JPS6332935Y2 - - Google Patents

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JPS6332935Y2
JPS6332935Y2 JP1984052640U JP5264084U JPS6332935Y2 JP S6332935 Y2 JPS6332935 Y2 JP S6332935Y2 JP 1984052640 U JP1984052640 U JP 1984052640U JP 5264084 U JP5264084 U JP 5264084U JP S6332935 Y2 JPS6332935 Y2 JP S6332935Y2
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JP
Japan
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vacuum container
vacuum
muffler
compressed air
container
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JP1984052640U
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JPS60164685U (ja
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、真空容器に空気を吸気する吸気機
構に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の真空装置の概略的な構成を示
す。図において、1は真空容器、2は真空容器1
の内部を真空排気する真空排気装置、3は真空容
器1と真空排気装置2とを接続する真空弁、4は
真空容器1の内部に空気を吸気する吸気弁、5は
吸気時の騒音を減少させる消音器である。
真空容器1の内部を真空排気する際は、吸気弁
4を閉じ真空容器1の内部と大気との間の経路を
しや断する。次いで真空弁3を開き真空容器1の
内部と真空排気装置2との間の経路を接続し、真
空排気装置2を作動させると、真空容器1の内部
の圧力と大気圧との差圧力によつて真空容器1の
ふた(図示せず)は真空容器1の本体に押し付け
られ密着し、真空容器1の内部を所定の真空圧力
まで真空排気する。
真空容器1の内部を大気圧にする際は、真空弁
3を閉じ真空容器1の内部と真空排気装置2との
間の経路をしや断し、真空排気装置2を停止し次
いで吸気弁4を開き真空容器1の内部と大気との
間の経路を接続すれば、真空容器1の内部に空気
が流入し真空容器1の内部は大気圧になり真空容
器1のふたと真空容器1の本体とは非密着状態に
なる。このとき、真空容器1の内部に流入する空
気により騒音が発生するので、消音器5により比
較的小さな騒音に押えるようになつている。
従来の真空装置は以上のように構成されかつ操
作されているので、真空容器1内に吸気する場
合、真空容器1内と大気との間に、吸気弁4の抵
抗に加え吸気弁4より大きな抵抗をもつた消音器
5があるため真空容器1の内部に流入する空気の
流量は制限される。大気圧と真空容器1内との差
圧が小さくなるにつれ、真空容器1内に流入する
空気量が減少するので、真空容器1の内部が所定
の真空圧力から大気圧になるまでの時間(以下、
吸気時間という)が長くなるという欠点があつ
た。
〔考案の概要〕
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、消音器に圧縮空気
源を接続することにより、吸気時間を短くできる
真空装置を提供することを目的とする。
〔考案の実施例〕
第1図において、6は消音器5に接続された圧
縮空気源である。
真空容器1の内部を真空排気する場合は、従来
例と同じであるから説明を省略する。
次に、真空容器1の内部を大気圧にするには、
まず、真空弁3を閉じ真空容器1の内部と真空排
気装置2との間の経路をしや断し、真空排気装置
2を停止する。次いで吸気弁4を開き真空容器1
の内部と消音器5を経由した圧縮空気源6との間
の経路を接続すれば、真空容器1の内部に圧縮空
気が流入し、真空容器1の内部の圧力は上昇す
る。このとき、真空容器1の内部の圧力が大気圧
に近くなつても、真空容器1の内部に流入する圧
縮空気の流量は大巾に減少しない。また、真空容
器1の内部の圧力が大気圧より大きくなれば、自
動的に真空容器1のふたを真空容器1の本体から
押しのけるので、真空容器1の内部が大気圧にな
つたことが、例えばリミツトスイツチなどにより
知ることができる。
また、内容積が比較的大きな真空容器の場合、
第2図に示すように、消音器5と圧縮空気源6と
の間に3方向弁7を設け、最初に3方向弁7を操
作して消音器5と圧縮空気源6との間の経路をし
や断し、消音器5と大気との間の経路を接続し
て、真空容器1の内部に空気を流入させる。次
に、真空容器1の内部の圧力が所定の圧力になつ
たときに、3方向弁7を操作して、消音器5と大
気との間の経路をしや断し、消音器5と圧縮空気
源6との経路を接続して、真空容器1の内部に圧
縮空気を流入させれば、大量に圧縮空気を消費す
ることなく前記実施例と同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば消音器5に圧
縮空気源6を接続したので、吸気時間を確実に短
縮でき、短縮しうる時間は真空装置によつて異る
が数秒程度である。
特に、真空容器を使うものの一例として電子ビ
ーム溶接機の量産部門では、被加工物の取り付
け、真空加工室の真空排気、溶接、真空加工室へ
の大気の吸気、被加工物の取り外しといつた一工
程の所要時間が10秒程度である。そのため、2〜
3秒の吸気時間短縮によつて一工程の所要時間が
20〜30%短縮できるので、生産性を大巾に向上す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す真空装置の
概略的な構成図、第2図はこの考案の他の実施例
を示す概略的な構成図、第3図は従来の真空装置
の概略的な構成図である。 1……真空容器、2……真空排気装置、3……
真空弁、4……吸気弁、5……消音器、6……圧
縮空気源、7……3方向弁。なお、図中、同一符
号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 真空容器と、真空容器内部を真空排気する真
    空排気装置と、真空容器内部に空気を吸気する
    吸気弁と、吸気時の騒音を減少させる消音器と
    で構成された真空装置において、前記消音器に
    圧縮空気源を接続したことを特徴とする真空装
    置。 (2) 消音器と圧縮空気源との間に3方向弁を挿入
    して接続した実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の真空装置。
JP5264084U 1984-04-12 1984-04-12 真空装置 Granted JPS60164685U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264084U JPS60164685U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 真空装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264084U JPS60164685U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 真空装置

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Publication Number Publication Date
JPS60164685U JPS60164685U (ja) 1985-11-01
JPS6332935Y2 true JPS6332935Y2 (ja) 1988-09-02

Family

ID=30572773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5264084U Granted JPS60164685U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 真空装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60164685U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926521A (ja) * 1972-07-05 1974-03-09
JPS5136130U (ja) * 1974-09-11 1976-03-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926521A (ja) * 1972-07-05 1974-03-09
JPS5136130U (ja) * 1974-09-11 1976-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60164685U (ja) 1985-11-01

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