JPS60164103A - 傾斜水冷壁の組立方法 - Google Patents

傾斜水冷壁の組立方法

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JPS60164103A
JPS60164103A JP1943284A JP1943284A JPS60164103A JP S60164103 A JPS60164103 A JP S60164103A JP 1943284 A JP1943284 A JP 1943284A JP 1943284 A JP1943284 A JP 1943284A JP S60164103 A JPS60164103 A JP S60164103A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はボイラの火炉を囲繞する傾斜水冷壁に係り、特
にこの傾斜水冷壁を分割パネルの集合体によって構成す
る傾斜水冷壁の組立方法に関するものである− 〔発明の背景〕 近年急増する電力需要に応えるために大容量の火力発電
所が建設されているが、これらのボイラは部分負荷にお
いても高い発電効率を得るために超、臨界圧から亜臨界
圧へ変圧運転を行なうことが要求されている。
これは最近の電力需要の特徴として、原子力発電の伸び
と共に、負荷の最大、最小差も増大し、火力発電はベー
スロードから負荷調整用へと移行する傾向にあるからで
ある。
このように火力発電は部分負荷での運転が増えた場合、
負荷に応じて圧力を変化させて運転する、いわゆる全負
荷では超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧力域で運転す
る変圧運転ボイラとすることによって、部分負荷での発
電効率を数%向上させることができる。
このため、ボイラ火炉の水冷壁構造は第1図第2図に示
す如く火炉1の上部は水管とフィンを交互に溶接した垂
直水冷壁2で形成し、火炉1の下部は傾斜水冷壁(スパ
イラル炉壁構造)3で形成した組合せの水冷壁構造が採
用されている。
この傾斜水冷壁(スパイラル炉壁構造)3は垂直水冷壁
2と同様に水管とフィンを交互に溶接したメンブレンウ
オールであり、垂直水冷壁2はこのメンブレンウオール
を第1図、第2図に示すように火炉1にそって縦位置に
配置して火炉1を形成するもので奔り、傾斜水冷壁3は
このメンブレンウオールを第1図に示す如く横位置に、
しかも斜めに傾斜して配置し、結果的には火炉1を螺旋
状に巻回して火炉1を形成するものである。
この様に傾斜水冷壁3はスパイラル炉壁構造で、火炉1
に沿って旋回するよう上昇するものであることから火炉
1からの輻射熱で給水の均一な加熱が行え、垂直水冷壁
2の様に、火炉1の設置位置によって熱吸収量が相違す
ることがない特徴を有している。またこの傾斜水冷壁3
は垂直水冷壁2に比べて比較的少い本数の水管で火炉1
を取り巻くので内部流体の流速を速くすることができ、
このため核沸騰や膜沸騰の虞れも少いという利点がある
。その反面、この傾斜水冷壁3は重力方向に対して斜め
に傾斜して配置されているので、傾斜水冷壁3自体の強
度は垂直水冷壁2よりも低下することは避けられず、こ
のため火炉1を囲んでいる図示していないバックステー
(炉圧を支える等のために水平に配置されるビーム)自
体の荷重はこの傾斜水冷壁3にかけることができない。
また傾斜水冷壁3に対して第1図、第2図に示す如く垂
直方向に支持部材(バーチカルストラップ)4を配置し
ている。この支持部材(バーチカルストラップ)4は以
上説明した役割の外、傾斜水冷壁3の組立時にブロック
化した分割パネル5を取り付ける際にこの分割パネル5
の荷重を一時支えるためにも利用されている。
以下、従来の傾斜水冷壁3のプロツク工法について、第
3図から第5図を用いて説明する。
第3図はボイラ火炉の側面図、第4図は第3図の平面図
、第5図は傾−水冷壁3を構成する分割パネル5を示す
斜視図である。
傾斜水冷壁3は第5図に示すような分割1<ネル5を工
場で製作し、この分割/ぐネル5を建設現場へ輸送して
、建設現場で第3図のように分割パネル5同志を溶接6
によって接合しボイラ火炉1を組立てるのである。
例えば、第5図に示す分割ブロック5を第4図に示す如
く、側壁側分割パネル5a、前壁側分割パネル5b、側
壁側分割/ぐネル5c、後壁側分割パネル5dを時計方
向に順次配置し、これら分割パネル5aと5b、5bと
5c、50と5d同志を溶接6によって縦方向−傾斜方
向に接続すれば螺旋状に取り巻く第3図のような傾斜水
冷壁3が形成されるのである。
第6図から第11図は従来の傾斜水冷壁3の組立順序を
説明する図で、第6図および第7図は第3図のボイラ火
炉を展開した展開図、第8図は第7図のA部を拡大した
詳細図、第9図は第8図の側面図、第10図は第7図の
B部を拡大した詳細図、第11図は第10図のXI−X
I線断面図である。
なお、第6図および第7図において図中の縦方向の一点
鎖線は第4図の火炉1のコーナ部8を示し、この一点鎖
線間は第3図および第4図の側壁、前壁、側壁、後壁の
境界に相当する。
そして図中のW、Hは第3図の分割パネル5の幅、高さ
に相当し、側壁の面にのみ支持部材4を図示し、他の面
は省略しである。
ボイラ火炉1の組立作業にあたっては、先ず第3図に示
すようにボイラ全体の荷重を支持するボイラ鉄骨7を設
置し、この鉄骨7に対して上部の垂直水冷壁2を吊り下
げる。次にこの垂直水冷m2に支持部材(バーチカルス
トラップ)4を溶接して重力方向に垂下させる。
以下、第6図から第11図を用いて分割パネル5によっ
て傾斜水冷壁3が組立てられる様子について説明するが
、説明の都合上、第6図、第7図における側壁側分割パ
ネル5aが後壁側分割パネル5dに接続される場合を例
に説明する。
すでに組立られた後壁側分割パネル5d、側壁側分割パ
ネル5aを先行の分割パネル5X。
5Yと呼び、これから組立てようとする側壁側分割パネ
ル5aを後続の分割パネル5zと呼ぶ。
つまり、第6図および第7図の図面でみれば後続の分割
パネル5zの右側が先行の分割パネル5xであり、後続
の分割パネル5xの上側が先行の分割パネル5Yである
すなわち、後続の分割パネル5zは第6図のようにボイ
ラ鉄骨7から垂下したワイヤロープ9により地上から高
所へと吊り上げられ先行の分割パネル5Yの下部に斜線
を施した位置まで吊り上げられる。第7図はその吊り上
げられた状態を示す。
そして、この吊り上げられた後続の分割パネル5zは第
8図の如く直ちに仮止め金具10を後続の分割パネル5
zに溶接11を施し第9図のように仮止め金具lOと支
持部材(バーチカルストラップ)4に溶接工2によって
仮止めされて、後続の分割パネル5zの自重は支持部材
(バーチカルストラップ)4により一時的に支持さレル
このように後続の分割パネル5zを高所へ吊り下げた状
態で、第8図のようにこの後続の分割パネル5zへ仮り
止め金具10を溶接工1によって溶接したり、あるいは
支持部材(バーチカルストラップ)4と仮り止め金具l
Oを溶接12によって後続の分割パネル5zの仮止め作
業が行なわれるが、これらの一連の作業は危険な作業環
境であったり、作業者自身も高所での危険にさらされて
いた。
また、後続の分割パネル5zが支持部材(バーチカルス
トラップ)4に一時的に支持されている状態で、今度は
第10図、第11図のように先行の分割パネル5Y、後
続の分割パネル5zに対してはラグ13a、L3bが溶
接14,15によって取り付けられ、ワッシャ16a、
16bを介してラグ13a、13b間にボルト17をル
ーズに挿通シかつこのボルト17(第10図)に対しナ
ラ)18゜18を予め螺合し、第8図、第9図の仮止め
金具10、溶接11−.12による支持部材(バーチカ
ルストラップ)4による支持を解消して、後続の分割パ
ネル5zの自重を先行の分割ツクネル5Yにボルト17
で支持し、分割/(ネル間の微調整力(行なわれる。こ
のように第10図に示すようにボルト17.ナツト18
によって吊った状態となったならば、第8図、第9図の
仮止め金具10【マ除去し、ラグ13a、13b及びボ
ルト17.ナツト18により後続の分割、<ネル5zの
自重を支持部材(バーチカルストラップ)iの支持力)
ら先行の分割パネル5Yによる支持に代えるものである
。次にナツト18を調節することにより先行の分割パネ
ル5X、5Yと後続の分割、<ネル5zとの位置を微調
整するのである。
つまり、第8図および第9図のように後続の分割パネル
5zを仮り止め金具10で支持部材(バーチカルストラ
ップ)4に支持した状態&ま第6図に示す如く後続の分
割/′:ネル5zの上端と先行の分割パネル5Yの下端
および後続の分割パネル5zの右端と先行の分割/イネ
ル5Xの左端との大まかな吊り下げ位置であり、これに
対1++−−−「−m−・−1−−1−11自Lq01
1++7%;未r±−りまた状態は先行の分割パネル5
X、5’Yと後続の分割パネル5zとの溶接6によって
接続する微調整作業を行なう位置である。
この様にボルト17が第11図のようにラグ13a、1
3b内にルーズに配置されているので、後続の分割パネ
ル5zをラグ13a、13b内でボルト17を移動させ
ることによって分割)ぐネル5Xの左端と後続の分割パ
ネル5zの右端、先行の分割パネル5Yの下端と後続の
分割ノぐネル5zの上端との微調整作業を行なうことが
でき、微調整作業が終ると、先行の分割パネル5X、5
 Yと後続のパネル5zを溶接6によって一体に接合し
て後続の分割パネル5zを先行の分割ノ<ネル5X、5
Yに支持させるのである。
このように先行の分割パネル5X、5Yに後続の分割パ
ネル5zを溶接6によって接合するまでには、ワイヤー
ロープ9による支持、第8図、第9図のように仮止め金
具10によっても支持部材4に支持され、一方では前述
したように先行の分割パネル5X、5Yに溶接6によっ
て支持され、他方ではラグ13a、13b間のボルト1
7.ナラ) 18.18によって支持され、三重にも四
重にも支持されるが、後続の分割パネル5zが次々に溶
接6によって接合されるとワイヤローブ9による吊り下
げは解除され、仮止め金具10# ラグ13a、13b
などはガス切断によって取り除かれる。
以上の様な構成の傾斜水冷壁3組立て工法においては次
の点が問題点として指摘されその改善が望まれている。
すなわち、第2図および第4図の様に各分割パネル5は
平面四角形の火炉1を囲繞するように構成されているの
で組立に際しては前述の如く仮り止め金具10、サポー
トラグ13a、13bの取り付け、ボルト17の取り付
け、後続の分割パネル5zの位置の微調整、分割パネル
の5X。
5M、5Z同志の溶接、仮り止め金具10、サポートラ
グ13a、13b及びポル)17の除去という作業手順
を実施すると火炉全体ではきわめて大量の労力と長時間
を費すことになり不経済である。
また各分割パネル5X、’5Y、5Zの仮り配置はワイ
ヤロープ9で吊られた不安定な状態で組立作業を行わね
ばならず作業性が困難であると共にきわめて危険な作業
であった。
〔発明の目的〕
この発明は従来の問題点を解消しようとするものであり
、その目的とするというところは傾斜水冷壁(スパイラ
ル炉壁)を構成する1分割パネルの取り付は作業を容易
かつ確実に実施し高所での作業を少なくシ、シかも支持
部材への支持を簡素化するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、支持部材と後続の分割パネルに支持金具を設
け、この支持金具同志の間に吊り下げ部材を介在して後
続の分割パネルを支持部材に吊り下げ、しかる後に先行
の分割パネルと後続の分割パネルの微調整を行なうよう
にしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第12図から第23図は本発明の一実施例を示すもので
、第12図は本発明の分割パネルをブロック工法で建設
する様子を示す概略構成図、第13図は分割パネルに取
付けられたパネル側支持金具の平面図、第14図は第1
3図の側面図、第15図は支持部材側支持金具の平面図
、第16図は第15図の一部断面側面図、第17図は吊
り下げ部材の平面図、第18図は第17図の側面図、第
19図は後続の分割パネルを先行の分割パネルに突合せ
た状態を示す平面図、第20図は第19図の一部断面側
面図、第21図は分割パネルを支持部材に支持した様子
を示す平面図、第22図は第21図の側面図、第23図
は第21図の上面図である。
第12図から第23図において符号4a、4b、5X、
5Y、5Z、7,9は従来のものと同一のものを示し、
4a、4bは支持部材、5X、5Yは先行の分割パネル
、5zは後続の分割パネル、7は鉄骨、9はワイヤロー
ブヲ示ス。
19a、19bは後続の分割パネル5zの所望の個所に
溶接20によって接合されたパネル側支持金具、22L
]421a’ 、 21b、 21b’はパネル側支持
金具19a、19bの突出部、22a、22bはパネル
側支持金具19〜191L問およびパネル側支持金具1
9b、”19b間の間隔、231L、 23bは支持部
材4の所望の個所に溶接24によって接合された支持部
材側支持金具、25.25はパネル側支持金具19a、
19bと支持部材側支持金具23a、23bとの間に介
在される吊り下げ部材で、この吊り下げ部材25.25
は吊りボルト25a、25a、ナツト25f(平衡天秤
サポートz5f、25f1の四部25go”g’、25
h、25hjによって構成され、平行天秤サポート25
f、25fは軸25e、25e’を支点として第17図
の一点鎖線で示すように揺動して、先行の分割パネル5
X、5Yとの微調整作業が行なわれる。
26はパネル側支持金具19〜19bにあけた穴、27
はこの六26.26間に架橋した支持部材4を押える押
えピン、28はパネル側支持金具19a19に+と押え
ピン27を接1合した溶接、29a、29bは支持部材
4とこの支持部材4の外周を取り囲んだパネル側支持金
具19a、19b)押えピン27の間に形成された空間
である。
この様な構造において、先ず第12図を用いて先行の分
割パネル5X、5Yに後続の分割バネ/1z5Zが微調
整される様子について説明する。
後続の分割パネル5zは従来の第6図のものと同様にボ
イラ鉄骨7から垂下したワイヤロープ9により地上から
高所へと第12図の斜線の位置まで吊り上げられて、お
およその位置決めがされ、その後はパネル側支持金具1
9a、19b。
支持部材側支持金具23a、23bおよび吊り部材25
a、25a’によって第12図に示す先行の分割パネル
5Yの下端と後続の分割パネル5zの上端、あるいは先
行の分割パネル5Xの左端と後続の分割パネル5zの右
端との微調整作業が行なわれる一 つまり、吊り上げられる後続の分割パネル52の左右の
両端には第13図に示す如くパネル側支持金具19a、
19a、19b、19bが一対として4枚のパネル側支
持金具19a、19a、19b、19b(パネル側支持
金具19a、19bの側面は第14図参照)が取付けら
れ、支持部材4a、4bには第15図に示す如くパネル
側支持金具19a、19a、19b、19bと係合する
支持部材支持金具23a、23b(支持部材側支持金具
23a、23bの側面は第16図参照)がすでに工場で
取付けられている。
従って第12図のように後続の分割パネル5zがワイヤ
ロープ9で吊り上げられる位置では後続の分割パネル5
zのパネル側支持金具19aと19aの空間22aには
第15図の支持部材4aが、−力筒13図のパネル側支
持金具19bと19bの空間22bには第15図の支持
部材4bが配置されてそれぞれ係合状態にある。
そして、その後にこのパネル側支持金具19a19aと
支持部材支持金具23aおよびパネル側支持金具19b
、19bと支持部材側支持金具23bの間に第17図お
よび第18図に示す吊り下げ部材25.25を介在して
第19図、第20図のようにパネル側支持金具19aと
支持部材側支持金具23へパネル側支持金具19bと支
持・部材側支持金具23bを吊り下げ部材25.25に
よって締め付けることにより支持部材4a、4bに後続
の分割パネル5zを支持することになる。
つまり、第17図の吊り下げ部材25.25の左側にお
いては平衡天秤サポート25ち25iの凹部25g、2
5iに第13図の左側のパネル側支持金具19a、19
bの突出部21a、21bを係合し、第17図の吊り下
げ部材25,25の右側においては平衡天秤サボー) 
25f、 2’5f’の四部25g:25h’に第13
図の右側のパネル側支持金具19a:19b’の突出部
21a’、21b’を係合させ、その後に吊りボルト2
5a、25a’を支持部材側支持金具23a、。
23bに貫通させて吊りポル)25a、25aにナラ)
25b、25b’を螺合するのである。
+^上11.1+、++ +++#ψ鐘LL)上フ、1
しし−て吊り下げ部材25,251吊りボルト25a、
25a’は後続の分割パネル5zを上方へ引張り上げて
第12図に示すように後続の分割パネル5zと先行の分
割パネル5X、5Yの上下方向のパネル同志のすき間を
微調整することができるのである。
また、第17図で説明したように吊り下げ部材25.2
5の下方には平衡天秤サボー)25f、25f1がホー
クプレー) 25c、25d、25a’、25d’に:
挾まれしかも軸25e、25e’を支点として天秤状に
支持されているので、平行天秤サポート25f25f゛
が第17図の実線の位置から一点@線の位置へ揺動する
ことによっても、先行の分割パネル5X、5Yと後続の
分割パネル5zとの微調整作業を行なうこともできる。
この様に本発明のパネル側支持金具19a’、19a、
19b’、19b、支持部材側支持金具、l!3a、2
3b吊り下げ部材25.25’によって支持部材4a、
4bに後続の分割パネル5zを直接支持することができ
るので、従来のように二重、三重に吊るIス要がなくな
り、次々に後続の分割パネル5zを所定位置に吊ること
ができ、ボイラ建設のための手間も省ける。また先行の
分割パネル5X。
5Yと後続の分割パネル5zを吊り部材25.25で容
易にv1調整することができるので、ボイラの組立作業
が容易になり、しかも高所での作業は吊り下げ部材25
.25’(D取付と吊りギルト25a、25a’とナツ
ト25b、25b’の締付作業のみになり、高所での作
業量は一段と少なくなる。
・ また、先行の分割パネル5X、5Yと後続の分割パ
ネル5zの突合せ作業も吊り下げ部材z5.25゛の締
付は作業と平衡天秤サボー)25f、25fの揺動によ
って容易となり、溶接作業の向上が計れる。 ′ なお、平衡天秤サポート25f、25f−は軸24゜2
41を支点として揺動しかつナツト25b、25b’の
ねじ込み屋を調整すれば、パネル側支持金具19a、1
9bおよび支持部材側支持金具23a、23bの取付は
位置に多少誤差があっても、取付誤差は吸収でき、かつ
、一部に後続の分割パネル5zの荷重が集中することも
なくなる。
また 第21図から第23図はボイラ組立後の支持構造
を示すもので、この支持構造においてもパネル側支持金
具19a、19bは後続の分割パネル5zを吊るだけで
はなく組立後の支持金具としても役立つ。
つまり、従来の第8図及び第9図に示す仮り止め金具1
0.第10図および第11図に示すラグ13a、13b
などの仮組立に用いる金具は、仮組立後に例えばガス切
断などによって切断除去する必要があるが、本発明のも
のにおいては、パネル側支持金具19a、19bは第2
1図から第23図のように支持部材4&、4bへの支持
金具として再利用でき、ガス切断などによる取り除き作
業をする必要はない。
すなわち、第21図から第23図に示すように、ボイラ
組立後は、パネル側支持金具19a、19a’19b、
19k)”に穴26,26をあけ、これに押えピン27
.1−t−六26.26に貫通させ、押えピン27の一
方と、パネル側支持金具19〜19a:19t)、19
b’の一方を溶接28によって固定し、他方は穴26内
に押えピン27を通すことによって、支持部材4a、4
t+を囲み、空間29a、29b内で分割パネルの横方
向の伸びと、支持部材4a。
4bの縦方向の伸びを吸収することができる支持金具と
して再利用する。
このように、パネル側支持金具19a、19a−19b
 19好はボイラの組立後においても支持金具として再
利用できるので、取付、取はすしのだめの手間も省ける
〔発明の効果〕
本発明は後続の分割パネルと支持部材の両方に支持金具
を取付け、その後にこの支持金具同志の間に吊り下げ部
材を介在して後続の分割ノ々ネルを支持部材に吊り下げ
、しかる後に吊り下げ部材で先行の分割パネルと後続の
分割パネルの微調整を行なうようにしたので、多くの後
続の分割パネルを同時に吊り下げて建設することができ
、高所での作業量が少くなり支持部材へ小士枇止鰯瑯ル
亡柄ス−
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボイラ火炉水冷壁構造を示す側面図、第
2図は第1図の火炉部の横断面図、第3〜5図は従来の
ブロック組立工法を示す概念図、第6〜11図は従来の
組立工程順序の説明図で、第6〜7図は第3図のボイラ
火炉の展開図、第8図は第7図のA部の拡大詳細図、第
9図は第8図の側面図、第10図は第7図のB部拡大図
、第11図はラグ13klの横断面図、第1z図は本発
明のブロック工法を壁面展開して模式にし゛ て示す図
面、第13図はパネル側支持金具の正面図、第14図は
第13図の側面図、第15図は支持部材支持金具の正面
図、第16図は第15図の一部断面側面図、第17図は
吊り下げ部材の正面図、第18図は第17図の側面図、
第19図は先行の分割パネルに後続の分割を接続したと
きの支持金具のは側面図、第23図は第21図のI−I
断面視図である。 1・・・・・・火炉 5a、5b、5c・・・・・・側壁分割パネル7・・・
・・・ボイラ鉄骨 10・・・・・・仮止め金具 13a、13b・・・・・・ラグ 17・・・・・・ボルト 23a、23b・・・・・・支持部材側支持金具25a
、25a・・・・・・吊りボルト25b、 25b・・
・・・・ナツト 27・・・・・・押えビン 代理人弁理士 岡 田梧 第1図 第2図 第7図 第10図 第11図 第12図 第13図 第15図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水管とフィンとからなる先行の分割パネルを支持部材に
    支持し、後続の分割パネルを吊り上げて傾斜水冷壁を螺
    旋状に形成するものにおいて、前記支持部材と後続の分
    割パネルに支持金具を設け、この支持金具同志の間に吊
    り下げ部材を介在して後続の分割パネルを支持部材に吊
    り下げ、しかる後に吊り下げ部材で先行の分割パネルと
    後続の分割パネルの微調整を行なうようにしたことを特
    徴とする傾斜水冷壁の組立方法。
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