JPH06126048A - 電子サイクルミシンにおける縫製パターンの修正装置 - Google Patents

電子サイクルミシンにおける縫製パターンの修正装置

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JPH06126048A
JPH06126048A JP27696492A JP27696492A JPH06126048A JP H06126048 A JPH06126048 A JP H06126048A JP 27696492 A JP27696492 A JP 27696492A JP 27696492 A JP27696492 A JP 27696492A JP H06126048 A JPH06126048 A JP H06126048A
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sewing pattern
sewing
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pattern
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Takashi Nitsutou
隆 日塔
Tsugutoshi Kubota
次勇 窪田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 布押さえと縫製パターンの回転方向のずれを
修正し、新たな縫製パターンを生成する。 【構成】 座標値の集合からなる原縫製パターンを、現
実の布押さえ状態に基づいて使用できるように修正し、
この修正した縫製パターンにより縫製する電子サイクル
ミシンにおいて、基準点の座標値と、原縫製パターン上
の任意の点の座標値と、該任意の点の回転移動後に位置
する点の座標値とを入力する手段と、前記入力される3
つの座標値より回転移動角度を演算し該回転移動角度の
演算値に基づいて原縫製パターンを加工することにより
修正後の縫製パターンを得る縫製パターン修正演算手段
と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製パターンのデータ
に基づいて、被縫布を保持する布押さえをX軸及びY軸
方向に移動させ、それにより被縫布上に縫製パターンに
対応する模様を形成する電子サイクルミシンにおける縫
製パターンの修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子サイクルミシンでは、図4に示すよ
うに、布押さえ1を固定したX‐Y支持台2を、X軸、
Y軸方向に移動させることにより、布押さえ上に設定し
たX‐Y座標に対する針3の位置を相対移動させ、それ
により、登録した縫製パターンに基づく任意形状の模様
縫いを行うようになっている。この場合、図5に示すよ
うに布押さえ1には、縫製パターンに沿った溝4を形成
したブランク材5を取り付けることが一般に行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来布押さ
えと縫製パターンの設定を別々に行った場合、図6に示
すように、布押さえ2と縫製パターンPがずれているこ
とがあり、このずれにより縫製できないことがあった。
【0004】そのような場合、布押さえ2の取り付け位
置の修正又は縫製パターンの修正を行う必要があるが、
布押さえの取り付け位置の修正は手間がかかる上、調整
代に限界があり、大きいずれには対応できなかった。
又、縫製パターンの修正は、縫い始めまでの空送りの修
正、追加により縫い始め点の移動は可能であるため、前
後、左右のずれに対しては有効であったが、回転方向の
ずれには対応できなかった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、特に回転方向のずれに対応できるようにした
電子サイクルミシンの縫製パターン修正装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1にその要
旨を示すように、電子サイクルミシンにおける縫製パタ
ーンの修正装置において、基準点の座標値と、原縫製パ
ターン上の任意の点の座標値と、該任意の点の回転移動
後に位置する点の座標値とを入力する手段と、前記入力
される3つの座標値より縫製パターンの回転移動角度を
演算し該回転移動角度の演算値に基づいて原縫製パター
ンを加工することにより修正後の縫製パターンを得る縫
製パターン修正演算手段と、を備え、座標値の集合から
なる原縫製パターンを前記基準点を中心にして回転移動
した場合の回転移動後の修正した縫製パターンを得るこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の電子サイクルミシンにおいては、前記
3つの座標値により回転移動角度を演算し、その演算結
果に基づいて原縫製パターンを座標変換し、布押さえに
対応した縫製パターンを演算する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0009】図2は実施例の電子サイクルミシンのテー
ブル(布押さえを含む支持台)駆動制御系の概略ブロッ
ク図である。なお、テーブルに固定された布押さえに
は、図5と同様にブランク材が嵌め込まれ、ブランク材
には縫製パターンに合わせた溝があいている。
【0010】この実施例の電子サイクルミシンは、テー
ブルの駆動を含む縫製全般を制御する演算部(縫製制御
手段)20を備えており、この演算部20には、入出力
インターフェース22を介して各種操作キー11〜14
(入力手段)の信号が入力されている。
【0011】キーの種類としては、ここでは送り前進・
後退キー11、入力修正機能選択キー12、終了キー1
3、X‐Y寸動キー14が設けられている。
【0012】送り前進・後退キー11を押すと、演算部
20は現在登録されている縫製パターンに従ってテーブ
ルを移動する。入力修正機能選択キー12は、ここでは
特に移動回転による縫製パターンの修正モードを選択す
るためのものである。終了キー13を押すと、演算部2
0は針位置の座標を入力し、一時記憶することができ
る。X‐Y寸動キー14を押すと、演算部20は、押し
ている間だけその指示する方向にテーブルを移動させる
(針を相対移動させる)。
【0013】前記演算部20はメモリ21と接続されて
おり、メモリ内21内のプログラムやデータを読み込
み、必要に応じてメモリに書き込みを行う。演算部20
は、プログラムに従って演算を行い、必要に応じて入出
力インターフェース22を介してX軸モータドライバ3
1、Y軸モータドライバ32に駆動信号を送り、X軸パ
ルスモータ41、Y軸パルスモータ42を駆動して、テ
ーブルをX軸方向及びY軸方向に移動させる。又、演算
部20は、外部記憶装置(図示略)のデータ(縫製パタ
ーン)を読み出してメモリ21に書き込む機能、及び、
メモリ21のデータを読み出して外部記憶装置に書き込
む機能も有している。
【0014】ここでは、外部記憶装置に、図3に示すよ
うな縫製パターンH1が登録されているものとする。
【0015】縫製パターンは、順番に読み出される多数
のデータグループからなる。この縫製パターンH1は、
F1…空送りデータ、P1…ピッチデータ、S11…直
線縫いデータ、S12…直線縫いデータ、S13…直線
縫いデータ、T1…糸切りデータ、E1…データエンド
からなる。ここで、F1…空送りデータ、S11…直線
縫いデータ、S12…直線縫いデータ、S13…直線縫
いデータは、座標データの集合体として構成されてい
る。
【0016】次に、元になる原縫製パターンH1を平行
移動及び回転移動した場合の縫製パターンH2を求める
場合の手順を、その操作の仕方と共に述べる。なお、こ
の操作をここでは縫製パターンの修正という。
【0017】縫製パターンの修正に当たって、まず外部
記憶装置から縫製パターンH1を読み出してメモリ21
に格納する。
【0018】次に、送り前進/後退キー11を押して縫
製パターンH1の空送りデータF1に従って針を移動
(相対移動)させ、針位置を点A1(縫い始め点−基準
点)まで進める。
【0019】そして、この段階で入力・修正機能選択キ
ー12により「移動回転機能」を選択する。それによ
り、修正モードに入る。又、演算部20は点A1の座標
値をメモリ21に記憶する。
【0020】次いで、その機能状態で、針位置を、縫い
始め点を移動させたい点A2までX‐Y寸動キー14を
押して動かす。針位置を点A2まで動かしたら、その段
階で終了キー13を押す。それにより、演算部20は、
点A2の座標値をメモリ等に記憶し、同時に、終了キー
13の操作に応答して、原縫製パターンH1をA1→A
2の移動分だけ平行移動した修正縫製パターンH1’を
演算する。そして、新たに得た修正縫製パターンH1’
により、メモリに今まで記憶していた縫製パターンを更
新する。
【0021】次いで、送り・前進/後退キー11を押し
て現在登録されている縫製パターンH1’に従って針位
置を点K1まで進める。点K1は、原縫製パターンH1
上の点A1から点B1までの線分をA1→A2の移動分
だけ平行移動した線上の任意の点である。ここで、終了
キー13を押す。それにより演算部20は点K1の座標
値をメモリする。
【0022】その後、点K1にある針を、回転補正した
い点K2までX‐Y寸動キー14を押して動かし、動か
したら終了キー13を押す。それにより演算部20は点
K2の座標値をメモリに記憶する。。
【0023】この段階で演算部20は、今までに一時記
憶されている3つの座標値、即ち点(基準点)A2の座
標値と、点K1の座標値と、点K2の座標値と、に基づ
いて回転角度θを演算し、次にこの回転角度θに基づい
て、この時点で記憶されている縫製パターンH1’を角
度θだけ回転した場合の縫製パターンH2を演算する。
これは、通常の回転移動の座標変換に基づいて行う。
【0024】そして、最後に演算部20は、この新しく
求めた縫製パターンH2を、メモリに格納する縫製パタ
ーンとして更新又は修正する。従って、以降は通常の操
作により布押さえに合致した縫製パターンH2に基づい
て縫製を行うことができる。
【0025】このように、上記実施例によれば、入力済
の原縫製パターンH1に基づいて布押さえブランク材の
ずれを前後、左右、回転方向のいずれにおいても容易に
修正することができる。
【0026】この場合、ブランク材を縫製するミシンの
布押さえに付けて、現物と合わせながら針位置を動かし
て修正縫製パターンを得ているため、再入力の必要がな
く修正が容易である。
【0027】なお、上記実施例では、前後、左右方向の
移動と回転とを総合的に行っていたが、移動機能(A2
までの移動)と回転機能(点K1、A2、K2で作られ
る角度θの回転)の2つの機能に分けて選択させるよう
にできるのは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子サイ
クルミシンによれば、布押さえと縫製パターンの回転ず
れがある場合にも、縫製パターンを布押さえに合わせて
面倒無く修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の要部構成を示すブロック図
【図3】同実施例の作業動作の説明図
【図4】一般に電子サイクルミシンの外観を示す斜視図
【図5】同電子サイクルミシンの要部拡大図
【図6】同電子サイクルミシンの問題点の説明図
【符号の説明】
1…布押さえ 2…支持台 3…針 4…溝 11〜14…キー(入力手段) 20…演算部(縫製制御手段) 41…X軸モータ 42…Y軸モータ H1,H2,P…縫製パターン A2…基準点 K1…任意の点 K2…任意の点を移動させたい点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子サイクルミシンにおける縫製パターン
    の修正装置において、 基準点の座標値と、原縫製パターン上の任意の点の座標
    値と、該任意の点の回転移動後に位置する点の座標値と
    を入力する手段と、 前記入力される3つの座標値より縫製パターンの回転移
    動角度を演算し該回転移動角度の演算値に基づいて原縫
    製パターンを加工することにより修正後の縫製パターン
    を得る縫製パターン修正演算手段と、を備え、座標値の
    集合からなる原縫製パターンを前記基準点を中心にして
    回転移動した場合の回転移動後の修正した縫製パターン
    を得ることを特徴とする電子サイクルミシンにおける縫
    製パターンの修正装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5537945A (en) * 1994-02-03 1996-07-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing data modifying apparatus
JP2007222542A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Juki Corp 縫製データ作成方法および縫製データ作成装置
JP2014091008A (ja) * 2012-11-07 2014-05-19 Juki Corp 縫製装置

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JP2007222542A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Juki Corp 縫製データ作成方法および縫製データ作成装置
JP2014091008A (ja) * 2012-11-07 2014-05-19 Juki Corp 縫製装置

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