JPS61195266A - 穀粒乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ダ小Ａ旧／Ｊ　　７３格Ｍ蟲腸Ｌデ朋小ス従来の技術 従来は、特開昭５７−１４４８７６号などのように、外
気湿度を検出する外気湿度検出センサーと排風湿度を検
出する排風湿度検出センサーを有して、この両温度検出
センサーが検出する湿度を比較して、排風湿度の方が低
いとバーナ部へ排風機で排風する排風を一定量還元させ
る装置であった。

発明が解決しようとする問題点 上部の貯留室から乾燥室内を流下中の穀粒を前部のバー
ナで発生する熱風を後部の排風機で吸わせることにより
、熱風室から該乾燥室へ横断通風させ、この熱風に晒し
て乾燥させながら、水分センサーで乾燥中の穀粒の水分
を検出させて乾燥させるが、この乾燥作業行程中に該バ
ーナより発生する熱風の温度を乾燥行程初期より仕上期
まで同じ熱風温度で行なうと、乾燥行程初期、中期、仕
上期の順で順次乾減率が低下するため、該バーナで発生
する熱風の温度を順次高くしていないと、乾燥行程全般
に亘って所定の乾燥速度が得られなかったり、又外気温
度の低い乾燥作業のとき等には、該バーナがこの低い外
気風に晒されて冷却され、燃焼用燃料の気化が悪く不完
全燃焼となってカーボンの発生が多くなり、該バーナの
燃焼状態が不良となること等がある。

問題点を解決するための手段 この発明は、上部に貯留室（１）を下部に乾燥室（２）
を設け、この乾燥室（２）前部にバーナ（３）を後部に
は排風ＩＩ）　（４）を有し、該バーナ（３）で発生す
る熱風を熱風室（５）から該乾燥室（２）を横断通風し
排風室（６）を経て該排風機（４）へ吸引排風させるべ
く設けると共に、該排風機（４）と該バーナ（３）部と
を連通させて排風の一部を還元させる排風還元路室（７
）、及び乾燥機内を循環する循環穀粒の水分を検出する
水分センサー（８）を設け、該水分センサー（８）が検
出する穀粒の水分値に関連して該排風還元路室（７）を
経て該バーナ（３）部へ還元する排風量を制御する制御
装置（９）を設けてなる穀粒乾燥機の構成とする。

発明の作用、および効果 乾燥機内に収容した穀粒を、貯留室（１）より乾燥室（
２）内を流下させながら、バーナ（３）で発生した熱風
を排風＠　（４）で吸わせて、熱風室（５）から該乾燥
室（２）を横断通風し、排風室（６）を経て該排風機（
４）で排風され、この熱風に晒して乾燥させながら乾燥
中の穀粒の水分を水分センサー（８）で検出させて乾燥
させるが、この乾燥作業のときに該水分センサー（８）
が検出する穀粒の水分値によって、該排風機（４）で吸
引排風する排風の一部が、この排風機（４）より排風還
元路室（７）を経て該バーナ（３）部へ還元され、この
還元排風量は検出した穀粒の水分値によって制御装置（
９）で自動調節されて、このバーナ（３）で発生する熱
風と同時に該熱風室（５）内へ吸引され、該乾燥室（２
）を横断通風し、穀粒が乾燥される０例えば、検出した
穀粒の水分値が低いときには、該バーナ（３）部へ還元
される排風量を多くし、水分値が高いときには還元排風
量を少なくするよう制御させる。

従来は、一定量の排風４が該バーナ（３）部へ還元され
ていたが、本発明により、該水分センサー（８）が検出
する穀粒の水分値によって還元される排風量が該制御装
置（９）で自動的に調節されるため、乾燥行程中の初期
、中期、仕上期にかけて順次低下する乾減率とは逆に排
風還元量は、乾燥行程中の初期、中期、仕上期にかけて
順次多く該バーナ（３）部へ還元されるため、乾燥行程
全般に亘ってこの還元排風により乾減率の低下が有効に
防止されるため、乾燥行程全般に亘って所定の乾燥速度
を得ることができると同時に、排風を有効に再利用する
ため省エネルギーとなり、又外気温度が低いときでも該
バーナ（３）部へ排風が還元されるため、このバーナ（
３）は外気風で冷却されることが少なくなり、燃焼状態
も良好となる。

実施例 なお図例において、乾燥機（１０）の機壁は、前後方向
に長い平面視長方形状で、前ｖｋ壁板（１１）、　　（
１１）及び左右壁板（１２）、（１２）よりなり、この
機壁上部には天井板（１３）、（１３）を有し、該前壁
板（１１）部には操作装置（１４）及び水分センサー（
８）を着脱自在に装着した構成である。

該操作装置（１４）は、箱形状で表面部に始動スイッチ
（１５）、停止スイッチ（１Ｂ）、水分設定孤み（１７
）及び各種撤み（１８）を有し、内部には電気回路等を
有する構成である。該水分センサ（８）は１箱形状で穀
粒の水分検出部はこの箱体内より突出し、この突出し転
該水分検出部を該乾燥機（１０）内に突出する状態に装
着し、この乾燥機（１０）内を流下する穀粒を該水分検
出部で挟圧粉砕し、この粉砕穀粒の水分を検出する構成
であり、この水分センサー（８）は該操作装置（１４）
よりの電気的信号により作動し、この操作装置（１４）
の該水分設定孤み（１７）で設定した目標水分に穀粒が
達したと該水分センサー（８）が検出すると、該操作装
置（１４）で自動制御して該乾燥機（１０）を自動停止
させるＭＩＬ或である。

該機壁中央下部には前後方向に亘る移送ラセンを内装し
た正面視口字状の下部移送樋（１９）を設け、この下部
移送樋（１８）上には正面視７字状の集穀室（２０）を
設けて連通させ、この集穀室（２０）上には縦方向に乾
燥室（２）を左右通風網板間に四条並設して連通させ、
この乾燥室（２）下部には繰出バルブ（２１）を設けて
いる。該各通風網板上方には傾斜板を、下方には仕切板
を設け、該外側乾燥室（２）と該内側乾燥室（２）との
間には熱風室（５）、（５）を形成し、前記前壁板（１
１）部には箱形状の熱風路室（２２）を設け、この熱風
路室（２２）前部にはバーナケース（２３）を設け、こ
のバーナケース（２３）内にはバーナ（３）を内蔵して
設け、このバーナ（３）と該熱風室（５）、（５）とは
該熱風路室（２２）を介して連通させている。該外側乾
燥室（２）、（２）と前記左右壁板（１２）、（１２）
との間と、該内側乾燥室（２）、（２）との間には排風
室（６）、（６）、（６）を形成し、前記後壁板（１１
）部には箱形状の排風路室（２４）を設け、この排風路
室（２４）後部には排風機（４）を設け、この排風ＩＩ
！　（４）と該各排風室（６）とは該排風路室（２０を
介して通過させている。

該排風機（４）上部と該バーナケース（２３）上部との
間を連結して中央部の該排風室（６）上部を通る円筒状
の排風還元路室（７）を設け、この排風還元路室（７）
には排風の還元量を制御する制御装置（９）を設け、こ
の制御装置（９）は該バーナケース（２３）上の該排風
還元路室（７）内に回動自在な軸（２５）を設け、この
軸（２５）には弁（２Ｂ）を固着し、該排風還元路室（
７）外側にモータ（２７）を設け、このモータ（２７）
と該軸（２５）とは連結された構成であり、前記水分セ
ンサー（８）で検出する穀粒の水分値に応じて、前記操
作装置（１４）よりの電気的信号により、該モータ（２
７）が回転しこのモータ（２７）の回転により、該弁（
２Ｂ）が開き状態となり、該排風機（４）で排風する排
風の一部が該排風還元路室（７）を経て該バーナ（３）
部へ還元される構成であり、該水分センサー（８）で検
出する穀粒の水分値が低いときは、該弁（２Ｂ）の開き
状態が広くなり還元排風量が多くなり、水分値が高いと
きは、該弁（２Ｂ）の開き状態が狭くなり還元排風量が
少なくなる構成である。

前記乾燥室（２）上側には貯留室（１）を形成し、この
貯留室（１）上側の前記天井板（１３）。

（１３）に沿って移送ラセンを内装した上部移送樋（２
８）を設け、この上部移送樋（２８）中央部には移送穀
粒をこの貯留室（１）内へ供給する供給口を開口し、こ
の供給口の下部には拡散盤（２８）を設け、この拡散盤
（２８）で該貯留室（１）内へ穀粒を均等に拡散還元す
る構成である。

昇ｎｊａ　（３０）は、前記前壁板（１１）前部に着脱
自在に装着し、内部にはパケットコンベアー（３１）ベ
ルトを上下プーリ間に張設し、上端部と該上部移送樋（
２８）始端部との間には投出筒（３２）を設けて連通さ
せ、下端部と前記下部移送樋（１９）終端部との間には
供給樋（３３）を設けて連通させた構成である。

前壁板（１１）の熱風路室（２２）前部に設けたバーナ
（３）より発生した熱風は、後壁板（１１）の排風路室
（２４）後部に設けた排風機（４）で吸引排風されて、
熱風室（５）から乾燥室（２）を横断通風し、乾燥機（
ｌＯ）内に収容した穀粒は、該乾燥室（２）内を流下中
にこの熱風に晒されて乾燥され、繰出バルブ（２１）で
下部へと繰出され、移送ラセンで供給樋（３３）内へ移
送排出され、昇穀機（３０）で上部へ搬送され、移送ラ
センで拡散盤（２９）上へ移送供給され、この拡散盤（
２９）で貯留室（１）内へ均等に拡散還元され、この循
環中の穀粒の水分を水分センサー（８）で検出し、操作
装ｇｔ（１４）の水分設定撤み（１７）で設定した目標
水分値と同じ水分値を該水分センサー（８）が検出する
と、該操作装置（１４）で自動制御して該乾燥機（１０
）が自動停止するが、この乾燥作業のときに該水分セン
サー（８）が検出する穀粒の水分値に応じて、該操作装
置（１４）よりの電気的信号によりモータ（２７）が回
転し、このモータ（２７）で回転駆動する軸（２５）が
回転し、排風還元路室（７）内の弁（２Ｂ）が開き状態
となり、該排風機（４）で吸引排風する排風の一部が、
該排風還元路室（７）を経て該バーナ（３）部へ還元さ
れ、この還元排風と該バーナ（３）より発生する熱風と
が同時に該熱風室（５）内へ吸入され、該乾燥室（２）
を横断通風して穀粒は乾燥する。該水分センサー（８）
で検出する穀粒の水分値が高いときは、該弁（２８）の
開き状態が狭く排風還元量が少なく、水分値が低くなる
につれて、該弁（２６）の開き状態が広く排風還元量が
多くなるように制御装置（９）で自動調節されて還元さ
れる排風量が調節されて穀粒は乾燥される。

還元排風量が乾燥中の穀粒の水分により自動的に調節さ
れて還元されるため、乾燥行程全般に亘って常に安定し
た乾燥速度を得ることができると同時に、排風を乾燥熱
量として使用するため省エネルギーともなる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
破断せる側面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３
図はその一部の正面図である。 図中、符号（１）は貯留室、（２）は乾燥室、（３）は
バーナ、（４）は排凧機、（５）は熱風室、（６）は排
風室、（７）は排風還元路室、（８）は水分センサー、
（９）は制御装置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部に貯留室（１）を下部に乾燥室（２）を設け、この
   乾燥室（２）前部にバーナ（３）を後部には排風機（４
   ）を有し、該バーナ（３）で発生する熱風を熱風室（５
   ）から該乾燥室（２）を横断通風し排風室（６）を経て
   該排風機（４）へ吸引排風させるべく設けると共に、該
   排風機（４）と該バーナ（３）部とを連通させて排風の
   一部を還元させる排風還元路室（７）、及び乾燥機内を
   循環する循環穀粒の水分を検出する水分センサー（８）
   を設け、該水分センサー（８）が検出する穀粒の水分値
   に関連して該排風還元路室（７）を経て該バーナ（３）
   部へ還元する排風量を制御する制御装置（９）を設けて
   なる穀粒乾燥機。