JPS6333381B2 - - Google Patents

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JPS6333381B2
JPS6333381B2 JP56017655A JP1765581A JPS6333381B2 JP S6333381 B2 JPS6333381 B2 JP S6333381B2 JP 56017655 A JP56017655 A JP 56017655A JP 1765581 A JP1765581 A JP 1765581A JP S6333381 B2 JPS6333381 B2 JP S6333381B2
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JP
Japan
Prior art keywords
speed detection
magnetic pole
magnetic
magnetization
waveform
Prior art date
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Application number
JP56017655A
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English (en)
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JPS57132745A (en
Inventor
Hirotoshi Oono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS57132745A publication Critical patent/JPS57132745A/ja
Publication of JPS6333381B2 publication Critical patent/JPS6333381B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/14Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with speed sensing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータの回転速度検出装置に係り、特
に速度検出用磁極をロータの駆動用磁極中飽和磁
束部分にのみ重畳して着磁してなる構成として、
回転速度検出を高精度で行ないうるモータの回転
速度検出装置を提供することを目的とする。
第1図は従来の回転速度検出装置を適用したモ
ータの一例の縦断面図、第2,3図は夫々上記モ
ータのロータ磁石及びステータに取付けるプリン
ト基板の下方又は上方よりみた斜視図である。
第1図中、モータ1は、例えばレコードプレー
ヤ等のターンテーブル(図示せず)を一定の速度
で回転駆動するものであり、ステータベース2の
中央の軸受3に軸支したモータ軸4にロータ5が
取付けてある。このロータ5は、モータ軸4に固
定した円板状のホルダ6の下面に環状のロータ磁
石7を固着してなる。
ロータ磁石7は、第2図に示すように、駆動用
磁極8と速度検出用磁極9とを配してなる。
ステータベース2上には、駆動コイル10とプ
リント基板11とが固定してある。プリント基板
11上には、第3図に示すように、櫛歯状コイル
12がロータ磁石7の速度検出用磁極9に対向し
て形成してある。プリント基板11の下面には、
ロータ磁石7の駆動用磁極8に対向する位置に、
ホール素子等の磁電変換素子13が取付けてあ
る。
こゝで、磁電変換素子13は駆動用磁極8の磁
界を検出して検出に応じた電圧を出力する。この
電圧が駆動回路にて電流に変換され、この電流が
駆動コイル10(磁電変換素子13に対して電気
角で90゜ずれた位置に配設してある)に加えられ、
これによりロータ5が回転力を付与されて回転す
る。ロータ5の回転に伴い、速度検出用磁極9の
磁束が櫛歯状の速度検出用コイル12のコイル片
12a(速度検出用磁極9と同数、同ピツチで配
してある)と鎖交し、コイル片12aに起電力が
誘起される。誘起起電力は各コイル片12a全部
について加算されて出力端子14より取り出され
る。こゝで、コイル片12aに誘起する電圧はこ
れと鎖交する速度検出用磁極9の磁束の変化に比
例するので、出力端子14よりはロータ回転数に
比例した速度検出用信号が取り出される。
こゝで、ロータ磁石7は、磁性体に最初に駆動
用磁極8(本実施例では4極)を着磁し、次いで
全円周に亘つてこれに重畳して速度検出用磁極9
(本実施例では24極)を着磁形成してなる構造と
してある。この構造により、以下に述べる欠点を
有していた。
第4図中、15は第2図の速度検出用磁極9を
重畳着磁する前の駆動用磁極8の円周方向θの磁
束分布線を示す。16は速度検出用磁極を重畳着
磁するときの駆動用磁極8に加える着磁用磁界の
磁界分布線を示す。
30は重畳着磁されて形成された速度検出用磁
極9の円周方向θの磁束分布線である。
こゝで、駆動用磁極8は、磁束分布線15で示
すように、一般に台形波着磁される。その理由
は、台形波をフーリエ展開して周波数分析する
と、その基本波の波高値は台形波より高くなり、
その結果、駆動用磁極を正弦波着磁した場合より
大きなトルクを得ることができるからである。
第4図より分かるように、上記速度検出用磁極
9の磁束分布線30が波形が着磁用磁界の磁界分
布線16の波形と大きく異なつている。これは駆
動用磁極8の影響を受けためである。即ち、駆動
用磁極8のうちDの部分は飽和磁化しており、a
の部分は未飽和である。そこに速度検出用磁界を
加えたとき、そこに残留する着磁のレベル、波形
は異なる。以下この点を第5図、第6図にて説明
する。
第5図は駆動用磁極着磁剤ロータ中磁束が零の
場所(第4図中点aの位置に相当する)に第4図
中磁界分布線16で示す速度検出用磁極の着磁用
正弦磁界16aを印加したときに、上記ロータに
着磁された着磁波形を示す。着磁用正弦磁界16
aにより、ロータは初磁化曲線17aに沿つて着
磁され、着磁波形は17で示す如くになる。
第6図は駆動用磁極着磁済ロータ中飽和磁束領
域(第4図中の領域Dに相当する)、特に第4図
中の点bの位置に相当する場所に、着磁用正弦磁
界16aを印加したときに、ロータに着磁された
波形を示す。着磁用正弦磁界により、ロータは磁
化曲線(第6図中のヒステリシス曲線)中飽和部
分の曲線e−fに沿つて着磁され、着磁波形は1
8で示す如くになる。
即ち、速度検出用磁極9の着磁波形は、2種類
の歪(駆動用磁極8の磁化飽和部Dで受ける歪、
及び駆動用磁極8の磁化0の部分aで受ける歪)
をもつ波形である。
従つて、駆動用磁極着磁済ロータに着磁された
速度検出用磁極の着磁波形がロータの角度位置で
差違があることになる。着磁波形17と18とを
比較してみると、例えば駆動用磁極の磁束レベル
と交差する点間の間隔d1,d2(この間隔d1,d2
基に矩形波である速度検出信号が作られる)とに
差違がある。
こゝで、モータ1の回転時に、プリント基板上
に櫛歯状コイル12上を上記着磁波形の形状に違
いのある速度検出用磁極9が回転することにな
る。
速度検出用櫛歯状コイル12を有するプリント
基板11及びロータ磁石8を有するロータ5に偏
心および面ぶれが全くなければ、速度検出用磁極
9の着磁波形が2種類の歪を有していても、櫛歯
状コイル12と磁極9との間隔が常に一定であ
り、2種類の歪も同一周期で現われるので速度検
出信号に誤差は生じない。
しかし、実際には、ロータ5及びプリント基板
11の偏心及び面振れを防ぎきれない。
例えば、速度検出用磁極9の磁極ピツチ0.6mm、
プリント基板11とロータ磁石7との距離を0.6
mm程度とすると、現在の技術では、プリント基板
11に0.1mm程度の面振れが生じやすい。
この0.1mmの面ぶれは磁極ピツチ0.6mm、プリン
ト基板11とロータ磁石7との距離0.6mmに対し
て、かなり大きな割合である。
プリント基板11の面振れにより、プリント基
板11上の櫛歯状コイル12と速度検出用磁極9
との距離が変動し、かつこの面振れによつて、速
度検出用磁極9の着磁波形の2種類の歪が同一周
期でコイル12上を通過しないため、コイル片1
2aに誘起される電圧の波形及び周期が変動し、
速度検出信号に大きな誤差を生じる。
このように、速度検出信号に誤差分を含むた
め、モータの回転速度検出の精度が低下するとう
欠点があつた。
本発明は、上記欠点を除去したものであり、以
下図面と共にその一実施例について説明する。
本発明の回転速度検出装置は、ロータ磁石とし
ては第7図に示すロータ磁石20を使用し、櫛歯
状コイルとしては第3図に示す従来の櫛歯状コイ
ル12を使用してなる構成としてある。この回転
速度検出装置は第1図に示す構造のモータに組込
まれるものであり、モータの基本的構成は第1図
のモータ1と同じである。
ロータ磁石20は、磁性体に着磁された駆動用
磁極8に重畳させて、その飽和磁束部分Dに限定
して櫛歯状コイル12と同ピツチで速度検出用磁
極21を着磁してなる構成としてある。速度検出
用磁極21は、櫛歯状コイル12に対向するよう
に、ロータ磁石20の外周側に形成してある。即
ち、速度検出用磁極21は、円周方向上4個所に
分割されて配してある。
速度検出用磁極21は駆動用磁極8よりも多極
である。
第8図は、速度検出用磁極21の磁束分布線3
1と、速度検出用磁極21を重畳着磁する前の駆
動用磁極の磁束分布線15と、速度検出用磁極2
1を着磁するための磁界の分布を示す線22とを
併せて示す。同図より明らかなように着磁用の正
弦波の磁界は、飽和磁束部分Dに限定して印加さ
れ、4個所に分散した速度検出用磁極21の着磁
形成は全て略第6図中18で示す波形に統一され
る。なお、場所を限定しての着磁は、着磁用コイ
ルを分散的に配することによりなされる。
こゝで速度検出用磁極21の着磁波形が統一さ
れる理由について説明する。
駆動用磁極8の飽和磁束部分Dでは、速度検出
用磁極21の着磁波形は、第6図中18で示す波
形になるはずであるが、既に、D部分は磁束飽和
状態であるので、これ以上磁束密度(B)は増加しな
い。よつて、速度検出用磁極21の着磁波形は、
駆動用磁極8の飽和磁束部分Dの影響を受け、歪
み、第8図に磁束分布線31に示すように山がつ
ぶれたような着磁波形となる(第8図にgで示す
山がつぶされる)。しかし、この歪み方は常に一
定である。
このように、速度検出用磁極21の着磁波形は
歪んでいるとはいえその形状は全て統一されるた
め、モータの回転時に櫛歯状コイル12のコイル
片12に誘起される電圧の波形は、歪を有する
も、一定の形状となり、これを波形変換して得た
矩形波の速度検出信号は誤差分を含まない信号と
なり、モータ回転速度検出が精度良く行なわれ
る。
本発明によれば、速度検出用磁極21の着磁波
形はそれぞれ同じ形状であるため、プリント基板
11のロータ磁石20に対する取付が多少ずれて
いたりしても、速度検出信号には誤差は表われな
い。このため、ロータ磁石20に対するプリント
基板11の取付精度は従来程の厳密さは要求され
ず、組立作業が容易となる。
なお、駆動用磁極8中飽和磁束部分が占める領
域は比較的広いため、速度検出用信号としては充
分な出力レベルの信号が得られる。また、この飽
和磁束部分に着磁された磁極の着磁波形は安定で
あり、安定度の高い速度検出用信号が得られる。
なお、駆動用磁極の磁束分布線15中傾斜部分だ
けを速度検出用磁極形成部分として利用すること
も考えられるが、着磁波形が不安定となり、しか
もこの部分の領域は狭く出力信号のレベルも小と
なるため、実際的でない。
上述の如く、本発明になるモータの回転速度検
出装置によれば、着磁された磁極波形が一定とな
る。従つて、ロータおよびプリント基板に多少の
面振れや偏心があつても、更にはロータ磁石に対
するプリント基板の取付位置に多少のずれがあつ
たとしても、誤差を含まない速度検出信号が得ら
れ、速度検出を精度良く行なうことが出来、組立
作業も容易になるという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来及び本発明の回転速度検出装置が
適用されたモータの一例の概略構成を示す図、第
2図及び第3図は夫々ロータ磁石及びプリント基
板を示す斜視図、第4図は第2図に示すロータ磁
石の速度検出用磁極の磁束分布を示すグラフ線
と、駆動用磁極の磁束分布を示すグラフ線と、速
度検出用磁極着磁用磁界を表わすグラフ線とを併
せて示す図、第5図、第6図は夫々磁束等の部分
及び飽和磁束部での着磁波形を示す図、第7図は
本発明になる回転速度検出装置の一実施例の要部
をなすロータ磁石の斜視図、第8図は第7図に示
すロータ磁石での第4図に対応する図である。 1……モータ、2……ベース、4……モータ
軸、5……ロータ、8……駆動用磁極、11……
プリント基板、12……櫛歯状コイル、15……
駆動用の磁極の磁束分布線、18……着磁波形、
20……ロータ磁石、21……速度検出用磁極、
31……速度検出用磁極の磁束分布線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動コイルと協働する駆動用磁極上に速度検
    出コイルと協働する速度検出用磁極を重畳して着
    磁してなるロータを有してなるモータの回転速度
    検出装置において、該速度検出用磁極が上記駆動
    用磁極よりも多極であり、該速度検出用磁極を該
    駆動用磁極の飽和磁束部分のみに重畳して上記速
    度検出コイルと同ピツチで磁着してなることを特
    徴とするモータの回転速度検出装置。
JP56017655A 1981-02-09 1981-02-09 Rotating speed detector for motor Granted JPS57132745A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56017655A JPS57132745A (en) 1981-02-09 1981-02-09 Rotating speed detector for motor

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JP56017655A JPS57132745A (en) 1981-02-09 1981-02-09 Rotating speed detector for motor

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JPS57132745A JPS57132745A (en) 1982-08-17
JPS6333381B2 true JPS6333381B2 (ja) 1988-07-05

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JP2759982B2 (ja) * 1988-10-07 1998-05-28 ソニー株式会社 モータのマグネットの着磁パターンおよびその着磁治具
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JPS57132745A (en) 1982-08-17

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