JPS5911279Y2 - ブタンガス供給装置 - Google Patents
ブタンガス供給装置Info
- Publication number
- JPS5911279Y2 JPS5911279Y2 JP17240680U JP17240680U JPS5911279Y2 JP S5911279 Y2 JPS5911279 Y2 JP S5911279Y2 JP 17240680 U JP17240680 U JP 17240680U JP 17240680 U JP17240680 U JP 17240680U JP S5911279 Y2 JPS5911279 Y2 JP S5911279Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- supply device
- heat receiving
- butane
- butane gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブタンガスの供給装置に係り、特にブタンガス
の蒸発器における加熱流体の供給装置をガス消費設備の
元バルブと連動して作動せしめることによって、きわめ
て確実なガスの供給を可能とすると共にエネルギーと資
源の節約を図ったブタンガス供給装置に関する。
の蒸発器における加熱流体の供給装置をガス消費設備の
元バルブと連動して作動せしめることによって、きわめ
て確実なガスの供給を可能とすると共にエネルギーと資
源の節約を図ったブタンガス供給装置に関する。
わが国においては液化石油ガス(LPG)が燃料として
広く使用されている。
広く使用されている。
このLPGはプロパンとブタンとを主或分とする混合ガ
スであるが、通常家庭用燃料として用いられるものは、
プロパンの含有率が比較的高く、プロパンガスの通称で
呼ばれるものである。
スであるが、通常家庭用燃料として用いられるものは、
プロパンの含有率が比較的高く、プロパンガスの通称で
呼ばれるものである。
この通称プロパンガスは常温附近でその蒸気圧が比較的
高いため、家庭燃料のような少量消費に際しては特に蒸
発器を必要としない。
高いため、家庭燃料のような少量消費に際しては特に蒸
発器を必要としない。
これに対してブタンの含有率の極めて高いもの(以下「
通称ブタンガス」と呼ぶことにする。
通称ブタンガス」と呼ぶことにする。
)は、常温附近でその蒸気圧が低いため、蒸発器等を必
要とし設備費が嵩み、また取扱いも厄介で、家庭燃料等
としては不向きであるとされていた。
要とし設備費が嵩み、また取扱いも厄介で、家庭燃料等
としては不向きであるとされていた。
しかしながらこの通称ブタンガスは前記したように常温
附近における蒸気圧が通称プロパンガスに較べて遥かに
小さいため、安全性において優れており、ボンベ等の耐
圧強度も低く、また価格も廉い等数多くの利点も具えて
いる。
附近における蒸気圧が通称プロパンガスに較べて遥かに
小さいため、安全性において優れており、ボンベ等の耐
圧強度も低く、また価格も廉い等数多くの利点も具えて
いる。
通称ブタンガスを家庭用燃料等として使用する際の難点
の1つは、燃料の使用が断続的でかつ不規則であるため
、不使用の場合にも蒸発器を作動させておく必要があり
、加熱流体を不必要に使用しエネルギー資源の無駄使い
が避けられない点であった。
の1つは、燃料の使用が断続的でかつ不規則であるため
、不使用の場合にも蒸発器を作動させておく必要があり
、加熱流体を不必要に使用しエネルギー資源の無駄使い
が避けられない点であった。
本考案は以上述べた通称ブタンガスを家庭燃料等として
使用する際の難点を克服し、前記した通称ブタンガスの
有する数多くの利点を生かすブタンガス供給装置を提供
することを目的としている。
使用する際の難点を克服し、前記した通称ブタンガスの
有する数多くの利点を生かすブタンガス供給装置を提供
することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、一端がブタンガスボン
ベの液相部に接続され他端がガス消費設備に接続される
受熱部と、該受熱部の下流側の途中に介装され前記受熱
部を介して送給される加熱流体の気液を分離する気液分
離器と、逆止弁を含み一端が前記気液分離器の底部に接
続され他端が前記受熱部の上流側に接続される導管と、
他に用意された加熱流体を含まず前記ガス消費設備の元
バルブと連動して作動する加熱流体の供給装置とを備え
、前記元バルブには前記供給装置の発停を前記元バルブ
の開閉によりなすスイッチ機構を有していることを特徴
とする蒸発器を有するブタンガス供給装置によって達或
される。
ベの液相部に接続され他端がガス消費設備に接続される
受熱部と、該受熱部の下流側の途中に介装され前記受熱
部を介して送給される加熱流体の気液を分離する気液分
離器と、逆止弁を含み一端が前記気液分離器の底部に接
続され他端が前記受熱部の上流側に接続される導管と、
他に用意された加熱流体を含まず前記ガス消費設備の元
バルブと連動して作動する加熱流体の供給装置とを備え
、前記元バルブには前記供給装置の発停を前記元バルブ
の開閉によりなすスイッチ機構を有していることを特徴
とする蒸発器を有するブタンガス供給装置によって達或
される。
以下図面に基いて本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案に係るブタンガス供給装置の一例を示す
系統図である。
系統図である。
同図において、ブタンガス供給装置1は蒸発器2、気液
分離器11等から戒っており、蒸発器2は筒状の本体3
、パイプから或り本体3に収納された受熱部4、本体3
の一端に取付けられたファン5から戒っている。
分離器11等から戒っており、蒸発器2は筒状の本体3
、パイプから或り本体3に収納された受熱部4、本体3
の一端に取付けられたファン5から戒っている。
受熱部4のパイプのーの端部は配管6によってブタンボ
ンベ12と接続しており、またその他の端部は配管6に
よって気液分離器11,ヒートコイル13、調整器14
を経て消費設備の元バルブ15に接続している。
ンベ12と接続しており、またその他の端部は配管6に
よって気液分離器11,ヒートコイル13、調整器14
を経て消費設備の元バルブ15に接続している。
気液分離器11の底部は配管6によって、逆止弁16を
経て受熱部4と接続している。
経て受熱部4と接続している。
本図に例示したものは、家庭用等のブタンガス供給装置
であり、以上説明した各機器のうち、元バルブ15のみ
が屋内(図の矢印B)にあり、他の機器はすべて屋外(
図の矢印A)に設置されている。
であり、以上説明した各機器のうち、元バルブ15のみ
が屋内(図の矢印B)にあり、他の機器はすべて屋外(
図の矢印A)に設置されている。
ファン5の駆動装置は元バルブ15に設けられたスイッ
チ機構(図示していない。
チ機構(図示していない。
)により元バルブ15が開いたときに、このスイッチ機
構の接点が閉となって電力が供給されて運転され、閉じ
たときにはスイッチ機構の接点が開になるため電力の供
給が遮断されるゆえ停止するように制御されている。
構の接点が閉となって電力が供給されて運転され、閉じ
たときにはスイッチ機構の接点が開になるため電力の供
給が遮断されるゆえ停止するように制御されている。
本例にあっては室内でガスを消費するために元バルブ1
5を開とすれば、ファン5が駆動され、空気によって受
熱部4が加熱され、通称ブタンガスは確実に蒸発し、気
液分離器11によって液分を分離したガスは、調整器1
4、元バルブ15を経て消費設備で消費される。
5を開とすれば、ファン5が駆動され、空気によって受
熱部4が加熱され、通称ブタンガスは確実に蒸発し、気
液分離器11によって液分を分離したガスは、調整器1
4、元バルブ15を経て消費設備で消費される。
気液分離器11で分離された液分は逆止弁16を経て受
熱部4に戻されて再度加熱される。
熱部4に戻されて再度加熱される。
ガスの消費が終了して元バルブ15が閉じられたときに
は、同時にファン5が停止されるので動力が無駄に消費
されることはない。
は、同時にファン5が停止されるので動力が無駄に消費
されることはない。
特に冬期夜間等、屋外気温が著しく下がり屋外配管がブ
タンの液体で満たされることがある。
タンの液体で満たされることがある。
このとき元バルブ15を開き直ちに使用を開始すると開
始当初、液体が供給され燃焼に困難を生ずるのでヒート
コイル13に若干の電流を通電しておき屋外配管が完全
に液体で満たされることを防ぐ。
始当初、液体が供給され燃焼に困難を生ずるのでヒート
コイル13に若干の電流を通電しておき屋外配管が完全
に液体で満たされることを防ぐ。
場合によってはこのヒートコイル13に代えて配管6に
ジャケットを設けて、温水を通水することも考えられる
。
ジャケットを設けて、温水を通水することも考えられる
。
本考案は通称ブタンガスの蒸発を確実なものとして、通
称プロパンガスよりも安全で安価な通称ブタンガスを家
庭等においても容易に消費することを可能とし、家庭生
活の向上を図るとともに、省資源、省エネルギーに大き
な寄与をするものである。
称プロパンガスよりも安全で安価な通称ブタンガスを家
庭等においても容易に消費することを可能とし、家庭生
活の向上を図るとともに、省資源、省エネルギーに大き
な寄与をするものである。
第1図は本考案に係るブタンガスの供給装置の一例を示
す系統図である。 1・・・ブタンガス供給装置、2・・・蒸発器、3・・
・本体、4・・・受熱部、5・・・ファン、6・・・配
管、11・・・気液分離器、12・・・ブタンガスボン
ベ、13・・・ヒートコイル、14・・・調整器、15
・・・元バルブ、16・・・逆止弁。
す系統図である。 1・・・ブタンガス供給装置、2・・・蒸発器、3・・
・本体、4・・・受熱部、5・・・ファン、6・・・配
管、11・・・気液分離器、12・・・ブタンガスボン
ベ、13・・・ヒートコイル、14・・・調整器、15
・・・元バルブ、16・・・逆止弁。
Claims (2)
- (1)一端がブタンガスボンベの液相部に接続され他端
がガス消費設備に接続される受熱部と、該受熱部の下流
側の途中に介装され前記受熱部を介して送給される加熱
流体の気液を分離する気液分離器と、逆止弁を含み一端
が前記気液分離器の底部に接続され他端が前記受熱部の
上流側に接続される導管と、他に用意された加熱流体を
含まず前記ガス消費設備の元バルブと連動して作動する
加熱流体の供給装置とを備え、前記元バルブには前記供
給装置の発停を前記元バルブの開閉によりなすスイッチ
機構を有していることを特徴とする蒸発器を有するブタ
ンガス供給装置。 - (2)前記加熱流体が空気でありその供給装置がファン
である実用新案登録請求の範囲第1項記載のブタンガス
供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17240680U JPS5911279Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 | ブタンガス供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17240680U JPS5911279Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 | ブタンガス供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5794798U JPS5794798U (ja) | 1982-06-10 |
JPS5911279Y2 true JPS5911279Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=29530713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17240680U Expired JPS5911279Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 | ブタンガス供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911279Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-01 JP JP17240680U patent/JPS5911279Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5794798U (ja) | 1982-06-10 |
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