JPS633319B2 - - Google Patents

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JPS633319B2
JPS633319B2 JP60194274A JP19427485A JPS633319B2 JP S633319 B2 JPS633319 B2 JP S633319B2 JP 60194274 A JP60194274 A JP 60194274A JP 19427485 A JP19427485 A JP 19427485A JP S633319 B2 JPS633319 B2 JP S633319B2
Authority
JP
Japan
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waveform
signal
pitch
address
musical
Prior art date
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Expired
Application number
JP60194274A
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English (en)
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JPS61112193A (ja
Inventor
Shimaji Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は楽音発生装置に関するものであり、
更に詳しくはあらかじめ波形メモリに記憶されて
いる楽音波形を読出して楽音を発生する、いわゆ
る波形メモリ読出し方式の楽音発生装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の波形メモリ読出し方式の楽音発生装置と
しては、例えば特公昭50−33842号公報に示され
た発明がある。即ち、所望の楽音波形(音源波
形)を記憶している波形メモリを発生すべき楽音
の音高(押下鍵の音高)に対応する読出しアドレ
ス信号で読出し、この読出した楽音波形を楽音信
号として楽音を発生するものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、周知のように、自然楽器の音は、そ
の音高(または音域)によつて多少異なる音色に
なつている。しかしながら、上記した従来の波形
メモリ読出し方式の楽音発生装置では、波形メモ
リに記憶する楽音波形の形状を一度定めてしまう
と、発生される楽音(楽音信号)はこの設定波形
に対応た音色に固定され、音色を容易に変更する
ことができないので、自然楽器のように各音高
(音域)毎に異なる音色の楽音を発生することが
困難である。あえて各音高(音域)毎に異なる音
色の楽音を発生させるためには、各音高(音域)
毎に異なる楽音波形を記憶した波形メモリを設け
ねばならず、システムとして膨大なものとならざ
るを得ない。
そこで、この発明は、波形メモリ読出し方式の
楽音発生装置において、音高(または音域)毎に
異なる音色の楽音を容易に発生できるようにする
ことを目的するものである。
(問題点を解決するための手段とその作用) この発明においては、発生すべき楽音の音高を
指定する音高指定手段と、この音高指定手段で指
定された音高に対応して順次変化する第1のアド
レス信号を発生するアドレス信号発生手段と、上
記の音高指定手段で指定された音高またはその音
高の属する音域に対応したパラメータ信号を発生
するパラメータ信号発生手段と、上記第1のアド
レス信号とパラメータ信号とを演算して少くとも
1つの第2のアドレス信号を出力する演算手段
と、互いに異る少くとも2つの第1および第2の
波形に関する波形信号を記憶し、上記の第1およ
び第2のアドレス信号によつて読出される波形記
憶手段と、この波形記憶手段から読出された各波
形信号を合成する合成手段とが設けられる。
第1のアドレス信号と第2のアドレス信号とは
パラメータ信号に対応した所定の位相差を有する
ので、波形記憶手段から出力される各波形信号も
所定の位相差を有するものとなる。この場合、パ
ラメータ信号が発生すべき楽音の音高または音域
に対応して変化することにより、上記の各波形信
号の位相差も楽音の音高または音域に応じて変化
することになる。従つて、このような各波形信号
を合成することによつて形成される楽音信号は、
上記の位相差の変化に従つてその波形形状(音
色)が変化することになり、この結果、発生され
る楽音(楽音信号)の音色が該楽音の音高または
音域に対応して変化する。
(実施例) この発明の一実施例を第1図に示す。第1図は
この発明による楽音発生装置を電子楽器に適用し
た場合の実施例を示すもので、音高指定手段であ
る鍵盤回路1の各出力線は、一方において周波数
情報メモリ2の入力側にそれぞれ接続されてお
り、他方においてノートスケーリングパラメータ
3の入力側にそれぞれ接続されている。また、鍵
盤回路1はある鍵が押下されたことを示すキーオ
ン信号KONを出力するように構成されており、
その出力端子Kがエンベロープ波形発生器9の入
力側に接続されている。周波数情報メモリ2の出
力側は累算器4の入力側に接続されており、この
累算器4の累算指令端子にはクロツクパルスφが
入力されている。ここで、周波数情報メモリ2と
累算器4とでアドレス信号発生手段を構成する。
累算器4の出力側は波形記憶手段である波形メモ
リ6のアドレス入力側に接続されるとともに、加
算器5の第1の入力端子Aに接続されている。
パラメータ信号発生手段であるノートスケーリ
ングパラメータメモリ3の出力側は加算器5の第
2の入力端子Bに接続され、加算器5の出力側は
やはり波形記憶手段である波形メモリ7のアドレ
ス入力側に接続されている。波形メモリ6および
7の出力側はそれぞれ加算器8の第1の入力端子
Aおよび第2の入力端子Bに接続されている。
ここで、加算器5は演算手段を、加算器8は合
成手段を、それぞれ構成している。
加算器8の出力側は乗算器10の第1の入力端
子Aに接続されており、乗算器10の第2の入力
端子Bにはエンベロープ波形発生器9の出力側が
接続されている。乗算器10の出力側はデイジタ
ル・アナログコンバータ(以下〓D/Aコンバー
タ〓と略記する)11の入力側に接続されてお
り、D/Aコンバータ11の出力側はアンプやス
ピーカなどから成るサウンドシステム12の入力
側に接続されている。
ここで、鍵盤回路1は、電子楽器の鍵盤部であ
る鍵が押下されると、キーオン信号信号KONを
出力するとともに、押下鍵に対応する1本の出力
線に論理値“1”を出力するように構成されてい
る。また、周波数情報メモリ2には各鍵の音高に
それぞれ対応する値の周波数情報F(定数)が記
憶されている。ノートスケーリングパラメータメ
モリ3には、例えば第2図に示すような各鍵の音
高に対応する値のノートスケーリングパラメータ
信号NSPが記憶されている。更に、波形メモリ
6には例えば第3図Aに示すような波形W1に関
する波形信号が記憶されれ、波形メモリ7には例
えば第3図Bに示すような波形W2に関する波形
信号が記憶されている。また、エンベロープ波形
発生器9はある鍵が押下されたことを示すキーオ
ン信号KONを受けて所定のエンベロープ波形信
号EVを出力するように構成されている。
以上の構成を有する電子楽器の動作について次
に説明する。
鍵盤部においてある鍵が押下されると、鍵盤回
路1からキーオン信号KONが出力されるととも
に、鍵盤回路1の押下鍵に対応した1本の出力線
に論理値“1”が出力される。従つて、周波数情
報メモリ2から押下鍵の音高(発生すべき楽音の
音高)に対応する値の周波数情報Fが読出され、
更にノートスケーリングパラメータメモリ3から
押下鍵の音高(発生すべき楽音の音高)に対応し
てノートスケーリングパラメータ信号NSPが読
出される。周波数情報メモリ2から読出された周
波数情報Fは累算器4においてクロツクパルスφ
のタイミングで順次累算され、その累算値qF(q
=1、2、3、)…が第1のアドレス信号として
波形メモリ6のアドレス入力側と加算器5の第1
の入力端子Aにそれぞれ入力される。ここで、累
算器4は累算値qFがその最大累算値(モジユロ)
に達した場合、周波数情報Fの累算を再び最初か
らくり返して行うように構成されている。
また、ノートスケーリングパラメータメモリ3
から読出されたノートスケーリングパラメータ信
号NSPは加算器5の第2の入力端子Bに入力さ
れる。従つて、加算器5は累算器4から出力され
る累算値qF(第1のアドレス信号)とノートスケ
ーリングパラメータ信号NSPとを加算し、その
加算値(qF+NSP)を第2のアドレス信号とし
て波形メモリ7へ出力する。
以上の説明から明らかなように、波形メモリ7
に入力される第2のアドレス信号(qF+NSP)
は、波形メモリ6に入力される第1のアドレス信
号qFと比較してノートスケーリングパラメータ
信号NSPの値だけ位相が進んだものとなる。こ
のため、第4図に示すように、波形メモリ6から
出力される波形信号W1と波形メモリ7から出力
される波形信号W2とは、互いにノートスケーリ
ングパラメータ信号NSPによつて定められる所
定の位相差Pを有している。これら2つの波形信
号W1とW2とは加算器8において加算され、楽
音信号W1+W2が形成される。その後、この楽
音信号は乗算器10の第1の入力端子Aに入力さ
れ、ここで鍵盤回路1から出力されるキーオン信
号KONを受けてエンベロープ波形発生器9から
出力されるエンベロープ波形信号EVと互いに乗
算され適宜の音量エンベロープが付与された後、
D/Aコンバータ11によつてこの楽音信号がデ
イジタル信号からアナログ信号に変換され、サウ
ンドシステム12から楽音として発音される。
この実施例によれば、波形メモリ6,7にそれ
ぞれ記憶されている2つの波形信号W1,W2を
ノートスケーリングパラメータ信号NSPの値だ
け異なる位相の第1、第2のアドレス信号でそれ
ぞれ読出すため、第4図に示すように、波形メモ
リ6と7からはノートスケーリングパラメータ信
号NSPの値に相当する分だけ位相が異なる2つ
の波形信号W1とW2とが読出される。前記した
ように、ノートスケーリングパラメータメモリ3
に記憶されているノートスケーリングパラメータ
信号NSPの各値は各音高に対応する値であるか
ら、波形信号W1とW2の位相差Pも音高に対応
した値となる。第2図に示した例によればノート
スケーリングパラメータ信号NSPの値は低音高
では大きな値であり、高音高では小さな値となつ
ている。従つてこの場合には、波形信号W1とW
2の位相差Pは低音高では大きな値となり、高音
高では小さな値となる。
このように押下鍵の音高(発生すべき楽音の音
高)に対応して所定の位相差を有する2つの波形
信号W1とW2とが互いに加算されて楽音信号が
形成されるので、押下鍵の音高によつて波形々状
が変化する楽音信号が形成されることになる。従
つて、この実施例によれば、音高に応じて音色が
変化する楽音を容易に発生することができる。
なお、以上の説明では、波形メモリに2つの波
形を記憶し、これら波形信号を合成して楽音信号
を形成する場合について説明したが、この発明は
これに限定されるものではなく、波形メモリに記
憶する波形の数を更に増やしてもよい。
更に、第1のアドレス信号(累算値qF)とノ
ートスケーリングパラメータ信号NSPとを加算
して第2のアドレス信号を形成したが、これに限
定されるものではない。例えば、第1のアドレス
信号からノートスケーリングパラメータ信号
NSPを減算して第2のアドレス信号を形成する
ようにしてもよい。また、ノートスケーリングパ
ラメータメモリ3に各音高毎に異なる値のノート
スケーリングパラメータ信号NSPが記憶されて
いる例を説明したが、これに代えて、例えば各音
域毎に異なる値のノートスケーリングパラメータ
信号NSPを記憶させてもよい。
(発明の効果) この発明によれば、発生すべき楽音の音高また
は音域に対応して所定の位相差を有する複数の波
形信号を合成して楽音信号を形成しているので、
音高または音域に応じて音色が変化する楽音信号
を形成できるから、自然楽器のように音高または
音域毎に異なる音色の楽音を発生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク線
図、第2図は第1図に示した実施例におけるノー
トスケーリングパラメータメモリに記憶されてい
るノートスケーリングパラメータ信号の一例を示
す波形図、第3図A,Bはそれぞれ第1図に示し
た実施例における波形メモリに記憶されている波
形の例を示す波形図、第4図は第1図に示した実
施例において2つの波形メモリから出力される波
形信号の一例を示す波形図である。 1……鍵盤回路、2……周波数情報メモリ、3
……ノートスケーリングパラメータメモリ、4…
…累算器、5……加算器、6,7……波形メモ
リ、8……加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発生すべき楽音の音高を指定する音高指定手
    段と、 上記の音高指定手段で指定された音高に対応し
    て順次変化する第1のアドレス信号を発生するア
    ドレス信号発生手段と、 上記の音高指定手段で指定された音高またはそ
    の音高の属する音域に対応したパラメータ信号を
    発生するパラメータ信号発生手段と、 上記の第1のアドレス信号とパラメータ信号と
    を演算して該第1のアドレス信号に対し該パラメ
    ータ信号に対応した所定の位相差を有する少くと
    も1つの第2のアドレス信号を出力する演算手段
    と、 互いに異る少くとも2つの第1および第2の波
    形に関する波形信号を記憶し、上記の第1および
    第2のアドレス信号によつて読出される波形記憶
    手段と、 上記の波形記憶手段から読出された上記の所定
    の位相差を有する各波形信号を合成する合成手段
    と を具え、上記の合成手段の出力に基ずき楽音を発
    生するようにした楽音発生装置。
JP60194274A 1985-09-02 1985-09-02 楽音発生装置 Granted JPS61112193A (ja)

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JP60194274A JPS61112193A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 楽音発生装置

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JPS61112193A JPS61112193A (ja) 1986-05-30
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JPS6145298A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 カシオ計算機株式会社 電子楽器
JP2829996B2 (ja) * 1988-11-30 1998-12-02 カシオ計算機株式会社 電子弦楽器
US5319151A (en) * 1988-12-29 1994-06-07 Casio Computer Co., Ltd. Data processing apparatus outputting waveform data in a certain interval
US5200564A (en) * 1990-06-29 1993-04-06 Casio Computer Co., Ltd. Digital information processing apparatus with multiple CPUs

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