に銅管,フィンという)とで構成されており、
フィンと密着する銅管内には冷媒が流れ、冷媒の流動と
直角方向に空気がフィンの間を流れる。このような熱交
換器が蒸発器(室内機)として使用される場合、銅管内
には8℃程度に冷却された冷媒が流れていて、20℃以上
の空気が流入するとフィン間空隙の相対湿度が高くな
る。すなわちフィン表面の温度は10℃程度に維持される
が、フィン表面温度が流入空気の露点温度より低くなり
フィン表面が結露するようになる。熱交換器のフィン表
面積は非常に大きく、ここで湿気が常に残留して、細菌
及び黴が棲息するのに都合の良い状態になる。このよう
な理由で、エアコンディショナーを運転すると、黴の臭
気が発生する場合があり問題視されている。
【0003】一方では熱交換器の性能は、通過する空気
流量によって決定される。熱交換器が蒸発器として作用
する時は、前述の通りフィン表面が結露状態にあり、水
分の滞留によりフィン間の通風抵抗が増加して通過する
空気の量が減少する。その結果熱交換器の性能は劣化
し、ひいてはエアコンディショナーの性能も劣化する。
従って、熱交換器の通風抵抗を減ずることが、エアコン
ディショナーの性能に於いて重要であり、一般的に蒸発
器の通風抵抗を減ずる目的でフィンに親水化コーティン
グを行う。このような親水性フィンを使用すると、滞留
水分が均一な水膜となり、コーティングしないフィンよ
り通風抵抗が少ないものとなる。従って親水性を長期に
わたり維持することがエアコンディショナーの性能向上
につながる。またそれに伴い、フィン表面の耐食性も、
長期にわたり親水性を維持するに足るだけのものとする
必要がある。
【0004】以上に述べたように、親水化フィンを適用
した熱交換器を具備するエアコンディショナーにおい
て、本発明の目的である抗菌防かび性を付与する為に
は、親水持続性、耐食性をいかにして維持するかが重要
である。
【0005】抗菌防かび性を付与する為には、既存の親
水化コーティングシステムに抗菌防かび剤を添加する方
法がとられ、例えば特開平1−240688は、Al合
金板表面に耐食性下地処理皮膜を設け、この上にベンズ
イミダゾール系化合物含有親水皮膜を設けることにより
得られる、表面にカビの発生しない熱交換器用Alフィ
ン材について開示しており、また特開平2−10139
5は、親水性皮膜に速効性を有する第一抗菌剤を、耐食
性皮膜に遅効性を有する第二抗菌剤をそれぞれ含ませる
ことにより得られる、水が付着し菌が発生し始める際直
ちに抗菌効果を発揮させその効果を長期に持続させ得る
Alフィン材について開示している。これらの技術はい
ずれも親水性を付与しフィン表面の結露水が水膜となり
やすい状態を得つつ、抗菌防かび効果をも得ることを目
的とするものである。
【0006】これら従来技術では、いずれも何らかの形
で抗菌防かび剤をフィン表面処理皮膜中に存在させる手
法がとられているが、特開平1−240688のように
親水性皮膜中に抗菌防かび剤を含有させた場合、高レベ
ルな親水性もしくは抗菌防かび性の長期にわたる維持が
難しいのが実状である。すなわち疎水性の大な抗菌防か
び剤を添加した場合、親水性の劣化は避けられず、親水
性の大な抗菌防かび剤を添加した場合は結露水中へ溶出
しやすく抗菌防かび性が早期に失われやすい。
【0007】また特開平2−101395はこの点を改
善し、親水性皮膜が含有する抗菌防かび剤が結露水中へ
溶出した後も、耐食性皮膜が含有する遅効性の第二抗菌
剤が効果を発揮し始めるため、抗菌防かび性の長期にわ
たる維持が可能なものとなっているが、第二抗菌剤が効
果を発揮し始める際には親水性皮膜の多くが流去してい
る状態となっており、従って高レベルな親水性を長期に
わたり維持できるものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記課題をこ
の問題を解決するためになされたものであり、アルミニ
ウム合金の表面に、特定の方法に依る皮膜形成を行い、
高レベルな親水性と抗菌防かび性を長期にわたり維持し
得るアルミニウム合金製フィン、及びそれを具備するエ
アコンディショナー用熱交換器を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前述の課
題を解決すべく、まず最適な抗菌防かび剤の選定を行っ
た。熱交換器用プレコートフィンの製造工程は、フィン
コイルの状態で耐食及び親水化コーティングを行う際の
焼付け乾燥工程があるため、その際の加熱に対して安定
で分解及び変質し難い抗菌防かび剤を選定する必要があ
り、またフィン表面に存在しても人体に対して安全な、
即ちエアコンディショナー用熱交換器フィンに接触した
空気は直接室内に流入するため、それと接触した空気が
人体に直接あたっても無害であるような抗菌防かび剤を
選定する必要がある。
【0010】そのような抗菌防かび剤を広範囲にわたっ
て探索した結果、ビス(2−ピリジルチオ)−ジンク−
1,1'−ジオキサイド(以下Z−Ptと略記する)を
用いることが有効であることが判明した。すなわちZ−
Ptの人体に対する安全性が、ヒト用洗髪剤等に用いら
れていることからも判るように高いものであり、且つ親
水性皮膜形成時の焼付け乾燥を想定した230℃,30
秒の雰囲気温度下でも1割以下の重量減少率であること
からも判るように、耐加熱安定性もやはり高いものであ
ることに着目し、選定したものである。
【0011】次に本発明者等は、Z−Ptを用いて高レ
ベルな親水性と抗菌防かび性を両立し得るアルミニウム
合金製フィンを得る方法について検討し、あらかじめZ
−Ptを分散させた水性樹脂塗料を用いてアルミニウム
合金製フィン表面に水性樹脂皮膜を形成後、親水化コー
ティング処理液によって親水性皮膜を形成することによ
り、親水性と抗菌防かび性を長期にわたり維持できるこ
とを見出した。即ちZ−Ptは不溶性の粒子であり、そ
の粒子径が水性樹脂皮膜及び親水化コーティングの合計
膜厚よりも大であるように皮膜形成すれば、図1に示す
が如き断面構造を形成でき、親水化コーティングとZ−
Ptの混在表面となることにより、親水性と抗菌防かび
性を長期にわたり維持できるものと考えたのである。
【0012】本発明者等は以上に述べた考えに基づき鋭
意検討を重ねた結果、特定の粒径範囲の粒子を含むZ−
Pt粒子(A)を全固形分中1〜30重量%の範囲内で
含有する水性樹脂塗料(I)を用いて、アルミニウム合
金製板材表面に平均乾燥皮膜厚さが0.8〜2.2μm
となるように樹脂皮膜形成したのち、親水化コーティン
グ剤を用いて平均乾燥皮膜厚さが0.1〜0.6μmと
なるように皮膜形成することにより、親水性と抗菌防か
び性を長期にわたり維持できることを見いだした。ここ
で水性樹脂塗料及び親水化コーティング剤を用いて形成
する皮膜の平均厚さについては、目的がフィン表面用途
のためその合計が3μm未満となるように規定し、Z−
Ptの粒径についてはその一部を表面に適度に露出させ
る目的で規定した。
【0013】さらに本発明者等は前記親水化コーティン
グ剤の組成を特定することにより、高レベルの親水性と
高レベルの抗菌防かび性の双方を長期にわたり維持でき
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。すなわ
ち本発明は、(1)粒径1〜10μmの粒子を40容量
%以上含むビス(2−ピリジルチオ)−ジンク−1,
1'−ジオキサイド粒子(A)を全固形分中1〜30重
量%の範囲内で含有する水性樹脂塗料(I)を用いて、
アルミニウム合金製板材表面に平均乾燥皮膜厚さが0.
8〜2.2μmとなるように皮膜形成したのち、二級ア
ルコール構造を有するビニル樹脂及び/又はその水溶性
誘導体(P1)と;スルホン酸基及び/又はその塩を有す
る水溶性アクリル系樹脂(P2)と;水性ブロックドイ
ソシアネート化合物(B)とを;固形分重量比で(P
1):(P2)=1:8〜8:1の範囲内且つ{(P
1)+(P2)}:(B)=94:6〜86:14の範
囲内で含有する混合水溶液(II)を用いて、平均乾燥皮膜
厚さが0.1〜0.6μmとなるように皮膜形成されて
なることを特徴とする、抗菌防かび性に優れたアルミニ
ウム合金製フィン材である。
【0014】また(2)該水溶液(II)に、更にそれと
混合可能な防かび剤を含有するものである抗菌防かび性
に優れたアルミニウム合金製フィン材である。また
(3)該アルミニウム合金製フィン材を具備することを
特徴とする抗菌防かび性に優れたエアコンディショナー
用熱交換器に関する。以下に内容を詳しく説明する。
【0015】本発明に用いられるZ−Ptの例として
は、例えばOlin製「Zinc Omazine」等が挙げられ、この
ものを水に分散させたり、或いは既に水分散体として市
販されているものを使用可能であるが、粒径1〜10μ
mの範囲内の粒子を40容量%以上含むことが必要であ
る。この条件を満たさないZ−pt粒子を用いた場合、
皮膜表面へのZ−Pt粒子の露出度合が不適切となる。
即ち、1μmよりも小な粒子の場合、皮膜中に埋没して
しまって効果が無くなり、10μmよりも大な粒子の場
合は皮膜から脱落しやすくなって抗菌防かび効果の持続
性が薄れることになるため、粒径1〜10μmの範囲内
の粒子を40容量%以上含むことが必要なのである。
【0016】また、水性樹脂塗料(I)が含有するZ−
Ptが、全固形分中1〜30重量%の範囲内であること
が必要である。含有量が1重量%未満の場合、抗菌防か
び効果が不充分となり好ましくなく、また30重量%を
超える場合はZ−Ptの表面存在比率が高くなり親水性
が劣化する等の問題が生じたり、耐食性が劣化するため
やはり好ましくない。より好ましい範囲は3〜20重量
%である。また水性樹脂塗料(I)の樹脂成分は、皮膜
形成前後を通じてZ−Pt粒子と混和可能な水性樹脂を
使用可能であり、具体的にはアクリル系,ウレタン系,
エポキシ系,ポリエチレン系等の水性エマルジョン或い
はディスパージョンが用いられる。またそれらを架橋可
能なメラミン系,エポキシ系,イソシアネート系の架橋
剤,さらには均一塗布性向上を目的とした界面活性剤,
高沸点溶剤の添加も、これを妨げるものではない。
【0017】さらに、以上説明した水性樹脂塗料(I)
を用いて形成する皮膜の平均厚さが0.8〜2.2μm
の範囲内であることが必要である。平均厚さが0.8μ
m未満の場合、耐食性が不充分となったりZ−Ptが脱
落しやすくなるため好ましくなく、2.2μmを超える
場合はフィン材の熱交換効率の劣化につながる為、やは
り好ましくない。より好ましい範囲は1.0〜1.8μ
mである。
【0018】次に本発明に用いられる混合水溶液(II)
について説明する。二級アルコール構造を有するビニル
樹脂及び/又はその水溶性誘導体(P1)とは、一般
式、 −[CH2−CH(OH)]m−[CH2−C(R1)X]n− で表示しうる重合体で、通常、酢酸ビニル又はその共重
合体、又はこれらを更に後反応させて得られる水溶性重
合体である。ここでR1はH又はCH3である。Xについ
ては後述するが各種イオン性置換基を示し、1種とは限
らず2種以上であっても良い。而してm+n=100の
場合m=50〜100、好ましくはm=60〜100、
より好ましくはm=70〜100である。
【0019】前記一般式で示される水溶性高分子として
は、まず酢酸ビニルのホモポリマーの加水分解物で一般
的にPVAとして市販されているものが挙げられる。す
なわち −[CH2−CH(OH)]m−[CH2−CH(OCOC
3)]n− で示される重合体で、その加水分解の程度により m=99〜100 完全ケン化物 m=90〜99 準完全ケン化物 m=70以下 部分ケン化物などと呼ばれている。
【0020】PVAの誘導体としては一般にアニオン変
性PVA、カチオン変性PVA、活性メチレン変性PV
Aなどが知られているが、要は前述の一般式の範囲でP
2、Bと共に水溶性のものであれば使用可能である。例
えば、アニオン変性のものとしては、アクリル酸、メタ
クリル酸、無水マレイン酸、ビニルスルホン酸、メタク
リロキシエチルホスフェート、アクリル酸エステルな
ど、カルボキシル基、スルホン酸基、ホスホン酸基を含
むか、又は加水分解してこれらの基に転換し得る、重合
性モノマーと酢酸ビニルの共重合体の加水分解物や、P
VAのスルホン酸エステル、リン酸エステル化物等が挙
げられる。
【0021】活性メチレン変性PVAとしてはPVAと
ジケテンの反応物などが知られている。無論、上記モノ
マーの他にスチレン、アクリロニトリル、ビニルエーテ
ル、その他ノニオニックな重合性モノマーも水溶性を害
しない程度に共重合使用することも可能であり、又、上
述の種々の重合性モノマーの2種以上と酢酸ビニルとの
共重合体の使用も妨げるものではない。(P1)の分子
量は5,000以上が好ましく、5,000以下の場
合、特に親水性の高い場合には、非水溶化の為に架橋剤
比率を高める必要がある。
【0022】次に本発明に用いられる、スルホン酸基及
び/又はその塩を有する水溶性アクリル系樹脂(P2)
について説明する。スルホン酸基を含有するモノマーと
しては、例えばビニルスルホン酸、スルホエチルアクリ
レート、スルホエチルメタクリレート、N−メチレンス
ルホン酸アクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸等又はそ
れらの塩があり、水溶性アクリル系樹脂(P2)にはこ
れらモノマーの重合体、共重合体が使用可能である。
【0023】共重合体の場合に、本発明の目的を発揮す
るためにはノニオニックモノマー、例えばスチレン、
(メタ)アクリル酸エステル、酢酸ビニル等の共重合量
は40モル%以下、好ましくは20%以下に止めるのが
好ましい。また、酸ハライド、例えば(メタ)アクリル
酸クロライド重合体の如く、後に加水分解してポリ(メ
タ)アクリル酸を与える如きモノマーの使用も可能であ
る。(P2)の分子量は1,000以上、好ましくは
3,000以上のものが使用される。
【0024】次に本発明に用いられる水性ブロックドイ
ソシアネート化合物(B)としては、NaHSO3でブ
ロック化したポリイソシアネート等を使用することがで
き、その使用量は骨格構造により異なるが、一般的に言
えば、使用するPVA系ポリマー(P1)の100重量
部に対して1〜400部、好ましくは5〜200重量
部、より好ましくは10〜100重量部程度が使用され
る。
【0025】混合水溶液(II)を用いて皮膜形成する
際、その乾燥皮膜厚さが0.1〜0.6μmとなるよう
にすることが必要である。この厚さが0.1μm未満の
場合は親水性が不充分となり好ましくなく、また0.6
μmを超える場合は水性樹脂皮膜との合計厚さによって
はフィン材の熱交換効率の劣化を招く事になるためやは
り好ましくない。より好ましい範囲は0.2〜0.5μ
mである。さらに混合水溶液(II)には、Z−pt粒子
の防かび効果を増強する目的で、それと混和可能な公知
の防かび剤を添加し使用することも可能である。
【0026】本発明のアルミニウム合金性フィン材の製
造方法について述べる。溶剤系洗浄剤、アルカリまたは
酸性の水系洗浄剤によって清浄化したアルミニウム合金
製フィン材表面に、本発明の水性樹脂塗料(I)及び混
合水溶液(II)を用いて順次スプレー、ディップ、ロー
ルコート、シャワーコート等の方法で処理する。また必
要に応じ、耐食性、密着性、加工密着性等を増強する目
的で、公知のクロメート、リン酸亜鉛、リン酸チタン、
リン酸ジルコン等の下地処理を施したアルミニウム合金
製フィン材表面に処理を行っても構わない。
【0027】水性樹脂塗料(I)による処理の際、それ
が不溶性のZ−Pt粒子を含むものであるため、液攪拌
を伴って行えばZ−Ptは均一に分散された状態を維持
し得、より抗菌防かび効果を発揮しやすくなり好まし
い。またその焼付けに伴う被塗物温度を230℃以下と
するのが、Z−Ptの熱安定性の点で好ましい。同様の
理由により、混合水溶液(II)による処理の際もその焼
付けに伴う被塗物温度を230℃以下とするのが好まし
い。
【0028】
【作用】本発明のアルミニウム合金製フィン材は、表面
に露出しているZ−Pt粒子の効果により優れた抗菌防
かび効果を示し、また該粒子を水性樹脂皮膜が捕捉して
いるため結露水等へ流去し難く、長期にわたりその効果
を発揮し続けることが可能である。また、Z−Pt粒子
の含有量が規定されていることにより親水化コーティン
グ表面の占有比率が確保され、高レベルな親水性をも長
期にわたり維持できると考えられる。以下実施例を比較
例とともに挙げ、本発明の内容をより具体的に説明する
が、本発明の範囲はこれら実施例により限定されるもの
ではない。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【実施例】実施例、比較例における試験法は次の通りで
ある。 1.水性樹脂塗料(I)及び混合水溶液(II) 表1に実施例、及び比較例に用いた水性樹脂塗料(I)
の内容を示す。日本パーカライジング(株)製「パルトッ
プTD208D」(アクリル酸アルキルエステル−スチ
レン共重合樹脂系塗料,26.5wt%)をベースと
し、表1に示す各条件で抗菌防かび剤を添加した。ま
た、表2に実施例、及び比較例に用いた混合水溶液(I
I)の内容を示す。
【0032】2.フィン材への皮膜形成方法 1)試験体と下地処理 市販のJIS-A1100アルミニウム合金製テストピース(板
厚0.11mm)を、以下に示す仕様で下地処理した。
【0033】A)脱脂と乾燥 .脱脂 ;日本パーカライジング(株)製「ファイン
クリーナー4498SK」用い、55℃で10秒間スプレー脱脂を
行った。 .水洗 ;水道水を用い、15秒間スプレー水洗を行
った。 .水切り乾燥;80℃で5分間、電気オーブンにて水切
り乾燥を行った。
【0034】B)脱脂,クロメート及び乾燥 .脱脂 ;日本パーカライジング(株)製「ファイン
クリーナー4498SK」用い、55℃で10秒間スプレー脱脂を
行った。 .水洗 ;水道水を用い、15秒間スプレー水洗を行
った。 .クロメート処理;日本パーカライジング(株)製「ア
ルクロム K-702」を用い、55℃で7秒間スプレー処理
し、表面Cr付着量15±5mg/m2のクロメートト処理を行っ
た。 .水切り乾燥;80℃で5分間、電気オーブンにて水切
り乾燥を行った。
【0035】2)皮膜形成方法 表1に示した水性樹脂塗料(I)及び、表2に示した混
合水溶液(II)を用い、前記下地処理された試験体(A
またはB)に以下の方法により実施した。使用した試験
体種,水性樹脂塗料(I)種と平均乾燥皮膜厚さ,混合
水溶液(II)種と平均乾燥皮膜厚さについては表3に示
す。
【0036】
【表3】
【0037】.水性樹脂塗料(I)塗布:ロールコー
ト方式により、所定の平均乾燥皮膜厚さとなるよう塗布
した。 .焼付け乾燥:電気オーブンを用いて200℃×1分
焼付けた。 .放冷:試験体を40℃以下になるまで放冷した。 .混合水溶液(II)塗布:ロールコート方式により、
所定の平均乾燥皮膜厚さとなるよう塗布した。 .焼付け乾燥:電気オーブンを用いて230℃×1分
焼付けた。 .放冷:試験体を40℃以下になるまで放冷した。
【0038】3.試験方法 1)親水持続性試験 室温で流水中に8hrs浸漬後、16hrs×80℃で乾燥する処
理を1cycleとし、5cycle後の対水接触角で示す。接触
角はFACE接触角計CA-X型(協和界面科学製)を用いて測
定した。
【0039】2)抗菌性試験 各試験体を3×3cmに切断し、滅菌シャーレ中央付近
におき、試験体上に試験体と同サイズに切断し、乾熱滅
菌(120℃×3hrs)した吸収紙をのせ、菌液を1.
0ml吸収紙上に接種し、24時間、28±2℃に調整し
た高温槽内で培養し、生菌数の増減を計測した。菌液は
Escherichia coli,及びStaphylococcusaureusを、肉汁
培養液(肉エキス5g,ペプトン10g,塩化ナトリウ
ム5gを1Lの蒸留水に溶解させた後、121℃×15
分のオートクレーブで滅菌したもの)中で培養させ、生
理食塩水を用いて菌数約106[個/ml]に調整したも
のを用いた。
【0040】生菌数の測定は、試料を生理食塩水を用い
て10,102〜104倍まで順次希釈し、シャーレに1
mlづつ分注した後、肉汁寒天培地(肉エキス3g,ペプ
トン10g,塩化ナトリウム5g,寒天15gを1Lの
蒸留水に溶解させた後、121℃×15分のオートクレ
ーブで滅菌したもの)を加えよく攪拌した後放置し、培
地が固化した後シャーレを横倒しして28±2℃に調整
した恒温槽に入れ、2日間培養した後の菌のコロニー数
を数えた。
【0041】3)かび抵抗性試験 試験体を無機塩平板培地(硝酸ナトリウム2g,りん酸
一カリウム0.7g,りん酸二カリウム0.3g,硫酸
マグネシウム七水和物0.5g,塩化カリウム0.5
g,硫酸第一鉄七水和物0.01g,ブドウ糖30g,
寒天20gを1Lの蒸留水に溶解させた後、121℃×
15分のオートクレーブで滅菌したもの)の中央に張付
け、混合胞子懸濁液(硝酸ナトリウム2g,りん酸一カ
リウム0.7g,りん酸二カリウム0.3g,硫酸マグ
ネシウム七水和物0.5g,塩化カリウム0.5g,硫
酸第一鉄七水和物0.01g,ブドウ糖30g,蒸留水
1Lからなる組成液を三角フラスコに100mlとり、1
21℃×15分のオートクレーブで滅菌後、Aspergillu
s niger,Chaetomium globosum,Paecilomyces varioti
i,Penicillium funiculosum,Trichoderma virideの各
々の胞子を一白菌耳づつ加えて充分に分散させ、乾熱滅
菌した濾紙で濾過したもの)を表面に均一に1mlまきか
け、蓋をして28±2℃に調整した恒温槽に入れ、4週
間培養しかびの発育状態を次の判定基準に基づいて判定
した。
【0042】 0…50倍の実体顕微鏡で観察しても試料表面にカビの
発育が認められない 1…試料表面に肉眼で観察してかびの生育が認められな
い 2…試料表面の25%以下でかびの生育が認められる 3…試料表面の25%以上50%未満でかびの生育が認
められる 4…試料表面の50%以上100%未満でかびの生育が
認められる 5…かびの生育が試料全面にわたり、覆い尽くしてい
る。
【0043】以上の試験手順で評価を行った結果を表4
に示す。表4の結果より明らかなように、本発明の表面
処理フィン材である実施例1〜8は、親水持続性,抗菌
防かび性に優れ、このものを具備するエアコンディショ
ナーが高レベルな親水性と抗菌防かび性を長期にわたり
維持しうることを示している。
【0044】
【表4】
【0045】これに対し比較例1は特許請求の範囲を逸
脱即ちZ-pt粒子をボールミル粉砕することによって1〜
10μmの粒子が30容量%となったものであり、1μ
m未満の粒子が多く皮膜中に埋没するため抗菌性,かび
抵抗性が不充分であった例である。また比較例2はZ-pt
を可溶化して添加したためやはり皮膜中に埋没し、抗菌
性,かび抵抗性が不充分であった例である。比較例3は
Z-pt粒子を1重量%を下回って添加した例であり、やは
り抗菌性,かび抵抗性が不充分であった例である。比較
例4はZ-pt粒子を30重量%を上回って添加した例であ
り、抗菌性,かび抵抗性は良好であるが親水持続性に劣
った例である。比較例5は混合水溶液(II)にP1を添
加しなかった場合であり、親水化皮膜が流去した為親水
持続性が著しく劣った例である。
【0046】比較例6は混合水溶液(II)にP2を添加
しなかった為親水持続性が劣った例である。比較例7は
水性ブロックイソシアネート化合物(B)を添加しなか
った為、親水化皮膜が流去し親水持続性が著しく劣った
例である。比較例8はP2をスルホン基を有しないポリ
アクリル酸で置換した例であり、親水持続性に劣った例
である。比較例9は水性樹脂塗料(I)の平均乾燥皮膜
厚さが0.8μmを下回った例であり、抗菌性,かび抵
抗性が不充分であった例である。
【0047】
【発明の効果】本発明のアルミニウム合金製フィン材
は、水性樹脂皮膜中に存在し一部が表面に露出している
Z−pt粒子の働きにより良好な抗菌防かび性を示す。
また特定組成の混合水溶液(II)による親水化コーティ
ングの働きにより良好な親水持続性をも示す。
【0048】Z−ptは不溶性粒子の形で存在するた
め、親水化コーティングと均一に混ざり合うことはな
く、従って親水持続性を劣化させることはない。また一
部が水性樹脂皮膜中に固定されているため脱落し難く、
エアコンディショナーの実使用環境下でフィン表面に付
着する結露水中に拡散することもないため、良好な抗菌
防かび性を長期にわたり維持することが可能という優れ
た特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】親水性と抗菌防かび性を長期にわたり維持する
構造の説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 和也 東京都中央区日本橋1−15−1 日本パー カライジング株式会社内 (72)発明者 森田 良治 東京都中央区日本橋1−15−1 日本パー カライジング株式会社内 (72)発明者 尹 柏 大韓民国京畿道水原市八達區梅灘4洞現代 APT101−1508 三星電子株式會社冷空 調事業部内 (72)発明者 朴 賢淵 大韓民国京畿道水原市八達區靈通洞碧山A PT221−1703 三星電子株式會社冷空調 事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒径1〜10μmの粒子を40容量%以
    上含むビス(2−ピリジルチオ)−ジンク−1,1'−
    ジオキサイド粒子(A)を全固形分中1〜30重量%の
    範囲内で含有する水性樹脂塗料(I)を用いて、アルミ
    ニウム合金製板材表面に平均乾燥皮膜厚さが0.8〜
    2.2μmとなるように皮膜形成したのち、二級アルコ
    ール構造を有するビニル樹脂及び/又はその水溶性誘導
    体(P1)と;スルホン酸基及び/又はその塩を有する水
    溶性アクリル系樹脂(P2)と;水性ブロックドイソシ
    アネート化合物(B)とを;固形分重量比で(P1):
    (P2)=1:8〜8:1の範囲内且つ{(P1)+
    (P2)}:(B)=94:6〜86:14の範囲内で
    含有する混合水溶液(II)を用いて、平均乾燥皮膜厚さが
    0.1〜0.6μmとなるように皮膜形成されてなるこ
    とを特徴とする、抗菌防かび性に優れたアルミニウム合
    金製フィン材。
  2. 【請求項2】 該水溶液(II)に、更にそれと混合可能
    な防かび剤を含有するものである、請求項1記載の抗菌
    防かび性に優れたアルミニウム合金製フィン材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアルミニウム合金製フィ
    ン材を具備することを特徴とする、抗菌防かび性に優れ
    たエアコンディショナー用熱交換器。
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