JPS6293220A - 化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法 - Google Patents

化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法

Info

Publication number
JPS6293220A
JPS6293220A JP23354985A JP23354985A JPS6293220A JP S6293220 A JPS6293220 A JP S6293220A JP 23354985 A JP23354985 A JP 23354985A JP 23354985 A JP23354985 A JP 23354985A JP S6293220 A JPS6293220 A JP S6293220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion
parts
polymer
monomer
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23354985A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Kondo
光男 近藤
Kunihide Takarabe
財部 邦英
Shinichi Kuwamura
慎一 桑村
Hiroshi Ozawa
洋 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP23354985A priority Critical patent/JPS6293220A/ja
Publication of JPS6293220A publication Critical patent/JPS6293220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0241Containing particulates characterized by their shape and/or structure
    • A61K8/0283Matrix particles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/41Amines
    • A61K8/411Aromatic amines, i.e. where the amino group is directly linked to the aromatic nucleus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、皮膚に有害な影響を及ぼす紫外線を吸収およ
び遮蔽し皮膚を保護するのに有用な内部に小孔を有する
ファー形状の紫外線吸収剤封入型非造膜性ビニル系樹脂
エマルジョンの製法及びその粉末化法に関する。
(従来の技術) 太陽光線中、200〜400 nmは紫外線領域でその
波長により遠紫外線部200〜280 nm、中葉外線
部280〜320nm、近紫外線部620〜400 n
mの3つに分けられているが、大気上層20〜25−に
わたるオゾン層があり、この層が紫外線をよく吸収する
ために、冥際に地球上で被曝しているのは中紫外線部と
近紫外線部である。中葉外線部280〜320nmの光
(以下、UV−B)は皮膚に紅斑(サンパーン)を惹起
し、甚しくは、火傷と己Q 同様な水泡を生じせめ炎症後黒化をもたらす。一方、近
紫外線部320〜400nmの光(以下、UV−A)は
、UV−Hに比較し紅斑惹起力は非常に弱く、実質上、
紅斑を起さず皮膚の黒化(サンタン)をもたらす。さら
に紫外線の被曝は皮膚に肝斑(シミ)や雀卵斑(ンバカ
ス)やシワ、ついには、皮膚の老化・皮膚弾力線維の変
性Φ光過敏症の誘発等を生じせしめる可能性を高める。
従来より、これらの障害を予防するため、各種の紫外線
吸収剤や無機顔料を配合した化粧料が開発され、市販さ
れているが、これ等に用いられる紫外線吸収剤や無機顔
料としては、P−アミノベンゾエート侍導体、サリシレ
ート誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、ベンゾフェノ
ン誘導体及びシンナメート誘導体等のUV−B領域に極
大吸収な有するものやジベンゾイルメタン誘導体、ベン
ゾトリアゾール銹導体、ベンゾフェノン誘導体等のUV
−A領域に極大吸収を有する紫外線吸収剤や二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化鉄等の無機顔料が挙げられる。前者
の紫外線吸収剤は、化粧料基剤に対し添加量を増すと溶
解性や使用感に問題を生じたり、皮膚に塗布した場合、
そのものの刺激や光エネルギーを吸収したそれが、一過
性の刺激を皮膚に与える等、安全性に問題がある。その
ため、紫外線吸収剤を皮膚上に使用するにあたってはか
なり特定のものに限定されている。
一方、後者の無機顔料は紫外線による変質が少な(、ま
た経皮吸収されないため、皮膚に対する刺激性等につい
ては問題ないが、粒子径が大きいものは可視光線を遮蔽
する領域の粒子径であるため、紫外部での吸収が弱く、
しかも隠蔽力が強すぎ、皮膚に塗布した場合、白化ない
し着色し、その使用量が限定されている。
さらに、紫外線吸収剤を樹脂モノマー中に溶解または分
散させて公知の乳化重合を行なう方法もあるが、得た粒
子は粒度分布が広(cL1ミクロン以下の微粒子がある
反面、5〜50ミクロンの粗大粒子も多く存在し、化粧
品用粒子としては皮膚への付着力が低く、使用感にも劣
る。かつ、内包した紫外線吸収剤がポリマー表面にもれ
出て(るという欠点もあり、安全性や安定性に欠ける。
適度な隠蔽力も期待できない。
(発明が解決しようとする問題点)    ′本発明は
例えば、日焼けihめ化粧料に配合して用いた場合、皮
膚に有害な影響を及ぼす紫外線を吸収・遮蔽し皮膚を保
護できるとともに、皮膚を刺激することなく安全でかつ
、皮膚への付着力に優れ、しかも皮膚色を適度に補正す
るが白くないし層色せず透明感のある内部に小孔を有す
るコアー形状の紫外線吸収剤封入型非造膜性ビニル系樹
脂エマルジョン、あるいはその粉末化物の製法を提供す
ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記の物性に優れ、しかも実用性の高い
小孔を有するコアー形状の紫外線吸収剤封入型非造膜性
ビニル系樹脂エマルジョンの製造方法及びその粉末化法
を鋭意検討した結果、本発明に至った。
即ち、本発明は乳化重合体エマルジョンに、該エマルジ
ョンの重合体に比べて水の接触角が1〜110°高い電
合体を形成し得る少なくとも1種のラジカル重合性単量
体を加えて乳化重合することを特徴とする内部に小孔を
有する紫外線吸収剤含有の非造膜性樹脂エマルジョンの
製法及び該非造膜性樹脂エマルジョンの粉末化法を提供
する。
本発明で用いられる乳化重合体エマルジョンは、通常ラ
ジカル重合性単量体を乳化1合して得られるものである
が、その重合体が乳化剤等の添加剤を含有しない状態で
水の接触角で25〜11Q’、より選択的には30〜9
0@となるものが好ましい。かかる乳化重合体エマルジ
ョンを構成するラジカル重合性単量体としては、下記の
如き単量体の単独もしくは任意の混合物が用いられる。
(1)カルボキシル基含有モノビニル単量体例えばアク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、フマール酸等が挙げられるが、全単量体中5重
量%未満、好ましくは4.5重量%以下、より好ましく
は3,5重′ik%以下用いるのが耐水性、耐アルカリ
性をより向上せしめた非造膜性樹脂をもたらすことがで
きるので好適である。
(2)ヒドロキシル基含有モノビニル単量体例えば2−
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレ
ート、アリルアルコール、メタアリルアルコール等が挙
げられる。
(3)アミド基またはそのN−メチロール基またはその
アルコキシ基含有モノビニル単量体 例えば(メタ)アクリル酸アミド、N−メチロール化(
メタ)アクリル酸アミド等が挙げられる。
(4)ニトリル基含有モノビニル単量体例えばアクリロ
ニトリル、メタクリレートリル等が挙げられる。
(5)含窒素アルキル基含有モノビニル単量体例えばジ
メチルアミンエチルアクリレート、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート等が挙げられる。
(6)スルホン酸基またはその塩基含有モノビニル単量
体例えばビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸等及び
それらの塩等が挙げられる。
(7)(メタ)アクリル酸アルキルエステル例えばメチ
ル−、エチル−、プロピル−1n−、ブチル−1t−ブ
チル−5n−アミル−1l−アミル−、ヘキシル−、オ
ク、チル−、ノニル−、デシル−、ドデシル−、オクタ
デシル−、シクロヘキシル−、フェニル−、ベンジル(
メタ)アクリレート等が挙げられる。
(8)モノビニルエステル 例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルブチラ
ード、パーサティック酸ビニル等が挙げられる。
(9)モノビニルエーテル 例えばメチル−、エチル−、プロピル−、ブチル−、ア
ミル−、ヘキシルビニルエーテル等が挙げられる。
伯 他のモノビニル単量体 例えば塩化ビニルもしくは塩化ビニリデンの如きハロゲ
ン化ヒニル類;またはマレイン酸−、フマール酸−モL
、<はイタコン酸のジアルキルエステルの如き不飽和二
塩基酸ジアルキルエステル類、スチレンもしくはビニル
トルエンの如キスチレン類;エチレンやブタジェンの如
きモノエン類やジエン類、ビニルトリクロロシラン、ビ
ニルトリエトキシシランの如きシラン基含有モノビニル
単量体、(メチル)グリシジル(メタ)アクリレートの
如きグリシジル基含有モノビニル単量体が挙げられる。
αυ 多官能性架橋性単量体 重合性不飽和結合を分子中に2個以上有するものであり
、エチレングリコールジメタクリレート、1,6−ブチ
レングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレング
リコールジメタクリレート、グロビレングリコールジメ
タクリレート、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン
、ジアリルフタレート、エチレングリコールジアクリレ
ート、1.3−ブチレングリコールジアクリレート等を
挙げることができる。尚、多官能性架橋性単量体の使用
量は最終樹脂の耐溶剤性等から全単量体中50重t%未
満、好ましくはCL1〜60重址%が適する。
上記乳化重合体エマルジョンは紫外線吸収剤封入型非造
膜性樹脂エマルジョンを調造する際に種粒子となるもの
であり、又、該乳化重合体エマルジョンに添加されるラ
ジカル重合性単量体はそれにより生成する重合体の水の
接触角が上記乳化重合体エマルジョンの重合体のそれに
比べて1〜110”、好ましくは5〜90°高くなるも
のが用いられる。
かかるラジカル重合性単量体は、種粒子として用いられ
る乳化重合体エマルジョンを構成するラジカル重合性単
量体から適宜選択して用いることができる。
本発明に於いて、乳化重合体エマルジョンを構成するラ
ジカル重合性単量体及び後添加するラジカル1合性単量
体は前記の条件を満足すれば任意に選択し得るが、乳化
重合体エマルジョンを構成するラジカル重合体としては
親水基含有ビニル単量体、(メタ)アクリル酸のC,−
C,のアルキルエステル、多官能性架橋性単量体を含む
ことが好ましく、後添加重合性単量体(第2段目の形成
モノマー)としては比較的疎水性のスチレンもしくはビ
ニルトルエンの如きオレフィン類:エチレンやブタジェ
ンの如きモノエン類やジエン類や多官能性架橋性単量体
を含むことが好ましい。
尚、後添加ラジカル重合性単量体により生じる重合体は
、種粒子の乳化重合体エマルジョンの重合体に比べて親
水性が低く、水の接触角が通常120°を越えないもの
である。
本発明に於いて、重合体の水の接触角とは重合体中に乳
化剤等の添加剤を実′U的に含有しない状態で重合体の
フィルム又はシートの上に水滴を落して水滴とフィルム
又はシートとの接触角度で示したものである。尚、かか
る接触角は、例えば「医用材料と生体」妹尾学、今西幸
男、竹本善−1桜井端久編集 講談社出版に記載されて
いる。
本発明の製造法に於いて、乳化重合体エマルジョンの使
用量はその固形分/後添加ラジカル重合性単量体の重量
比でCL 1 / 99.9〜90/10、好ましくは
CL5/99.5〜20780が適当である。
本発明で用いられる紫外線吸収剤としては2−エチルへ
キシル−P−ジメチルアミノベンゾエート、アミル−P
 −ジメチルアミノベンゾエート、グリセリル−P−ア
ミノベンゾエート、エチル−P−ジメチルアミノベンゾ
エート、エチル−P−ジエチルアミノベンゾエート、グ
リセリル−モノーP−7ミノペ/シェード等のアミノベ
ンゾエート系のもの。P−tert−プチルサリシレー
ト、P−オクチルフェニルサリシレート、ジグロビレン
グリコールサリシレート等のサリシレート系のもの。2
−エトキシエチル−p −メトキシシンナメート、2,
2’−ビス(p−メトキシスチリル)−エチル−P−メ
トキシシンナメート、2−エトキシエチル−P−メトキ
シシンナメート、メチル−2,5−ジインプロビルシン
ナメート等のシンナメート系のもの。
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシ−4′−メチルベンゾフェノン
、2゜2’、 4 、4’−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2.2
’−ジヒドロキシ−4゜4′−ジメトキシベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン系のもの。2−(2−ヒドロキシ
−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾ
トリアゾール系のもの。4−メトキシ−4′−t−ブチ
ルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイル
メタン等のジベンゾイルメタン系のもの等が挙げられる
紫外線吸収剤の使用量は次のとおりである。4粒子とし
て用いられる乳化重合体エマルジョンを構成するラジカ
ル重合性単量体の場合はラジカル重合性単量体100部
に対しそれに溶解する敵、好ましくは0〜50部、より
好ましくはcL01〜30部が適する。後添加するラジ
カル重合性単量体の場合はラジカル重合性単量体100
部に対しそれに#解する量、好ましくはflO’l〜5
0部、より好ましくは10〜30部が適する。
紫外線吸収剤封入型非造膜性ビニル系樹脂エマルジョン
を製造する際には、通常乳化剤、触媒が用いられる。用
いられる乳化剤としては、アニオン減乳化剤、非イオン
型乳化剤、カチオン型乳化剤、その他反応注乳化剤、ア
クリルオリゴマーなど界面活性能を有する物質が挙げら
れ、これらは1櫨もしくは2種以上併用することができ
る。これらのうち、非イオン型およびアニオン型乳化剤
が重合中の凝集物の生成の少いこと、および安定なエマ
ルジョンが得られることがら好ましい。非イオン型乳化
剤としてはポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン高級脂肪酸エステル、エチレンオキサイド−
プロピレンオキサイドブロック共重合体等の市販非イオ
ン型乳化剤のいずれもが用いられ、また、アニオン型乳
化剤としてはアルキルベンゼンスルホン酸アルカリ塩、
アルキルサル7エートアルカリ[、ホIJオキシエチレ
ンアルキルフェノールサルフェートアルカリ塩等の市販
のアニオン型乳化剤のいずれも用いることができる。さ
らに上述のアニオン型乳化剤の代りに、または併用で水
溶性オリゴマーを使用することも可能であり、とりわけ
ポリカルボン酸あるいはスルホンv塩より成るものが市
販されていることから、容易に利用でき、これKよりい
わゆる、ソープフリー型エマルジョン組成物を得ること
も可能である。また、通常、乳化重合においてしばしば
用いられる保護コロイドも使用できる。保護コロイドと
してはポリビニルアルコール、とドロキシエチル、セル
ロース等の水溶性高分子物質を挙げることができる。こ
れら保護コロイドは乳化重合に用いられると、皮膚への
付着性が低下するので使用する場合は総単量体100重
量部に対し5軍量部以下、好ましくは2重量部以下にす
べきである。
なお、乳化剤は種粒子となる乳化重合体エマルジョンの
製造時には必ず用いられるが、その後の重合の際には新
たに添加しても若しくは添加しなくてもよく、通常は祈
たに添加しない方が好ましい。又、乳化剤の使用量は特
に制限されないが、通常線単量体100重量部当りα1
〜10重量部程度である。
また、触媒としては、乳化重合に一般に使用されるもの
であれば差しつかえなく、そのうちの代表的なものを挙
げれば過酸化水素、過硫酸アンモニウムなどの水溶性焦
域過酸化物もしくは過硫酸塩;クメンハイドロパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイドなどの有機過酸化物
;アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ化合物などで
あり、これらは1種もしくは2種以上の混合物として用
いられる。その使用量は単量体の総重量に対しくL1〜
2%程度である。
なお、これらの触媒と金属イオンおよび還元剤との併用
による一般にレドックス重合法として公知の方法に依っ
てもよいことは勿論である。
また、前記した各種の単量体は、これを一括して、もし
くは分割して、あるいは連続的に滴下して加えてもよく
、前記した触媒の存在下K、0〜100℃、実用的には
30〜90℃の温度で重合される。
尚、本発明で用いられる乳化取合体エマルジョンは通常
前記単動体、乳化剤、触媒等を用いて合成され、内部に
小孔を有していない、粒子径001〜tOミクロン程度
の樹脂粒子を固形分で5〜65重M%含むものが好まし
い。
本発明では、上記乳化重合体エマルジョンにラジカル重
合性単量体を加えて重合せしめる際、かかる単量体で乳
化爪合体エマルジョン中の重合体粒子を膨潤せしめ、次
いで乳化重合せしめることによって各重合体の親水性の
差により乳化重合体エマルジョンの重合体と後で生成す
る重合体との反転がおこり内部に小孔を有する非造膜性
樹脂粒子のエマルジョンを形成すると推測される。
而して、得られた紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマ
ルジョンは内部に小孔(ミクロボイド)を有するコアー
形状のビニル系樹脂粒子を含むものであり、該粒子の小
孔内は空洞であっても、水が存在しても良い。かかる小
孔内に水が存在する場合、かかる水は乾燥時に揮散する
。又、非造膜性ビニル系樹脂粒子は通常01〜5.0ミ
クロン、好ましくはa2〜tOミクロンの粒子径を有す
るものであり、その内部の小孔(ミクロボイド)は通常
[101〜10ミクロン、好ましくはα02〜(15ミ
クロンの径を有しているものである。
本発明の紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジョン
の固形分濃度は特に制限されないが、一般に5〜702
t、t%、好ましくは20〜60i1%が適当である。
なお、紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジョンの
コアー形状の樹脂粒子が小孔を有しているかどうかは簡
単に確認することができる。例えば、それ自身の透過型
および走査型電子顕微鏡でも小孔が確認できる。その他
エマルジョンの比重を測定することによっても可能であ
る。
本発明では前述した紫外線吸収剤封入型非造膜性衛脂エ
マルジョンを乾燥することKよって粉末化することがで
きる。粉末化は一般に行なわれているエマルジョンの粉
末化法で差しつかえなく、例えば165〜155℃の温
度による噴霧乾燥、50〜70℃の温度によるトレイ乾
燥(熱風雰囲気中)又は流動床乾燥等で行なうことがで
きる。乾燥前のエマルジョンの固形分濃度は20〜60
重i%程度が好ましい。
得られた紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂粉末の粒子径
は用いたエマルジョンの粒子径とほぼ同じである。かか
る粉末は必要により分散剤、例えば乳化剤、保掻コロイ
ドを加えて水に再分散が可能である。
(作用・効果) 本発明で得られた内部に小孔を有する紫外線吸収剤封入
型非造膜性ビニル系樹脂エマルジョン及びその粉体は、
封入する紫外線吸収剤を種々変えることによって皮膚に
有害な影響を及ぼすUV−A領域やUV−B領域の紫外
線を吸収し皮膚を保護できることはもちろん、紫外線吸
収剤を樹脂中に封入したことによって紫外線吸収剤その
ものの皮膚刺激や光エネルギーを吸収したそれが与える
一過性の皮膚刺激を防御し安全性が高く、しいては紫外
線吸収剤の安定化もはかれる。
さらに、本発明方法により得られた樹脂エマルジョン及
びその粉体は単−分散系に近く粒子径が小さく、かつそ
ろっており皮膚への付着力に優れ、これが紫外線吸収e
遮蔽効果及び皮膚での使用感を高める。本発明の粒子は
内部に小孔を有する中空構造を呈しており、中空構造内
で可視光等が乱反射することによって適度な隠蔽力を持
ち、皮膚色を適度に補正することができるとともに弾力
性がある。
尚、本発明は他の機能性物質の封入も同時に可能で櫨々
の機能を付与することもできる。
〔実施例〕
次いで本発明を実施例および比較例により具体的に説明
するが、部および%は特に断りのない限りはすべて重量
基準であるものとする。また、重合はすべて不活性ガス
(N、)雰囲気下で行った。
実施例1 攪拌機、速流コンデンサー滴下漏斗および温度計を取り
つけた反応容器に水100部、乳化剤2部(花王株式会
社製エマルゲン920を[15部、第←工業製薬株式会
社製ハイテノールN−08をt5部)を添加しよく攪拌
した。
次に反応容器を内温70℃に保ち、紫外線吸収剤、2−
エチルへキシル−P−ジメチルアミノベンゾニー)(U
−1と略す)2部をメチルメタクリレート10部、エチ
ルメタクリレート10部、ジビニルベンゼン10部、ア
クリル酸α5部の混合物および過硫酸アンモニウム(1
05部と水4部の混合物を各1時間で注入して反応せし
め、さらに1時間熟成した(第1段反応終了)。その後
、内温を70℃に保ち、■−1を20部とスチレン70
部、メチルメタクリレ−zo部、ジビニルベンゼン25
部、アクリル酸1部の混合物および過硫酸アンモニウム
025部と水5部の混合物を各2時間で注入して反応せ
しめ、さらに熟成を45分間行なったC第2段反応終了
)。その後、冷却し25%アンモニア水溶液を加え、p
Hを調整した。
得られたエマルジョンは固形分濃度42%、粘度25 
cps(BM型回転粘度計、ローター/161、回転数
6Orpm、温度25℃の値)、pHa7、サブミクロ
ン粒子アナライザー (Coult@r @N −4)
および走査型電子顕微鏡にて測定した平均粒子径a5μ
m、粒子中のミクロボイドの直径α15μmであった。
このエマルジョンをA−1とする。
実施例2 上記A−1と同様の反応容器に水100部および乳化剤
2部(花王株式会社製エマルゲン920をto部とエマ
ール20Aをto部)を添加しよく攪拌した。次に反応
容器な内温80℃に保ち、紫外線吸収剤2−エトキシエ
チル−P−メトキシシンナメート(以下、U−2と略す
)2.0部、スチレン5部、エチルメタクリレート10
部、アクリロニトリル15部、エチレングリコールジメ
タクリレート05部の混合物および過硫酸アンモニウム
CLi部と水3部の混合物とピロ亜硫酸す) IJウム
α1部と水3部の混合物を各1時間で注入して反応せし
め、さらに1時間熟成した。その後内温を70℃に保ち
、U−2を20部、スチレン50部、P−メチルスチレ
ン30部、ジビニルベンゼン4部の混合物および過硫酸
アンモニウム12部と水5部との混合物およびピロ亜懺
酸ナトリウムl1lL2部と水5部との混合物を各2時
間で注入して70℃で反応せしめさらに45分間熟成し
た。その後、冷却して25%アンモニア水溶液を加えp
Hをa4に調整した。
このエマルジョンをA−2とし、その性状を表1に示す
実施例6 前記A−1と同様の反応容器に水100部および乳化剤
6部(花王株式会社製エマルゲン120を15部と第−
工業襄薬株式会社朝ハイテノールN−08をt5部)を
添加しよく攪拌した。次に反応容器を内温80℃拠保ち
、過硫酸カリウム11部と水5部との混合物および紫外
線吸収剤2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
(以下、U−3と略す)、メチルメタクリレート9.5
部、スチレン10部、N−メチロールアクリルアミド0
.25部、アクリル酸(125部の混合物を各1時間で
注入して反応せしめさらに1時間熟成した。その後、内
温を80℃に保ちU−3を20部、スチレン75部、メ
チルメタクリレート5.0部、ジビニルベンゼン2.0
部の混合物および過硫酸カリウム(L3部と水5部との
混合物を各2時間で注入して反応せしめ、さらに1時間
熟成した。その後、冷却して25%アンモニア水溶液を
加えpHをa6に調整した。
このエマルジョンをA−3とし、その性状を表1に示す
実施例4 前記A−1と同様反応容器に水100部および乳化剤2
部(エマルゲン120を1部とエマール20Aを1部)
を添加し、よく攪拌した。次に反応容器を80℃に保ち
、紫外線吸収剤、4−イソプロピルジベンゾイルメタン
(以下、U−4と略す)2.0部、メチルメタクリレー
ト4.5部、スチレン5.0部、グリシジルメタクリレ
ートCL25部、アクリル酸(125部の混合物および
過硫酸アンモニウムα05部と水4部の混合物を各1時
間で注入して反応せしめ、さらに1時間熟成した。その
後、内温を80℃に保ちU−420部、スチレン55m
、P−メチルスfV:/25部、:r−チレングリコー
ルジメタクリレート5.0部の混合物および過硫酸アン
モニウム125部と水5部の混合物を約2時間で注入し
て反応せしめ、さらに熟成を45分間行った。
その後冷却し、25%アンモニア水溶液を加えpHをa
5に調整した。
このエマルジョンをA−4とし、その性状を表1に示す
実施例5 前記A−1と同様、反応容器に水100sおよび乳化剤
2部(エマルゲン920を[15部とハイテノールN−
08をt5部)を添加しよく債拌した。次に反応容器を
内温70℃に保ち、紫外線吸収剤4−メトキシ−4’−
t−ブチルジベンゾイルメタン(以下、U−5と略す)
2.0部、エチルアクリレート5.0部、メチルメタク
リレート5.0部、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシランα5部の混合物および過硫酸アンモニウム
11部と水3部の混合物を各1時間で注入して反応せし
め、さらに1時間熟成した。
その後内温を70℃に保ち、U−5を20部、スチレン
60部、α−メチルスチレン25部、ジビニルベンゼン
2.5部の混合物および過硫酸アンモニウム02部と水
5部との混合物を各2時間で注入して反応せしめ、さら
に45分間熟成した。その後、冷却して25%アンモニ
ア水を加えpHをa2にA整した。このエマルジョンを
A−5とし、その性状を表1に示す。
実施例6〜実施例10 前記A−1〜A−5で紫外線吸収剤U−1〜U−5を表
1の如く配合して重合する以外は、製造例A−1〜A 
−5とまった(同様にしてmt+hエマルジョンを得た
。それぞれの対応関係はA−1とA−6、A=2とA−
7、A−3とA−8、A−4とA−9およびA−5とA
−10である。
なお、各エマルジョンの性状を表1に示す。
比較例1 前記A−1と同様の反応容器に水100部および乳化剤
2部(A−1と同じもの)を添加し、よく攪拌した。次
に反応容器を内温70℃に保ち、メチルメタクリレート
10部、エチルメタクリレート5.0部、ジビニルベン
ゼンt。
部、アクリル酸15部の混合物および過硫酸アンモニウ
ム0.05部と水4部の混合物を1時間で注入して反応
せしめ、さらに1時間熟成した。その後、内温な70℃
に保ちスチレン70部、メチルメタクリレート10部、
アクリル酸10部、ジビニルベンゼン2.5部の混合物
および過硫酸アンモニウムα25部と水5部の混合物を
各2時間で注入して反応せしめ、さらに45分間熟成し
た。その後、冷却してpH調整を行い樹脂エマルジョン
を得た。
このエマルジョンをA′−1とし、その性状を表1に示
す。
比較例2 U−1?22部をテトラヒドロンラン50mK浴解した
ものを上記エマルジョンA′−1にt量比として紫外線
吸収剤二樹脂エマルジョン固形分が22:100となる
よ5にブレンドして樹脂エマルジョンを得た。
このエマルジョンをA′−2とし、その性状を表1に示
す。
比較例6 前記A−1で第1段反応と第2段反応を逆転する以外は
実施例1とまったく同様にして樹脂エマルジョンを得t
うこのエマルジョンをA’−3とし、その性状を表1に
示す。
比較例4 前記A−1と同様の反応容器に水100部および乳化剤
2部(A−1と同じもの)を添加し、よく攪拌した。次
に反応容器な内温7a℃に保ち、U−1を22部、スチ
レン70部、メチルメタクリレート20部、エチルメタ
クリレート5.0部、ジビニルベンゼン55部、アクリ
ル#ii!、t5部の混合物および過硫酸アンモニウム
(L3部と水5部の混合物を各3時間で注入しさらに1
時間熟成した。その後冷却してpHa4整を行い樹脂エ
マルジョ/を得た。このエマルジョンをA′−4とし、
その性状を表1に示す。
比較例5 前記A−5で、第1段反応と第2段反応を逆転する以外
は実施例5とまったく同様にして樹脂エマルジョンを得
た。
このエマルジョンをA’−5とし、その性状を表1に示
す。
比較例6 前記A−1と同様の反応容器に水100部および乳化剤
2部(A−5と同じもの)を添加しよく攪拌した。次に
反応容器を内温70℃に保ちA−5で用いた紫外線吸収
剤、樹脂モノマー、開始剤溶液を3時間で一括して注入
し反応せしめ、さらに1時間熟成した。その後、冷却し
てpH調整を行い樹脂エマルジョンを得た。このエマル
ジョンをA′−6とし、その性状を表1に示す。
(注) 1)樹脂モノマー組成: ANoo・・・・アクリロニトリル、AA・・・・・・
アクリル酸、St・・・・・・スチレン、MMA・・・
・・・メタクリル酸、t−BMA・・・・・・t−ブチ
ルメタアクリレート、GMA・・・・・・グリシジルメ
タアクリレート、EGDM・・・・・・エチレングリコ
ールジメタクリレート、N−MAM・・・・・・N−メ
チロールアクリルアミド、P−MSt・・・・・・P−
メチルスチレン、  HMA・・・・・・エチルメタク
リレート、α−MSt・・・・・・α−メチルスチレン
、KBM−503・・・・・・γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、EA・・・・・・エチルアク
リレート、DVB・・・・・・ジビニルベンゼン 2)接触角D1:第1段目の共重合体ポリマーの接触角
固体表面の水滴の接触角 り、:第2段目の共重合体ポリマーの接触角固体表面の
水薗の接触角 3)D、−D、:第2段目の共重合体ポリマーと、第1
段目の共重合体ポリマーとのポリマー固体表面の水滴の
接触角の差 水滴の接触角:ポリマー固体表面の水滴の接触角θを下
記ベクトルに基づきエルマゴニオメータ式接触角測定器
によって測定した。
接触角θと単位面積あたりの各エネルギー成分のベクト
ル γW:水の表面張力 γ11=固体の表面自由エネルギー γsw:固体表面と水との間の界面自由エネルギー4)
粒子径:走査型電子顕微鏡写真より測定した。
5)小孔(ミクロボイド)径:エマルジョンを液体N2
に【凍結し、その破断面の走査型電子顕微鏡写真より小
孔の最大径をこの値とした。
表1より本発明の実施例1〜10では内部に小孔を有す
るコアー形状の紫外線吸収剤封入型非造膜性ビニル系樹
脂エマルジョンが製造できた。その粒子径はa4〜α6
μ扉で単−分散系に近く、径がそろっていた。
一方、比較例1では、当然のことながら紫外線吸収剤が
封入できていない。
比較例2のごとく、紫外線吸収剤を単にブレンドしただ
けではそれを封入できず、ダマ・ブツが発生し好ましく
ない。比較例31耘内部に小孔ができなかった。比較例
4では、内部に小孔ができずさらに粒度分布が広く粒径
の小さいものがある反面、その大きいものも多く混入し
ていた。
実施例11〜16 前記実施例で合成したA−1、A−2、A−3、A−4
、A−5およびA−6の各エマルジョン5.6/’に噴
霧乾燥機(小型研究開発用モービル・マイナー型、アシ
ザワーニトロアトマイザー■)により流入口温度150
〜200℃および滴下速度2.01/hrの条件下、3
時間で樹脂粉末を調整した。
得られた各樹脂粉末の特性を表2に示す。
比較例17〜20 前記比較例で合成したA′−1〜4の各エマルジョンを
実施例11〜16と同様にして各樹脂粉末を調整した。
得られた各樹脂粉末と実施例11.16で得たそれを皮
膚に塗布したときの特性を表3に示す。
表  3 1)紫外線吸収能二分光光度計(島津#MP S−20
00W)を用い、波長310nmKて吸光度を測定し判
定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紫外線吸収剤を含んでいてもよい乳化重合体エマル
    ジョンに、該エマルジョンの重合体に比べて水の接触角
    が1〜110°高い重合体を形成し得る少なくとも1種
    のラジカル重合性単量体及び紫外線吸収剤を加えて乳化
    重合することを特徴とする化粧品用紫外線吸収剤封入型
    非造膜性樹脂エマルジョンの製法。 2、紫外線吸収剤を含んでいてもよい乳化重合体エマル
    ジョンに、該エマルジョンの重合体に比べて水の接触角
    が1〜110°高い重合体を形成し得る少なくとも1種
    のラジカル重合性単量体及び紫外線吸収剤を加えて乳化
    重合し、次いで粉末化することを特徴とする化粧品用紫
    外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジョンの粉末化法
JP23354985A 1985-10-21 1985-10-21 化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法 Pending JPS6293220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23354985A JPS6293220A (ja) 1985-10-21 1985-10-21 化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23354985A JPS6293220A (ja) 1985-10-21 1985-10-21 化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6293220A true JPS6293220A (ja) 1987-04-28

Family

ID=16956800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23354985A Pending JPS6293220A (ja) 1985-10-21 1985-10-21 化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6293220A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663213A (en) * 1994-02-28 1997-09-02 Rohm And Haas Company Method of improving ultraviolet radiation absorption of a composition
US6251521B1 (en) 1999-08-09 2001-06-26 3M Innovative Properties Company Polymeric compositions
US6312807B1 (en) 1999-08-09 2001-11-06 3M Innovative Properties Company UV-absorbing core/shell particles
US6352764B1 (en) 1999-08-09 2002-03-05 3M Innovative Properties Company Multi-layer articles including UV-absorbing polymeric compositions
JP2018184356A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 東洋インキScホールディングス株式会社 化粧料用水性樹脂分散体およびその製造方法ならびに化粧料

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663213A (en) * 1994-02-28 1997-09-02 Rohm And Haas Company Method of improving ultraviolet radiation absorption of a composition
US6251521B1 (en) 1999-08-09 2001-06-26 3M Innovative Properties Company Polymeric compositions
US6312807B1 (en) 1999-08-09 2001-11-06 3M Innovative Properties Company UV-absorbing core/shell particles
US6352764B1 (en) 1999-08-09 2002-03-05 3M Innovative Properties Company Multi-layer articles including UV-absorbing polymeric compositions
JP2018184356A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 東洋インキScホールディングス株式会社 化粧料用水性樹脂分散体およびその製造方法ならびに化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0761201B1 (en) Ultraviolet radiation absorption composition
JP4326026B2 (ja) 結晶性ポリマーの水分散体および使用
CN100436514C (zh) 生产表面处理的粒状吸水性树脂的方法
JP4981205B2 (ja) 紫外線吸収組成物の調製法
JP2009046650A (ja) 紫外線遮断剤を含有する高分子複合粒子およびその製造方法
US20030091824A1 (en) UV-scattering inorganic/polymer composite particles and a method for preparing the same
JPH07224105A (ja) 高分子複合材料及びマイクロエマルジョン並びにそれらの製造方法
KR101833612B1 (ko) 다량의 유기계 자외선 차단제를 함유하는 고분자 복합입자 및 그의 제조방법
TWI308579B (en) Cosmetics containing an aqueous polymer emulsion
WO2019050184A1 (ko) 고흡수정 수지 및 이의 제조 방법
JP3425720B2 (ja) 化粧料用粒子およびその製造方法
JPS6293220A (ja) 化粧品用紫外線吸収剤封入型非造膜性樹脂エマルジヨンの製法及びその粉末化法
JP3539008B2 (ja) 樹脂粒子の製造方法
KR20170062126A (ko) 무기 자외선 차단제를 포함하는 유화 화장료 조성물 및 그 제조방법
KR20190022340A (ko) 크기 선택적인, 근적외선 차단 또는 근적외선과 자외선 동시 차단용 고분자-무기 복합입자 및 이의 제조방법
JPH0684295B2 (ja) 化粧料
JP4644541B2 (ja) 紫外線吸収能を有するエマルション
JP3559804B2 (ja) 被覆顔料および化粧料
JPH0472691B2 (ja)
JP4380416B2 (ja) カチオン性ナノ微粒子を含有する化粧料
JPH03220213A (ja) 紫外線吸収剤共重合型非造膜性樹脂エマルジョンの製法ならびに該樹脂を含有する化粧料
JPH069332A (ja) 化粧料
JP2007099837A (ja) 樹脂微粒子及び表示装置用アクリル樹脂フィルム
JPH09255525A (ja) 紫外線防止性粒子
JPH11333292A (ja) 吸水剤およびその製造方法と用途