JPS6333215A - 充填機でフイルタ付き巻きタバコからなるグル−プを形成する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、充填機でフィルタ付き巻きタバコからなる
グループを形成する方法に関する。−〔従来の技術〕 以下の説明において、［巻きタバコからなるグループ」
という用語は、１箱の中身を形成し、充填し終えた箱内
で巻きタバコがとる配列と同じ配列を持つ巻きタバコを
、表すものとして用いる。

一般に、巻きタバコからなるグループの各々は、各々が
６本または７本の巻きタバコからなる３つの重なり合っ
た層を成して配置される２０本の巻きタバコから成る。

公知の充填機は、一般に、複数本の巻きタバコがばらば
らにその軸線に対し横方向に供給される供給ホッパを備
える。３つの層の各々ごとに、供給ホッパは、内部バッ
フルにより対応する層内に存在するタバコの数に等しい
数の複数個の並列した通路に分けられた出「１間１１部
を有する。

各層は、１木のタバコの直径を若干越える距離で供給ホ
ッパの対応する出目開目の出口端から離れてそのドに設
けられた実質的に水平な壁−Ｌに重力により形成される
。層の形成が行なわれると、層は、押し出し部材により
この層を形成する巻きタバコの軸線と平行に押きれて、
巻きタバコの軸線に対し横方向に歩進的に駆動される。

コンベアのポケットに入れられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

巻きタバコからなる１層をコンベアの前進ポケットに挿
入するには、巻きタバコが、変形や損傷を受けることな
く対応するポケットの一端に設けたストッパと点接触し
なければならないだけでなく、ストッパとの接触時には
ね返りを生じることなく停止１−シて形成時には定めら
れた通りの形状が巻きタバコからなるグループにＩ−え
られなければならないので、解決すべき幾つかの技術的
な問題をもたらしている。

公知の充填機では、この技術的な問題を種々の方法で解
決すべく試みられているが、完全に満足のいく結果はも
たらしてはいない。対応する押し出し部材が、充填動作
の終わりに減速し又は停止した後で慣性力により移動を
続け、ストッパに激しく衝突し後方へのはね返りにより
端部が変形するのを防Ｉ（−するのに一般的に用いた第
１の解決法は、押し出し部材の動作中これに随伴する副
押し出し部材の一体的な一部としてストッパを形成する
ことであった。しかしながら、この解決法は、巻きタバ
コが充填動作の終りで慣性力により副押し出し部材に弾
性的に押圧され、押し出し部材が離れるやいなや端部が
変形して弾性的に後方にはね返るため、好ましい結果を
もたらしていなかった。

次いで、巻きタバコに制動力を加えることによって、押
し出し部材に対する巻きタバコの慣性移動をなくするこ
とが試みられた。このため、各押し出し部材は、巻きタ
バコからなる層の両側部に置かれ巻きタバコと平行な２
木の棒体からなる２木のいわゆる「脇締め部材」と連動
する。脇締め部材は、ポケットに巻きタバコからなる層
を充填する際には、互いに近づく方向に移動して対応す
る層の幅よりも若干狭い幅を持つ通路を形成することに
よって巻きタバコの横方向圧縮をもたらしていた。この
方法では、対応する押し出し部材の押し出し力による巻
きタバコの軸線方向前進を妨げ、押し出し部材に対する
巻きタバコの慣性移動を阻害する傾向をもたらす摩擦力
が生じてしまう。

実際、押し出し部材に対する巻きタバコの慣性移動を完
全に除去するために脇締め部材により巻きタバコに加え
る必要のある横方向力は、永久変形または破損を生じる
ことなく巻きタバコが耐えることができる力を越えてい
ることがわかった。

この発明の目的は、後者の方法を、各グループの各層を
なす巻きタバコが対応する前進ポケット内で定められた
通りにしかも損傷を生ずることなく配列されるように改
良することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は、フィルタ付き巻きタバコの各グループが、
コンベアの対応する前進ポケットに供給され、各グルー
プは、押し出し機構により対応するポケットに供給され
た複数の重なった層からなる、充填機でフィルタ付き巻
きタバコのグループを形成する方法において、巻きタバ
コからなる各層をポケットに入れるときに、２つの異な
った連続する横方向圧縮作用を加え、これらのうち第１
の圧縮作用は、各層の巻きタバコを互に横方向に実質的
に接近させるものであり、第２の圧縮作用は、第１のも
のより圧力が大きく、フィルタに対してのみ加えること
を特徴とする本発明に係る方法によって達成される。

〔実施例〕

次に、本発明の好ましい一実施例を、非限定的な実施例
を図示した添付図面を参照しながら説明する。

第１図及び第２図は、全体を符号２で示した巻きタバコ
充填機の充填部ｌを示すものである。

この充填部ｌは、供給ホッパ３を備え、供給ホッパの下
端出口部は下方向にテーパーの付いた３つ開口部４から
なり、開口部の各々には、内部にバッフルすなわち壁５
が設けられて対応する開口部４を複数個の通路６に分割
している。

第２図に詳しく示したように、縦列に置かれた巻きタバ
コ７は、その軸線に対し横方向に重力により各通路６に
沿って前進する。各縦列の下方巻きタバコは、巻きタバ
コ７の直径を若干越えた距離で対応する開口部４から離
れてこの開口部の下に設けられたプレート８と接触して
いる（第２図参照）。巻きタバコ７の直径にほぼ等しい
距離だけ川に異なる徐々に低くなった高さ位置に設けら
れたプレート８に、対応する開「１部４の下端の下の高
さ位置、すなわち対応するプレート８と開口部４自体の
開口端間の位置に置かれる各巻きタバコの層が形成され
る（第３図、第４図及び第５図参照）。

図示していない駆動機構により、歩進駆動され、均等に
分けられた前進ポケット１１を支持するベルトコンベア
１０の上部走行部は、プレート８に対して横方向に伸び
ている。各ポケット１１は、第１図に矢印１２で示した
方向に駆動されるコンベアｌＯを横切るように伸び、そ
の充填端がプレート８を向きその反対端が矢印１２と平
行に伸びる固定したストッパプレート１３とほぼ接触す
るように位置付けられる。各ポケット１１は、コンベア
ベルトｌＯにより、プレート８の各々の前で停止し、１
箱（図示せず）の中身を形成する巻きタバコ７のグルー
プ（図示せず）を形成できるようにポケットｌｌ内で重
なり合うことになる３つの層９を連続して受は入れるよ
うに前進する。

各層９は、押し出し部材１４の各々により対応するポケ
ット１１に入れられる。押し出し部材は、作動横部材１
５に強固に接続され、後退した休止位置ではベルトコン
ベア１０に対して供給ホッパ３の反対側に位置する。各
押し出し部材１４は、押し出し部材１４が第２図ないし
第５図に詳細に示した各開口部４の下端とプレート８間
の間隙部に入り込む突出位置と後退位置との間を往復動
作で移動する。突出位置では、各押し出し部材１４の自
由端が、対応するポケット１１に入ったばかりの巻きタ
バコの層９の一端と接触し、巻きタバコの層の他端が、
ストツノぐ１３と接触する。

後退位置と前進位置との間の移動中、各押し出し部材１
４は、対応するプレート８の上で「脇締め部材」として
知られる２つの側部押し部材１６及び１７間を移動する
。

第２図に詳細に示すように、全ての脇締め部材１６は、
矢印１２に平行で端部ガイド２０内で軸線方向にスライ
ド自在に取付けられたシャフト１９に固定された各ブラ
ケット１８の−Ｌ端に強固に接続される。一方、全ての
脇締め部材１７は、シャフト１９と平行で各端部ガイド
２３内で軸線方向にスライド自在に取伺けられたシャフ
ト２２に固定された各ブラケツ）２１の−Ｌ端に強固に
接続される。

シャツ）１９及び２２は、各駆動機構２４により軸線方
向に往復運動で駆動される。駆動機構の各々は、シャツ
）１９及び２２を横断するように配置され、軸芯を中心
として連続して回転する駆動シャフト２５を備える。駆
動シャフト２５には、ロッカーアーム２９の端部に接続
したホロワローラ２８を案内する環状の溝２７を備えた
確動管２６がキー結合されている。ロッカーアームの中
間点は、駆動シャフト２５と平行に固定されたシャフト
３２回転自在取付けられる。ロッカーアーム２９の上端
は、各シャフト１９または２２に強固に接続れたブラケ
ット３２の下端にコネクティングロッド３１により接続
される。

各カム２６の溝２７は、互に整合して接続しＲ１，Ｒ２
およびＲ３で示す半径が順次減少する３つの連続した部
分からなる。

動作について説明すると、ベルトコンベア１０の３個の
連続するポケツ）１１が、各開口部４の前で停止１−シ
、押し出し部材１４が、各押し出し部材が対応する開１
１部４と対応するプレート８の間の間隙の方に移動して
対応する層９をストッパプレート１３の方に押し始める
ように横部材１５によって回持に作動されると、ロッカ
ーアーム２９のホロワローラ２８は、各々、各カム２６
の半径がＲ１である部分に沿って位置付けられている。

ホロワローラ２８のこの位置は、第３図に示す脇締め部
材１６及び１７の位置に対応する。この位置では、脇締
め部材１６及び１７からなる各層により、対応する開［
１部４の幅にほぼ等しい幅を有する固定された供給通路
３３が形成される。

第４図に示すように、各層９の巻きタバコ７が対応する
通路３３とすっかり接触し対応する押し出し部材１４の
押し出し力により対応するポケット１１内に入り始めよ
うとすると、ホロワローラ２８は、半径Ｒ１の部分から
半径Ｒ２の部分に移動し各脇締め部材１６とこれと連動
する脇締め部材１７とをロッカーアーム２８並びにシャ
フト１９及び２２の作用により互に接近させられる。

第４図に示したこの第１の接近位置では、相互に連動し
た脇締め部材１６及び１７の各層により形成される通路
３３の幅は、対応する層９の各タバコの直径の合計より
も若干狭い。このため、各層９の巻きタバコ７が通路３
３を前進する際には少なくとも一部にわたって、対応す
る脇締め部材１６及び１７により側部が接触したまま互
いに軽く押し付けられる。

第５図に示すように、巻きタバコ７が、その大部分の長
さ分対応するポケット１１に入り込み、ｉ １イ実Ｉニフイルタ３５だけが、まだ対応する通路３３
に入ったままであるときには、第１図、第４図及び第５
図に示す矢印３４の方向への横部材１５の押し込み動作
は、押し出し部材が巻きタバコ７がストッパプレート１
３と接触している位置に対応するストローク端位置に到
達する前に、押し出し部材１４の動きを徐々に遅くする
様に減速動作を生じさせる。

このように押し出し部材１４は減速するため、もし、巻
きタバコ７を押し出し部材１４と絶えず接触状態に置い
て、ストッパプレート１３と接触して停止ｌ−するまで
徐々にその動きを減速させることができる。対応する脇
締め部材１６及び１７による作用がないと、巻きタバコ
は、慣性で押し出し部材から離れ、ストッパプレート１
３と激しく衝突して損傷が生じ後方にはね返ることにな
る。

このため、矢印３４の方向に移動を続ける横部材１５が
、減速を始めて、巻きタバコ７のフィルタ３５だけが、
対応する通路３３にはまるときには、ホロワローラ２８
が、各カム２６の半径がＲ３である部分に入り込み各層
の脇締め部材１６及び１７を、これらが第５図に示す位
置に達するまで互いに接近させる。第５図に示す位置で
は、各層の脇締め部材１６及び１７が、対応する層９の
巻きタバコ７のフィルタ３５と接触して、フィルタを互
いに比較的強い力で押圧することにより、巻きタバコ７
の慣性移動が押し出し部材１４に関して相対的に生じる
ことのないような摩擦力をもたらす。

巻き夕へコアが、ストッパプレート１３と接触すると、
横部材１５の移動は逆転し、ホロワローラ２８は、各カ
ム２６の半径がＲ１である部分に入り込み、横部材１５
が、矢印３４の方向に再び移動するまでカムのこの部分
に留まっている。

以北の説明から、シャツ）１９及び２２の連動は、絶え
ず等しく反対方向であるので、２個の溝２７が形成され
た単一のカム２６を用いてもよいことは明らかである。

また、一方のカム２６を省略し、２木のシャフト１９及
び２２のうち一方を残りのカム２６により制御するよう
にして、両シャフトを中心線上で軸支したロッカーアー
ムにより互に接続するようにしてよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による方法を実施する巻きタバコ充填
機の詳細を示す平面図であって、簡明化のため一部を省
略したものであり、第２図は、第１図に示した巻きタバ
コ充填機の側面図であり、第３図、第４図及び第５図は
、第１図及び第２図に示した充填機の一部が３つの異な
った動作状態にある場合の拡大概略平面図である。 ２・・・充填機、７・・・巻きタバコ、９・・・層、１
０・・・ベルトコンベア、１１・・・ポケット、１４・
・・押し出し部材、３５・・・フィルタ 特許出願人　　ジ、デイ　ソチェタ　ペルアチオーニ 代　理　人　　弁理士　山水　量三（ほか１名）外・　
”ＩＣ 勺−コ ＦＩＧ、　３　　　却 ＪΔ′

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）フィルタ付き巻きタバコの各グループが、コンベア
   （１０）の対応する前進ポケット （１１）に供給され、各グループは、押し出し機構（１
   ４）により対応するポケット（１１）に供給された複数
   の重なつた層（９）からなる、充填機（２）でフィルタ
   付き巻きタバコのグループを形成する方法において、 巻きタバコ（７）からなる各層（９）をポケット（１１
   ）に入れるときに、二つの異なつた連続する横方向圧縮
   作用を加え、これらのうち第１の圧縮作用は、各層（９
   ）の巻きタバコ（７）を互に横方向に実質的に接近させ
   るものであり、第２の圧縮作用は、第１のものより圧力
   が大きく、フィルタ（３５）に対してのみ加えることを
   特徴とする方法。 ２）前記各層（９）を、供給通路（３３）の横方向幅を
   変えるとともに前記二つの横方向圧縮作用を加えられる
   ことができるように、互に対して相対的に移動可能な二
   つの脇締め部材（１６、１７）により側部が形成される
   供給通路（３３）に沿つて対応するポケット（１１）に
   供給することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   の方法。 ３）前記巻きタバコ（７）を、前記対応する供給通路（
   ３３）にそのフィルタ（３５）の長さを越える長さ分接
   触させたまま、前記各層（９）の巻きタバコ（７）に前
   記第１の横方向圧縮作用を加えるとともに、該巻きタバ
   コ（７）のフィルタ（３５）だけを該対応する供給通路
   （３３）に占めさせたまま、前記巻きタバコ（７）に前
   記第２の横方向圧縮作用を加えることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項に記載の方法。