JPS6335344Y2 - - Google Patents

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JPS6335344Y2
JPS6335344Y2 JP8454484U JP8454484U JPS6335344Y2 JP S6335344 Y2 JPS6335344 Y2 JP S6335344Y2 JP 8454484 U JP8454484 U JP 8454484U JP 8454484 U JP8454484 U JP 8454484U JP S6335344 Y2 JPS6335344 Y2 JP S6335344Y2
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JP
Japan
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hot air
generation chamber
air generation
control panel
grain
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JP8454484U
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English (en)
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JPS611090U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、穀物乾燥機の運転および停止作動
を的確に制御せしめる制御盤を一番作業者が操作
しやすい熱風発生室の上部に直接設置した場合に
あつても、該制御盤が熱風発生室よりの熱等によ
り必要温度以上に過熱されるのを未然に防止する
ことができる穀物乾燥機における制御盤過熱防止
装置に関する。
従来技術 穀物を乾燥機本体内に供給した後、該穀物を何
回となく乾燥機本体内を循環流動せしめる過程で
流通する乾燥熱風により所定の含水率に乾燥せし
める穀物乾燥機においては、前記穀物乾燥機の運
転および停止作動を正確に達成させるために制御
盤が利用されており、しかも該制御盤は作業者が
一番操作しやすく、かつその装着が簡単にできる
位置に設置されることが望ましい。
この条件を満たすため、従前にあつては、乾燥
機本体の前部側に配設した熱風発生室の側部或は
上方近接位置に制御盤を配設して、乾燥作業の制
御を行うようにした穀物乾燥機は本出願前例えば
特公昭49−46743号公報および実開昭56−174043
号公報にそれぞれ記載されて公知である。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記の如く熱風発生室の側部或は上
部近接位置に制御盤を配設した場合には熱風発生
室よりの輻射熱又は伝導熱等により制御盤全体が
必要温度以上に過熱され、制御作動が不正確とな
る事態が発生する問題が生じた。
そこで本考案は、例え熱風発生室の上部に制御
盤を直接設置した際にあつても熱風発生室内にお
いて起生された吸気作用で発生した冷却風によつ
て上記制御盤が熱風発生室よりの輻射熱又は伝導
熱等によつて過熱されるのを積極的に防止して、
常に正確な制御作動が達成できる穀物乾燥機にお
ける制御盤過熱防止装置を得たことでこの問題を
解決したものである。
問題を解決するための手段 従つて本考案の技術的課題は、制御盤を作業者
が一番操作しやすく、かつその設置が簡単にでき
る場所、即ち熱風発生室の上部に直接設置した場
合にあつても、該制御盤が熱風発生室よりの輻射
熱や伝導熱等により必要温度以上に過熱されるこ
とを未然に防止して正確な制御作動が達成できる
ことにある。
この技術的課題を解決するため、特にその構成
を、乾燥機本体の前部一側に、吸気窓を前面側に
開口した熱風発生室を設け、該熱風発生室内部に
はバーナを収設したバーナダクトを設置し、上記
熱風発生室の上部には冷風通路をおいて制御盤を
載置せしめると共に、前記冷風通路に面する熱風
発生室の上壁面には吸気口を開口して、冷風通路
と熱風発生室内部とを連通せしめたことを特徴と
する穀物乾燥機における制御盤過熱防止装置とし
たものである。
作 用 上記技術的手段は次のように作用する。(第1
図ないし第3図参照)。すなわち、乾燥に際し、
穀物を乾燥機本体1内に供給した後、制御盤24
を操作して吸引排風機19およびバーナ23を運
転させれば、吸引排風機19の吸引作用で、外気
は熱風発生室20の前面側に設けられた吸気窓2
1より熱風発生室20内に収設されたバーナダク
ト22内を円滑に流通され、完全燃焼された燃焼
焔と撹拌混合し、乾燥熱風となつて乾燥機本体1
内を順次竪流下せられる穀物に浴びせられ、これ
を乾燥せしめた後、昇降機18により乾燥機本体
1上部へ返流循環させ、再び乾燥熱風により乾燥
させると共に乾燥に供された以降の排熱風は吸引
排風機19により機外へ集中排塵される。
したがつて、穀物を何回となく循環流動すれ
ば、該穀物は速かに所定の含水率に乾燥される。
ところで上述のような乾燥作業を継続している
と、熱風発生室20全体は焔上する燃焼焔の加熱
作用で相当温度に昇温せられる許りか、熱風発生
室20よりの輻射熱や伝導熱等により制御盤24
が過熱される事態を招くことになる。
しかしながら、熱風発生室20と制御盤24と
の間には冷風通路26が設けられ、かつ上記冷風
通路26は、該冷風通路26に面する熱風発生室
20の上壁面25に開口された冷風吸気口27を
介して熱風発生室20内部と連通されているの
で、乾燥機が運転状態にある間、吸引排風機19
の吸引作用で、冷たい外気の一部は冷風通路26
を通つた後、冷風吸気口27より熱風発生室20
内に至る経路を経ながら常時流通される。その結
果、熱風発生室20の上壁面25と制御盤24の
下部は冷風通路26に沿つて円滑に流通される冷
風で能率的に冷却されるため、熱風発生室20が
相当温度に高温化されても、制御盤24が過熱さ
れることを未然に防止し、制御盤24を正確に作
動せしめて穀物の乾燥作業を終了させることがで
きる。
実施例 本考案を添附図面に示された好適な一実施例に
ついて説明する。
図面において、1は上段に穀物貯留槽2を、中
段に通風乾燥部3を、又下段に穀物取出室4を順
次立体的に設けて形成した乾燥機本体であつて、
上記通風乾燥部3は、乾燥機本体1内部に、下端
側が間隔7をおいて乾燥機本体1の略中央部に向
くよう下向き傾斜させた左右一対の流穀板5,5
を配設して区画形成し、又穀物取出室4は前記流
穀板5,5の下部位置に適当間隔をおいて、中央
部に向け互いに下向き傾斜した左右一対の流穀板
6,6を配設して区画形成せしめる。そして上記
左右一対の流穀板5,5によつて形成された間隔
7位置の上部には左右両側面を通風面9,9に形
成した山形流穀板8を配設すると共に左側流穀板
5と山形流穀板8の左側通風面9との間、および
右側流穀板5と山形流穀板8の右側通風面9との
間には、上半部両側を盲板11,11により、又
下半部両側を通風面12,12で形成した断面菱
形の熱風室10,10を夫々設けて左右流穀板
5,5、および山形流穀板8の通風面9,9と熱
風室10,10の通風面12,12との間に4本
の乾燥通路13……を形成せしめる。なお4本の
乾燥通路13……は2本宛下端を合流させて2個
の繰出し部14,14を設け、この繰出し部1
4,14には夫々回転自在の繰出しロール15,
15を軸架して、穀物貯留槽2、通風乾燥部3内
に充填された穀物を乾燥通路13……を経て繰出
しロール15,15の間欠回転作動で間隔部7よ
り穀物取出室4内へ順次排出せしめる。なお左右
の熱風室10,10の通風面12,12と対向す
る左右の流穀板5,5には通風面16,16が設
けられている。17は穀物取出室4の最低部に横
設された搬出コンベヤであつて、該搬出コンベヤ
17の搬出側は乾燥機本体1の一側に付設された
投擲式の昇降機18の下部に接続されて、穀物取
出室4内に排出された穀物を搬出コンベヤ17お
よび昇降機18によつて穀物貯留槽2へ循環返流
させる。19は山形流穀板8内部と連通するよう
に乾燥機本体1の背面側に装着した吸引排風機で
ある。20は乾燥機本体1の前部一側に、吸気窓
21を前面側に開口した空胴状の熱風発出室であ
つて、該熱風発生室20の後部側は左右の熱風室
10,10に接続せしめると共に、熱風発生室2
0内部にはバーナ23を収設した両端開放状のバ
ーナダクト22を間隔をおいて配設せしめてあ
る。24は前記熱風発生室20の上壁面25上に
載置した制御盤であつて、該制御盤24と上壁面
25との間には適当高さの冷風通路26が設けら
れており、しかも上記冷風通路26は、該冷風通
路26に面する熱風発生室20の上壁面25に開
口された冷風吸気口27を介して熱風発生室20
内部と接続せしめて、吸引排風機19の吸気作用
で外気を吸気窓21よりバーナダクト22内へ吸
気してバーナ23の燃焼を行わせて乾燥熱風を発
生させ、これが乾燥熱風を熱風室10,10より
乾燥通路13……を横切つて山形流穀板8内およ
び穀物取出室4内に排風した後、吸引排風機19
で機外へ集中排出せしめると同時に冷たい外気の
一部を冷風通路26より冷風吸気口27を経て熱
風発生室20内へ強制的に流通せしめて制御盤2
4を積極的に冷却し、昇温状態の熱風発生室20
よりの輻射熱或は伝導熱等によつて過熱されるの
を防止し、故障発生が起らないようにする。
28は熱風発生室20の下部に配設した燃料タ
ンクであり、29はバーナ23に燃料を給油する
ための燃料ポンプ、30は風圧スイツチ、31は
燃料ポンプ29や風圧スイツチ30を制御盤24
に接続させるためのリード線である。
考案の効果 要するに本考案は前記のような技術的手段を有
するので、制御盤24を作業者が一番操作しやす
く、かつ装着が簡単となるように熱風発生室20
の上部に載置した場合にあつても、乾燥機の運転
継続中において発生した吸引作用で冷たい外気の
一部を、熱風発生室20と制御盤24との間に形
成した冷風通路26中を円滑に流通せしめた後、
冷風吸気口27より熱風発生室20内へ強制的に
流通せしめて、制御盤24がバーナ23の燃焼焔
により昇温状態となつた熱風発生室20よりの輻
射熱或は伝導熱で過熱されることなく冷却せし
め、常に乾燥作業の制御を正確に行わしめること
ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る穀物乾燥機における制御盤
過熱防止装置の一実施例を示すものであつて、第
1図は一部を切欠し、かつ要部を破断した乾燥機
本体の側面図、第2図は乾燥機本体の正面図、第
3図は第2図の拡大縦断正面図である。 1……乾燥機本体、20……熱風発生室、21
……吸気窓、22……バーナダクト、23……バ
ーナ、24……制御盤、25……熱風発生室の上
壁面、26……冷風通路、27……冷風吸気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥機本体の前部一側に、吸気窓を前面側に開
    口した熱風発生室を設け、該熱風発生室内部には
    バーナを収設したバーナダクトを設置し、上記熱
    風発生室の上部には冷風通路をおいて制御盤を載
    置せしめると共に、前記冷風通路に面する熱風発
    生室の上壁面には吸気口を開口して、冷風通路と
    熱風発生室内部とを連通せしめたことを特徴とす
    る穀物乾燥機における制御盤過熱防止装置。
JP8454484U 1984-06-07 1984-06-07 穀物乾燥機における制御盤過熱防止装置 Granted JPS611090U (ja)

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JP8454484U JPS611090U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 穀物乾燥機における制御盤過熱防止装置

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JP8454484U JPS611090U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 穀物乾燥機における制御盤過熱防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS611090U JPS611090U (ja) 1986-01-07
JPS6335344Y2 true JPS6335344Y2 (ja) 1988-09-20

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JP8454484U Granted JPS611090U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 穀物乾燥機における制御盤過熱防止装置

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