JPS6337283B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6337283B2
JPS6337283B2 JP9612379A JP9612379A JPS6337283B2 JP S6337283 B2 JPS6337283 B2 JP S6337283B2 JP 9612379 A JP9612379 A JP 9612379A JP 9612379 A JP9612379 A JP 9612379A JP S6337283 B2 JPS6337283 B2 JP S6337283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace wall
groove
shaped steel
hanging
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9612379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5620905A (en
Inventor
Hiroyasu Ishibashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP9612379A priority Critical patent/JPS5620905A/ja
Publication of JPS5620905A publication Critical patent/JPS5620905A/ja
Publication of JPS6337283B2 publication Critical patent/JPS6337283B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は炉壁の取り付け装置に係り、特に大
型ブロツク化した炉壁用パネルを安全、確実に吊
り下げ支持できる炉壁吊り下げ装置に関する。
最近、ボイラの据付け工程を短縮するため炉壁
を構成する水管壁は大型ブロツク化する傾向にあ
り、この炉壁を吊り下げする装置も安全、確実な
ものが要望されている。複数個に分割したブロツ
クは組立現場において溶接接続され炉壁を形成す
るが、この溶接した炉壁をそのまま吊下した場
合、溶接部に荷重が集中することになる。このた
めこの溶接部を保護、支持する吊り下げ装置が必
要となる。第1図および第2図はこの吊り下げ装
置の一例を示し、炉壁管1およびこの炉壁管1の
間に介在させたメンブレンバー2により形成した
炉壁に対して、断面略V字形の吊り金具13を溶
接し、この吊り金具13の下方に同様の方法で別
の吊り金具13aを取り付ける。次にこれら吊り
金具13,13aに対して吊りボルト3を挿通
し、ワツシヤ5,5aおよびナツト4および4a
により緊締して溶接部10を支持し、これと同様
の方法を炉壁裏面にも施こす(第1図参照)。第
3図および第4図は別の吊り下げ方法を示し、一
定のメンブレンバー2に対し上下に各々開口部を
形成し、この開口部にサポートプレート8および
8aを挿通させ、これら上下のサポートプレート
8および8aに対してワツシヤ5bおよび5cを
配置して、吊りボルト3により支持するよう構成
してものである。以上二つの吊り下げ装置は炉壁
に対する取り付けおよび取り外しは比較的容易で
あるが、吊り金具13およびサポートプレート8
のいずれにしてもボルト3を介した吊下支持力を
支持する面積が狭く、吊り下げ得る炉壁重量が僅
かである。また吊り下げ重量を多くすると炉壁の
歪み、亀裂等が生ずる虞れがある。第5図および
第7図に示す吊り下げ装置はこれらの問題点を解
決するよう構成したものである。この吊り下げ装
置の場合には比較的横長のみぞ形鋼6を用い、こ
のみぞ形鋼6をフイラープレート14を介してメ
ンブレンバー2に溶接する。なおみぞ形鋼につい
てはその変形に対する抗力強度を高めるため、そ
の溝を横断し仕切る複数のリブ7を設ける。この
方法によると大きな荷重を比較的良好に支持でき
るが、各所を強固に溶接してあるため、ボイラ据
付後の支持装置取り外し作業において炉壁を損傷
する虞れがあり、装置の取り外しに細心の注意お
よび長時間を必要とする問題がある。
この発明の目的は上記した従来技術の欠点をな
くし、炉壁の吊り下げを安全、確実に行うことが
でき、しはも装置の取り外しが容易で炉壁に損傷
を与えることのない炉壁吊り下げ装置を提供する
ことにある。
要するにこの発明は横長のみぞ形鋼を用い、こ
の横長のみぞ形鋼に対して多数のサポートプレー
トを挿通して炉壁の一部に荷重が集中するのを防
止し、炉壁管およびメンブレンバーから成る炉壁
に直接溶接する必要がなく、装置の取り外しに際
して炉壁を損傷する虞れのない吊り下げ装置を提
供するものである。
以下この発明の一実施例を添付図面を用いて説
明する。
第8図乃至第10図において、炉壁を構成する
炉壁管1およびメンブレンバー2のうち、メンブ
レンバー2には各々開口部を形成し、このメンブ
レンバー2に形成した開口部にサポートプレート
8bをメンブレンバー2と直交するよう挿通する。
この場合、荷重を均等にするため、挿通するサポ
ートプレート8bは多数の方が良く、図示の場合
は10枚使用している。サポートプレート8bの挿
通が完了したならば、このサポートプレート8b
の挿通位置に対応する位置に開口部を形成したみ
ぞ形鋼6aを挿通させる。このみぞ形鋼6aは炉
壁の裏側にも配置される。この場合両みぞ形鋼6
aとメンブレンバー2との間に形成された間隙の
間に支持板9を介在させてみぞ形鋼6aのガタつ
きを防止する。同様にして前記みぞ形鋼6aの下
方においても炉壁表裏に対し、サポートプレート
8bを挿通して別のみぞ形鋼6bを取り付ける。
以上みぞ形鋼6a,6a、および6b,6b、を
取り付けたならばこれらみぞ形鋼6aおよび6b
とサポートプレート8bを溶接する。この溶接は
みぞ形鋼6a,6bからサポートプレート8bが
脱落しない程度であればよい。次に炉壁の表裏に
設けたみぞ形鋼6aおよび6bに設けたボルト挿
通孔により吊りボルト3を各々挿通し、ナツト
4,4により炉壁を溶接部10で相互に対向する
ように緊締する。5aはナツト4をみぞ形鋼6
a,6bの間に介在させたワツシヤである。この
場合、みぞ形鋼6aおよび6bのボルト挿通孔は
ボルト径より大きめに形成しておき、組立て現場
における開先合せ作業を容易にするようにしてお
く。なおみぞ形鋼6aおよび6bにおいて、ボル
ト挿通部は緊締により大きな荷重を受けるので、
この荷重支持用に、その変形を防止すべく前記サ
ポートプレート8bよりも板厚の厚いプレートの
リブ7をみぞ形鋼のみぞを仕切り設けて、みぞ形
鋼6a,6bの変形に対する抗力を大にしてい
る。第11図は炉壁管の吊り下げ状態を示し、上
部炉壁21aとこの炉壁21aに対して溶接部1
0を介して取り付けた下部炉壁21bの間に、前
記構成を有する吊り下げ装置(みぞ形鋼6a,6
b、吊りボルト3、ナツト4、ワツシヤ5a、支
持板9、サポートプレート8aよりなり符号20
で示す)を設け、炉壁全体を吊り下げた状態を示
す。15は下部炉壁21bに設けたウインドボツ
クスである。炉壁を据え付けた後はサポートプレ
ート8bとみぞ形鋼6aの溶接を解除して吊り下
げ装置を取り外す。
第12図はこの発明の別の実施例を示し、前記
実施例において、吊りボルト3の近傍に配置した
リブ7の一部をみぞ形鋼より突出させて突出リブ
7aとし、この突出リブ7aに穴16を穿設して
この穴16を炉壁の運搬および吊り下げ用に利用
するようにしたものである。
この発明によれば炉壁を吊り下げる場合に荷重
が一部にかかることがないので、炉壁が変形した
り、亀裂が生ずることがない。
また吊り下げ装置と炉壁とは溶接していないの
で、炉壁据え付け後は炉壁を損傷することなく容
易に本装置を取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の炉壁吊り下げ装置を取り付けた
炉壁の平面図、第2図は同正面図、第3図は別の
従来型炉壁吊り下げ装置を取り付けた炉壁の平面
図、第4図は正面図、第5図はさらに別の従来型
炉壁吊り下げ装置を取り付けた炉壁の平面図、第
6図は正面図、第7図は第5図のA−A断面部分
図、第8図はこの発明に係る炉壁吊り下げ装置を
取り付けた炉壁の平面図、第9図は正面図、第1
0図は第8図のB−B断面部分図、第11図は炉
壁の吊り下げ状態を示す斜視図、第12図は別の
実施例を示す吊り下げ装置の側断面図である。 1……炉壁管、2……メンブレンバー、3……
吊りボルト、4……ナツト、6,6a,6b……
みぞ形鋼、7……リブ、7a……突出リブ、8,
8a,8b……サポートプレート、9……支持
板、10……炉壁管溶接部、16……穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炉壁を構成する炉壁ブロツクの溶接部を中心
    として各炉壁ブロツクに一組のみぞ形鋼を配置
    し、かつこれら炉壁ブロツクの裏側にも前記みぞ
    形鋼の配置位置と対応する位置に別の一組のみぞ
    形鋼を配置し、これら表裏の対応する位置にある
    みぞ形鋼および炉壁のメンブレンバーを挿通して
    複数個のサポートプレートを配置し、これらサポ
    ートプレートと対応する表裏のみぞ形鋼を溶接接
    続し、炉壁ブロツクの溶接部を中心とし、炉壁表
    側の上下のみぞ形鋼相互、及び裏側上下のみぞ形
    鋼を相互に接続する接続装置を設けたことを特徴
    とする炉壁吊り下げ装置。 2 各みぞ形鋼に設けた前記接続装置としての吊
    りボルト挿通用の穴の径を、吊りボルトの径より
    も大きくしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の炉壁吊り下げ装置。 3 みぞ形鋼に挿通配置したサポートプレートの
    うち、吊り下げボルト近傍のサポートプレートの
    位置にみぞ形鋼のみぞを仕切りして、該サポート
    プレートより板厚の厚い複数のリブを設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の炉壁吊り下げ装置。 4 前記リブの一端をみぞ形鋼から突出させ、こ
    の突出端に吊り下げ用の穴を形成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の炉壁吊り下げ
    装置。
JP9612379A 1979-07-30 1979-07-30 Furnace wall suspension apparatus Granted JPS5620905A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9612379A JPS5620905A (en) 1979-07-30 1979-07-30 Furnace wall suspension apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9612379A JPS5620905A (en) 1979-07-30 1979-07-30 Furnace wall suspension apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5620905A JPS5620905A (en) 1981-02-27
JPS6337283B2 true JPS6337283B2 (ja) 1988-07-25

Family

ID=14156596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9612379A Granted JPS5620905A (en) 1979-07-30 1979-07-30 Furnace wall suspension apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5620905A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660723B2 (ja) * 1984-02-07 1994-08-10 バブコツク日立株式会社 傾斜水冷壁の組立方法
JPH01167353U (ja) * 1988-05-16 1989-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5620905A (en) 1981-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4254542A (en) Construction nut and bolt assembly and method of erecting structural steel
JPS6337283B2 (ja)
CN215568425U (zh) 一种钢结构桁架内机电管线支吊架生根装置
US3438663A (en) Column and beam structure
KR102393422B1 (ko) 변형 방지 h형 클립 및 이를 이용한 시공방법
JPS6246762Y2 (ja)
JP3112767B2 (ja) 足場架設用吊り具及び足場架設方法
CN217353460U (zh) 一种装配式钢梁焊接用吊篮
CN220414931U (zh) 一种组合式临边防护装置
CN218621850U (zh) 一种用于钢桁拱的施工通道防护结构
JP3375886B2 (ja) 鉄骨柱の転倒防止方法、ずれ修正方法及び固定ジグ
JP3226397B2 (ja) 仮柱付き建物ユニット
JP3655755B2 (ja) コンクリ−ト擁壁等の型枠組立に於ける残存型枠の接続方法
JPH0443686Y2 (ja)
JPS60164103A (ja) 傾斜水冷壁の組立方法
JP4016358B2 (ja) ケーブル架構の足場装置
JPH1193271A (ja) 柱梁接合構造及び建物ユニット
JPS6146129Y2 (ja)
JP3047743B2 (ja) 工事用組立式足場
JPH0130819Y2 (ja)
JP2561727B2 (ja) 柱の連結方法
JP2942041B2 (ja) バスの床下配線類取付構造物
JPH01244072A (ja) H型梁における型枠支保材の取付方法
JP2948107B2 (ja) 梁接合用ステージのフック
JPH0630967Y2 (ja) 柱と梁との接合構造