JPS5856554Y2 - 吸引式籾乾燥機 - Google Patents

吸引式籾乾燥機

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Publication number
JPS5856554Y2
JPS5856554Y2 JP15256878U JP15256878U JPS5856554Y2 JP S5856554 Y2 JPS5856554 Y2 JP S5856554Y2 JP 15256878 U JP15256878 U JP 15256878U JP 15256878 U JP15256878 U JP 15256878U JP S5856554 Y2 JPS5856554 Y2 JP S5856554Y2
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JP
Japan
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hot air
paddy
frames
drying
drying cylinder
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Expired
Application number
JP15256878U
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English (en)
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JPS5567996U (ja
Inventor
愛次郎 金子
▲れい▼二 小條
Original Assignee
金子農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は籾の張込作業および乾燥熱風の起風作業を総て
乾燥胴の前面側において容易に営ませるこ−とができる
許りか、燃焼焔の引火作用で乾燥作業中における火災発
生を皆無ならしめた吸引式籾乾燥機に関する。
従来、乾燥胴内に複数列の噴気枠と排気枠とを籾流路を
介し交互に縦設した通風乾燥胴を配設した吸引式籾乾燥
機にあっては、複数の噴気枠前面の乾燥胴にバーナを収
蔵した一個の熱気発生胴を横方向となるよう長く突設せ
しめて燃焼量と成人外気との攪拌混合により得られた乾
燥熱風を直線的な熱風吸入通路を介し夫々の噴気枠内へ
分岐状に吸入させることで籾の乾燥作業を営ませる許り
か、籾の張込は乾燥胴の裏側に配設された張込ホッパー
を経て遂行していた。
従って上述のような構成の乾燥機にあっては、籾乾燥作
業の開始に当り作業者は乾燥機の裏側へ回って籾の張込
作業を遂行した後は表側へ回って着火始動操作を行う作
業操作上の不便を生ずる許りか、籾張込作業は狭い場所
で行うために多くの労力が必要となる不便を生ずること
は勿論のこと、燃焼熱気が直線的に噴気枠内へ吸入され
ることで、高温の乾燥熱風を得るために燃焼量を多くし
た際には燃焼焔が直接噴気枠内へ吸入され、堆積された
塵埃に引火して思わぬ火災発生を起す結果を招く外、均
等温度の乾燥熱風を夫々の噴気枠より籾流路中を流下す
る籾に浴びせることができずこれが原因で均一な乾燥籾
が得られない多くの欠点が発生し、これが根本的解決を
強く望まれていた。
本考案は前記に鑑み、乾燥胴内に複数列の噴気枠と排気
枠とを籾流路を介し交互に縦設した通風乾燥胴を配設し
、上記乾燥胴の前面側に位置した夫々の噴気枠に熱気吸
入窓を間合したものであっても、前記複数の熱気吸入窓
部に吸気口を下部に開口し、かつ内部にバーナを収蔵し
て縦長状の熱気発生カバーを夫々配設して吸気枠と熱気
発生カバーとにより折曲熱風吸入通路を形成せしめると
共に一対の熱気発生カバーの間の乾燥胴前面には一側を
乾燥胴の最低位側に配設した取出槽に接続した張込ホッ
パーを設けた構成とすることで、籾の張込作業や乾燥熱
風の発生操作およびその他の乾燥作業操作を総て乾燥機
前面において省力化の下で達成させることができる詐り
か、熱燃焔が直接噴気枠内へ吸入されることを皆無なら
しめて乾燥作業中における火災発生を防止して安全作業
を図ることができる外、複数列の噴気枠内に均等温度の
乾燥熱風を吸入させて例え複数列の籾流路を備えた乾燥
機であって均等な乾燥籾を得ることができる吸引式籾乾
燥機を提供しようとしたものであって、以下に本考案の
構成を添付図面に示した好適な一実施例について説明す
る。
1は上段より下段に亙り調質槽2、通風乾燥胴3および
取出槽4を順次立体的に重設した吸引式籾乾燥機の乾燥
側であって、上記通風乾燥胴3内には複数列の噴気枠5
と排気枠6とを籾流路7を介し交互に縦設せしめると共
に夫々の籾流路7と取出槽4との連通部には繰出しロー
ル8を夫々回転自在に軸架せしめである。
そして取出槽4の最低位置には搬出スクリュー10を横
架した搬出樋9を設けて、これが搬出側を乾燥側1の一
側に立設した昇降機11の低位側へ接続せしめると共に
昇降機11の上部は乾燥側1の」二部に横設した搬入樋
12の始端側へ接続して乾燥側1内に充填した籾を循環
返流せしめる。
13は取出槽4の後面側へ吸気側を開口接続した吸引排
風装置である。
乾燥側1の前面側に夫々位置した複数の噴気枠5・・・
・・・には熱気吸入窓14・・・・・・が夫々開口され
ており。
然かも夫々の熱気吸入窓14・・・・・・部には、下部
に吸気口16を有し、かつ内部に竪型バーナ17を収蔵
した縦長状の熱気発生カバー15・・・・・・を被覆状
に配設して噴気枠5と熱気発生カバー15とにより直交
状の折曲熱風吸入通路18を夫々形成せしめて、発生し
た燃焼焔が夫々の噴気枠5内へ吸入されるのを防止する
と共に熱気発生部材が乾燥側1の前面側へ長く突出する
のを皆無ならしめる。
19は縦設された一対の熱気発生カバー15と15との
間の乾燥肌1前面側に配設された張込ホッパーであって
、該張込ホッパー19の開口部には開閉自在の蓋板20
を枢着すると共に下側は投入窓21を介して取出槽4に
接続せしめである。
次に本考案の作用について説明する。
今、図において搬出スクリュー10、昇降機11および
搬入樋12内の搬入スクリュー(図示せず)等を始動し
、乾燥側1の前面に配設された張込ホッパー19の蓋板
20を開き、籾を順次取出槽4内へ供給する。
さすれば、籾は搬出スクリュー10昇降機11および搬
入樋12を介し調質槽2内へ供給され複数列の籾流路7
や調質槽2内へ充填される。
この様にして所定量の籾が充填されたら、籾の供給を停
止し、蓋板20で張込ホッパー19の開口部を被覆する
と共に吸引排風装置13および複数の竪型バーナ17を
始動すると、吸引作用で吸気口16がら夫々の熱気発生
カバー15・・・・・・内に吸入された外気は折曲熱風
吸入通路18中を流通する間に発生した燃焼焔と攪拌混
合され、所定温度の乾燥熱風となって夫々の噴気枠5・
・・・・・内へ吸入される許りか、発生した燃焼焔は畑
土して横方向に折曲することで完全に熱気となり燃焼焔
が直接噴気枠5内へ吸入さ1%るのを未然に防止できる
外、)夫々噴気枠5内へ吸入された乾燥熱風温度を均等
化させることができる。
従って夫々の噴気枠5・・・・・・内に吸入された均等
温度の乾燥熱風は吸引作用で繰出しロール8・・・・・
・の回転作動で籾流路7中を順次流下する籾に浴びせら
れ乍ら排気枠6を経て取出槽4へ排出された後、塵埃と
共に吸引排風装置13で機外へ集中排塵せられる一方、
幾分乾燥された籾は取出槽4より搬出スクリュー10、
昇降機11.搬入樋12を経て調質槽2に循環返流され
て、前述と同様の乾燥作用を受は複数回の乾操作用で均
等な乾燥籾を得ることができる。
要するに本考案は、前記のような構成を具備せしめたか
ら、籾乾燥作業に際しての籾搬入作用や乾燥熱風の発生
および調整作用を総て乾燥側の前面側において遠戚させ
、作業者の省力化と操作の簡素化を図ることができる許
りか、複数列の噴気枠5・・・・・・内には夫々の熱気
発生カバー15内において発生した乾燥熱風を吸入して
均等温度の乾燥熱風によって均一含水率の籾を速かに得
さしぬることができると共に畑土した燃焼焔は折曲熱風
吸入通路18中を流通せしめる過程で外気と攪拌混合さ
せたから、燃焼焔が直接噴気枠5内へ吸入されて堆積さ
れた基環等に引火した火災を発生させることなく長期に
亙り安全な籾乾燥作業を遠戚させることができる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
要部を破断した正面図、第2図は要部を破断した側面図
、第3図は一部を切欠し、かつ熱気発生カバーを取外し
た場合の正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥胴内に複数列の噴気枠と排気枠とを籾流路を介し交
    互に縦設した通風乾燥胴を配設し、上記乾燥胴の前面側
    に位置した夫々の噴気枠に熱気吸入窓を開口したものに
    おいて、前記複数の熱気吸入窓部には下部に吸気口を有
    し、かつ内部にバーナを収蔵した縦長状の熱気発生カバ
    ーを夫々配設して噴気枠と熱気発生カバーとにより新曲
    熱風吸入通路を形成すると共に上記一対の熱気発生カバ
    ーの間の乾燥胴前面には一側を乾燥胴の最低位側に配設
    した取出槽に接続した張込ホッパーを設けたことを特徴
    とする吸引式籾乾燥機。
JP15256878U 1978-11-06 1978-11-06 吸引式籾乾燥機 Expired JPS5856554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15256878U JPS5856554Y2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 吸引式籾乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15256878U JPS5856554Y2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 吸引式籾乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5567996U JPS5567996U (ja) 1980-05-10
JPS5856554Y2 true JPS5856554Y2 (ja) 1983-12-27

Family

ID=29138917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15256878U Expired JPS5856554Y2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 吸引式籾乾燥機

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JPS5567996U (ja) 1980-05-10

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