JPS6336792B2 - - Google Patents

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JPS6336792B2
JPS6336792B2 JP55118282A JP11828280A JPS6336792B2 JP S6336792 B2 JPS6336792 B2 JP S6336792B2 JP 55118282 A JP55118282 A JP 55118282A JP 11828280 A JP11828280 A JP 11828280A JP S6336792 B2 JPS6336792 B2 JP S6336792B2
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JP
Japan
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circuit
stitch
output
counter
signal
Prior art date
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Expired
Application number
JP55118282A
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English (en)
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JPS5743781A (en
Inventor
Hachiro Makabe
Haruhiko Tanaka
Muneaki Hagiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP55118282A priority Critical patent/JPS5743781A/ja
Priority to US06/294,171 priority patent/US4419947A/en
Priority to DE19813133861 priority patent/DE3133861A1/de
Priority to SE8105095A priority patent/SE449379B/sv
Publication of JPS5743781A publication Critical patent/JPS5743781A/ja
Publication of JPS6336792B2 publication Critical patent/JPS6336792B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、縫い目制御信号を電子的記憶装置に
記憶していて縫い目模様を形成可能にしているミ
シンにおいて、模様を形成する縫い目の針落ち位
置を制御することによつて、模様の形状を調節す
る制御装置に係るものである。
(目的) 本発明の目的は、サテンステツチの如く、一定
の布送りによる模様縫いにおいて、布送り量を変
更することなしに、布送り方向に対して拡大また
は縮小した形状の模様を形成可能にしようとする
ものである。
(従来技術) 一定の布送りによる模様の布送り量をそのまま
にして、布送り方向に対して互いに拡大または縮
小した形状の模様を形成するためのいわゆるエロ
ンゲータ装置としては、従来のカム式の模様発生
装置を用いたミシンにおいては、カムから模様発
生装置への伝達関係を機械的に調節可能にしてい
るものがあるが、左右対称、非対称等多様な模様
に適用することは機械的に複雑になるなどの実施
が困難であつた。また縫い目制御信号を電子的記
憶装置に記憶しているいわゆる電子ミシンにおい
ては、エロンゲータ装置の提案は未だ見当らな
い。
(解決手段) 本発明は、電子ミシンの電子的記憶装置に、模
様を基本的に構成するところの縫い目制御信号を
記憶しておき、これら制御信号のうち、互いに隣
り合う縫い目座標に対応する複数の縫い目制御信
号あるいは所定の複数の縫い目に対応するそれぞ
れの縫い目制御信号を用いて、これら複数の縫い
目間を補うために、各縫い目間をそれぞれ何個の
縫い目によつて補うかの指定によつて、予め記憶
しているところの演算式に、前記縫い目間の範囲
と座標変化傾向とを定義している複数の縫い目制
御信号と、その縫い目間を補う縫い目数とその序
数に関するデータとを代入して針振巾座標を算出
し、よつて記憶装置に記憶している縫い目制御信
号によつて従来制御される縫い目座標間を針振巾
に関して所定の規則のもとに新たな縫い目制御信
号を演算し、且つ布送りに関しては従来の送り量
にすることによつて、前記指定に応じて布送り方
向に拡大された模様を形成可能になしたものであ
る。
(実施例) 本発明の実施例を図によつて説明するに、第1
図及び第2図は縫い模様例で、後記する電子的記
憶装置が針を図の丸印で示しているA,B,C…
Jの針振巾座標に制御するための縫い目制御信号
を記憶していて、図示の如き模様を縫い目毎に一
定量の布送りによつて形成可能にしている。図に
おいてこの場合の糸を一点鎖線で示している。そ
して第1図は、前記記憶による縫い目が例えば針
振巾座標C,D,Eと進行するのに対して、点印
で示すところの針振巾座標N,O,Pを新たに演
算によつて補い、座標C,N,O,P,Eと進行
させ、そしてこの進行において縫い目毎の布送り
量を前記座標C,D,Eと進行する場合と同一に
することによつて図の縦方向(布送り方向)に2
倍に拡大した模様が得られるようにしている。前
記演算は、座標C,Eから座標Oを、座標B,D
から座標Nを、座標D,Fから座標Pをそれぞれ
算出している。そして図は説明の都合上、座標
C,N,O,P,E等による縫い目の布送り量は
2分の1に縮小して実線で示している。第2図は
同様に3倍に拡大した模様が得られることを示し
ている。
第3図は制御回路図であり、図中ROMは電子
的固定記憶装置で、第1図及び第2図における針
振巾座標A,B,C…Jにそれぞれ針落ちを制御
するための各縫い目制御信号を記憶しており、模
様選択装置PSによつて選択された模様の先頭ア
ドレスが指定され、同期信号発生装置SYが縫い
目毎に発生するパルス等によつて後記する如くそ
のアドレスが進められてデータ出力端A1に出力
する。CT1はカウンタで、制御用電源の投入ある
いは模様選択によつてリセツトされ、縫い方式切
替えスイツチSWによつてエロンゲータとしての
指定がなされたときにおいて、縫い目毎にその出
力端Q0〜Q4に対してその添え字の低位から高位
に順次その一つをH(高)レベルとなし、他をL
(低)レベルとし、所定の高位に達したときに
AND回路AN1あるいはAN2及びOR回路OR1
介してその最低位Q0をHレベルにすべくリセツ
トすることにより縫い目進行の序数を指定するよ
うになつている。縫い方式切替えスイツチSW
は、共通の接片eがAND回路AN3を介して同期
信号発生装置SYに接続され該AND回路は、コン
トローラ(図示せず)のスイツチCONTがその
操作によつて閉となると同期信号発生装置SYの
信号を有効にする。その接点a1は、そこに接片e
があると第1図と第2図の丸印と一点鎖線で示す
ところの縫い、即ち記憶装置ROMに記憶の各縫
い目制御信号によつて各縫い目が形成されるとこ
ろの縫いを指定するものであり、OR回路OR1
介してカウンタCT1のリセツト用端子RSに接続
されていて、その立上り信号で該カウンタをリセ
ツトする。接点a2は、第1図における点印と実線
で示すところの縫い、即ち布送りに対して3倍に
拡大したエロンゲータ縫いを指定するものであ
り、AND回路AN1の一方の入力側に接続されて
いる。接点a3は、同様に第3図における点印と実
線で示すところの3倍に拡大したエロンゲータ縫
いを指定するものであり、AND回路AN2の一方
の入力側に接続されている。そして、これら
AND回路AN1,AN2の他方の入力側はカウンタ
CT1の各出力端Q4,Q3にそれぞれ接続されて、
これら出力端がHレベルとなつたとき、該カウン
タをリセツトして出力端Q0をHレベルとなし、
縫い目が幾つ進行する毎にリセツトされるかを決
めて、後記する如く第1図及び第2図における実
線をたどつてその点印によつて、丸印とつぎの丸
印との間に幾つの縫い目を構成するかを決めて、
エロンゲータとしての模様の拡大率を指定するよ
うにしてある。カウンタCT1のトリガ用端子Cp
はAND回路AN4に接続されていて、同期信号発
生装置SYの立下り信号によつて該カウンタの計
数を進めるようにしてある。前記同期信号発生装
置SYは針が針板(いずれも図示せず)から抜け
出して若干後の所定の位相においてLレベルから
Hレベルとなり、且つ針板に到達する若干手前の
所定の位相においてLレベルとなるように設定し
てある。CT2はリングカウンタで、制御用電源の
投入あるいは模様選択等によつてリセツトされる
ようになつている。そしてスイツチSWの接片e
が接点a2上またはa3上にあり、且つカウンタCT1
の端子Q0がHレベル、コントローラスイツチ
CONTが閉のときに、AND回路AN5あるいは
AN6、OR回路OR2,OR3,OR4等を介して単安
定回路MMを作動させてその立下り信号を該カウ
ンタのトリガ用端子Cpが受けたことにより、そ
の出力端Q0がHレベルをLレベルとし、且つ出
力端Q1をHレベルにし、以後自動的にOR回路
OR5,OR4を介して単安定回路MMを作動させて
出力端Q2〜Q5をその添え字の低位から高位に順
次その一つをHレベルとするようになしている。
そしてリセツト用端子RSがカウンタCT1の出力
端Q0に接続されていてその信号の立上り毎にリ
セツトされるようになつている。またスイツチ
SWの接片eが接点a1上にあるときは、AND回
路AN5,AN6を介さないでカウンタCT2に対し
て前記同様に作用する。前記カウンタの役割は、
記憶装置ROMから、一つの縫い目に対して複数
個の縫い目制御信号を読み出して、その一つを縫
い目形成装置DVに与えたり複数の縫い目制御信
号から新たな縫い目制御信号を演算して求めるた
めに、演算装置AR1に該複数の縫い目制御信号を
与えたりすることである。記憶装置ROMは、各
アドレス毎に縫い目制御信号A1と次位アドレス
信号A2とを互いに対をなして出力するようにな
つており、演算装置AR2が該信号A2を受けてい
て該演算装置のトリガ用端子CpにカウンタCT2
の出力Q1〜Q4のいずれかの立上り信号を受ける
毎に記憶装置ROMのアドレスを1だけ進めるべ
く演算し、同一の立上り信号によつてゲートが開
かれるところのトライステートバツフアG1を介
して模様データ読み出し装置DRに与えている。
この模様データ読み出し装置は、OR回路OR6
介して、そのトリガ用端子Cpに演算装置AR2
トリガ用信号と同一信号を、これより瞬時遅れて
受けていて、該信号毎に演算装置AR2の信号を記
憶装置ROMにそのアドレス用として与えてい
る。Do-1〜Do+3は電子的一時記憶装置たるラツ
チ回路で、その各トリガ用端子Cpに立下り信号
を受ける毎に記憶装置ROMの縫い目制御信号A1
をラツチする。そしてラツチ回路Do-1は、AND
回路AN7を介するトリガ用信号を受けており、
単安定回路MMが動作から不動作となつた直後に
おいて、カウンタCT2の出力端Q0がHレベルか
らLレベルに移行する時点で縫い目制御信号A1
をラツチする。更にラツチ回路Do〜Do+3は、そ
れぞれカウンタCT2の出力端Q1〜Q4がHレベル
からLレベルに移行する時点において、記憶装置
ROMのアドレスが前記の如く演算装置AR2等を
介して順次進められることに応じて、そのアドレ
スによつて読み出された縫い目制御信号A1を順
次ラツチする。G2、及びG3とG4、及びG5とG6
及びG7、そしてG8はそれぞれラツチ回路Do-1
Do+3の出力を受けているトライステートバツフ
アで、その各トリガ用端子CpがHレベルのとき
そのゲートが開き、これらの各出力はバツフア
G3の出力がラツチ回路L1に、バツフアG2,G4
G5の出力がラツチ回路L2に、バツフアG6,G7
G8の出力がラツチ回路L3にそれぞれ接続されて
いる。ラツチ回路L2,L3はその各トリガ用端子
Cpに立上り信号を受けたとき前記バツフアの信
号をそれぞれラツチして演算装置AR1に与える。
演算装置は、そのトリガ用端子Cpに立上り信号
を受けたとき後記する演算の結果をトライステー
トバツフアG9を介してラツチ回路L1に与える。
そしてラツチ回路は、そのトリガ用端子Cpに立
上り信号を受けたとき、前記ラツチ回路Doの出
力または演算装置AR1の出力を縫い目形成装置
DVに出力する。Keは定数発生装置で、その各入
力端1/4,1/2,3/4,1/3,2/3の
いずれがHレベルになつているかによつてその分
数で示す定数を演算装置AR1に与える。前記演算
装置は、第1図及び第2図の点印の座標を算出す
るために、定数発生装置Ke、ラツチ回路L2,L3
の各内容から、Ke(L3−L2)+L2なる演算を行つ
てラツチ回路L1に出力する。各AND回路AN6
AN16、OR回路CR7〜OR9は、縫い方式切替えス
イツチSWに基づき、カウンタCT1に応じて定数
発生装置Keの前記入力を指定するものであり、
フリツプフロツプ回路FF1,FF2との組合わせに
よつて後記する如く、第1図及び第2図における
縫い始め部の点印K,K′、縫い終り部の点印Z,
Z′が、他の点印とは異なり、その算出において特
異性をもつていることをそれぞれ指摘している。
即ちCT3,CT4はカウンタで、制御用電源の投入
あるいは模様選択時によりセツトされ、カウンタ
CT3がAND回路AN5を介して、カウンタCT4
AND回路AN6、OR回路OR2を介してそれぞれト
リガ用端子CpにカウンタCT1の出力Q0を受けて
いて、縫い方式切替えスイツチSWの接片eが接
点a2あるいはa3に接していることによつて、前記
出力Q0の立上り毎にカウンタCT3あるいはCT4
計数を進め、その出力をそれぞれ受けているとこ
ろの比較器COMP1,COMP2が、その入力C1
計数1であるかを判別基準入力C0=1と比較し
て判別し、1であるときそれぞれの出力PがOR
回路OR10を介してフリツプフロツプ回路FF1
リセツト端Rをして該フリツプフロツプ回路をリ
セツトするようにしてある。そしてその否定側出
力を受けているところのAND回路AN9,AN8
がそのとき第2針の縫い目座標を演算するために
カウンタCT1の出力端Q1がHレベルであり、且
つスイツチSWの接点a2またはa3が開であること
を条件に、OR回路OR7,OR8を介して定数発生
装置Keをそれぞれ1/2あるいは1/3に指定し、第
1図において最初に演算によつて求める座標K及
び同様に第2図の座標K′のための定数発生に対
応せしめる。なおカウンタCT1の出力端Q0がH
レベルのときは、第1針目を含み、第1図及び第
2図における丸印で示す縫い目に対応し、このと
き定数発生装置Keには入力作用がなく、且つ該
装置の出力は意味をもたない。フリツプフロツプ
回路FF1は、第3針目の縫い目座標L,L′及び後
記する座標を演算するために、カウンタCT1の出
力端Q2がHレベルであり、且つスイツチSWの接
点a2またはa3が閉であることを条件に、あるいは
また後記するフリツプフロツプ回路FF2がセツト
されていることを条件にAND回路AN15あるいは
AN16、そしてOR回路OR11を介してセツトして
その肯定側出力Qが各AND回路AN11,AN12
一入力をなしていて、カウンタCT1の出力Q1
2回以後のHレベルとなる毎に、スイツチSWの
接点a2,a3の接続に応じて、定数発生装置Ke
入力をそれぞれ定数3/4と2/3とに指定する。フリ
ツプフロツプ回路FF2は、スイツチSWの接点a2
あるいはa3が接続状態にあり、カウンタCT1の出
力Q0が最初Hレベルとなる立上り信号を、AND
回路AN5あるいはAN6、そしてOR回路OR2
OR3等を介してこれをセツト用端子Sに受けてセ
ツトされるようになつており、その肯定側出力端
QがAND回路AN10,AN16に接続されていて、
その後カウンタCT1の出力Q2がHレベルとなる
毎に、前記の如くAND回路AN16の出力をもたら
すとともに、スイツチSWの接点a2が接続状態に
あり、同様にその後カウンタCT1の出力Q3がH
レベルとなる毎に、AND回路AN10を介して定数
発生装置Keの入力を定数1/4に指定する。フリツ
プフロツプ回路FF2はまたそのリセツト用端子R
がAND回路AN17の出力を受けていて、後記する
如く第1図及び第2図の最終の演算による縫い目
Z,Z′を形成する手前においてリセツトされるよ
うになつており、その否定側出力端がAND回
路AN13,AN14の一入力をなしていて、スイツチ
SWの接点a2が接続状態にあるときは、座標Zを
演算するために、カウンタCT1の出力Q3がHレ
ベルとなることによつてAND回路AN13、OR回
路OR7を介して定数発生装置Keを定数1/2に指定
し、同様に接点a3が接続状態にあるときは、座標
Z′を演算するためにカウンタCT1の出力Q2がHレ
ベルとなることによつてAND回路AN14、OR回
路OR9を介して定数2/3に指定する。カウンタ
CT4はまた、スイツチSWの接点a1が接続状態に
あるときはカウンタCT1とは無関係に、OR回路
OR2を介して同期信号発生装置SYの立上り信号
毎に計数を進めるようになつている。AR3は演算
装置で、カウンタCT3の出力を受け、そのトリガ
用端子Cpに、該カウンタのトリガ信号と同一信
号を受け、該トリガ信号によつて計数された値を
mとしたとき、記憶装置ROMのアドレスに関す
る信号としてのnを、n=2m−1なる演算によ
つて求めて、トライステートバツフアG10を介し
て演算装置AR4に与えるようになつている。演算
装置AR4はまた、トライステートバツフアG11
介してカウンタCT4の出力を受け、該カウンタが
そのトリガ用信号によつて計数した値を前記アド
レスに関する信号nとして受入れる。そして演算
装置は、OR回路OR12を介してそのトリガ用端子
CpにバツフアG10とG11と同一のトリガ信号を受
けていてその立上り信号によつて選択的にこれら
バツフアのいずれかの信号を受入れて、記憶装置
ROMのアドレス信号としてのiをi=n−1の
演算によつて求め、同時にゲートが開かれるとこ
ろのトライステートバツフアG12を介して模様デ
ータ読み出し装置DRに与えている。この模様デ
ータ読み出し装置は、そのトリガ信号がOR回路
OR5,OR12のいずれを経ているかによつて演算
装置AR2,AR4のいずれかを受け入れ、これを記
憶装置ROMのアドレス信号としており、そして
模様選択装置PSの信号を受けて各模様の最終ア
ドレスの次は先頭アドレスに戻している。演算装
置AR2は該記憶装置のアドレス信号iを端子A2
から受けて、前記した如くi=i+1なる演算を
行つている。記憶装置ROMは、選択された模様
が例えば第1図及び第2図の場合に対応して、そ
のアドレス0に対して座標Jの信号が記憶され、
そして以下アドレス1、2、3…に対してそれぞ
れ座標A,B,C…の信号が記憶されており、先
頭アドレス記憶装置ALがそのトリガ用端子Cpに
立上り信号を受けてそのときアドレス0を記憶す
るようになつている。即ち、模様選択によつて第
1図及び第2図の模様が選択されて、カウンタ
CT1の出力Q0がHレベルとなるとカウンタCT3
あるいはカウンタCT4は計数1となつて演算装置
AR4、データ読み出し装置DR等を介して記憶装
置ROMのアドレス及び記憶装置ALの入力信号
iを0とするが、そのときOR回路OR3,OR4
介して動作する単安定回路MMの立上り信号によ
つてセツトされるフリツプフロツプ回路FF3の肯
定側出力Qの立上り信号をトリガ信号となしてi
=0なる信号を記憶するようになしている。
COMP3は比較器で、その入力端子C1にバツフア
G1またはG12の信号を受けており、記憶装置AL
から出力される判定基準入力C0即ち値0と比較
し、一致したとき出力端PをHレベルとして
AND回路AN17にその一入力として与えている。
AND回路は、AND―OR回路AND―ORを介し
てカウンタCT2の出力Q2及びQ1を他方の入力と
して受けており、そして該AND―OR回路はまた
スイツチSWの端子a2と、そしてOR回路OR13
介して端子a1,a3の出力を受けていて縫い方式切
替スイツチSWの接点a2あるいはa1,a3のいずれ
が閉であるかによつてカウンタCT2の出力Q2
るいはQ1の対応の一方がHレベルとなつたとき
Hレベルとなり、カウンタCT3,CT4、フリツプ
フロツプ回路FF2,FF3をリセツトするようにな
している。カウンタCT2はミシン一針毎の縫い目
形成に先立つて前記の如く、記憶装置ROMのア
ドレスを進めて複数よりなる一組の縫い目制御信
号を読み出すが、前記リセツト機能はカウンタ
CT2の特定な一つの出力Q1あるいはQ2がHレベ
ルとなつたときに記憶装置ROMのアドレスを0
に指定しているとうこれら状態の組合わせによつ
て、模様の最終縫い目の演算出力を含む複数個よ
りなる最終の組の縫い目制御信号読み出しを、そ
の後カウンタCT2の出力Q5がHレベルとなるこ
とをもつて終了させようとするものである。そし
て該リセツトは模様の最初の縫い目以後を繰り返
し形成すべく本制御回路を初期状態に復帰させる
ものである。AND回路AN18〜AN23は各一方の
入力端にカウンタCT2の出力Q5を受けていて、
OR回路OR14〜OR19、AND回路AN4等を介し
て、あるいは直接にバツフアG2〜G9を開くタイ
ミングや、ラツチ回路L1,L2,L3のラツチのタ
イミングや演算装置AR1の演算出力のタイミング
を与えている。AND回路AN18は他方の入力端に
OR回路OR3の出力を受けていてこれがHレベル
のときバツフアG3を開くとともに、OR回路
OR19、AND回路AN4を介して同期信号発生装置
SYの立上り信号と相俟つてラツチ回路Doのデー
タをラツチ回路L1にラツチさせて、模様の最初
の縫い目制御信号を縫い目形成装置DVに与える
ようにしてある。AND回路AN19は、OR回路
OR20を介してAND回路AN11,AN12の出力を他
方の入力として受けており、ラツチ回路Do-1
データをラツチ回路L2に、ラツチ回路Do+1のデ
ータをラツチ回路L3にラツチし、これらデータ
とそのときの定数発生装置Keの値3/4または2/3
を用いて演算装置AR1にKe・(L3−L2)+L2なる
演算を行わしめ、同期信号発生装置SYの立下り
信号と相俟つてラツチ回路L1をして縫い目形成
装置にその結果を与えるようにしてある。AND
回路AN20はOR回路OR11を介してAND回路
AN15,AN16の出力を他方の入力として受けてお
り、ラツチ回路Doのデータをラツチ回路L2に、
ラツチ回路Do+2のデータをラツチ回路L3にラツ
チし、これらデータとそのときの定数発生装置
Ke値1/2または1/3を用いて同様に演算し且つ出
力せしめる。AND回路AN21はAND回路AN10
出力を他方の入力として受けており、ラツチ回路
Do+1のデータをラツチ回路L2に、ラツチ回路
Do+3のデータをラツチ回路L3にラツチし、同様
に定数発生装置Keの値1/4とともに演算し且つ出
力する。AND回路AN22はOR回路OR21を介して
AND回路AN8,AN9,AN14の出力を他方の入
力として受けており、ラツチ回路Doのデータを
ラツチ回路L2に、ラツチ回路Do+1のデータをラ
ツチ回路L3にラツチし、同様に定数発生装置Ke
の値1/3または1/2あるいは2/3を用いて同様に演
算し且つ出力せしめる。AND回路AN23はAND
回路AN13の出力を他方の入力として受けており、
ラツチ回路Do+1のデータをラツチ回路L2に、ラ
ツチ回路Do+2のデータをラツチ回路L3にラツチ
し、同様に定数発生装置Keの値1/2とともに演算
し且つ出力する。
以上の構成において以下第3図の制御回路によ
つて第1図の点印と実線で示す縫い目模様が形成
される場合の動作を説明する。第4図は第3図の
各構成部材の動作タイミングを説明の必要に応じ
て記載したものであり、横軸は時間で、各直線の
高低は第3図におけると同一の符号で表わした各
部材の出力レベルあるいはトリガレベルを表わし
ている。時刻t0において制御用電源を投入すると
カウンタCT1〜CT4、フリツプフロツプ回路FF1
〜FF3はリセツトされる。模様選択装置PSは第
1図または第2図に示す模様を選択しているもの
とする。縫い方式切替スイツチSWの接点a2を閉
として第1図の点印と実線で示すところの縫いを
指定し、時刻t1においてコントローラスイツチ
CONTを閉として、以後ミシンは一定速度で運
転されるものとする。時刻t1においてカウンタ
CT3はAND回路AN3を介して立上り信号を受け
て、該カウンタは計数(これを記号mで表わす)
1となる。フリツプフロツプ回路FF1は比較器
COMP1、OR回路OR10を介して改めてリセツト
信号を受ける。演算装置AR3はn=2m−1の演
算によりn=1を出力する。演算装置AR4は更に
i=n−1の演算によりi=0を出力する。デー
タ読み出し装置DRは記憶装置ROM、先頭アド
レス記憶装置ALにアドレスi=0を与える。記
憶装置ROMの縫い目制御信号出力端A1からはア
ドレス0に対応して第1図の針落座標Jの制御デ
ータ(以下これをデータJと呼び、他の記号につ
いてもこれに準ずる)が出力される。そしてアド
レス用信号出力端A2は演算装置AR2にi=0な
るデータを与えている。また時刻t1において、
OR回路OR3を介してフリツプフロツプ回路FF2
はセツトされ、更にOR回路OR4を介して単安定
回路MMが動作して、フリツプフロツプ回路F3
はセツトされ、その立上り信号によつて記憶装置
ALはデータ0を比較器COMP3の判定基準データ
入力端C0に与える。そして時刻t2において、該単
安定回路の立下り信号により、ラツチ回路Do-1
はAND回路AN7を介してトリガされてデータJ
をラツチする。時刻t2より瞬時遅れてカウンタ
CT2の出力Q0がL(低)レベル、出力Q1がH(高)
レベルとなると、OR回路OR5を介して演算装置
AR2はトリガ信号を受けて該演算装置はi←i+
1なる演算を行つてi=1をデータ読み出し装置
DR及び比較器COMP3の入力端子C1に与える。
同時にデータ読み出し装置DRはOR回路OR6を介
してトリガ信号を受けて記憶装置ROMのアドレ
スiを1とする。記憶装置ROMの出力端A1から
は第1図のAに対応するデータAが出力される。
そして出力端A2は演算装置AR2にi=1なるデ
ータを与える。また時刻t2において、OR回路
OR5の信号はOR回路OR4を介して単安定回路
MMが動作して、そして時刻t3において、該単安
定回路の立下り信号によるカウンタCT2の出力
Q1の立下りにより、ラツチ回路DoにデータAを
ラツチせしめる。同時に時刻t4,t5,t6において、
カウンタCT2の出力Q2,Q3,Q4の立下りにより
ラツチ回路Do+1,Do+2,Do+3にそれぞれデータ
B、C、Dをラツチせしめる。そしてカウンタ
CT2の出力Q5がHレベルとなると、AND回路
AN18を介してトライステートバツフアG3はその
ゲートが開かれてラツチ回路DoのデータAをラ
ツチ回路L1に与える。AND回路AN13の出力は
OR回路OR19を介してAND回路AN4の一方の入
力をHレベルにしていて、時刻t7において同期信
号発生装置SYの立下り信号を受けると該ラツチ
回路はデータAをラツチし、縫い目形成装置DV
をして第1図の第1針縫い目Aを形成する。同時
にカウンタCT1はAND回路AN4の立上り信号に
よつて出力Q0がLレベル、出力Q1がHレベルと
なる。なおカウンタCT2の時刻t2〜t6の各動作は、
実際には非常に高速に進行するので時刻t7より充
分手前で終了する。時刻t8において同期信号発生
装置SYの出力がHレベルとなると、カウンタ
CT1の出力Q1はAND回路AN9、OR回路OR21
AND回路AN22を介し、更にそれぞれOR回路
OR14およびOR16を介してバツフアG4及びG6のゲ
ートをそれぞれ開き、ラツチ回路DoとDo+1のデ
ータAとBをラツチ回路L2とL3とにそれぞれ与
え、同時に該各ラツチ回路はOR回路ORA18を介
してトリガ信号を受けてこれらデータをラツチし
且つ演算装置AR1に与える。そして同時にAND
回路AN9の出力はOR回路OR7を介して定数発生
装置Keをして定数1/2を指定させ、その出力を演
算装置AR1に与える。演算装置はつぎの縫い目K
のためにKe・(L3−L2)+L2=1/2(B−A)+A
なる演算を行つてその結果をラツチ回路L1に与
える。そして時刻t9において同期信号発生装置
SYの立下り信号を受けると該ラツチ回路は、デ
ータKをラツチして縫い目形成装置DVをして第
1図の第2針縫い目Kを形成する。同時にカウン
タCT1の出力Q2がHレベルになる。前記縫い目
Aは第1図に示す如く針最大振巾の中心、即ち振
巾量0であり、縫い目Kは先の演算によつて求め
られた如く、縫い目Aを基準にして縫い目Bの振
巾量の1/2の振巾量となしている。以下同様に時
刻t10においてカウンタCT1の出力Q2は、AND回
路AN15、OR回路OR11を介してフリツプフロツ
プ回路FF1をセツトし、更にAND回路AN20を介
し、そしてそれぞれOR回路OR14およびOR17
介してバツフアG4及びG7のゲートをそれぞれ開
き、ラツチ回路DoとDo+2のデータAとCをラツ
チ回路L2とL3とにそれぞれ与え、そして該各ラ
ツチ回路はこれらデータをラツチして演算装置
AR1に与える。そして同時にAND回路AN15の出
力は、OR回路OR7を介して定数発生装置Keをし
て1/2を指定させ、演算装置AR1に与える。演算
装置はつぎの縫い目LのためにKe・(L3−L2)+
L2=1/2(C−A)+Aなる演算を行つてその結
果をラツチ回路L1に与える。そして時刻t11にお
いて、該ラツチ回路はデータLをラツチして縫い
目形成装置DVをして第3針縫い目Lを形成す
る。同時にカウンタCT1の出力Q3がHレベルに
なる。時刻t12においてカウンタCT1の出力Q3
AND回路AN10を介して定数発生装置Keをして
1/4を指定させ、更にAND回路AN21を介し、そ
してOR回路OR15を介してバツフアG5を開き、且
つ該OR回路を介さないでバツフアG8を開き、ラ
ツチ回路Do+1とDo+3のデータBとDをラツチ回
路L2とL3とにそれぞれ与え、そして該各ラツチ
回路はこれらデータをラツチして演算装置AR1
与える。演算装置はつぎの縫い目Mのために
Ke・(L3−L2)+L2=1/4(D−B)+Bなる演算
を行つて、その結果をラツチ回路L1に与える。
そして時刻t13において該ラツチ回路はデータM
をラツチして縫い目形成装置DVをして第4針縫
い目Mを形成する。同時にカウンタCT1の出力
Q4がHレベルとなるとAND回路AN1、OR回路
OR1を介して該カウンタはリセツトしてその出力
Q0がHレベルになる。カウンタCT2はリセツト
されてその出力Q0がHレベルとなる。なお縫い
目Kにおいては演算装置AR1が演算するときの定
数として1/2を使用しているが、縫い目M以後に
関しては1/4又は3/4等4分割した定数を用いる。
これは模様の初期における特異性に起因している
(模様の終り部についても同様な特異性を有して
いる)。即ち、第1図の丸印と一点鎖線で形成す
る縫いにおいて、点印Kを演算するための直線
ABが点印M,N等を演算するための直線BD等
に比してその布送り量が半分に対応しているから
である。また点印L,O等についても定数として
1/2を用いているのは、最初に針を座標Aから左
に振らした結果であり、以後点印R等についても
1/2になつている。前記縫い目Lを形成するため
に、最初右に振らせることにより該点印Lは丸印
Bと一致する。時刻t14において同期信号発生装
置SYがHレベルとなると、カウンタCT3はカウ
ントアツプされ、m=2となる。そして演算装置
AR3は、n=2m−1=3とし、演算装置AR4
i=n−1=2として、記憶装置ROMはアドレ
ス2が指定される。以下前記同様にカウンタCT2
のカウントアツプに応じてアドレス2を出発点と
して3、4…とアドレスが進み、そしてラツチ回
路Do-1,Do…Do+3はB、C…Fなるデータをそ
れぞれラツチする。そして時刻t20において、ラ
ツチ回路L1はデータCをラツチして縫い目形成
装置DVをして第5針縫い目Cを形成する。時刻
t21において、カウンタCT1の出力Q1はAND回路
AN11を介して定数発生装置Keをして3/4を指定
させ、更にOR回路OR20、AND回路AN19を介し
てバツフアG2を開き、そして更にOR回路OR16
介してバツフアG6を開き、ラツチ回路Do-1
Do+1のデータBとDをラツチ回路L2とL3とにそ
れぞれ与え、そして該各ラツチ回路はこれらデー
タをラツチして演算装置AR1に与える。演算装置
はつぎの縫い目NのためにKe・(L3−L2)+L2
3/4(D−B)+Bなる演算を行つて、その結果を
ラツチ回路L1に与える。そして時刻t22において
該ラツチ回路はデータNをラツチして縫い目形成
装置DVをして第6針縫い目Nを形成する。以下
同様に各縫い目が形成され第16針縫い目が終了し
てカウンタCT1の出力Q0がHレベルとなると、
引続く同期信号発生装置SYがHレベルとなつた
ときカウンタCT3はm=5となる。演算装置AR3
はn=2m−1=9とし、演算装置AR4はi=n
−1=8として、記憶装置ROMはアドレス8が
指定される。カウンタCT2のカウントアツプに応
じてアドレス8を出発点として9、01…とアドレ
スが進み、そしてラツチ回路Do-1,Do…Do+3
H、I、J、A、Bなるデータをそれぞれラツチ
する。その過程において、カウンタCT2の出力
Q2がHレベルとなると演算装置AR2はi=0で
あり、よつて比較器COMP3の出力端PはHレベ
ルとなつて、AND回路AN17はAND―OR回路
AND―ORを介する入力とともにHレベルとなつ
てカウンタCT3,CT4、フリツプフロツプ回路
FF2,FF3をリセツトする。引続く同期信号発生
装置SYの立下り信号によつて第17針縫い目Iを
形成し、カウンタCT1の出力Q1がHレベルにな
る。AND回路AN11等を介して演算され、同期信
号発生装置SYのつぎの立下り信号によつて第18
針縫い目Xを形成し、カウンタCT1の出力Q2
Hレベルになる。AND回路AN15等を介して演算
され、同期信号発生装置SYの更につぎの立下り
信号によつて第19針縫い目Yを形成し、カウンタ
CT1の出力Q3がHレベルになる。AND回路AN13
等を介して演算され、同期信号発生装置SYの更
につぎの立下り信号によつて第20針縫い目Zを形
成し、カウンタCT1の出力Q4がHレベルとなり、
該カウンタは直ちにリセツトされてその出力Q0
がHレベルとなる。そして同期信号発生装置SY
の引続く立上り信号によつてカウンタCT3はカウ
ントアツプ等、第4図の時刻t1の状態に戻り、模
様は繰り返し形成される。
つぎに縫い方式切替スイツチSWの接点a3を閉
として第2図の点印と実線とで示す縫いを指定し
た場合は、カウンタCT3等は作動せず、その代わ
りにカウンタCT4、比較器COMP3が作動して同
様に制御される。この場合カウンタCT4はカウン
タCT1の出力Q0がHレベルとなる毎にカウンタ
CT3と同様にカウントアツプされるが演算装置
AR4が演算する式i=n−1のnの値としてこれ
に与えている。そしてカウンタCT1は出力Q3
Hレベルとなるとリセツトされ、演算装置AR1
演算を行うためのカウンタCT1の出力は、それぞ
れAND回路AN3,AN12,AN14,AN16を介して
提供される。そして第1図におけると同様に一連
の制御がなされる。
つぎに縫い方式切替スイツチSWの接点a1を閉
として第1図または第3図の丸印と一点鎖線で示
す縫いを指定した場合は、第4図の時刻t1におい
てカウンタCT4はn=1となり、第1図における
動作説明と同様にラツチ回路Do-1〜Do+3はデー
タJ、A…Dをラツチする。そして時刻t7におい
て第1針縫い目Aを形成してカウンタCT1の出力
Q1がHレベルになる。時刻t3において該カウンタ
はOR回路OR1を介してリセツトされる。よつて
その出力Q2より上位の端子出力をHレベルとす
ることはなく、且つ出力Q1を入力としていると
ころのAND回路AN8,AN9,AN11,AN12は縫
い方式切替スイツチSWの接点a2またはa3の入力
を得ているので、これらAND回路はHレベルと
なることはなく、よつてAND回路AN19〜AN23
もHレベルとはならない。よつてラツチ回路Do
のみがラツチ回路L1にラツチされ、他のラツチ
回路Do-1,Do+1,Do+2,Do+3のデータは使用さ
れない。そして前記時刻t8におけるカウンタCT1
の出力Q0の立上り信号によつてカウンタCT2
リセツトされ、時刻t14直後におけると同様にラ
ツチ回路Do-1〜Do+3のデータは入れ替えられる。
即ち該時刻においてカウンタCT4はカウントアツ
プされてn=2として記憶装置ROMをアドレス
1に指定してデータAを出力せしめ、その後のカ
ウンタCT2の一連の作動とともにラツチ回路Do-1
〜Do+3にはそれぞれデータA…Eがラツチされ、
時刻t9においてラツチ回路DoのデータBがラツチ
回路L1にラツチされ、第2針縫い目Bが形成さ
れる。以下同様に縫い目C…Iがつぎつぎと形成
されて引続く同期信号発生装置SYがHレベルと
なつたときカウンタCT4はn=10となり、記憶装
置ROMはアドレス9が指定される。そして同様
にして、ラツチ回路Do-1,Do…Do+3はI、J、
A、B、Cなるデータをそれぞれラツチする。そ
の過程においてカウンタCT4は比較器COMP3
の出力と共にリセツトされる。引続く同期信号発
生装置SYの立下り信号によつて第10針縫い目J
を形成する。そして同期信号発生装置のつぎの立
上り信号によつてカウンタCT4はn=1となり、
初期条件に戻つて模様は繰り返し形成される。
(効果) 以上の如く、本発明によれば、記憶装置ROM
に記憶されている縫い目制御信号の各々を縫い目
個々に対応させて出力することによる通常の縫い
目制御に対して、これら縫い目制御信号のうち複
数の制御信号を用いて各縫い目を演算して求めて
前記通常の縫い目制御による縫い目間を適宜補う
ことにより、前記通常の縫い目制御による模様形
成と布送りを同一としたとき模様の形状をミシン
の布送り方向に拡大して形成し得るものであり、
サテンステツチの如き一定の布送りによる模様の
布送り方向の拡大、縮小を可能ならしめる。そし
てその構成は従来の前記通常の縫い目制御を行う
ミシンの機構を変更することなく、電子制御によ
つてなし得るものであるから、これら制御構成部
材のチツプ化が可能であり、ミシン内のスペース
の増大を招くことも殆どない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は縫い模様例、第3図は本発明
の実施例を示す制御回路図、第4図はその動作説
明のためのタイムチヤートである。 図中、ROMは電子的固定記憶装置、SWは縫
い方式切替装置、SYは同時信号発生装置、Do-1
〜Do+3は電子的一時記憶装置、CT1,CT2はカウ
ンタ、演算装置AR1、定数発生装置Keは縫い目
制御信号及び演算装置の各部材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縫い目制御信号を電子的固定記憶装置に記憶
    していて縫い目模様を形成可能にしている電子ミ
    シンにおいて、前記縫い目制御信号を個々の縫い
    目に対応させて形成される通常の縫い目模様指定
    と布送り方向に対して該模様の形状を伸縮する指
    定とを行いこれらを切替えるため操作されてこれ
    ら指定信号を発生する縫い方式切替装置と、ミシ
    ン上軸回転毎に信号を発生する同期信号発生装置
    と、前記固定記憶装置が記憶している針振巾制御
    信号のうち指定の複数の信号を記憶可能にしてい
    る電子的一時記憶装置と、縫い目模様を構成する
    に当つてその縫い目の序数を前記同期信号発生装
    置の信号に関連して計数し前記切替装置の指定に
    応じてその各計数毎に更に補助的に計数して前記
    一時記憶装置に対して前記伸縮率と縫い目の進行
    に応じて針振巾制御信号の記憶内容を指定するカ
    ウンタと、線間を分割する分数を定数として発生
    する定数発生装置と前記カウンタの計数値に応じ
    て前記一時記憶装置より出力される指定の複数の
    記憶データと前記定数発生装置より出力される指
    定の定数とをそれぞれ用いて、複数の記憶データ
    の直線補間による直線上に位置させる為前記複数
    の記憶データと定数とで直線を分割計算1振巾方
    向成分を針振巾制御信号として算出する縫い目信
    号演算装置とを設けてなる電子ミシンのエロンゲ
    ータ装置。
JP55118282A 1980-08-29 1980-08-29 Elongator device for electronic sewing machine Granted JPS5743781A (en)

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US06/294,171 US4419947A (en) 1980-08-29 1981-08-19 Electronic sewing machine
DE19813133861 DE3133861A1 (de) 1980-08-29 1981-08-27 Elektronisch gesteuerte naehmaschine
SE8105095A SE449379B (sv) 1980-08-29 1981-08-28 Symaskin med anordning for modifiering av stygnen i ett valt monster for forlengning av monstret i tygmatningsriktningen

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EP0776976A2 (en) 1995-12-08 1997-06-04 ITALFARMACO SUD S.p.A. A process for the industrial preparation of phosphatidylserine

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