JPS6332604Y2 - - Google Patents
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- JPS6332604Y2 JPS6332604Y2 JP1980086941U JP8694180U JPS6332604Y2 JP S6332604 Y2 JPS6332604 Y2 JP S6332604Y2 JP 1980086941 U JP1980086941 U JP 1980086941U JP 8694180 U JP8694180 U JP 8694180U JP S6332604 Y2 JPS6332604 Y2 JP S6332604Y2
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- JP
- Japan
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- coil spring
- sensing
- engine
- sensing body
- interlocking wire
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Links
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 9
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Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、コンバイン等の農作業機における走
行機体等が障害物に接触して破損するのを防止す
るための安全装置の構造に関するものである。
行機体等が障害物に接触して破損するのを防止す
るための安全装置の構造に関するものである。
コンバイン等の農作業機においては、各種作業
機器の部材等が走行機体の進行方向左右に出つ張
つていることがあり、この部材の突出寸法が著し
いと、一つの圃場から他の圃場に移動する際の畦
越え時や、路上走行時に、木立や作業者に不用意
に接触して危険である。
機器の部材等が走行機体の進行方向左右に出つ張
つていることがあり、この部材の突出寸法が著し
いと、一つの圃場から他の圃場に移動する際の畦
越え時や、路上走行時に、木立や作業者に不用意
に接触して危険である。
この危険防止の安全装置として、例えば先行技
術の特開昭52−16317号公報に開示されているよ
うに、ピアノ線等の感知棒の基端を走行機体にピ
ン枢支することにより揺動自在に装着し、該感知
棒の基端に固着したカム板の回動に応じてON・
OFFするように接当するリミツトスイツチを走
行機体側に設け、リミツトスイツチを走行装置の
駆動停止手段に連結し、感知棒が他物に当たれ
ば、走行機体が停止するように構成することを提
案している。
術の特開昭52−16317号公報に開示されているよ
うに、ピアノ線等の感知棒の基端を走行機体にピ
ン枢支することにより揺動自在に装着し、該感知
棒の基端に固着したカム板の回動に応じてON・
OFFするように接当するリミツトスイツチを走
行機体側に設け、リミツトスイツチを走行装置の
駆動停止手段に連結し、感知棒が他物に当たれ
ば、走行機体が停止するように構成することを提
案している。
しかしながら、この構成によれば他物による接
触外力が前記感知棒をピン軸廻りに回動させると
きのみ、リミツトスイツチが作動し得るのであつ
て、それ以外の方向例えばピン軸方向の接触外力
に対しては不感となる。
触外力が前記感知棒をピン軸廻りに回動させると
きのみ、リミツトスイツチが作動し得るのであつ
て、それ以外の方向例えばピン軸方向の接触外力
に対しては不感となる。
それ故、水平方向と垂直方向等の複数方向の接
触外力に対して感知するためには、先行技術によ
る感知装置を、そのピン軸線を異なるようにして
複数設けなければならず、設置箇所が嵩張るばか
りか費用も嵩むという問題があつた。
触外力に対して感知するためには、先行技術によ
る感知装置を、そのピン軸線を異なるようにして
複数設けなければならず、設置箇所が嵩張るばか
りか費用も嵩むという問題があつた。
本考案は、前記の問題点を解決することを目的
とするものである。
とするものである。
そのため本考案では、コンバイン等の農作業機
の走行機体における機枠または作業機器の左又は
右若しくは左右両側の最外部近傍には、コイルば
ねの基端を固定し、該コイルばねの先端には感知
体を固着し、エンジンの停止装置に一端を連結し
た連動ワイヤの他端を、前記コイルばねの内径部
を通して感知体に連結し、前記コイルばね力に抗
して感知体が揺動するとき、前記エンジンを停止
させるように構成したものである。
の走行機体における機枠または作業機器の左又は
右若しくは左右両側の最外部近傍には、コイルば
ねの基端を固定し、該コイルばねの先端には感知
体を固着し、エンジンの停止装置に一端を連結し
た連動ワイヤの他端を、前記コイルばねの内径部
を通して感知体に連結し、前記コイルばね力に抗
して感知体が揺動するとき、前記エンジンを停止
させるように構成したものである。
次に本考案をコンバインに適用した実施例につ
いて説明すると、図において、符号1は従来公知
の自走自脱式のコンバイン本体を示し、その後部
に設けたカバーケース2内には、フイードチエン
(図示せず)につながる排藁チエン3からの排藁
を適宜量づつ結束したのち前記カバーケース2の
後面の放出部4から放出するようにした従来公知
の結束機構5が設けられている。
いて説明すると、図において、符号1は従来公知
の自走自脱式のコンバイン本体を示し、その後部
に設けたカバーケース2内には、フイードチエン
(図示せず)につながる排藁チエン3からの排藁
を適宜量づつ結束したのち前記カバーケース2の
後面の放出部4から放出するようにした従来公知
の結束機構5が設けられている。
符号6はコンバイン本体1の後方に位置する立
体搬送機構で、該立体搬送機構6は、両端に鎖車
7,8を有するチエンフレーム9と、両鎖車7,
8に巻掛けしたチエン等の無端搬送体10及び無
端搬送体10の上側辺に沿つて設けた挾扼杆11
とからなり、この立体搬送機構6はその始端が前
記排藁の放出部4に臨み、終端が放出部4より上
方で且つコンバイン本体1の側方に位置するよう
に傾斜状に配設する。
体搬送機構で、該立体搬送機構6は、両端に鎖車
7,8を有するチエンフレーム9と、両鎖車7,
8に巻掛けしたチエン等の無端搬送体10及び無
端搬送体10の上側辺に沿つて設けた挾扼杆11
とからなり、この立体搬送機構6はその始端が前
記排藁の放出部4に臨み、終端が放出部4より上
方で且つコンバイン本体1の側方に位置するよう
に傾斜状に配設する。
立体搬送機構6の終端は、コンバイン本体1側
面から後方に延長突設した伝動ケース兼用のブラ
ケツトアーム12に支持させ、ブラケツトアーム
12に挿通した伝動軸13はコンバインのエンジ
ン(図示せず)にて駆動され、この伝動軸13を
介して無端搬送体10はその上側辺が後方向に走
行するように構成されている。
面から後方に延長突設した伝動ケース兼用のブラ
ケツトアーム12に支持させ、ブラケツトアーム
12に挿通した伝動軸13はコンバインのエンジ
ン(図示せず)にて駆動され、この伝動軸13を
介して無端搬送体10はその上側辺が後方向に走
行するように構成されている。
また、チエンフレーム9からU形杆14を介し
て取付く支持体15には、前記挾扼杆11がばね
16力に抗して無端搬送体10から離れる方向に
動き得るように設けられている。
て取付く支持体15には、前記挾扼杆11がばね
16力に抗して無端搬送体10から離れる方向に
動き得るように設けられている。
そして、コンバインの車幅方向最外部には、進
行方向上側からの接触外力や水平方向外側からの
外力等の少なくとも相異なる2つの方向の外力の
いずれの外力によつてもそれを感知する接触外力
感知装置17を設ける。
行方向上側からの接触外力や水平方向外側からの
外力等の少なくとも相異なる2つの方向の外力の
いずれの外力によつてもそれを感知する接触外力
感知装置17を設ける。
該接触外力感知装置17は、感知体20と、圧
縮方向に付勢されたコイルばね19と、エンジン
を停止させる停止装置23に連結する連動ワイヤ
22とから成り、該感知装置17を立体搬送機構
6の終端部最外側部位に設けた実施例を第2図及
び第3図に示す。
縮方向に付勢されたコイルばね19と、エンジン
を停止させる停止装置23に連結する連動ワイヤ
22とから成り、該感知装置17を立体搬送機構
6の終端部最外側部位に設けた実施例を第2図及
び第3図に示す。
この実施例では、コイルばね19の基端を立体
搬送機構6の終端部最外側部位のブラケツト18
に固定し、該コイルばね19の先端部には、ばね
鋼製等棒状体を三角枠状等に屈曲形成してなる感
知体20の基部を固着する。
搬送機構6の終端部最外側部位のブラケツト18
に固定し、該コイルばね19の先端部には、ばね
鋼製等棒状体を三角枠状等に屈曲形成してなる感
知体20の基部を固着する。
符号22は、アウタチユーブ21内に挿通さ
れ、且つ一端を前記エンジンの停止装置23に連
結した連動ワイヤで、アウタチユーブ21の一端
はエンジン停止装置23の近傍に固定し、他端は
前記ブラケツト18に固定する。連動ワイヤ22
の他端は前記コイルばね19の内径部を通つて感
知体20の基部に連結するものであり、感知体2
0がコイルばね19の力に抗していずれかの方向
に適宜角度変位するように揺動すれば(第3図の
二点鎖線参照)、連動ワイヤ22が引つ張られて
エンジンが停止するようにエンジン停止装置23
が作動する構成である。また、このとき同時に警
報ブザーを鳴らすようにしても良い。
れ、且つ一端を前記エンジンの停止装置23に連
結した連動ワイヤで、アウタチユーブ21の一端
はエンジン停止装置23の近傍に固定し、他端は
前記ブラケツト18に固定する。連動ワイヤ22
の他端は前記コイルばね19の内径部を通つて感
知体20の基部に連結するものであり、感知体2
0がコイルばね19の力に抗していずれかの方向
に適宜角度変位するように揺動すれば(第3図の
二点鎖線参照)、連動ワイヤ22が引つ張られて
エンジンが停止するようにエンジン停止装置23
が作動する構成である。また、このとき同時に警
報ブザーを鳴らすようにしても良い。
エンジン停止装置23はリミツトスイツチなど
が公知である。
が公知である。
なお、第4図における符号24は前記立体搬送
機構6における排藁束通過不良感知装置で、リミ
ツトスイツチ25を作動させる長手感知レバー2
6を立体搬送機構6の排藁束搬送通路に沿わせて
配設する一方、前記リミツトスイツチ25と警報
ブザー等の警報装置27とを結線する回路28中
には、一定時間(T)だけ回路28をOFF状態
に保持する遅延ユニツト29を設ける。
機構6における排藁束通過不良感知装置で、リミ
ツトスイツチ25を作動させる長手感知レバー2
6を立体搬送機構6の排藁束搬送通路に沿わせて
配設する一方、前記リミツトスイツチ25と警報
ブザー等の警報装置27とを結線する回路28中
には、一定時間(T)だけ回路28をOFF状態
に保持する遅延ユニツト29を設ける。
この構成により、立体搬送機構6により排藁束
31が前記長手感知レバー26の根元部から先端
までを通過するに要する時間(T)は設計上一定
に定まつている。そして、長手感知レバー26の
根元部に排藁束31が載置して、リミツトスイツ
チ25をONにするが、前記時間(T)内に排藁
束31が長手感知レバー26箇所を通過するとき
には、遅延ユニツト29の作用により警報が鳴ら
ない。
31が前記長手感知レバー26の根元部から先端
までを通過するに要する時間(T)は設計上一定
に定まつている。そして、長手感知レバー26の
根元部に排藁束31が載置して、リミツトスイツ
チ25をONにするが、前記時間(T)内に排藁
束31が長手感知レバー26箇所を通過するとき
には、遅延ユニツト29の作用により警報が鳴ら
ない。
しかし、搬送中の排藁束31が長手感知レバー
26のいずれの箇所で詰つても通過所要時間は前
記(T)より長くなるので警報装置27が作動す
るのである。この場合、排藁束搬送のインターバ
ルは前記時間(T)よりも長くしておくものとす
る。
26のいずれの箇所で詰つても通過所要時間は前
記(T)より長くなるので警報装置27が作動す
るのである。この場合、排藁束搬送のインターバ
ルは前記時間(T)よりも長くしておくものとす
る。
また、符号30は結束機構5と立体搬送機構6
との杆の受継ぎ部に設けた詰りセンサーで、当該
箇所で排藁束の詰りが生じると回路28をONに
して警報装置27を作動させるものである。
との杆の受継ぎ部に設けた詰りセンサーで、当該
箇所で排藁束の詰りが生じると回路28をONに
して警報装置27を作動させるものである。
なお、この警報装置27は前記排藁束通過不良
感知装置24及び詰りセンサー30ごとに設ける
ようにしても良く、これらの警報装置27の作動
と同時にまたは単独でエンジンを停止するように
構成することもできる。
感知装置24及び詰りセンサー30ごとに設ける
ようにしても良く、これらの警報装置27の作動
と同時にまたは単独でエンジンを停止するように
構成することもできる。
さらに、前記詰りセンサー30を搬送通路中の
任意箇所に設け、該詰りセンサー30に排藁束3
1が接当するごとにスイツチをONにする一方、
そのONの時点から予め定められた時間(例えば
排藁束31が前記結束機構5始端から立体搬送機
構6終端まで通過するに要する時間と排藁束搬送
インターバル)だけ前記回路28をOFFに維持
して前記警報装置27を作動させないようにして
も良い。
任意箇所に設け、該詰りセンサー30に排藁束3
1が接当するごとにスイツチをONにする一方、
そのONの時点から予め定められた時間(例えば
排藁束31が前記結束機構5始端から立体搬送機
構6終端まで通過するに要する時間と排藁束搬送
インターバル)だけ前記回路28をOFFに維持
して前記警報装置27を作動させないようにして
も良い。
この構成において、刈取脱穀後の排藁を結束機
構5にて結束した後、放出部4から立体搬送機構
6の始端部で無端搬送体10と挾扼杆11とによ
り受継ぎ、終端部方向に搬送し、その途次排藁束
31はその株元部が下向きとなるように姿勢変更
されて終端部近傍で圃場面に向かつて放出され
る。
構5にて結束した後、放出部4から立体搬送機構
6の始端部で無端搬送体10と挾扼杆11とによ
り受継ぎ、終端部方向に搬送し、その途次排藁束
31はその株元部が下向きとなるように姿勢変更
されて終端部近傍で圃場面に向かつて放出され
る。
このとき、立体搬送機構6で搬送できずに受継
ぎ箇所に排藁束31が堆積して詰れば詰りセンサ
ー30にて感知し、また、搬送通路の長手感知レ
バー26を一定時間内に通過し得ない場合(換言
すれば予め定められた速度で排藁束が通過する区
間ないいずれかの箇所で詰りが生じた場合)に
は、通過不良感知装置24が作動して、いずれも
警報装置27を作動させて作業者に知らせること
ができる。
ぎ箇所に排藁束31が堆積して詰れば詰りセンサ
ー30にて感知し、また、搬送通路の長手感知レ
バー26を一定時間内に通過し得ない場合(換言
すれば予め定められた速度で排藁束が通過する区
間ないいずれかの箇所で詰りが生じた場合)に
は、通過不良感知装置24が作動して、いずれも
警報装置27を作動させて作業者に知らせること
ができる。
そして、一つの圃場から他の圃場に移動すると
き等、コンバインの走行中に立木の側面が感知体
20に接触すれば、第2図の矢印A方向からの外
力が作用して第3図の二点鎖線のごとく、感知体
20は基端のコイルばね19の撓みの抵抗力に抗
して傾き、連動ワイヤ22を引つ張り、エンジン
停止スイツチ等の停止装置23を作動させること
ができ、エンジンを直ちに停止させて機体の進行
を止め、立体搬送機構6等の破損を防止すること
ができる。
き等、コンバインの走行中に立木の側面が感知体
20に接触すれば、第2図の矢印A方向からの外
力が作用して第3図の二点鎖線のごとく、感知体
20は基端のコイルばね19の撓みの抵抗力に抗
して傾き、連動ワイヤ22を引つ張り、エンジン
停止スイツチ等の停止装置23を作動させること
ができ、エンジンを直ちに停止させて機体の進行
を止め、立体搬送機構6等の破損を防止すること
ができる。
さらに、第1図に示す矢印B方向の外力、即ち
コンバインの進行方向の前方向からの外力(例え
ば立木における枝が感知体20上端に接触する場
合)に対しても前記と同様にして機体の進行を停
止させて破損を防止することができる。
コンバインの進行方向の前方向からの外力(例え
ば立木における枝が感知体20上端に接触する場
合)に対しても前記と同様にして機体の進行を停
止させて破損を防止することができる。
このように本考案によれば、コンバイン等の農
作業機の走行機体における機枠または作業機器の
左又は右若しくは左右両側の最外部近傍には、コ
イルばねの基端を固定し、該コイルばねの先端に
は感知体を固着したのであるから、このコイルば
ねの先端側を基端から離す方向に感知体に接触外
力が作用するときや、コイルばねの基端面と先端
面とが非平行状に撓むように接触外力が感知体に
作用するとき等のように複数の方向の接触外力に
対して、一つの感知体にて感知することができる
のである。
作業機の走行機体における機枠または作業機器の
左又は右若しくは左右両側の最外部近傍には、コ
イルばねの基端を固定し、該コイルばねの先端に
は感知体を固着したのであるから、このコイルば
ねの先端側を基端から離す方向に感知体に接触外
力が作用するときや、コイルばねの基端面と先端
面とが非平行状に撓むように接触外力が感知体に
作用するとき等のように複数の方向の接触外力に
対して、一つの感知体にて感知することができる
のである。
従つて、従来のピン枢支された感知装置のごと
く、ピンの軸線廻りに感知体が回動する方向の接
触外力しか感知できないものと比較して、本考案
の装置では不感の方向がコイルばねを圧縮する方
向だけで、その他の方向の接触外力に対して略同
じ感受性を以て感知できるから、エンジンの停止
装置に一端を連結した連動ワイヤの他端を、前記
コイルばねの内径部を通して感知体に連結し、前
記コイルばね力に抗して感知体が揺動するとき、
前記エンジンを停止させるように構成することに
より、一つの装置を装着するだけで多数の方向の
接触外力に対して感知してエンジンを停止するこ
とができる効果を有する。
く、ピンの軸線廻りに感知体が回動する方向の接
触外力しか感知できないものと比較して、本考案
の装置では不感の方向がコイルばねを圧縮する方
向だけで、その他の方向の接触外力に対して略同
じ感受性を以て感知できるから、エンジンの停止
装置に一端を連結した連動ワイヤの他端を、前記
コイルばねの内径部を通して感知体に連結し、前
記コイルばね力に抗して感知体が揺動するとき、
前記エンジンを停止させるように構成することに
より、一つの装置を装着するだけで多数の方向の
接触外力に対して感知してエンジンを停止するこ
とができる効果を有する。
また、連動ワイヤをコイルばねの内径部を通し
て感知体に連結したので、連動ワイヤが外部に露
出している場合のように他物に連動ワイヤのみが
引つ掛けられて切断すると云うような事故も発生
しないという効果を有する。
て感知体に連結したので、連動ワイヤが外部に露
出している場合のように他物に連動ワイヤのみが
引つ掛けられて切断すると云うような事故も発生
しないという効果を有する。
さらに、感知体はコイルばねを介してコンバイ
ン本体等の最外部近傍に取付けるのであるから、
コイルばね自体が感知体を装着する機能と当該感
知体を正常位置に復元する機能を兼用でき、装置
の構造も至極簡単となるという効果を有するので
ある。
ン本体等の最外部近傍に取付けるのであるから、
コイルばね自体が感知体を装着する機能と当該感
知体を正常位置に復元する機能を兼用でき、装置
の構造も至極簡単となるという効果を有するので
ある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンバ
イン本体後部の側面図、第2図は平面図、第3図
は要部拡大図、第4図は回路図である。 1……コンバイン本体、2……カバーケース、
5……結束機構、6……立体搬送機構、9……チ
エンフレーム、10……無端搬送体、11……挾
扼杆、12……ブラケツトアーム、17……接触
外力感知装置、18……ブラケツト、19……コ
イルばね、20……感知体、22……連動ワイ
ヤ、23……エンジン停止装置。
イン本体後部の側面図、第2図は平面図、第3図
は要部拡大図、第4図は回路図である。 1……コンバイン本体、2……カバーケース、
5……結束機構、6……立体搬送機構、9……チ
エンフレーム、10……無端搬送体、11……挾
扼杆、12……ブラケツトアーム、17……接触
外力感知装置、18……ブラケツト、19……コ
イルばね、20……感知体、22……連動ワイ
ヤ、23……エンジン停止装置。
Claims (1)
- コンバイン等の農作業機の走行機体における機
枠または作業機器の左又は右若しくは左右両側の
最外部近傍には、コイルばねの基端を固定し、該
コイルばねの先端には感知体を固着し、エンジン
の停止装置に一端を連結した連動ワイヤの他端
を、前記コイルばねの内径部を通して感知体に連
結し、前記コイルばね力に抗して感知体が揺動す
るとき、前記エンジンを停止させるように構成し
たことを特徴とする農作業機における安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980086941U JPS6332604Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980086941U JPS6332604Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS579254U JPS579254U (ja) | 1982-01-18 |
JPS6332604Y2 true JPS6332604Y2 (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=29449084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980086941U Expired JPS6332604Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6332604Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6071131B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-02-01 | フルタ電機株式会社 | 茶園管理機の緊急停止機構 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216317A (en) * | 1975-07-16 | 1977-02-07 | Kubota Ltd | Automatic steering type reaperrharvester guided along the desired track |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP1980086941U patent/JPS6332604Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216317A (en) * | 1975-07-16 | 1977-02-07 | Kubota Ltd | Automatic steering type reaperrharvester guided along the desired track |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS579254U (ja) | 1982-01-18 |
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