JPH0472691B2 - - Google Patents

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JPH0472691B2
JPH0472691B2 JP59176196A JP17619684A JPH0472691B2 JP H0472691 B2 JPH0472691 B2 JP H0472691B2 JP 59176196 A JP59176196 A JP 59176196A JP 17619684 A JP17619684 A JP 17619684A JP H0472691 B2 JPH0472691 B2 JP H0472691B2
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JP
Japan
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film
antifogging
polyethylene terephthalate
coating
parts
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JP59176196A
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JPS6153038A (ja
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Kenji Mori
Tatsufumi Nakatsuka
Mamoru Kitamura
Yoshio Takahashi
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Publication date
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Publication of JPH0472691B2 publication Critical patent/JPH0472691B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
「発明の属する技術分野」 本発明は、農業用ポリエチレンテレフタレート
フイルムに関するものである。更に詳しくは、優
れた機械的強度と、優れた耐候(光)性と、優れ
た防曇性を有する農業用ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムに関するものである。 「従来の技術」 一般に、ポリエチレンテレフタレートフイルム
は、高い結晶性、高い融点を示し、耐熱性、耐薬
品性を示し、更に強度、弾性率等の機械的性質に
おいても、優れた性質を示すことが知られてい
る。このため、ポリエチレンテレフタレートフイ
ルムは、磁気テープ用はじめ、写真用、電気用、
メタライズ用、包装用および農業用等として、広
く使用されている。しかし、このフイルムは紫外
線を吸収する性質を有し、特に320nm以下の紫
外線を強く吸収する性質があり、このフイルムを
屋外に長期間展張すると、その機械的性質が著し
く低下するという欠点がある。 このフイルムの耐候性を改善するために、紫外
線吸収剤を添加した後にフイルムとしたり、特公
昭46−24160号公報に記載されているように、紫
外線吸収剤をフイルム表面に緊密に結合する方法
が知られている。前者の方法では、紫外線吸収剤
が樹脂に均一に混合され、分散させられる。 しかしながら、これらの方法によれば、有害な
光線は、フイルムを透過する際に、入射側から反
対側に進むに従つて徐々に吸収され、弱められる
が、フイルムの光線が入射する側は、有害光線に
より害を受けることとなり、フイルムの耐候性を
充分に改良することはできない。後者の方法は、
前者の方法よりもより優れた耐候性を示すフイル
ムとすることはできるがい、紫外線吸収剤を均一
な濃度で、フイルム表面に強固に結合することは
難かしく、長期間の屋外展張、屋外暴露に充分耐
えるだけの耐候性を付与することは困難であつ
た。 一方、ポリエチレンテレフタレートフイルム
は、表面が疏水性であるために、これを農業用ハ
ウス(温室)の被覆材として使用すると、ハウス
内の温度、湿度等の条件によつては、フイルムの
ハウス側表面に曇りを生じる。この曇りは、フイ
ルムを透過する光線の量を少なくし、植物の生育
を遅くしたり、水滴が栽培植物に落下することに
より、幼芽が害をうけたり、病害の発生の原因と
なつたり、ハウス内の作業者に不快感を与える
等、種々の不都合が生ずる。 このような不都合を解消するためには、フイル
ムの表面に防曇性を賦与すればよいことが知られ
ている。フイルム表面に防曇性を賦与するには、 (イ) 基体の合成樹脂材料には、界面活性剤のよう
な親水性物質を練り込んでフイルム化する方
法。 (ロ) フイルムの表面に、水溶性高分子を塗布する
方法。 (ハ) フイルムの表面に、水溶性高分子を塗布し、
更に架橋する方法。 等が知られている。しかし、(イ)の方法は、ポリエ
チレンテレフタレートのような硬質の樹脂には採
用しにくい。(ロ)の方法は水溶性高分子が水によつ
て流し去られ易く、防曇性は長期には持続しない
という欠点がある。(ハ)の方法は、工程が繁雑とな
り、好ましい方法とはいえない。 「発明が解決しようとした問題点」 本発明者らは、かかる状況にあつて、ハウス被
覆用として長期間使用しても機械的強度が低下せ
ず、優れた耐候(光)性を示し、かつ、優れた防
曇性が長期間持続される農業用ポリエチレンテレ
フタレートフイルムを提供すべく、鋭意検討した
結果、本発明を完成するに至つたものである。 「問題点を解決するための手段」 しかして本発明の要旨とするところは、二軸方
向にそれぞれ2.0〜5.0倍延伸された厚さ0.1〜0.3
mmの農業用ポリエチレンテレフタレートフイルム
において、一方の面に紫外線吸収剤が配合された
厚さ1〜10ミクロンのアクリル系樹脂の被膜が形
成されてなり、他方の面に、平均粒子径が100ミ
リミクロン以下のアルミナゾル、シリカゾルおよ
び非イオン系界面活性剤を有効成分とする防曇性
被膜が形成されてなることを特徴とする農業用ポ
リエチレンテレフタレートフイルムに存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明にいうポリエチレンテレフタレートと
は、共重合されていないポリエチレンテレフタレ
ート・ホモポリマーのみならず、繰り返し単位の
数の85%以上がポリエチレンテレフタレート単位
よりなり、残りが他の成分であるような共重合ポ
リエチレンテレフタレートや、ポリエチレンテレ
フタレート85重合%以上であり、残りの15重量%
以下が、他の重合体であるポリマーブレンド物を
含む。ブレンドできる他の重合体としては、ポリ
アミド類、ポリオレフイン類、他種のポリエステ
ル類があげられる。このポリエチレンテレフタレ
ートには、必要に応じ若干量の滑剤、着色剤、安
定剤、酸化防止剤等を配合することができる。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、二軸延伸されたものである。二軸
延伸フイルムを製造する方法は、特に限定される
ものではなく、例えば逐次に、又は同時に縦横二
軸に延伸する等、公知の方法を採用すればよい。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタート
フイルムは、二軸方向に、夫々2.0〜5.0倍延伸さ
れたものである。延伸倍率が2.0倍未満であると、
製品の強度が充分のものとならないので好ましく
なく、5.0倍を越えたものでは、製品の強度は充
分なものとなるが、製造作業が困難となるので、
好ましくない。延伸倍率は、二軸方向とも夫々
2.5〜4.0倍の範囲が、特に好ましい。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、厚みが0.01〜0.3mmのものがよい。
厚みが0.01mm以下であると製品の強度が十分なも
のとならないので好ましくなく、0.3mm以上では
フイルムが硬くなり、取り扱い難くなるので、好
ましくない。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、その片面に、紫外線吸収剤が配合
されてなるアクリル系樹脂の被膜が形成されてい
る。 本発明においてアクリル系樹脂とは、アクリル
酸、アクリル酸エステル酸、メタクリル酸、メタ
クリル酸エステル酸のモノマーよりなるホモポリ
マー、これらモノマー二種以上よりなる共重合
体、およびこれらモノマーの一種以上を主成分と
し、これらと共重合可能な他のビニルモノマーと
共重合体をいう。他のビニルモノマーとしたは、
クロトン酸、イタコン酸、アクリロニトリル、ス
チレン、塩化ビニル、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート等があけられる。 これらアクリル系樹脂に配合される紫外線吸収
剤の種類は、従来公知の紫外線吸収剤、例えばサ
リチル酸系化合物、ベンゾフエノン系化合物、ベ
ンゾトリアゾール系化合物等があげられる。これ
らの中で、アクリル系樹脂への溶解性、ポリエチ
レンテレフタレートフイルムに塗布して農業用と
して使用する耐候性等の観点から評価すると、ベ
ンゾフエノン系化合物の中の2,4−ヒドロキシ
ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフエノンが好ましく、ベンゾトリア
ゾール系化合物の中の2−(2′−ヒドロキシ−
5′−ターシヤリ−ブチルフエニル)ベンゾトリア
ゾールが特に好ましい。これらは一種の使用で
も、二種以上の併用であつてもよい。 前記アクリル系樹脂に配合される紫外線吸収剤
の量は、余り少なすぎると本発明の目的が達成さ
れないし、余り多すぎるとブリード・アウトの問
題がある。好ましい配合量は、アクリル系樹脂
100重量部に対して、10〜25重量部の範囲である。 これら紫外線吸収剤を含有するアクリル系樹脂
の被膜の厚さは、余り薄すぎると本発明の目的が
達成されないので好ましくなく、余り厚すぎると
被膜が剥離し易いという問題が生ずる。被膜の厚
さは、1〜10μの範囲が好ましく、特に1〜5μの
範囲が好適である。 アクリル系樹脂に配合される紫外線吸収剤の
量、ポリエチレンテレフタレートの片面に形成さ
れる被膜の厚さは、種々変更しうるが、フイルム
一定面積当たりの紫外線吸収剤の量を、150〜
1000mg/m2の範囲とすると特に好ましい。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、他方の面に、平均粒子径が100ミ
リミクロン以下のアルミナゾル、シリカゾルおよ
び非イオン系界面活性剤を有効成分とする防曇性
被膜が形成されている。 防曇性被膜の有効成分であるアルミナゾル、シ
ルカゾルは、フイルム表面の防曇性向上、防曇持
続性向上の機能を果たし、非イオン系界面活性剤
は、被膜の防曇性向上の機能を果たす。 アルミナゾル、シリカゾルの平均粒子径は、
100ミリミクロン以下のものとする。100ミリミク
ロンより大であると、これを含む防曇性被膜は、
フイルムの透明性を低下させるもので好ましくな
い。 アルミナゾルとシリカゾルとは、固形分の重量
比で80〜20/20〜80(全体で100とする。)の割合
で混合されたものがよい。アルミナゾルは、フイ
ルム表面の水分による濡れを向上させるのに有効
であるが、この成分の割合が多くなると、防曇性
被膜の防曇持続性が悪くなるとともに、この被膜
を形成する防曇組成物の流動性も悪くなるので、
好ましくない。シリカゾルは、防曇性被膜の防曇
持続性を向上させるのに有効であるが、この成分
割合が多くなると、フイルム表面の水分による濡
れが悪くなるので、好ましくない。防曇性被膜の
水分の濡れを向上ざ、かつ、防曇効果を持続させ
るには、アルミナゾルとシリカゾルとの混合割合
を、上記範囲とするのが好ましい。 ポリエチレンテレフタルレートフイルムの他方
の面に、防曇性被膜を形成するには、上記アルミ
ナゾル、シリカゾルを後記する非イオン系界面活
性剤とともに水に分散させ、防曇剤組成物とし、
これを塗布し、水分を揮散させればよい。 防曇剤組成物に占めるアルミナゾル、シリカゾ
ルの割合は、1〜40重量%とするのがよい。 これらの割合が1重量%に満たないときは、防
曇剤組成物は有効成分が少なすぎで好ましくな
く、一方40重量%を超えるときは、防曇剤組成物
の粘度が高くなりすぎて好ましくない。上記の範
囲で特に好ましいのは、15〜30重量%の範囲であ
る。 アルミナゾルは、通常市販されている製品その
もの、または通常市販されているアルミナ粉末を
水に分散させて水性ゾルとしたもの、いずれであ
つてもよい。アルミナゾルは、高濃度で水に分散
させようとすると、分散液の粘度が急激に高まる
といういわゆるチキソトロピー性を示し、均質な
分散液が絵にくいが、コロイドミルの様な媒質剪
断内部撹拌機を用いると、均質な分散液を得るこ
とができる。また、この分散液にシリカゾルを混
合すると、分散液の粘度を降下させることができ
る。 他方のシリカゾルは、多くの場合粒子表面は陰
電荷に帯電しているが、本発明においては、陰電
荷に帯電しているものを用いるのは好ましくな
い。これは、上述のアルミナゾルは、粒子表面が
陽電荷に帯電しているために、陰電荷に帯電した
シリカゾルと陽電荷に帯電しているアルミナゾル
とを混合すると、混合分散液は急激に凝集し、ゲ
ル化し、分散不良を生起する。 従つて、シリカゾルは、粒子表面に陽電荷に帯
電したものとするのがよい。 防曇性被膜を形成するための防曇剤組成物に
は、非イオン系界面活性剤を0.05〜15%(防曇剤
組成物全体として100重量%とする。)含有させ
る。 防曇剤組成物中の非イオン系界面活性剤の量
が、0.05重量%に満たないときは、防曇剤組成物
の分散安定性が悪く、フイルム表面への塗布作業
能率が悪く、かつ、塗布した後の防曇性も向上し
ないので、好ましくない。一方15%を超えるとき
は、防曇剤組成物の分散性は悪く、流動性も悪く
(粘度は高くなる)、防曇持続性が悪くなるので、
好ましくない。上記範囲の中で特に好ましいの
は、0.1〜8重量%の範囲である。 非イオン系界面活性剤の具体例としては、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシ
エチレンアルキルフエノールエーテル類、ポリオ
キシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンア
ルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタ
ンアルキルエステル類、脂肪酸アルキロールアマ
イド類、セルロースエーテル類などがあげられ
る。 防曇性被膜を形成するための防曇剤組成物に
は、水を含有させる。この水は、アルミナゾル、
シリカゾルおよび非イオ系界面活性剤を分散させ
る媒体の機能を果すものである。この水の量は、
アルミナゾル、シリカゾル、非イオン系界面活性
剤および水の合計量が、100重量%となる量とす
るのがよい。 防曇性被膜を形成するための防曇剤組成物は、
以上のとおりアルミナゾル、シリカゾル、非イオ
ン系界面活性剤、水の三成分を含んでいるが、ア
ルミナゾル、シリカゾルの分散性を助ける目的、
防曇剤組成物の流動性を調節する目的等で、少量
の一価の無機酸または有機酸を第四成分として含
んでいてもよい。 上の防曇性被膜を形成するための防曇剤組成物
は、そのまま、または水で希釈して、防曇性を賦
与したいフイルムの表面に塗布し、水を揮散させ
ると、フイルム表面に無機質コロイドゾル粒子と
非イオン系界面活性剤とよりなる防曇性被膜が形
成される。この防曇性被膜が、優れた防曇性を発
揮し、かつ、これを長期間持続するという効果を
発揮する。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムを製造するには、まず、二軸に延伸し
たポリエチレンテレフタレートフイルムを製造す
る。次いで、この二軸を延伸されたポリエチレン
テレフタレートフイルムの片面に、イソプロピル
アルコールのような不活性有機溶媒に、アクリル
系樹脂、紫外線吸収剤を溶解した溶液を塗布し、
有機溶媒を揮散させて、紫外線吸収剤入りアクリ
ル系樹脂被膜を形成させる。塗布方法は、通常行
なわれているグラビアコーテイング法、リバース
コーテイング法、スプレー法などが好適である。
続いて、フイルムの他の面に上記防曇性被膜を形
成するための組成物を塗布する。塗布方法は、ロ
ールコート法、デイツプコート法、ハケ塗り法、
ナイフコート法等、それ自体公知の方法によるこ
とができる。 フイルムの表面に塗布したアクリル系樹脂の被
膜および防曇剤組成物を乾燥させるには、自然乾
燥法又は強制乾燥法によればよい。強制乾燥する
ときは、熱風乾燥法、赤外線照射法などを採用で
きる。 フイルムの他の面に形成する防曇性被膜は、単
位面積当りの固形分の重量として0.001〜1.5g/
m2程度でよく、中でも0.005〜0.75g/m2の範囲
とするのがよい。 なお、ポリエチレンテレフタレートフイルムに
アクリル系樹脂の被膜を表面に、フイルム表面に
プラズマ処理を施したり、コロナ放電処理を施し
たりして表面を改質しておくのが好ましい。また
防曇性被膜を形成する表面には、アンダーコート
処理を施したり(例えば、特公昭50−5733号公報
に記載されているように、アクリル系樹脂を主成
分とした被覆剤を塗布する方法)、フイルム表面
にプラズマ処理を施したり、コロナ放電処理を施
したりして表面を改質しておくのが好ましい。 以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り、以下の例
に限定されるものではない。 第1図は、本発明に係る農業用ポリエチレンテ
レフタレートフイルムの一例の断面図である。図
において、1はポリエチレンテレフタレートフイ
ルム、2は紫外線吸収剤入りアクリル系樹脂の被
膜、3は防曇性被膜をそれぞれ示す。 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムを実際にハウスの被覆材として使用す
る場合には、紫外線吸収剤入りアクリル系樹脂の
被膜2の形成されている面を外側とし、防曇性被
膜3の形成されている面を内側として使用する。 「発明の効果」 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、次のような特別に顕著な効果を奏
し、その産業上の利用価値は極めて大である。 (1) 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムは、ポリエチレンテレフタレート
フイルムとアクリル系樹脂の被膜との接着性に
優れ、この被膜が極めて薄いことと相俟つて、
被膜が剥離することがない。 (2) 本発明に係るポリエチレンテレフタレートフ
イルムの片面に形成されるアクリル系樹脂膜
は、他の樹脂膜に較べて紫外線吸収剤を多く配
合しても、ブリード・アウトの問題が少なく、
紫外線吸収剤を配合した被膜を形成するのに好
適である。 (3) 本発明に係るポリエチレンテレフタレートフ
イルムの片面に形成されたアクリル系樹脂より
なる被膜は、それ自体耐候性が優れているの
で、紫外線によつて劣化され難く、基体のポリ
エチレンテレフタレートフイルムに悪影響を与
えることがない。 (4) アクリル系樹脂よりなる被膜は、その特性に
よりベタツキがなく、ホコリの付着も少ないの
で、長期間透明性、透過率の維持に寄与するの
で、本発明に係るフイルムは、農業用の用途に
好適である。 (5) 本発明に係るポリエチレンテレフタレートフ
イルムの他の面に形成された防曇性被膜は、特
定の粒径のアルミナゾルとシリカゾル、および
非イオン系界面活性剤を有効成分として含んで
いるので、フイルム表面の漏れ性(防曇性)、
防曇効果の持続性においても優れた効果を示
す。 「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下
の例に限定されるものではない。 実施例 1〜6 (1) 基体ポリエチレンテレフタレートフイルム 縦、横それぞれ3.5倍に延伸され、密度が
1.392g/cm2、厚みが125μのもの。 (2) アクリル系樹脂の調製 紫外線吸収剤を配合するためのアクリル系樹
脂溶液は、次のようにして調製した。 (1) アクリル系樹脂溶液Aの調製 (イ) 架橋弾性体の製造 重合缶中に、脱イオン水300重量部(以
下、単に「部」と表示するのは「重量部」
を意味する。)、過硫酸カリ0.3部、燐酸ニ
ナトリウム12水塩0.5部、燐酸水素ナトリ
ウム2水塩0.3部を仕込み、充分窒素置換
を行つたのちに、内温を70℃に昇温した。
内温をこの温度に保持し、撹拌しながら、
スチレン19.8部、アクリル酸ブチル69.3
部、メタクリル酸アリル0.9部、ジオクチ
ルスルフオコハク酸ナトリウム(乳化剤)
2.5部からなる混合物を、2時間を要して
連続的に添加した。 添加終了後直ちに、t−ブチルパーオキ
シ−2−エチルヘキサノエート1.0部、ス
チレン2.2部、アクリル酸ブチル7.7部、ア
クリル酸アリル0.1部からなる混合物を加
えた。加え終つてから30分間経過してか
ら、内温を90℃に昇温し、この温度で3時
間反応を続け、架橋弾性体のエマルジヨン
を得た。 この架橋弾性体の平均粒子径は0.20ミク
ロンであり、ゲル含量は97.1%、膨潤度は
7.2であつた。 (ロ) グラフト共重合体の製造 重合缶に、上記(イ)で得た架橋弾性体エマ
ルジヨン400部を仕込み、撹拌しながら、
窒素置換したのち、内温を80℃に昇温し
た。内温をこの温度に保持し、撹拌しなが
ら脱イオン水3.0部にナトリウムフオルム
アルデヒドスルホキシレート0.15部を溶解
した液を添加してからメタクリル酸メチル
30.0部、n−オクチルメルカプタン0.03
部、パラメンタンハイドロパーオキサイド
(50%溶液)0.15部の混合物を、30分間を
要して連続的に添加した。添加終了後、更
に30分間重合反応を継続し、グラフト共重
合体エマルジヨンを得た。 得られたグラフト共重合体エマルジヨン
は、常法に従つて塩析し、重合体を濾別
し、水洗し、乾燥して、グラフト共重合体
の粉末を得た。 (ハ) 樹脂溶液Aの調製 上で得たグラフト共重合体6.5部に、メ
タクリル樹脂(メタクリル酸メチル/メタ
クリル酸エチルが96/4の割合の共重合
体)のビーズ13.5部を混合し、この混合物
をメチルエチルケトン64部とトルエン16部
とよりなる混合溶液中に入れて、撹拌しつ
つ溶解し、固形分が20重量%のアクリル系
樹脂溶液Aを調製した。 (2) アクリル系樹脂溶液Bの調製 (イ) 架橋弾性体の製造 重合缶中に、脱イオン水250部、ジオク
チルスルホコハク酸ナトリウム2.0部、ナ
トリウムフオルムアルデヒドスルホキシレ
ート0.05部を仕込み、充分窒素置換を行つ
た。この重合缶の内容物を撹拌しつつ、メ
タクリル酸メチル1.6部、アクリル酸ブチ
ル8部、1.3−ブチレンジメタクリレート
0.4部、メタクリル酸アリル0.1部、キユメ
ンハイドロパーオキサイド0.04部からなる
混合物を仕込んだ。重合缶内温を70℃に昇
温し、この温度で60分間反応を継続した。
続いて、この重合缶にメタクリル酸メチル
1.5部、アクリル酸ブチル22.5部、1.3−ブ
チレンジメタクリレート1.0部、メタクリ
ル酸アリル0.25部およびこれら単量体混合
物に対して0.05重量%の量のキユメンハイ
ドロパーオキサイドを加えた混合物を60分
を要して添加した。 得られた架橋弾性体は、平均粒子径が
0.12ミクロン、ゲル含量は90%、膨潤度は
10であつた。 (ロ) グラフト共重合体の製造 上の(イ)の架橋弾性体エマルジヨンを含む
重合缶に、イオン水3部にナトリウムフオ
ルマルデヒドスルホキシレート0.01部を溶
解した液を添加してから、メタクリル酸メ
チル5部、アクリル酸ブチル5部、アクリ
ル酸アリル0.1部およびこれら単量体に対
して0.03重量%の量のキユメンハイドロパ
ーオキサイドを加えた混合物を30分要し
て、連続的に添加した。添加終了後、更に
30分間重合反応を継続した。 この重合缶に、イオン水3部にナトリウ
ムフオルムアルデヒドスルホキシレート
0.05部を溶解した液を添加してから80℃に
昇温し、メタクリル酸メチル52.25部、ア
クリル酸ブチル2.75部、パラメンタンハイ
ドロパーオキサイド(50%溶液)0.13部よ
りなる混合物を30分を要して添加した。こ
の添加終了後、80℃で30分間重合反応を継
続し、グラフト共重合体エマルジヨンを得
た。 得られたグラフト共重合体エマルジヨン
は、常法に従つて塩析し、重合体を濾別
し、水洗し、乾燥して、グラフト共重合体
の粉末を得た。 (ハ) 樹脂溶液Bの調製 上で得たグラフト共重合体20部を、メチ
ルエチルケトン64部とトルエン16部とより
なる混合溶媒中に入れて撹拌し、固形分が
20重量%のアクリル系樹脂溶液Bを調製し
た。 (3) 紫外線吸収剤入り被膜の形成 上記(2)に記載の方法に従つて調製したアクリ
ル系樹脂溶液に、第1表の1に示した種類の紫
外線吸収剤を、同表に記載した割合(樹脂固形
分に対する割合を意味する。)で添加した。添
加後の溶液をポリエチレンテレフタレートフイ
ルムの片面に、グラビアコート法によつて塗布
し、塗布面を加温して溶媒を揮散させて、紫外
線吸収剤入り被膜を形成させた。この被膜の厚
さ、フイルムの単位面積当りの紫外線吸収剤の
量を、第1表の1に示す。 (4) 防曇剤組成物の調製 防曇性被膜を形成するための防曇剤組成物
は、次のようにして調製した。 (1) 防曇剤組成物aの調製 (イ) アルミナゾルの調製 容器にいれた水を撹拌しながら、アルミ
ニウムオキサイドC(日本エアロジル(株)製、
平均粒子20ミリミクロン)を添加し、固形
分25重量%の分散液を調製した。この分散
液を調製する過程で、粘度が上昇したの
で、分散液を撹拌しながら硝酸を添加し、
液のPHを4.3に調節した。 (ロ) 消泡剤液の調製 容器にいれた水を撹拌しながら、シリコ
ーンエマルジヨン(東レシリコーン(株)製、
SM5512、固形分45重量%)を添加し、固
形分10重量%のシリコーンエマルジヨン
(消泡剤液)を調製した。 (ハ) 防曇剤組成物aの調製 上記(イ)において調製したアルミナゾル分
散液60グラムに、水15グラムを加えた。こ
の液を撹拌しながら、陽電荷に帯電したシ
リカゾル(日産化学(株)製、スノーテツクス
AK、固形分25重量%、平均粒子径15ミリ
ミクロン)を20グラム、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノラウレート(日本油脂(株)
製、非イオン系界面活性剤、商品名LT−
221)を4グラム、および上記(ロ)において
調製した消泡剤液を1グラム添加し、防曇
剤組成物aを得た。 (2) 防曇剤組成物bの調製 (イ) メチルセルロース分散液の調製 容器にいれた水を撹拌しながら、メチル
セルロース(信越化学工業(株)製、非イオン
系界面活性剤、商品名メトローズSM−
15)を添加し、10重量%濃度の分散液を調
製した。 (ロ) 防曇剤組成物bの調製 防曇剤組成物aの調製工程の(イ)で調製し
たアルミナゾル分散液60グラムに、水9グ
ラムを加えた。この液を撹拌しながら、シ
リカゾル(スノーテツクスAK)を20グラ
ム、上記(イ)において調製したメチルセルロ
ース分散液10グラム、および防曇剤組成物
aの調製工程の(ロ)で調製した消泡剤液1グ
ラムを添加し、防曇剤組成物bを得た。 (3) 防曇剤組成物cの調製 防曇剤組成物aの調製工程の(イ)で調製した
アルミナゾル分散液20グラムに、水15グラム
を加えた。この液を撹拌しながら、シリカゾ
ル(スノーテツクスAK)を60グラム、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノラウレート
(LT−221)を4グラム、および防曇剤組成
物aの調製工程の(ロ)において調製した消泡剤
液を1グラム添加し、防曇剤組成物cを得
た。 (5) 防曇性被膜の形成 上記(4)に記載の方法に従つて調製した3種の
防曇剤組成物を、各々水で150倍に希釈し、3
種類の塗布液を準備した。 これら塗布液をそれぞれスプレーコート法
で、ポリエチレンテレフタレートフイルムに塗
布し、乾燥後の固形分の量を0.25グラム/m2
した。 (6) 屋外暴露前のフイルムの性質 一方の面に紫外線吸収剤入り被膜を有し、他
方の面に防曇性被膜を有するポリエチレンテレ
フタレートフイルムを、屋外に暴露する前に、
次の諸性質を測定した。その結果を第1表の2
に示す。 (1) 波長340nmにおける光線透過率 分光光度計(日立製作所製の323型)によ
つて測定した。 (2) 伸び率 JIS K−6234に準拠した。 (3) パンクチヤー衝撃強さ パンクチヤー衝撃試験機(東洋精機製作所
製によつて、長さ10cm、幅10cmの試料につい
て試験し、破壊時のエネルギーをKg/cmで表
した。 (4) 波長550nmにおける光線透過率 (1)の場合に同じ。 (7) 屋外暴露後のフイルムの性質 実施例に係る6種のフイルムを、茨城県筑波
郡谷田部町の圃場で、昭和58年8月から昭和59
年7月までの間密閉式ハウスの屋根を被覆して
暴露し、暴露後のフイルムについて、次の諸性
質を測定した。その結果を第1表の3に示す。 伸び率、パンクチヤー衝撃強さ、波長550nm
における光線透過率は、(6)の屋外暴露前のフイル
ムの性質を評価方法の場合と同じである。 なお、各フイルムについて、暴露直後、1か月
経過後、6か月経過後の各々の時点で、フイルム
の防曇性を肉眼で観察した。結果を第1表の3に
示す。 防曇性の評価基準は、次のようにした。 「1」−−−防曇性良好 「2」−−−防曇性やや不良 「3」−−−防曇性不良 「比較例」 比較例 1 実施例1で使用したものと同じ性質を有する基
体ポリエチレンテレフタレートフイルムに、アク
リル系樹脂の被膜および防曇性被膜を形成しない
ものについて、実施例1の場合と同様、屋外暴露
前のフイルムについて諸性質を測定し、更に同例
の場合と同様にして屋外に暴露し、屋外暴露後の
フイルムについて諸性質を測定した。結果を第1
表の1、2、3に示す。 比較例 2 実施例1で使用したものと同じ性質を有する基
体ポリエチレンテレフタレートフイルムの片面
に、紫外線吸収剤を配合しないアクリル系樹脂溶
液Aの被膜を形成させた。しかし、他の面には防
曇性被膜を形成しなかつた。 このフイルムについて、実施例1の場合と同
様、屋外暴露前のフイルムについて諸性質を測定
し、更に同例の場合と同様にしてフイルムを屋外
に暴露し、屋外暴露後のフイルムについて諸性質
を測定した。結果を第1表の1、2、3に示す。 比較例 3 原料ポリエチレンテレフタレート100重量部に、
2−(2′−ヒドロキシ−5′−ターシヤリーブチル
フエニル)ベンゾトリアゾール0.34重量部配合し
た。この配合物を公知の方法によりフイルム状
に、縦・横それぞれ3.5倍に延伸され、密度が
1.392g/cm2、厚みが125μのフイルムを得た。こ
のフイルムには、アクリル系樹脂の被膜も防曇性
被膜を形成しなかつた。 このフイルムについて、実施例1の場合と同
様、屋外暴露前のフイルムについて諸性質を測定
し、更に同例の場合と同様にしてフイルムを屋外
に暴露し、屋外暴露後のフイルムについて諸性質
を測定した。結果を第1表の1、2、3に示す。 比較例 4 米国マーチン・プロセシング・カンパニー・イ
ンコーポレーテツドが販売している、紫外線吸収
剤で表面処理したポリエチレンテレフタレートフ
イルム(LLumar、厚み125μ)について、実施例
1の場合と同様、屋外暴露前のフイルムについて
諸性質を測定した。更に同例の場合と同様にして
フイルムを屋外に暴露し、屋外暴露後のフイルム
について諸性質を測定した。結果を第1表の1、
2、3に示す。 比較例 5 実施例2のフイルムにおいて、フイルムの他の
面に防曇性被膜を形成しなかつたほかは、同例と
同様にして調製したフイルムである。 このフイルムについて、同例と同様にしてフイ
ルムの性質を評価した。結果を第1表の1、2、
3に示す。 比較例 6 実施例2のフイルムにおいて、防曇剤組成物a
の調製法に記載した例において(イ)のアルミナゾル
を含まない組成物を調製し、同例におけると同様
の手順で被膜を形成したほかは、同例と同様の手
順でフイルムを調製した。 このフイルムについて、同例と同様にしてフイ
ルムの性質を評価した。結果を第1表の1、2、
3に示す。
【表】
【表】 第1表の1、2、3より、次のことが明らかとな
る。 (1) 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムは、屋外に暴露しても、紫外線の
影響をうけることが少なく、伸び率の低下、衝
撃強さの低下は少ない。これに対して紫外線吸
収剤を添加しなかつたもの(比較例1、2)、
添加してフイルム化したもの(比較例3)、紫
外線吸収剤をフイルム表面に緊密に結合したも
の(比較例4)は、衝撃強さの低下は著しい。 (2) 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムは、屋外に暴露しても、透明性は
ほとんど変わらない。これに対して、紫外線吸
収剤を配合しなかつたもの(比較例1)は、添
加してフイルム化したもの(比較例3)は、透
明性は著しく低下した。 (3) 本発明に係る農業用ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムは、フイルム表面の濡れ性(防曇
性)に優れ、防曇効果の持続性にも優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る農業用ポリエチレンテ
レフタレートフイルムの一例の断面図である。 図において、1はポリエチレンテレフタレート
フイルム、2は紫外線吸収剤入りアクリル系樹脂
の被膜、3は防曇性被膜をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二軸方向にそれぞれ2.0〜5.0倍延伸された厚
    さ0.1〜0.3mmの農業用ポリエチレンテレフタレー
    トフイルムにおいて、一方の面に、紫外線吸収剤
    が配合された厚さ1〜10ミクロンのアクリル系樹
    脂の被膜が形成されてなり、他方の面に、平均粒
    子径が100ミリミクロン以下のアルミナゾル、シ
    リカゾルおよび非イオン系界面活性剤を有効成分
    とする防曇性被膜が形成されてなることを特徴と
    する農業用ポリエチレンテレフタレートフイル
    ム。
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