JP2649811B2 - ミシンのダーニング模様補正装置 - Google Patents

ミシンのダーニング模様補正装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はミシンのダーニング模様補正装置に関する。
(従来の技術) ダーニング模様は布送りを数針分前進させて縫い、次
に同針数分後進させて縫製し、この動作を数回繰り返す
ことによって模様を形成する。
このとき、布の種類により送りが前進と後進とでは送
り歯の送り効率が異なる。この送り効率の差による縫目
のずれを補正するため送りの零調整機構をミシン使用者
が調整していた。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来技術の様にダーニング模様の縫い目のずれを
補正するために送りの零調整機構で補正を行うと、その
他の模様を選択し直した時、再び零調整機構を調整し直
さなければならず手間がかかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明ではダーニング模様の縫い目のずれを補正する
のに前記、補正値設定手段により使用者が設定した補正
値に基づき、ダーニング模様の送りデータを補正するこ
とにより行う。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図のブロック図を参照して以
下に説明する。
まず第1図に示した各ブロックを説明する。
模様選択キー1はミシン使用者が縫製したい模様を選
択するためのキーである。
模様番号発生装置2は模様選択キー1で選択された模
様に対応する模様番号を発生させる装置である。
模様データ記録装置3は模様番号発生装置2で発生し
た模様番号に対応する模様データを取り出し出力する装
置である。
ダーニング・データ補正値UPキー4は、ダーニング補
正カウンタ7が有効な時に1回操作すると、ダーニング
補正カウンタ7の値を1増加させるキーである。
ダーニング・データ補正値DOWNキー5は、ダーニング
補正カウンタ7が有効な時に1回操作するとダーニング
補正カウンタ7の値を1減少させるキーである。
ダーニング模様判別装置6は模様番号発生装置2で発
生した模様番号がダーニング模様である時ダーニング補
正カウンタ7のEN端子へ高レベル信号を出力し、ダーニ
ング模様以外の時は低レベル信号を出力する装置であ
る。
ダーニング補正カウンタ7はEN端子に高レベル信号が
入力されている時有効となり、現在のカウンタ値を送り
データ演算装置9、及び補正値表示データ記録装置11へ
出力する装置である。また、このカウンタはEN端子が低
レベルから高レベルに変化した時にカウンタ値に初期値
がセットされる。
振幅データ演算装置8は模様データ記憶装置3より振
幅データを取り出して演算を行い、模様形成装置10へ演
算後の振幅データを出力する装置である。
送りデータ演算装置9は模様データ記憶装置3より送
りデータを取り出し、ダーニング補正カウンタ7より出
力されたカウンタ値に基づきデータの補正を行い演算し
て、模様形成装置10へ演算後の送りデータを出力する装
置である。
模様形成装置10は振幅データ演算装置8及び送りデー
タ演算装置9より出力されたデータにより模様を形成す
る装置である。
補正値表示データ記憶装置11はダーニング補正カウン
タ7より出力されたカウンタ値に対応する表示データを
取り出して、補正値表示装置12へ表示データを出力する
装置である。
補正値表示装置12は補正値表示データ記憶装置11より
出力された表示データを表示する装置である。
以上の構成よりなる本実施例において、次に各装置を
作動させた時の流れを第1図に添って説明する。
まず模様選択キー1を操作すると模様番号発生装置2
に模様番号が発生し、発生した模様番号に対応した振幅
データ及び送りデータが模様データ記憶装置3より取り
出され振幅データ演算装置8及び送りデータ演算装置9
へそれぞれ出力される。
振幅データ演算装置8及び送りデータ演算装置9によ
りそれぞれデータが演算され、模様形成装置10にて模様
が形成される。
ここで、前記選択された模様がダーニング模様である
場合にはダーニング模様判別装置6により、高レベル信
号が出力され、ダーニング補正カウンタ7が有効となり
ダーニング・データ補正値UPキー4及びダーニング・デ
ータ補正値DOWNキー5により、前記ダーニング補正カウ
ンタ7のカウンタ値を任意にセット出来る。
セットされた前記ダーニング補正カウンタ7のカウン
タ値は、送りデータ演算装置9及び補正値表示データ記
憶装置11へ入力される。
送りデータ演算装置9は前記入力されたカウンタ値に
対応して、模様データ記憶装置3より入力された送りデ
ータを補正して演算を行い、模様形成装置10へ演算後の
送りデータを出力する。
模様形成装置10は振幅データ演算装置8よりのデータ
と前記送りデータ演算装置9により補正され演算された
データとにより模様を形成する。
また同時に前記補正値表示データ記憶装置11は入力さ
れた前記ダーニング補正カウンタ7のカウンタ値に対応
した補正値表示データを取り出し、補正値表示装置12に
て補正値を表示する。
以上第1図に示したブロック図を参照に一実施例を説
明したが、これに加えて前記ダーニング補正カウンタ7
の値を、ミシンの電源を切った後も保持しておくには、
電源バック・アップされたRAMなどを用いることにより
容易に実現出来る。
次に送りデータ補正例及び縫製例について説明する。
送りデータは第1表のごとく「0」で後進方向へ2.5m
m送り「45」で前進方向へ5.0mm送る。
送りデータの補正は第2表の様なダーニング模様の送
りデータにおいて、4針毎(表中xの部位)の使用者が
設定した補正設定値に対応した(第3表の値)を入れる
ことにより行う。
補正設定値にd1を設定すると、第2図の様にダーニン
グ模様の縫い上がりは右上がり方向に補正され、d5を設
定すると右上がり方向に補正され、第3図補正値表示装
置12のごとく補正設定値が表示される。
この様にしてダーニング模様を選択して縫製を行った
時に右上がりに縫えてしまう場合には、d2或はd1に設定
し、また逆に右下がりに縫えてしまう場合にはd4或はd5
に設定することにより補正される。
(効果) 本発明によるダーニング模様の縫い目ずれ補正方法で
はダーニング模様の送りデータのみを補正するので、従
来の零調整機構による補正とは異なり、ダーニング模様
以外の模様には全く無関係に補正することが出来る。
このため、ダーニング模様補正後、ダーニング以外の
模様を選択し直しても零調整機構の補正を行う必要がな
いので作業性が改善される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るものであり、第1図は電機
的構成を示すブロック図、第2図は補正設定値に対する
縫製例、第3図は表示例、第4図は本発明のミシンの外
観図である。 図中、4はダーニングデータ補正値UPキー、5はダーニ
ングデータ補正値DOWNキー、7はダーニング補正カウン
タ、8はダーニング模様判別装置、11は補正値表示デー
タ記憶装置、12は補正値表示装置である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダーニング模様を含む複数の相異なる模様
    の模様データを記憶する模様データ記憶装置であって、
    前記模様データは針振幅制御データと布送り制御データ
    を含む模様データ記憶装置3と、選択的操作により前記
    模様データ記憶装置から所望の模様データを読み出す模
    様選択手段1と、読み出された模様データの制御の下で
    動作して縫い目を形成する模様形成装置10を備えたミシ
    ンにおいて、 (a)前記模様選択手段の操作により前記ダーニング模
    様が選択されると、これを判別してダーニング模様判別
    信号を発生するダーニング模様判別手段6と、 (b)該ダーニング模様判別手段からのダーニング模様
    判別信号を受けて有効となるダーニングデータ補正手段
    4、5、7であって、ダーニング補正カウンタ7が操作
    される毎に前記ダーニング補正カウンタのカウント値を
    1ずつ進めて前記ダーニング補正カウンタのカウント値
    を設定するダーニングデータ補正値UPキー4と、操作さ
    れる毎に前記ダーニング補正カウンタのカウント値を1
    ずつ減じて前記ダーニング補正カウンタのカウント値を
    設定するダーニングデータ補正値DOWNキー5とを含むダ
    ーニングデータ補正手段と、 (c)前記ダーニング補正カウンタの設定値と前記模様
    データ記憶装置からのダーニング模様の布送りデータと
    を受けて演算を実行し、その演算結果を前記模様形成装
    置に出力する送りデータ演算手段と、 から成ることを特徴とするダーニング模様補正装置。
  2. 【請求項2】前記ダーニング補正カウンタの設定補正値
    は補正値表示手段において表示されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のダーニング模様補正装
    置。
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JPS57110291A (en) * 1980-12-29 1982-07-09 Tokyo Juki Industrial Co Ltd Controller for sewing machine
JPS59207185A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 蛇の目ミシン工業株式会社 コンピユ−タミシン

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