JPH0229405Y2 - - Google Patents

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JPH0229405Y2
JPH0229405Y2 JP17239685U JP17239685U JPH0229405Y2 JP H0229405 Y2 JPH0229405 Y2 JP H0229405Y2 JP 17239685 U JP17239685 U JP 17239685U JP 17239685 U JP17239685 U JP 17239685U JP H0229405 Y2 JPH0229405 Y2 JP H0229405Y2
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fuel
conduit
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pressure
phase outlet
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は燃焼装置への液化ガス燃料の供給装
置、より詳細にはストーブまたはレンジなどの燃
焼装置に液化石油ガス燃料を供給する装置に関す
る。
[考案の背景] 液化ガス燃料、すなわち液化石油ガス燃料
(LPG)はプロパンやブタンを主成分とするもの
で、プロパンの沸点は−42.07℃であり、ブタン
の沸点は−0.50℃である。一般に自動車用燃料と
してはブタンを主体とするものが使用され、家庭
用等のストーブあるいはレンジなどの燃焼装置に
使用するLPGはプロパンを主体とする。
ところが、液化ガスの供給源である産油国にお
ける種々の情勢から、家庭用のLPGに従来とは
組成の異なるもの、とくにブタンを主体とするも
のが用いられるおそれがある。
このような場合において、とくに、ブタンを主
体とするLPGは、冬期または寒冷地などにおい
ては、周囲温度が極度に降下してLPG燃料容器
(ボンベ)内の燃料の蒸気圧が低下し、その沸点
以下になると、燃料容器から燃焼装置への燃料の
自動的な供給が失われて、いろいろな不利益をま
ねき、事故を起す危険もある。
[考案の目的] 以上の問題点を考慮して、この考案の主目的
は、供給されるLPGの組成の変化にかかわりな
く、ボンベから燃焼装置に的確に燃料を供給する
ことのできる液化ガス燃料の供給装置を提供する
ことにある。
この考案の目的はまた、外気温度の変化に関係
なく、ボンベから燃焼装置、とくに家庭用レンジ
やストーブ等へのLPGの供給を調整することの
できる液化ガス燃料の供給装置を提供することに
ある。
この考案の目的は、さらに、構造が簡単で、適
正に作動することのできる家庭用燃焼装置への液
化ガス燃料供給装置を提供することにある。
[考案の構成] この考案の好ましい実施態様を添付図面につい
て説明する。先ず、第1図について述べると、液
化石油ガス(LPG)を収容する容器、すなわち
ボンベ10には気相取り出し口12と液相取り出
し口14とが、それぞれ設けてある。
気相取り出し口12は導管16によつてレギユ
レータ18に接続してあつて、気相のLPGはこ
こで調圧されて、主燃料供給導管20を介して、
たとえば家庭用ガス・レンジあるいはストーブ等
の燃焼装置22に接続してある。
他方、液相取り出し口14は電磁弁24を有す
る導管26を介して燃料ポンプ28に接続してあ
る。燃料ポンプ28の排出側は導管30を経てベ
ーパライザ32に接続してあり、その排出側は導
管34によつて主燃料供給導管20に接続してあ
る。液相取り出し口14に接続してある導管26
には、液相のLPGの圧力を感知するセンサある
いは圧力スイツチ36が設けてあつて、ボンベ1
0内のLPGの燃料の蒸気圧が所定圧力以下に低
下すると、このスイツチ36がONとなり、電磁
弁24を開弁し、燃料ポンプ28を作動するよう
にしてある。
ベーパライザ32は液相のLPGを加熱気化さ
せて、一定圧力に保持することのできる通常公知
の装置であつて、第2図に示すように、導管30
に連通する入口38と、導管34に連絡する出口
40とを具備するハウジング42をダイアフラム
44によつて、気化室46と圧力室48とに区画
している。気化室46側には電気加熱装置50が
設けてあつて、気化室46内に送り込まれた液相
のLPGを加熱して気化させる。
ダイアフラム44には、これと協動して気化室
46側にダイアフラム44を押圧するばね装置5
2が設けてある。また、ダイアフラム44には、
その作動によつてベーパライザ32の入口38を
開閉することのできる弁装置54が取り付けてあ
る。
ボンベ10内のLPG燃料が、たとえば周囲温
度の低下によつて、その蒸発圧力が所定値以下に
なると、圧力センサまたはスイツチ36がそれに
感応して、電磁弁24を開くとともに、燃料ポン
プ28を作動する。したがつて、ボンベ10から
の液相のLPG燃料は導管26を経て、ベーパラ
イザ32の入口38の弁装置54を押し上げて、
気化室48内に送り込まれる。この気化室46内
で液相のLPGは電気加熱装置50によつて加熱
されて気化し、ダイアフラム44とばね装置52
による押圧力に抗する所定圧力以上になると、弁
装置54が入口38を閉塞し、また、所定圧力以
下になると入口38を開放することによつて、気
化室46内の気化した燃料は所望の圧力に調整さ
れて、出口40から導管34を経て主燃料供給導
管20を介して燃焼装置22に供給される。
[考案の作用と効果] 以上に述べた構成によつて、この考案の液化ガ
ス燃料の供給装置は、外気の温度がボンベ10内
のLPG燃料の沸点、たとえば、−0.5℃以上の場合
には、圧力センサ36がこれを感知して電磁弁2
4を閉塞したままにし、また燃料ポンプ28を作
動することがない。したがつて、ボンベ10内の
気相のLPGは導管16、レギユレータ18およ
び主燃料供給導管20を経て燃焼装置22の消費
のために供給される。
ところが、寒冷地その他で外気温度が極度に低
く、ボンベ10内のLPG燃料の蒸気圧が0Kg/
cm2以下になると、気相のLPGはボンベ10から
送り出されない。しかし、圧力センサ36がこれ
を感知して、電磁弁24を開放し、燃料ポンプ2
8を作動する。したがつてボンベ10内の液相の
燃料が電磁弁24、導管26、燃料ポンプ28を
通つて、前述したように導管30を経由してベー
パライザ32に送られ、この気化室46内で加熱
されて気化し、調圧された上、導管34を通つて
主燃料供給導管20から燃焼装置22の使用のた
めに供給される。
この考案によれば、これまでに詳細に述べたと
ころから理解できるように、液化石油ガス燃料の
組成の如何にかかわらず、外気温度によつて、た
とえ燃料を気相で燃焼装置22に送ることができ
ない場合でも、これを液相にしてベーパライザ3
2を介して、所定圧力の気化した燃料として燃焼
装置22に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の燃焼装置への液化ガス燃料
の供給装置を説明する略線図で、第2図はベーパ
ライザの構造を説明する略断面図である。図面に
おける主な参照数字を挙げると、次のとおりであ
る。 10……ボンベ(LPG容器)、12……気相取
り出し口、14……液相取り出し口、18……レ
ギユレータ、20……主燃料供給導管、22……
燃焼装置、24……電磁弁、28……燃料ポン
プ、32……ベーパライザ、36……圧力センサ
(スイツチ)、44……ダイアフラム、46……気
化室、48……圧力室、50……電気加熱装置、
54……弁装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 液化ガス燃料を収容し前記燃料の気相取り出し
    口と液化取り出し口とを具備する容器と、 前記気相取り出し口に接続しレギユレータを介
    して燃焼装置に連絡した主燃料供給導管と、 前記液相取り出し口に接続し電磁弁、ポンプお
    よびベーパライザを介して前記主燃料導管に連絡
    する導管と、 前記液相側の導管に配設し前記容器内の燃料の
    蒸発圧力を感知する装置と、 前記圧力感知装置によつて前記電磁弁と前記ポ
    ンプとの作動を制御するようにしたこととから成
    る燃焼装置への液化ガス燃料の供給装置。
JP17239685U 1985-11-11 1985-11-11 Expired JPH0229405Y2 (ja)

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JPS6281830U JPS6281830U (ja) 1987-05-25
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