JPS6026290A

JPS6026290A - 排熱回収装置

Info

Publication number: JPS6026290A
Application number: JP58134299A
Authority: JP
Inventors: Fumio Kuriyama; 文夫栗山; Osayuki Inoue; 修行井上
Original assignee: Ebara Corp
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1983-07-25
Filing date: 1983-07-25
Publication date: 1985-02-09
Also published as: JPS6326319B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、燃焼炉、ボイラなどからの高温排ガスから排
熱を回収して温水に与える排熱回収装置に関するもので
ある。

従来のこの種の装置の例を第１図により説明すれば、１
は熱交換器であり、温水チューブ２の中には温水管３．
４により温水が哄ｇｌ：Ｆされ通過し、温水チューブ２
の外側の部屋には４Ｊｌガス管５，６により高温の掴力
゛スか供給され通過する、１うになっており、温水チュ
ーブ２を介して何カスの４．ＩＩ熱か温水に与えられ、
高温の温水かイ：１られるようになっている。７，８は
排ガス０（給電を調節するグンパである。９は、仙ガス
管５から分岐し、仙ｈス管６に至るバイパス管であり、
バイパス流１１：４調節用のグンパ１０を（ｉｉｉｔえ
ている。

このように従来の装置において、温水負（：：ｌか僅か
１こなると高温排ガスによる加熱により温水の温度か上
昇し、温水系の圧力が異常にｊＪｌし危険を招く。この
ような温水温度か異常」、昇する場合には、従来はグン
パ１０を開ト排力゛スをバイパスｔ′１・９に流すと共
にグンパ７，８を綿・切って熱ズ換器１内に排ガスか流
入するのを阻市して棉１水の過熱を防ぐようにしている
。しかしグンパ７，８は４１ｊ１切り性能が良好でなく
、制力゛スがｌ１ｊｉれ込み、１１□′１．／ｌ（を加
熱し、異常温度上昇をひき起こし危険を招く欠点があっ
た。

本発明は、従来のものの上記の欠点を除き、温水負荷か
少なくなっても温水系が過熱することを防ぎ、安全な排
熱回収装置を提供することを目的とするもので′ある。

本発明は、蒸発器と凝縮器とを連通せしめた状態で熱媒
を充填して密閉し、前記蒸発器内の熱交換部に高温排ガ
ス及び熱媒液を供給して熱交換せしめて熱媒ガスを発生
せしめ、該熱媒力スを前記凝縮器に導いて温水を加熱す
るように構成し、該温水の温度を検出し、前記熱交換部
に供給される熱媒液の供給量を調節し、温水温度を制御
するようにしたことを特徴とする排熱回収装置である。

本発明を実施例につぎ図面を用いて説明する。

第２図において、蒸発器１１と凝縮器１２とは一つの缶
胴１３の中に熱媒と共に密閉された状態で一体に設けら
れている。蒸発器１１には熱交換部としての加熱チュー
ブ１４が設けられ排ガス管５より旨温排力゛スが０（給
さスｔ、通過して排ガス管６に排出されるようになって
いる。凝縮器１２には温水チューブ２が設けられ、温水
管３から温水が供給され、温水管４に排出されるように
な−）ている。１５は熱媒液受けであり、貯１１″？さ
れた熱媒液は管路１６を経てスプレー管１７よりスプレ
ーされて加熱チューブ１４に供給されるようになってい
る。１８は流ｍ１ｊｌ！＋１節弁であり、温水出１−１
温度を検出する温度検出器１９がらの信号で流１１シを
調節し、温水出口温度を制御するようになっている。

作用につき説明すれば、通常運転１１、？はスプレー管
１７からスプレーされる熱媒液は加熱チューブ１４１こ
供給され、高温の七１ガスによＩ）加熱されて蒸発し、
熱媒力スとなり缶胴１３内を１−＋７ｉ、’４−る。

凝縮器１２に入った熱媒ガ′又は温水チューブ２の温水
に冷却されて凝縮し熱媒液となって熱媒液４）１１す１
５に溜まり、流量開却弁１８、管路１６を経て勇びスプ
レー管１７１リスブレーされ循Ｅｊする２゜温水チュー
ブ２内の温水は加熱され高１１１１の温水となって１１
出される。

温水負荷が少なくなると温水出１］１温度が−１，シ１
するが、これを温度検出器１９で検出し流量調ｆＲ’ｒ
弁１８を繰作し温水出口温度か所定の設定範囲を越えぬ
よう制御する。例えば、微少な温水負荷になれば、熱媒
の供給量を流量調節弁１８により微少量とするし、また
、負荷がなくなれば、弁１８を全開とし、加熱チューブ
１５への熱媒供給量をゼロとし熱回収能力をなくしてい
る。

即ち温水温度制御を行なうのに、排ガス流量をダンパで
調節するのでなく、熱媒側の供給流量を調ｆｆ（、する
ようにしである。

このように構成し作用することにより、ｌｌ＝ガスかダ
ンパから７・１ｎれて温水を加熱して過熱に至らしめる
、という危険を防ぐことかできる。

なお、熱媒ポンプ２０を設け、蒸発器１１の底に溜った
熱媒液を管路１６に供給してスプレー管１７よ１）スプ
レーせしめ、伝熱改良、制御性の改善をはかるようにし
てもよい。

第３図は別の実施例を示し、蒸発器１１と凝縮器１２と
熱媒タンク２１とが管路２２，２３．２４とによ；）密
閉状態で連通している。作用効果は前述の実施例と同様
である。

熱媒タンク２１は凝縮器１２と一体に設けてもよい。

熱媒液を蒸発器１１に供給［る場合、１．　＋ｉｉ）か
らでも、下部から行なってもよい。ドｉ）１％から供給
しても加熱チューブ１４内では気池ニー相となって１ノ
、熱面への液供給か行なわれる。加熱チュー７１４の内
面にウィックを設けて一１ζ部の熱媒を吸１１ｔろよう
にしてもよい。

第４図は別の実施例であり、第；）図におけるｉＡｔ。

量調節弁１８の代；）【こ気泡ポンプ２５を用いｌこち
のであり、温水出［躇１１度を検出して熱人力を調１ｉ
ｉｉして気泡ポンプ２５の揚液ｈ１、を調節している。

熱入力の熱）ｈ冒ま電気ヒータや排ガスが用いられる、
。

熱媒としては水が用いられるが、温度レベルにより池の
各種物質、例えばフロンなど力団ｊいられる。

第５図は別の実施例を示し、熱媒液受け１５を蒸発器１
１の下部に設けたもので、溜った熱媒准を熱媒ポンプ２
１により流量調節弁２６を経てスプレー管１７がらスプ
レーして加熱チューブ１４に供給している。温水温度に
より冷媒液０（船宿を調節して温水温度制御を行なうよ
うにしである。

熱媒液の供給量の調節は熱媒ポンプ２１の回転数制御又
はオン・オフ制ｉ１などで行なってもよい。

本発明により、温水負荷が僅少となっても温水系統の異
常温度上昇を米たさず過熱を防ぎ、安全な排熱回収装置
を提供することができ、実用上安全」二極めて犬なる効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の７０−図、第２〜５図は本発明の実施
例のフロー図である。１・・熱交換器、２・・温水チューブ、３，４・・温水
管、５，６・・排ガス管、７，８・・ダンパ、９・・バ
イパス’ｔＬＩｏ・・ダンパ、１１・・蒸発器、１２・
・凝銘器、１３・・缶胴、１４・・加熱チューブ、１５
・・熱媒液受け、１６・・管路、１７・・スプレー管、
１８・・流量調節弁、１９・・温度検出器、２０・・熱
媒ポンプ、２１・・熱媒タンク、２２，２３．２４・・
管路、２５・・気泡ポンプ、２６・・流量調節弁。第３図 −Ａζｑ−

Claims

【特許請求の範囲】１、蒸発器と凝縮器とを連通せしめた状態で熱媒を充填
して密閉し、前記蒸発器内の熱交換部に高温排がス及び
熱媒液を供給して熱交換ぜしぬて熱媒ガスを発生せしめ
、該熱媒ガスを前記凝縮器に導いて温水を加熱するよう
に構成し、該温水の温度を検出し、前記熱交換部に供給
される熱媒液の供給量を調節し、温水温度を制御するよ
うにしたことを特徴とする排熱回収装置。２、　前記熱媒液の前記熱又換部への供給が気泡ポンプ
により行なわれる特許請求の範囲第１項記載の装置。