JPS6334718A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する磁気テープ。

磁気ディスク等の磁気記録媒体に関する。

従来の技術 磁気記録の高密度化の進歩は目覚しく、結合剤中に強磁
性微粒子を分散した塗布型磁性層を用いて極限まで高め
られてきており、今後は、強磁性金属薄膜を磁気記録層
とする媒体により、高密度化が進むことが予測される。

一方、高密度化の前提として磁気ヘッドと磁気記録媒体
の高速摺動の安定化を中心にした、ヘッド・媒体間のイ
ンタフェース上の課題を解決することが必要となる。

磁気記録媒体側からみると、耐久性と電磁変換特性とり
わけ、信号出力だけでなくノイズ（以下Ｓ／Ｎ　と記す
）の改良された特性をいかに高水準で調和するかが、重
要で１強磁性金属薄膜を部分酸化する方法、磁気記録層
を微細に凹凸化する方法、保護膜を設ける方法等が各方
面にて検討されている（例えば米国特許第４６６４６４
９号明細書、米国特許第４６６５７３’４号明細書）。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記した構成では、記録波長が、０．８μ
ｍ程度であれば、実用に供し得る系もあるが、０．７〜
０．３μｍなどと、より短波長化が進むと、十分なＳ／
Ｎが確保出来ないため改良が望まれている。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、短波長での
十分なＳ／Ｎを与えることの出来る磁気記録媒体を提供
するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記した問題点を解決するだめ本発明の磁気記記録媒体
は、高分子フィルム表面に、凹部形状を形成し、該表面
に微粒子を分散塗布した上に強磁性金属薄膜から成る磁
気記録層を配したものである。

作　　用 本発明の磁気記録媒体は、上記した構成により、磁気ヘ
ッドとの高速摺動下でテープ、ヘッド間に異物が混入し
、短波長下で出力低下を引き起すスペーシング損失が無
視できるようになるのと、摩耗粉が発生しても凹部にト
ラップされヘッドを損渦することもないので、十分なＳ
／Ｎを安定に得られることになる。

実施例 以下、図面を参照して本発明の磁気記録媒体の実施例に
ついて詳しく説明する。

第１図は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の拡大断面
図で、１は厚みが１Ｏμｍのポリエチレンテレフタレー
トフィルムのごとキ高分子フィルムで、直径１０μｍ、
深さ０．４μｍの凹部２が平均１０３ケ／ｄ配されたも
のである。３は微粒子層で、凹部以外の部分に平均密度
４ＸｉＯ９個／ｃｒｌ　、平均粒子径１６０人のＴ　１
０２微粒子を平均厚み３０人のポリエステル樹脂で固定
したものである。凹部に微粒子を配さないように加工す
るためにとった方法は、凹部形成のだめの突起付ローラ
ーの突起に微量のシリコーン油を含ませて、凹部に微量
のシリコーン油が転写するようにして、微粒子塗布時に
、凹部に対してハジキが生ずるようにしたものである。

４は直径１ｍのクーリングキャンに沿わせた状態で、２
ｘ　１Ｏ−３（Ｔｏ　ｒ　ｒ　）の酸素中で最小入射角
４０度で斜め蒸着して得たＣ　ｏ　−Ｎ’　ｉ−〇膜、
０．１５μｍで、ＣｏＮ　ｔ　（Ｎ　ｉ　：　２０ｗ　
ｔ　％　）　　は電子ビーム加熱で蒸発させた。５は真
空蒸着法で形成したパーフロロステアリン酸の約４０人
の潤滑剤層である。

これを８震幅の磁気テープとして、ギャップ長ｏ、１３
μｍのセンダストスパッタヘッドにより記録再生をくり
返した。相対速度は３．４ｍ／ｓｅａ、中心周波数６（
−）で初期のＳ／Ｎを０（ｄＢ）として相対比較した。

環境条件として一６℃、６℃８０％北。

４０℃５チＲＨ，４０℃８０％ＲＨの４種類を選び、夫
々１００回記録再生をくり返しく９０分長、全長）Ｓ／
Ｎの最低値を調べた。夫々の環境で、Ｓ／Ｎは−１，ａ
（ｄＢ）　、　−１，１（ｄｂ）　、　−１，ｅ（ｄＢ
）　。

−０，９（ｄＢ　）と全く問題なかった。

また、同じ環境でスチル状態で再生し、ノイズの発生す
る時間を測定したところ、５４分、５６分。

４９分、６１分で十分な特性を示した。

第２図は本発明の第２の実施例の磁気記録媒体の拡大断
面図で、６は厚みが１０μｍのポリエテレナフタレート
フィルムのごとき高分子フィルムで、７は第１の実施例
と同じ大きさ、密度の四部で、８は平均密度４Ｘ１０９
個／ｉ　、平均粒子径１６０へのＳｉ○２微粒子を平均
厚み３０人のポリエステル樹脂で固定した微粒子層で、
凹部にも微粒子が配されている点が第１の実施例と異な
るものである。

９は第１の実施例と同じ装置を用いて、１　ｘ　１０　
（Ｔｏｒｒ）の酸素中で最小入射角４０度で斜め蒸着し
て得だ０．１９／ＺｍのＣｏ−Ｎｉ−Ｐｒ−０膜で原子
チ比でＣｏ：Ｎｉ　：Ｐｒ　：０＝５６：　ｊｏ：８：
２６　　とした、１０は真空蒸着法で形成した約４０人
のパーフロロベヘン酸のコバルト塩から成る潤滑剤層で
ある。

第１の実施例と同じ形態で、同じ評価をしたところ、１
００回の記録再生での最低のＳ／Ｎ相対値は、夫々の環
境で、−１，１（ｄＢ）　、　−ｏ、７（ｄＢ）。

−ｏ、９（ｄＢ）、−ｏ、ｅ（ｄＢ）で、スチルテノイ
スノ発生する時間は７２分、７０分、７３分、７４分で
十分な値を示した。

以上のべた実施例に本発明は限定されるものではなく、
高分子フィルムとして他に、ポリアミドイミド、ボリフ
ヱニレンサレフ１イド、ポリイミド等でもよく、凹部形
状は円形又は楕円形が好ましく、大きさは最大でも１０
０μｍ以下、深さは１μｍ以下が好ましい。

微粒子は、他にＡｌ２Ｏ３，ＣａＣＯ２，Ｃａ○、　Ｂ
　ａ　５０４　。

ポリエステル球等いずれでもよく、強磁性金属薄膜は、
他に、Ｇｏ−〇、Ｃｏ−Ｔｉ−０．Ｃｏ−Ｂ１−０゜Ｃ
ｏ−Ｂ−０，Ｃｏ−５ｎ−〇、Ｃｏ−Ｆｅ、Ｆｅ−Ａｇ
。

Ｇｏ−８ｔ−０，Ｃｏ−Ｃｒ−Ｒｕ、Ｃｏ−Ｃｒ−Ｎｂ
　等いずれでもよく、磁化容易軸の方向にも関係しない
し、磁気記録層自身が多層構造であるか否か、非磁性下
地層、軟磁性層との積層であってもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、短波長記録再生で良好な
Ｓ／Ｎを保つことができると共に、スチル再生に於ても
ノイズの目立たない再生信号を与えることができるとい
ったすぐれた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はそれぞれ本発明の第１．第２の実施例
の磁気記録媒体の拡大断面図である。 １．６・・・・・・高分子フィルム、２，７・・・・・
凹部、３．８・・・・微粒子層、４，９・・・・−・磁
気記録層。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名イー
−一也／介くシフ４ルム を−−５ｊ７ヌ（記ｒ皺、信 第２図 に−Ｂ分さ一フイノｂム ７−一〜凹ｌじ ε−−−イＡ−タ；曾）、４ ９゛−１臘党籍、冒

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高分子フィルム表面に凹部形状を形成し、該表面に微粒
   子を分散塗布した上に、強磁性金属薄膜から成る磁気記
   録層を配したことを特徴とする磁気記録媒体。