JPS6334440A - 空気調和機の操作回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気調和機の操作回路に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の空気調和機の操作回路は、電流制限器の接点動作
、即ち圧縮機用電動機の電流値の増減に応じて容量ダウ
ン電磁弁および容量アップ電磁弁の通電、非違Ｗを行う
ことにより、空気調和機の容量を負荷に応じて任意に制
御する方式りものが知られている。しかし、この方式で
は頻繁な容量ダウン、アップというチャタリング的な運
転がなされるが、空気調和機の機器への寿命等の影ＩＰ
ＩＣついては何ら配慮されていなかった。以上の問題点
を考慮し、より安定した運転が可能となる空気調和機の
制御回路に関するものとして、実開昭５＋−１５８１５
４号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の空気調和機の操作回路では、頻繁な容量ダウン、
アップというチャタリング的な運転がなされ、空気調和
機の機器への寿命等の影１１Ｐについては何ら配慮さｎ
ず、また前記機器への寿命等の影響についての配慮をさ
れたものは、逆に負荷変動への対応が不必要に遅れ、負
荷に応じた容量制御が行われない場合があった。本発明
の目的は、チャタリング的な運動を防止して、機器への
影響？少なくすることができ、また、ある許容範凹円ｖ
ｒおいて、負荷変動に対しより早く対応した容量別＃を
可能とした空気Ｖ＠和機の操作回路を提供することにあ
る。

て問題点を解決するための手段〕 上記目的は、圧縮機用電動機の電流値が一定値まで増大
すると作動し、かつ前記電流値がある設定値以下になる
と非作動となる電流制限器を用い、さらＶｃ′ＷＬ流値
が設定値以下となり非作動状態から一定時間のみ容量ア
ップ指令を無視する為の限時接点を設け、これらの構成
に前記非作動状態からまず最初に容量ダウン指令が入っ
た場合のみ限時接点を解除して、その後の容量アップ指
令を即座に受は入れる空気調和機の操作回路により達成
される。

〔作　用〕

不発明け、空気調和機の操作回路内に設げられた容量ダ
ウン指令回路に、電流制限器の作動と同時に容量ダウン
電磁弁を強制的に通電状態ｋｃする接点を設け、かつ容
量アブプ指箭回路に、′電流制限器の非作動時点から一
定時間後以降に容量アップ電磁弁に通電可能状態にする
限時接点を設け、さらに電流制限器の非作動時点すなわ
ち前記の強制的な容量ダウン運転後、最初の指令が容量
ダウ、ン指令の場合のみ、限時接点を解除し、容量ダウ
ン運転後に出される容量アップ指令に対し即座に容量ア
ップ電磁弁を通電状態にするような操作回路の構成ｌこ
より、電流制限器にて圧縮機用電動機の電流値を許容値
内に収めた後、一定時間容量アップ指令を出させないよ
うにすると共に、容量ダウン指令のみ入力可能とし、容
量ダウン運動後の容量アップ指令は、前記一定時間内で
あっても即座に入力可能として、許容値内での負荷への
より早い追従を可能としたものである。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図乃至第３図により説明する。

第１図は本発明の空気調和機の操作回路である。１は圧
縮機用電動機で三相電源１１に接続されており、２は電
流制限器で前記三相電源１１の１相Ｙｃ？４流値を検知
できるように接続されている。３．４および５は補助リ
レーで、タイマー６、容量ダウン電磁弁９、容量アップ
電磁弁１０らとともに並列に接続されている。そして、
補助リレー３は前記電流制限器２の接点２ａと直列に接
続されており、補助リレー４は、前記補助リレー５のｂ
接点５ａ、タイマー６の接点５ａ、補助リレー４のａ接
点と直列に接続されている。また、タイマー６は前記補
助リレー３のｂ接点３ｂ。

ａ接点３ａと直列に接続されているとともに、補助リレ
ー３の接点３ａと補助リレー４、補助リレー４のａ接点
４ａとは自己保持回路を形成している。そして補助リレ
ー４と並列にタイマー６（＋−接続し、該補助リレー４
と直列にタイマー接点６ａを接続して自己保持解除指令
に用いられる。前記補助リレー接点３ｂをタイマー６と
直列ｖｃ従接続タイマー６のカウント開始時を指示し、
補助リレー５の接点５ａを補助リレー４と直列に接続す
ることにより容重ダウン指令接点７投入時に自己保持を
解除させている。該容量ダウン指令接点７は、２接点切
換式のリレー接点３ｃを介して容重ダウン電磁弁９と直
列に接続されており、また補助リレー５も容量ダウン指
令接点７の検知用として直列に接続されている。容量ア
ップ指情接点８は、タイマー６のカウント時間指令’ｋ
ｆｆｉけるリレー接点４ｂを介して容量アップ電磁弁１
０と１列に接続されている。前記電流制限器２は、圧縮
機用”ａｓ機１の電流値が一定値まで増大するとその接
点２ａを閉じ、かつ前記電流値がある設定値以下になる
と接点２ａを開くようＶＣ動作する。次に本実施例の制
御動作について説明する。通常の運転制御時ｖｃｒｉ容
貴ダウン指令接点７、容量アップ指令接点８の開閉にて
容量ダウン電磁弁９、容量アップ電磁弁１０への通電、
非通電が行われることにより、空気調和機の容量を負荷
に応じて任意に制御する。この制御状態において、圧縮
機用電動機１の電流値が一定値まで増大すると電流制限
器２の接点２ａが閉じて補助リレー３が励磁される。補
助リレー３の励磁により、二接点式切換式接点３ｃが作
動し接点３２側に接続され容量ダウン電磁弁９に強制的
に通電される。同時に、接点３ａが閉となり、補助リレ
ー４が励磁され接点４ａが閉となることにより自己保持
される。また、接点４ｂが開となり、容量アップ電磁弁
は非通電となって圧縮機用電動機１の電流値は徐々に下
降していく。電流値がある設定値以下になると電流制限
器２の接点２ａが開となり、補助リレー３が消磁する。

補磁リレー３が消磁すると、接点３ｃが作動し元の状態
に戻）、接点３１側に接続され、容量ダウン電磁弁９ｒ
ｉ、容量ダウン指令指点７の作＠ＶＣよる制御が可能と
なり、同時にリレー接点３ｂが閉となってタイマー６が
励磁され、タイマー設定時間までカウントを開始する。

従って、タイマー設定時間が経過するまでは、補助リレ
ー４け励磁されたままとなり補助リレー接点４ｂに開い
たままで容量アップ指令接点８ｖｃよる容量アップ指令
は容量アップ電磁弁１０に投入さｔ″Ｌない。

しかしタイマー設だ時間内において、さらに容量ダウン
指令接点７０作！１１１］ｖ′ｃよる容量ダウン電磁弁
への通電が行なわ几た場合、同時１’（補助リレー５が
励磁さ几、リレー接点５ａが開となり、補助リレー４が
消磁され、リレー接点４ａが開き自己保持が解除される
。そして、リレー接点４ｂが閉となり即時容量アップ指
令接点８０指令による容量アップ電磁弁１００制御が可
能となる。

以上の一遍の動作のタイムチャートを示すと第２図、第
３図となる。第２図は、電流制限器２による強制的な容
量ダウン運転の後、夕・ｆマー６の設定時間の経過を待
って、容量アップ運転を開始した場合を示し、第３図は
、強制的な容量ダウン運転の役、さらに容量ダウン指令
が出た場合を示す。この図において、時間の経過をＴ１
タイマー６の設定時間をｔ１ハツチングを施した部分を
通電部分、ハブチングなしの部分を非通電部分をそれぞ
れ示している。従って、本実施例においては、一定時間
一定負荷の運転を可能として、頻繁な容量アップ、ダウ
ンといったチャタリング的な運転を防止できるので、機
器への影響を小さくでき、即ち機器の信頼性、寿命を向
上させることができる。また同時に、容量ダウン指令は
常に受付可能となっており、さらに容量ダウン指令受付
後は、即時に容量アップ指令も受付可能となるので、急
激な負荷のダウン及びその後の負荷変動に対し、容量制
飢の追従をより早く可能とした。

〔発明り効果〕

以上の如く、本発明によれば、チャタリング的な運転全
防止して、機器への影４１を少なくすると同時に負荷変
動に対し、容量制御のより早い追従ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の空気調和機の操作回路の一実施例を
示す回路図、第２図、第３図は、第１図に対するタイム
チャートを示す図である。 １・・・圧縮機用′ｆｌＬ動機　　２・・・電流制限器
２ａ・・・電流制限器接点　　３・・・リレー　　３ａ
。 ３ｈ、３ｃ・・・リレー接点　　４・・・リレー　　４
ａ、４ｂ・・・リレー接点　　５・・・リレー　　５ａ
・・・リレー接点　　６・・・タイマー　　ｂａ・・・
タイマー接点　　７・・・容量ダウン指令接点　　８・
・・容量アップ指令接点　　９・・・容量ダウン電磁弁
　　１０・・・容量アップ電磁弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機甲電機に流れる電流値を制限する電流制限器を有
   し、該電流制限器に設定された電流値以内で負荷に応じ
   て容量を制御する空気調和機の操作回路において、前記
   電流値が制限を越えると、容量ダウン回路に設けた電磁
   弁（９）を強制的に励磁し、電流が設定値以下に下がる
   と、前記電磁弁（９）の制御を前記容量ダウン回路に設
   けた容量ダウン指令接点（７）側へ切換る接点（３ｃ）
   を設け、前記電流値が制限を越えると、前記容量ダウン
   回路に並列に設けた容量アップ回路の電磁弁（１０）を
   遮断し、電流が設定値以下に下がると、前記容量ダウン
   回路に並列に設けたタイマー（６）の設定時間後に前記
   電磁弁（１０）を励磁可能にする接点（４ｂ）を設け、
   前記タイマー（６）のカウント中に前記容量ダウン指令
   接点（７）が作動して閉じたときは、前記容量アップ回
   路の電磁弁（１０）をいつでも励磁可能にする補助リレ
   ー（６）を前記容量ダウン指令接点（７）に直列に直列
   に設けたことを特徴とする空気調和機の操作回路。