JPS6333275Y2 - - Google Patents

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JPS6333275Y2
JPS6333275Y2 JP2159078U JP2159078U JPS6333275Y2 JP S6333275 Y2 JPS6333275 Y2 JP S6333275Y2 JP 2159078 U JP2159078 U JP 2159078U JP 2159078 U JP2159078 U JP 2159078U JP S6333275 Y2 JPS6333275 Y2 JP S6333275Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は電子楽器のエクスプレツシヨン装置
に関し、特にラウドネスコントロール回路等のエ
クスプレツシヨン周辺回路の組込みを簡単にした
エクスプレツシヨン装置に関するものである。
電子楽器において、演奏音量を可変するために
用いられるエクスプレツシヨン装置は、通常演奏
者の足で操作できるようにペダル式に構成されて
いる。すなわち、足で踏込んで回動操作される踏
板を有し、装置本体にランプとCdS等の光電素子
とを対向して配置し、踏板に固着されたシヤツタ
板によつて光電素子に照射されるランプの光量を
調節することにより踏板の回動角度に応じた電気
的出力を得て、この出力信号によつて楽音の音量
を可変制御するように構成されている。
したがつて、エクスプレツシヨン装置本体には
ランプやCdS等あるいはフツトスイツチを取付け
るだけでなく、これらによつて電気的制御信号を
得るための周辺回路も組込む必要がある。そのた
め、従来は例えばラウドネスコントロール回路等
を構成する抵抗、コンデンサ等を、エクスプレツ
シヨン装置本体にねじ止めした端子板に半田付け
して実装していたため、部品点数が多く、取付け
作業に手間取り、コスト高となるという欠点があ
つた。そこで、例えば実公昭41−7555号公報に見
られるように、これらの周辺回路を構成する電気
部品を予めプリント基板に組込んでエクスプレツ
シヨン装置本体内に取付けるようにしたものもあ
るが、やはりそのプリント基板をエクスプレツシ
ヨン装置本体にねじ止めするのに多くの工数を要
していた。
この考案は上記のような点に鑑みてなされたも
ので、エクスプレツシヨン周辺回路を組込んだプ
リント基板をエクスプレツシヨン装置本体にワン
タツチで装着し得るようにして、組立て作業の簡
易な電子楽器のエクスプレツシヨン装置を提供す
るものである。
以下、添付図面を参照してこの考案の実施例を
説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す電子楽器の
エクスプレツシヨン装置の側面図、第2図はその
背面図である。第1図及び第2図において、1は
エクスプレツシヨン装置本体、2は踏板であつ
て、支軸3によつてエクスプレツシヨン装置本体
1に回動自在に軸支されている。エクスプレツシ
ヨン装置本体1には底部両側面に切り欠き孔4a
を有する取付片4が、又前面に停止片5が設けら
れ、図示しない電子楽器本体の底板に装着される
ようになつている。さらに上面にランプを収容す
るランプカバー部6が設けられ、図示しないラン
プホルダに装着されたランプが底面側から挿入さ
れる。ランプカバー部6の両側面には支持板7が
設けられ、必要に応じその一方あるいは両方に
CdSホルダー8を介してCdS9が取付けられる。
踏板2には、踏込みによる回動角度に応じて開
口面積が変るような形状の透孔10aが穿設され
たシヤツタ板10が固着されており、ランプカバ
ー部6の窓孔22(第5図参照)とCdS9との間
を踏板2の回動と共に移動し、CdS9に対する光
量を可変する。また、踏板2の上方側縁にはフツ
トスイツチ11を開閉操作するためのフツトスイ
ツチレバー12が回動可能に装着されている。
さらに、エクスプレツシヨン装置本体の後端面
には、エクスプレツシヨン周辺回路を組込んだプ
リント基板13(その詳細は後述する)を保持す
るための鉤状の係止部14,14と受け部15、
及びプリント基板13を位置決めし、固着するた
めの突起部16が突設され、プリント基板13を
保持している。
第3図はエクスプレツシヨン装置の電気回路の
一例を示す回路図であつて、図中2点鎖線で囲ん
だ部分Aはエクスプレツシヨン装置本体側、同じ
くBがエクスプレツシヨン周辺回路の一例として
のラウドネスコントロール回路を示す。本体側A
において、ランプ17からの光は踏板2に連結さ
れたシヤツタ板10によつて光量を可変されて光
電素子例えばCdS9に照射され、CdS9の抵抗値
が変化するので、これを利用して電気的に楽音出
力レベルを制御し、エクスプレツシヨン効果を得
ることができるが、さらにラウドネス効果も加味
されるようにラウドネスコントロール回路Bが設
けられる。すなわち、CdS9に並列に抵抗R1
R2との直列回路を接続すると共に、この抵抗R1
とR2との接続点を抵抗R3とコンデンサC1との直
列回路を介して接地してある。したがつて、入力
端子I1に楽音信号が導入されると、踏板2の踏込
量に応じてCdS9を通る楽音信号のレベルが増加
してエクスプレツシヨン効果が得られると共に、
抵抗R1,R2を通る楽音信号のうち中音域の信号
成分はアースにバイパスされて、特に小音量の場
合に相対的に高音域及び低音域の信号レベルが上
り、ラウドネス効果が得られるものである。O1
は楽音信号の出力端子を示す。
第4図はこのようなラウドネスコントロール回
路等のエクスプレツシヨン周辺回路の組込まれた
プリント基板13の平面図である。このプリント
基板13には抵抗R1,R2,R3及びコンデンサC1
からなるラウドネスコントロール回路が2チヤン
ネル分と、さらに、抵抗R4,R5,R6及びコンデ
ンサC2からなるフツトスイツチ回路も組込まれ
ている。各回路部品は図示しないプリント配線に
よつて接続されている。I1,O1及びI2,O2は第1
図に示したラウドネスコントロール回路の各チヤ
ンネルの入出力端子、LE,LAはランプ用、GL、
GEはCdS用、Vss、Fsは電源及びフツトスイツ
チ用端子を夫々示す。18,19はコネクタであ
る。
このプリント基板にはまた、図示のようにエク
スプレツシヨン装置本体1の後端面に突設された
係止部14,14に係合する係合部である係合孔
20,20及び位置決め用の突起部16に係合す
る切り欠き部21が形成されている。
第5図及び第6図は、第1図及び第2図に示し
た実施例におけるエクスプレツシヨン装置本体の
みを示す側面図及び背面図であつて、第1図乃至
第3図と同一部分には同一符号を付してある。
特に第5図で明示されているように、エクスプ
レツシヨン装置本体1の後端面に突設された係止
部14にはプリント基板13の係合孔20の上縁
部を係止する係止溝14aが形成され、受け部1
5にもプリント基板13の下縁部を保持する受け
溝15aが形成されている。なお、22はランプ
カバー部6の両側壁に開けられた窓孔、23は踏
板2を装着する軸穴、24は図示しないランプホ
ルダを装着するための係合片である。
上述のように構成された実施例によれば、プリ
ント基板13をエクスプレツシヨン装置本体1の
背面後方からその左右の係合孔20,20をエク
スプレツシヨン装置本体1の係止部14,14に
挿入した後、プリント基板13の下縁部を受け部
15の受け溝15aに係合させるように押し下げ
ると、第2図に明示されているように、下縁部が
受け部15に保持されると同時に、切り欠き部2
1が突起部16に落ち込んで位置決めされ、係合
孔20の上縁部は係止部14の係止溝14aに係
合される。このように、プリント基板13をエク
スプレツシヨン装置本体1に何等工具を使用する
ことなくワンタツチで簡単に装着することがで
き、また上記と逆の順序で簡単に取外すこともで
きる。
なお、プリント基板にはラウドネスコントロー
ル回路以外に、ビブラートやトレモロ効果用等の
他の回路をも組込んだものをエクスプレツシヨン
装置本体に同様に装着するようにしても良い。
また、プリント基板装着位置も後端面以外に、
例えば本体側面やランプカバー部6の側面等に装
着するようにしても良い。
また、エクスプレツシヨン装置本体1は例えば
合成樹脂等を使用することによつて、第5、第6
図に図示されているように、プリント基板装着用
の係止部14、受け部15、突起部16と共に、
CdSホルダの支持板7、ランプカバー部6、ラン
プホルダ7用の係合片24、および図示していな
いが、プリント基板13からCdS9やランプ17
およびフツトスイツチ11等にいたる接続線を係
止する束線止め等を一体に成型するようにすれ
ば、さらに組立て作業が簡易化される。なお、上
記実施例ではエクスプレツシヨン装置本体に係止
部を突設し、プリント基板に係合孔を設けたが、
これを逆にして、エクスプレツシヨン装置本体の
係止部を孔又は溝にして、プリント基板の係合部
を突起状に形成してもよい。
以上のように、この考案によれば電子楽器のエ
クスプレツシヨン装置における、ラウドネスコン
トロール回路等の周辺回路の組込みが極めて簡単
になり、生産性向上に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので
あり、第1図はエクスプレツシヨン装置の側面
図、第2図はその背面図、第3図はその電気回路
の一例を示す回路図、第4図はプリント基板の一
例を示す平面図、第5図はエクスプレツシヨン装
置本体の側面図、第6図はその背面図である。 1……エクスプレツシヨン装置本体、2……踏
板、6……ランプカバー部、9……CdS、10…
…シヤツタ板、13……プリント基板、14……
係止部、15……受け部、16……突起部、17
……ランプ、20……係合孔、21……切り欠き
部、B……ラウドネスコントロール回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エクスプレツシヨン装置本体にエクスプレツ
    シヨン周辺回路を組込んだプリント基板を係合
    保持するための係止部と該プリント基板の縁部
    を保持する受け部とを設けると共に、上記プリ
    ント基板に上記係止部と係合する係合孔を設
    け、該プリント基板をその係合孔を上記係止部
    に係合させて縁部を上記受け部に保持させるこ
    とにより、上記エクスプレツシヨン装置本体に
    ワンタツチで装着し得るようにしたことを特徴
    とする電子楽器のエクスプレツシヨン装置。 2 エクスプレツシヨン周辺回路がラウドネスコ
    ントロール回路である実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の電子楽器のエクスプレツシヨン装
    置。
JP2159078U 1978-02-23 1978-02-23 Expired JPS6333275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2159078U JPS6333275Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2159078U JPS6333275Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54125625U JPS54125625U (ja) 1979-09-01
JPS6333275Y2 true JPS6333275Y2 (ja) 1988-09-05

Family

ID=28854764

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JP2159078U Expired JPS6333275Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23

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JPS54125625U (ja) 1979-09-01

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