JPS6336750A - 密封容器入り粥の製造法 - Google Patents

密封容器入り粥の製造法

Info

Publication number
JPS6336750A
JPS6336750A JP61179317A JP17931786A JPS6336750A JP S6336750 A JPS6336750 A JP S6336750A JP 61179317 A JP61179317 A JP 61179317A JP 17931786 A JP17931786 A JP 17931786A JP S6336750 A JPS6336750 A JP S6336750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
rice
gruel
porridge
sealed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61179317A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sahashi
佐橋 彰
Taneyuki Imai
今井 種之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Nyugyo Kk
Original Assignee
Daito Nyugyo Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Nyugyo Kk filed Critical Daito Nyugyo Kk
Priority to JP61179317A priority Critical patent/JPS6336750A/ja
Publication of JPS6336750A publication Critical patent/JPS6336750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粥の原料を耐熱性容器内に真空状態で密封し
、該容器を回転して収容物を攪拌し乍ら加熱して容器内
で炊粥調理と殺菌処理を同時に行う密封容器入り粥の製
造法に関するものである。
(従来の技術) 最近プラスチック製フィルム或はアルミ箔とプラスチッ
ク製フィルムを合着させた複合フィルム等で作られた袋
容器に詰めた粥が商品化されているが、これ等の製造方
法は次の工程に上り行れている。
■第一工程 米と調味料及び水を鍋に入れて加熱し、粥を炊き上げる
■第二工程 第一工程により出来上った粥を前記の袋容器に充填して
密封する。
■第三工程 密封したものを加圧、加熱、殺菌機内で加熱処理により
殺菌し、保存性を与え商品とする。
(発明の解決しようとする問題点) しかし、前記の製造方法は、作業に要する労力と時間が
余りにもか)り極めて非能率であり、かつ第一工程と第
三工程において二度にわたりて加熱が行われるため風味
の劣化を招きやすく品質のバラツキも生じやすい等の問
題点があった。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明は前記
の問題点を解決するもので、その製造方法は次の通りで
ある。
■第一工程 最終包装容器となる耐熱性容器(100℃以上の加熱に
耐える密封可能な成形容器)に一定量の米(玄米、胚芽
米、精白米又はこれ等を粗砕加工したもの)と調味料に
適量の水を加えた調味液を一緒に収容して真空状態に密
封する。
■第二工程 前記の密封容器を回転式の加圧、加熱殺菌機内の回転部
位に固定する。
■第三工程 回転部位を回転(毎分7回乃至27回の範囲で回転)し
、容器内の米と調味液を攪拌して米粒が個々に分散した
状態とし、この状態を維持し乍ら70℃乃至140℃の
範囲の熱水と加圧蒸気の併用、又は加圧蒸気のみのいず
れかの方法で加熱する。加熱時間はF値が30を越える
範囲で行う。[(注)F値とは一定温度において一定濃
度の殺菌を殺すのに要する加熱時間と定義される1加熱
を設定時間継続することにより、分散状態の個々の米粒
は表面より徐々に糊化が起り、次いでα化がおこって炊
粥調理が完了し、又粥が出来上るまでの加熱条件が同時
に殺菌効果をも兼ね備えているので、改めて殺菌処理を
行う必要がない。
この方法によれば、密封容器中で一度だけの加熱によっ
て炊粥調理が完了出来るので風味の劣化を招くこともな
く原料米に由来する独特の風味の保持も可能である。
尚耐熱性容器としては密封可能でかつ開蓋が容易な金属
容器又はガラス容器が適当である。
又前述のプラスチック製フィルム、あるいはアルミ箔と
プラスチックフィルムからなる複合フィルム等で出来て
いる袋容器を用いても同様に製造することは可能である
(実施例) (A)第1実施例 ■第一工程 密封可能な耐熱性金属容器(内容積約250 ミリリッ
トル)に精白米20gを入れ、次いで食塩、ビタミン類
似を加えた調味液230gを充填し、真空巻締機を用い
て容器内を真空状態に保持しつ)密封する。
■第二工程 この密封金属容器を回転式の加圧加熱殺菌機内の回転部
位に固定し、毎分25回転の速さで回転しながら、80
°Cの熱水を機内に注入し、続いて加圧蒸気を注入しっ
)機内を昇温させ、機内の温度が125°Cに達してが
ら18分間この温度を維持し、以後冷却して炊粥調理及
び殺菌処理を完了し、金属容器(缶)入りの粥を製造す
るものである。
(B)第2実施例 ■第一工程 密封可能な耐熱性ガラス容器(内容積250 ミリリッ
トルの広口壜で金属性の蓋により密封出来る容器)に玄
米20gを入れ、次に調味液を80℃乃至90℃に加熱
した上で230gを充填し、金属性の蓋により、容器内
を真空状態で密封する。
■第二工程 この密封ガラス容器を回転式の加圧加熱殺菌機内の回転
部位に固定し、毎分25回転の速さで回転しながら、加
圧蒸気を注入しっ)機内の温度が130℃に達してがら
18分間この温度を保持し、以後徐々に冷却し、炊粥調
理及び殺菌処理を完了し、ガラス容器入り粥を製造する
ものである。
(C)第3実施例 ■第一工程 密封可能な耐熱性プラスチックフィルムで出来た袋容器
(有効内容積約1000 ミIJ ’Jットル)に胚芽
米80gを入れ次いで食塩、ビタミン類を加えた調理液
920gを充填し、袋内の空気を極力除去したまま開口
部を熱圧着に上り密封する。
■第二工程 この密封袋容器を回転式の加圧加熱殺菌機内の回転部位
に固定し′毎分16回転の速さで回転しなから80°C
の熱水を注入し続いて加圧蒸気を注入しつつ機内を昇温
させ機内の温度が125℃に達してから18分間この温
度を維持し以後、冷却して炊粥調理及び殺菌処理を完了
し袋容器入りの粥を製造するものである。
(効 果) 本発明は叙述の如く、米の種類、調味液の配合及び粥の
濃度(−分粥、三分粥、五分粥、七分粥、全粥等)を製
造する粥の種類に応じて調合した原料を耐熱蓉器内に収
容して真空状態で密封し、該容器を回転しながら設定温
度で加熱して、容器内で炊粥調理及び殺菌処理を同時に
行うもので、従来の如く炊粥調理、容器えの粥の充填及
び殺菌処理を別々の工程で行うための多大の労力と時間
を大巾に節減出来る。
又本発明の容器内に充填する粥の原料は、粥の種類によ
って一定に調合され、かつ容器内に真空状態で密封され
、回転させながら加熱するので、容器内の原料は攪拌さ
れて米粒が個々に分散された状態となり、加熱を一定時
間継続することにより分散した個々の米粒が表面より除
々に糊化学し次いでα化が生じて炊粥され米粒同志の結
着による塊の発生や容器壁への固着もなく、常に一定の
品質よりなる良好な粥を製造出来る等の優れた実用的効
果を有するものである。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 耐熱性容器内に米(玄米、胚芽米、精白米又はこれ等を
    粗砕加工したもの等)と調味液を収容して、収容内を真
    空状態に密封し、これを回転式の加圧、加熱、殺菌機内
    に固定して回転運動により容器内の米と、調味液を攪拌
    状態にすると共に、70℃〜140℃の熱水と加圧蒸気
    の併用又は加圧蒸気のみにより加熱し、容器内で炊粥調
    理と殺菌処理を同時に行うことを特徴とする密封容器入
    り粥の製造法。
JP61179317A 1986-07-29 1986-07-29 密封容器入り粥の製造法 Pending JPS6336750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61179317A JPS6336750A (ja) 1986-07-29 1986-07-29 密封容器入り粥の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61179317A JPS6336750A (ja) 1986-07-29 1986-07-29 密封容器入り粥の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6336750A true JPS6336750A (ja) 1988-02-17

Family

ID=16063719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61179317A Pending JPS6336750A (ja) 1986-07-29 1986-07-29 密封容器入り粥の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6336750A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01141562A (ja) * 1987-11-26 1989-06-02 Katsusei Katsusei Kanagi 米飯類缶詰の製造方法
JPH0231652A (ja) * 1988-07-19 1990-02-01 Rokko Bataa Kk お粥・雑炊の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261248A (en) * 1975-11-10 1977-05-20 Taiyo Fishery Co Ltd Production of canned boiled rice
JPS533545A (en) * 1976-06-25 1978-01-13 Kaito Kagaku Kougiyou Kk Retorting method of packaged boiled rice
JPS59210856A (ja) * 1983-05-16 1984-11-29 House Food Ind Co Ltd 包装容器入り粥および雑炊の製造法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5261248A (en) * 1975-11-10 1977-05-20 Taiyo Fishery Co Ltd Production of canned boiled rice
JPS533545A (en) * 1976-06-25 1978-01-13 Kaito Kagaku Kougiyou Kk Retorting method of packaged boiled rice
JPS59210856A (ja) * 1983-05-16 1984-11-29 House Food Ind Co Ltd 包装容器入り粥および雑炊の製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01141562A (ja) * 1987-11-26 1989-06-02 Katsusei Katsusei Kanagi 米飯類缶詰の製造方法
JPH0231652A (ja) * 1988-07-19 1990-02-01 Rokko Bataa Kk お粥・雑炊の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6336750A (ja) 密封容器入り粥の製造法
JP2719791B2 (ja) お粥・雑炊の製造方法
JP3436907B2 (ja) 長期間保存可能で物性が安定なコンニャクゾルの製造方法
JPS625574B2 (ja)
JPH08187054A (ja) 四面体型個包装米飯の製造方法
JPS6058058A (ja) あわび等貝類の味付け加工包装品の製造法
KR910006924B1 (ko) 전자레인지용 트레이포장 약밥의 제조방법
JPS62215352A (ja) 即席米粥およびその製造方法
JPS625575B2 (ja)
JPS6010701B2 (ja) 密封されたでんぷん質食品の加熱方法
JPH11149A (ja) 密封包装食品の製造法
JP2004305168A (ja) パウチや成型容器その他の密封容器入りパスタの製造方法
JPS63143424A (ja) 電子レンジ加熱炊飯方法
JP2024067517A (ja) 米加工食品の製造方法
JP2888066B2 (ja) 容器入り米飯の製造方法
JPS61108348A (ja) 包装煮豆の製法
JPH0272835A (ja) 密閉容器入り粥・雑炊の製造方法
JPH0624478B2 (ja) 煮豆類の製造方法
JPH0984535A (ja) 飯粒安定化レトルト米飯食品
JPS61239848A (ja) 即席米飯の製造法
RU2449570C1 (ru) Способ выработки икры из патиссонов
JPH0398542A (ja) 無菌充填米飯の製造方法
JPH0815422B2 (ja) 粥缶詰の製造方法
JPH02174660A (ja) 保存性電子レンジ食品の製造方法
JPH03198760A (ja) おから料理の保存食製造法