JPS6336239Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6336239Y2
JPS6336239Y2 JP1982064401U JP6440182U JPS6336239Y2 JP S6336239 Y2 JPS6336239 Y2 JP S6336239Y2 JP 1982064401 U JP1982064401 U JP 1982064401U JP 6440182 U JP6440182 U JP 6440182U JP S6336239 Y2 JPS6336239 Y2 JP S6336239Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
temperature
water
hot water
detection section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982064401U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58167399U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6440182U priority Critical patent/JPS58167399U/ja
Publication of JPS58167399U publication Critical patent/JPS58167399U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6336239Y2 publication Critical patent/JPS6336239Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、廃熱によつて所定温度の温水が得
られなくなつた場合にのみ連動してベーパーライ
ザーのヒーターを作動せしめるようにした廃熱利
用型液化ガス蒸発装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
一般に、液化ガスを大量に気化する手段とし
て、その熱源に温水等を利用した種々のベーパー
ライザーが使用されているが(特開昭51−148134
号公報参照)、上記温水は別途電力ヒーター等で
常時加熱しなければならず、経済的に不利なもの
であつた。
他方、ガスタービン等の廃熱を利用した液化ガ
スの熱交換技術は既に公知であるが、該技術は具
体的には主タンク内に収容されている−40℃以下
の液化ガスを+10℃前後に昇温して、これを適宜
出荷タンクに収容することを目的としたものであ
る(特開昭50−144701号参照)。
従つて仮に、上記技術をこの種ベーパーライザ
ーに採用したとしても、供給温度にバラツキが多
く見られる上記廃熱では、精度の高い蒸発ガスを
安定的に供給することが不可能なものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本案装置は、廃熱によつて加熱される温
水貯槽と、温水室の湯温を感知して通電・停止自
在なヒーターを内蔵してなるベーパーライザーの
温水室間に、ポンプを介して連通する送水パイプ
と、温度検知部を経由する還水パイプを併列的に
設け、上記送水パイプ及び温度検知部間をバイパ
ス管によつて連結すると共に、送水パイプのバイ
パス管下流側に上記検知部の温度変化に対応して
開閉する温度調節弁を、また上記バイパス管に
は、該管内圧力によつて開閉するレリーフ弁をそ
れぞれ配設したことにより、液化ガスを経済的か
つ安定的に気化供給し得るものである。
〔作用〕
本案装置は、常態では廃熱によつて加熱された
温水が温水室内に供給される一方、上記温水が所
定温度よりも低下した場合には、直ちにバイパス
管によつて温水室への流入が停止されると同時
に、ベーパーライザーのヒーターが作動して温水
室を所定温度に保持し得るようにしたものであ
る。
〔実施例〕
以下、その構成を図面に示す実施例に従つて更
に具体的に述べると、1は廃熱回収器側から供給
される温水の貯槽、2は温水室の湯温を感知して
通電あるいは停止するヒーターHを内装してなる
液化ガスのベーパーライザー、3,4は上記貯槽
1とベーパーライザー2の温水室2′間をそれぞ
れ連通する送水パイプ及び還水パイプであつて、
上記送水パイプ3系にはポンプ5及び温度調節弁
6を配設してなり、又上記還水パイプ4系には温
度検知部7を設けると共に、該温度検知部7と、
上記ポンプ5と温度調節弁6間の送水パイプをバ
イパス管8によつて連通したものである。
尚、図中9はバイパス管8系に設けられ、該管
内の圧力によつて開閉するレリーフ弁、10は調
整器、又11は温度液量調節弁を示す。
叙上の構成に係る本案装置の具体的作動要領
を、たとえばベーパーライザー2の温水室2′の
湯温が65℃に下降するとヒーターHに通電するよ
うに、そのサーモスタツトを設定した例について
述べると、この場合、貯槽1内の供給水は70℃以
下の湯温が70℃を下廻ると送水パイプ3の温度調
節弁6が検知部を介して直ちに閉止するように設
計すると同時に、上記バイパス管8上のレリーフ
弁9を上記温度調節弁6の開弁時における送水圧
よりも0.2〜0.4Kg/cm2高い圧力で開弁するように
設定しておくものである。
従つて、貯槽1からポンプ5を介して上記温度
調節弁6を通過する温水温度が70℃以上であれ
ば、該温水は送水パイプ中を通つてベーパーライ
ザー2の温水室2′に供給され、その還水が温度
検知部7を経て還水パイプ4を通じて貯槽1に還
流し、液化ガスの正常な蒸発量が得られるもので
ある。
而して、貯槽1からの送水温度が70℃以下に下
降した時は、上記温度調節弁6が閉止することに
よつて、ポンプ5からの送水圧が一時的に高ま
り、該送水はバイパス管上のレリーフ弁9を押開
き、温度検知部7を介して還水パイプ4に短絡さ
れ、この間はベーパーライザーの温水室2′に対
する70℃以下の送水が遮断されるのである。
しかし、上記貯槽1からの温水の供給が遮断さ
れても、ベーパーライザー2からの液化ガスの蒸
発は続けられるが、それにより上記温水室内の湯
温が65℃以下になると自動的にヒーターHに通電
され、該室内の湯温を液化ガスの気化に必要な温
度に保持する。
次に、貯槽内が次第に昇温し、バイパス管8の
湯温が70℃を越えると温度検知部7の作用で再び
送水パイプの温度調節弁6が開くため、上記送水
パイプ3から流入する温水室2′の湯温が一定温
度に上昇し、この時点で上記ヒーターHへの通電
が自動的に停止すると共に、上記バイパス管8内
の圧力が低下することに伴つてレリーフ弁9が閉
止し、当初の循環系統に復帰するものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように本案装置によれば、温度変化
が多いとされている一般の廃熱を充分利用して液
化ガスの完全蒸発が得られ、しかも安全かつ経済
的である等、省エネルギー政策上きわめて有益な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案液化ガス蒸発装置のフローシート
である。 尚、図中1……貯槽、2……ベーパーライザ
ー、3……送水パイプ、4……還水パイプ、5…
…ポンプ、6……温度調節弁、7……温度検知
部、8……バイパス管、9……レリーフ弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 廃熱によつて加熱される温水貯槽1と、温水室
    2′の湯温を感知して通電・停止自在なヒーター
    を内蔵してなるベーパーライザー2の温水室2′
    間に、ポンプ5を介して連通する送水パイプ3
    と、温度検知部7を経由する還水パイプ4を併列
    的に設け、上記送水パイプ3及び温度検知部7間
    をバイパス管8によつて連結すると共に、送水パ
    イプのバイパス管下流側に上記検知部の温度変化
    に対応して開閉する温度調節弁6を、また上記バ
    イパス管8には、該管内圧力によつて開閉するレ
    リーフ弁9をそれぞれ配設したことを特徴とする
    廃熱利用型液化ガス蒸発装置。
JP6440182U 1982-04-30 1982-04-30 廃熱利用型液化ガス蒸発装置 Granted JPS58167399U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6440182U JPS58167399U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 廃熱利用型液化ガス蒸発装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6440182U JPS58167399U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 廃熱利用型液化ガス蒸発装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167399U JPS58167399U (ja) 1983-11-08
JPS6336239Y2 true JPS6336239Y2 (ja) 1988-09-26

Family

ID=30074430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6440182U Granted JPS58167399U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 廃熱利用型液化ガス蒸発装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58167399U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144701A (ja) * 1974-05-14 1975-11-20
JPS51148134A (en) * 1975-06-16 1976-12-20 Hitachi Ltd Temperature control device for hot water used for atomization of lique fied gas fuel

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144701A (ja) * 1974-05-14 1975-11-20
JPS51148134A (en) * 1975-06-16 1976-12-20 Hitachi Ltd Temperature control device for hot water used for atomization of lique fied gas fuel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58167399U (ja) 1983-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6336239Y2 (ja)
JPH01252898A (ja) 給湯装置
JPH0256560B2 (ja)
FR2422832A1 (fr) Procede et installation pour alimenter en gaz de petrole liquefie, notamment en butane, un moteur a explosion, tel qu'un moteur de vehicule automobile
US3319435A (en) Liquefied petroleum gas vaporization system
CA2431790A1 (en) Propane vaporizer for fuel powered devices
JPS6234120Y2 (ja)
JPH0535280Y2 (ja)
JPS6026290A (ja) 排熱回収装置
JPH0229405Y2 (ja)
JPH0351597Y2 (ja)
JP2000039098A (ja) バルク容器用気化装置
JPS5936084B2 (ja) 液化天然ガス冷熱発電装置の停止システム
JPS5986800A (ja) プロパンガス供給装置
GB1308602A (en) Liquid natural gas storage and vaporising system
JPS6314292Y2 (ja)
JPS5829359Y2 (ja) 液化天然ガスの気化器における濃縮防止装置
JPS5911279Y2 (ja) ブタンガス供給装置
JPS6141369B2 (ja)
JPS6123251Y2 (ja)
JPS6135896Y2 (ja)
JPS63312599A (ja) 液化天然ガスの温水加熱式蒸発装置
US20030209016A1 (en) Method and system for supplying vaporized gas on consumer demand
JPS6312000U (ja)
JPH0213853Y2 (ja)