JPH0212836Y2 - - Google Patents

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JPH0212836Y2
JPH0212836Y2 JP1982020818U JP2081882U JPH0212836Y2 JP H0212836 Y2 JPH0212836 Y2 JP H0212836Y2 JP 1982020818 U JP1982020818 U JP 1982020818U JP 2081882 U JP2081882 U JP 2081882U JP H0212836 Y2 JPH0212836 Y2 JP H0212836Y2
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JP
Japan
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straw
bundling
alarm
bundle
straw bundle
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JP1982020818U
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JPS58122931U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来、コンバインの脱穀装置から排出される排
藁を結束装置で結束し、結束装置から排出される
藁束を藁束搬送装置により既刈地に挾持搬送して
放出することは既に知られているが、前記結束装
置及び藁束搬送装置は運転席から見ることができ
ないので、紐切れや紐がなくなつて結束ミスをし
たり、又は藁束詰りが生じても運転者はそれに気
付かず、そのまゝ作業を続行して結束装置や藁束
放出装置が破損したり、藁を未結束のまゝ圃場に
放出してしまうことがあつた。
本考案は結束装置が結束ミスをしたり、藁束放
出装置が詰つたりするトラブルが発生した時、そ
れらのトラブルにより異なる警報を発し、それに
より運転者は直ちに該トラブルに応じた対策を講
ずることができるコンバイン結束装置における藁
束搬送装置を提供せんとするものであつて、脱穀
装置の排藁放出部に結束装置を装着し、該結束装
置の放出側に藁束を挾持搬送する藁束放出装置を
設けたコンバインにおいて、前記藁束放出装置
に、挟持搬送される藁稈が一つの藁束の圧縮幅よ
りも広い範囲に亙つていると感知作動する検出装
置を付設して、束詰まりに対しては連続感知作動
し、紐切れ又は結束ミスによるばらけた集束藁に
対しては間欠感知作動するように構成し、該検出
装置を、警報器に、感知作動時に警報を発するよ
うに接続したことを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
はコンバインの機台上に搭載した脱穀装置であつ
て、その後部には集束部2の下部にパツカー3、
ドア4及びニードルを設け、上部に結節部5及び
スイーパー6を設けた結束装置7が装着してあ
り、該結束装置7の後方には始端がスイーパー6
の下方に臨み終端が進行方向右側の既刈地に臨む
藁束搬送装置8が取付けてある。
また、前記藁束搬送装置8は枠体9の両端部に
軸支された遊動スプロケツト及び駆動スプロケツ
トに掛張した搬送チエン10と、該搬送チエン1
0の搬送面に対設した挾持レール11とで構成さ
れており、挾持レール11は結節軸12の保持筒
13に突設した支持腕14の後端に固定されてい
る支持枠15にスプリング16a…と支持ピン1
6b…とを介して吊設されている。
そして、前記枠体9の後面には第4図で示すよ
うに藁束幅Lよりも広く、かつ未結束稈幅Iより
も狭い間隔をおいた一対の検出スイツチ17a,
17bからなる検出装置17が取付けてあり、上
記検出スイツチ17a,17bは第3図に示す警
報ブザー(又はランプ)18の回路に直列に挿入
されている。
なお、図面中19は結束装置7の入力軸、20
は藁束搬送装置8の駆動スプロケツトを駆動する
軸、21はスイーパー6が放出した藁束を藁束搬
送装置8の始端に誘導するガイド杆、22は脱穀
装置1の排稈口から排出された排藁を結束装置7
へ搬送する排藁挾持搬送体である。
前述の装置において、結束装置7にて結束され
た藁束をスイーパー6が放出すると、その穂側を
ガイド杆21が案内しながら受け止めるので藁束
は穂側を中心として旋回して搬送チエン10と挾
持レール11の始端間に供給され、そのまゝ藁束
搬送装置8により右側の既刈地へ挾持搬送されて
圃場に放出される。
その際、藁束が整然と挾持搬送されていると、
第4図aに示すように藁束は同時に2つの検出ス
イツチ17a,17bを押圧することがないの
で、警報ブザー18は作動しないが、結束紐がな
くなつたり、切れたりして結束装置7が結束ミス
をすると、排藁は結束されずに集束状態で同図b
に示す如く幅広となつて挾持搬送されるので検出
装置17の検出スイツチ17a,17bは同時に
ONとなり警報ブザー18が作動する。
しかし、排藁は結束装置7により結束されない
だけでドア圧によつて設定された所定量になる度
毎に一回転クラツチが入つてスイーパー6が放出
作動するので藁束搬送装置8によつて搬送される
排藁群には切れ目を生じ、この切れ目では検出ス
イツチ17a又は17bはOFFになるのでその
間警報ブザー18は停止し、結局結束ミスが発生
した場合は警報ブザー18は間欠的な警報を発す
る。
また、結束された藁束がスイーパー6に引掛つ
たり又は後続の排藁と絡んだりして藁束搬送装置
8への供給姿勢が悪るくなつて藁束搬送装置8に
詰りを生ずると、第4図cに示す如く両方の検出
スイツチ17a,17bがともにONとなりその
状態が続くので警報ブザー18は連続的に作動す
る。
即ち、警報ブザー18は結束装置7が結束ミス
をした場合は間欠的な警報を発し、藁束搬送装置
8に束詰りを生じた場合は連続的な警報を発する
ので運転者が見なくとも警報の相違により故障発
生個所を知ることができる。
次に検出装置17の他の実施例を第5〜8図に
ついて説明すると、この実施例は検出スイツチ1
7cを1個だけ支持枠15に取付け、この検出ス
イツチ17cと対向する支持ピン16bの一側
に、上端部と凸部23の下部とに切欠部24及び
25を設け、前記検出スイツチ17cを第8図に
示す警報ブザー(又はランプ)18の回路に挿入
し、該警報ブザー18と検出スイツチ17cとの
間には検出スイツチ17cがONになつてもそれ
が所定時間持続されないと検出信号を発しないタ
イマー26が挿入してある。
従つて結束装置7が結束ミスをせずかつ藁束搬
送装置8が第5図aに示す如く束詰りをすること
なく正常に挾持搬送している時、藁束が検出スイ
ツチ17cの付設されている支持ピン16bの直
下を通過すると挾持レール11はスプリング16
aを圧縮しながら支持ピン16bを押し上げるの
で、検出スイツチ17cは下方の切欠部25と対
向してOFFとなり、藁束が通過すると挾持レー
ル11及び支持ピン16bがスプリング16aに
より押し下げられる。
その際凸部23は下降する時、瞬間的に検出ス
イツチ17cをONにするが前記タイマー26の
設定時間は検出スイツチ17cが検出状態になつ
ている時間より長いので警報を発することがな
く、支持ピン16bが下降すると検出スイツチ1
7cは上方の切欠部24と対向してOFFになつ
ている。
また、結束装置8が結束ミスをすると支持ピン
16bが第6図のbに示す中間的な高さに押し上
げられ、検出スイツチ17cが一群の集束藁が通
過する間ON状態を持続するのでタイマー26の
出力により警報ブザー18は警報を発し、次に未
結束の集束穀稈が送られてくるとまたパルス的な
警報を発する。
更に第7図aに示す如く藁束が詰まると、支持
杆16bの通常の太さの部分26が同上図bに示
す如く検出スイツチ17cをONとなすので警報
ブザー18は連続した束詰り警報を発する。
本考案は、前述のように構成したので、通常運
転席からみることができない結束装置が紐切れ又
は結束紐が無くなつて結束ミスをしたり、藁束搬
送装置に束詰まりを生じた時、結束装置は結束ミ
スか、束詰まりかを区別して検出し、これらの検
出結果により連続警報か、又は断続警報かを発す
ることとなり、運転者はトラブルの発生箇所が結
束装置であるか又は藁束搬送装置であるかを直ち
に判別することができ、適切な処置を迅速に行な
うことができる。
そして、結束ミスが発生した場合、従来の藁束
搬送装置の挾持レールの上下動を感知する方式で
は、挾持レールが上昇しないので、藁束を搬送し
ていない状態と区別することができず、それによ
り機体回行時、籾排出時(袋交換)には結束ミス
警報を発し、また、刈取途中で穀稈が倒伏してい
て刈取速度を低下させる束放出間隔が急に長くな
るので、長い結束ミス信号を発することとなり、
運転者は紐切れ等が発生したものと錯覚し、それ
を確認する手数を要するため作業能率が低下する
が、本考案は結束ミス状態を非搬送状態とは別に
感知することが可能になり、不確実な警報により
作業能率が低下するのを防止することができる。
また、未刈穀稈が少ない場合、又は畦畔沿いの
刈取を行なう場合等には、藁束搬送装置が被搬送
状態では発することが無い結束ミス警報が発せら
れた時、刈取作業を中断しないようにして作業能
率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はコンバインの後部の平面図、第2図は同
上背面図、第3図は回路図、第4図a,b,cは
藁束搬送装置の作用図、第5図a、第6図a、第
7図aは他の実施例の作用図、第5図b、第6図
b、第7図bは同上検出装置の作用図、第8図は
同上回路図である。 7……結束装置、8……藁束搬送装置、17
a,17b,17c……検出スイツチ、17……
検出装置、18……警報ブザー、26……タイマ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀装置の排藁放出部に結束装置を装着し、該
    結束装置の放出側に藁束を挟持搬送する藁束放出
    装置を設けたコンバインにおいて、前記藁束放出
    装置に、挟持搬送される藁稈が一つの藁束の圧縮
    幅よりも広い範囲に亙つていると感知作動する検
    出装置を付設して、束詰まりに対しては連続感知
    作動し、紐切れ又は結束ミスによるばらけた集束
    藁に対しては間欠感知作動するように構成し、該
    検出装置を、警報器に、感知作動時に警報を発す
    るように接続したことを特徴とするコンバイン結
    束機における藁束搬送装置の警報装置。
JP2081882U 1982-02-17 1982-02-17 コンバイン結束機における藁束搬送装置の警報装置 Granted JPS58122931U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2081882U JPS58122931U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 コンバイン結束機における藁束搬送装置の警報装置

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JP2081882U JPS58122931U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 コンバイン結束機における藁束搬送装置の警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58122931U JPS58122931U (ja) 1983-08-22
JPH0212836Y2 true JPH0212836Y2 (ja) 1990-04-10

Family

ID=30032963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2081882U Granted JPS58122931U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 コンバイン結束機における藁束搬送装置の警報装置

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JP (1) JPS58122931U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118733A (en) * 1981-01-12 1982-07-23 Iseki Agricult Mach Waste straw discharging device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118733A (en) * 1981-01-12 1982-07-23 Iseki Agricult Mach Waste straw discharging device

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JPS58122931U (ja) 1983-08-22

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