JPS63318313A - 直線運動案内機構の予圧調整装置 - Google Patents
直線運動案内機構の予圧調整装置Info
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- JPS63318313A JPS63318313A JP15447987A JP15447987A JPS63318313A JP S63318313 A JPS63318313 A JP S63318313A JP 15447987 A JP15447987 A JP 15447987A JP 15447987 A JP15447987 A JP 15447987A JP S63318313 A JPS63318313 A JP S63318313A
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- 230000036316 preload Effects 0.000 title claims abstract description 37
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Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、使用条件によって予圧量を無断階に変え得る
ようにした直線i!!動案内機構の予圧調整装置に関す
る。
ようにした直線i!!動案内機構の予圧調整装置に関す
る。
(従来の技術)
この種直線連動案内機構は、軌道台にポールを介してス
ライダを移動自在に嵌合保持せしめて構成され、工作機
械のワークテーブルの摺動部等に応用される。
ライダを移動自在に嵌合保持せしめて構成され、工作機
械のワークテーブルの摺動部等に応用される。
ところで、工作機械のワークテーブル等の摺動部に設け
られる直線運動案内機構に軌道台の軸方向ガタや軌道台
と直交する横方向のガタがあると、高精度な機械加工が
望めない、そこで、斯かる直線運動案内機構の軸方向及
び又は横方向のガタを無くして高精度な機械加工を実現
すべく当該直線運動案内機構に予圧を付与することが行
なわれる。而して、この予圧付与の方法としては軌道台
とスライダとの1111に大きめのサイズのポールを挿
入するのが一般的である。
られる直線運動案内機構に軌道台の軸方向ガタや軌道台
と直交する横方向のガタがあると、高精度な機械加工が
望めない、そこで、斯かる直線運動案内機構の軸方向及
び又は横方向のガタを無くして高精度な機械加工を実現
すべく当該直線運動案内機構に予圧を付与することが行
なわれる。而して、この予圧付与の方法としては軌道台
とスライダとの1111に大きめのサイズのポールを挿
入するのが一般的である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来のL記した予圧の付4方法(定圧予
圧)によれば、切削加工時等の荷重の変化、及び切削加
工時と切削加工終了後のテーブル移動時の変化に応じて
予圧量を任意に変えることができないため、一方では予
圧h1の不足にょって、!/J削加工時にワークテーブ
ルに切削反力や工具側の振動等が作用して切削面のビビ
リ現象等を生じ高精度な機械加工を行なえないといった
問題が生じる。他方、過大な予圧■を付与すると、切削
加工終了後のテーブル移動時に、摺動抵抗が異常に増加
することによってワークテーブルのlil、送りや軽快
な送りを行なえないばかりか、発熱や寿命低下の問題を
生じていた。
圧)によれば、切削加工時等の荷重の変化、及び切削加
工時と切削加工終了後のテーブル移動時の変化に応じて
予圧量を任意に変えることができないため、一方では予
圧h1の不足にょって、!/J削加工時にワークテーブ
ルに切削反力や工具側の振動等が作用して切削面のビビ
リ現象等を生じ高精度な機械加工を行なえないといった
問題が生じる。他方、過大な予圧■を付与すると、切削
加工終了後のテーブル移動時に、摺動抵抗が異常に増加
することによってワークテーブルのlil、送りや軽快
な送りを行なえないばかりか、発熱や寿命低下の問題を
生じていた。
そこで本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その
[1的とするところは、使用条件によって予圧を任意に
調整できるようになし、これによって一方では加工精度
の向上をに4るとともに、他方では軽快な早送りを行な
える直線連動案内機構の予圧調整装置を提供するにある
。
[1的とするところは、使用条件によって予圧を任意に
調整できるようになし、これによって一方では加工精度
の向上をに4るとともに、他方では軽快な早送りを行な
える直線連動案内機構の予圧調整装置を提供するにある
。
(問題点を解決するためのr段)
上記目的を達成するために、未発IJIIに係る直線連
動案内機構の予圧調整装置にあっては、軌道台にスライ
ダを直線移動可能に嵌合し、上記軌道台とスライダとの
対向面間に鋼球を介装して成る直線運動案内機構におい
て、前記スライダの一方側スカート部の内面に圧°市ア
クチュエータを介してベアリングレースを取付け、当該
ヘアリングレースとスカート部との間に存する圧電アク
チュエータの伸縮によってヘアリングレースを軌道台に
向って進退させて鋼球の予圧を調整するようにしたこと
を!t’y徴とする。
動案内機構の予圧調整装置にあっては、軌道台にスライ
ダを直線移動可能に嵌合し、上記軌道台とスライダとの
対向面間に鋼球を介装して成る直線運動案内機構におい
て、前記スライダの一方側スカート部の内面に圧°市ア
クチュエータを介してベアリングレースを取付け、当該
ヘアリングレースとスカート部との間に存する圧電アク
チュエータの伸縮によってヘアリングレースを軌道台に
向って進退させて鋼球の予圧を調整するようにしたこと
を!t’y徴とする。
(作 用)
而して、圧電アクチュエータに一方向の電界を印加すれ
ば圧電気逆効果によって圧電アクチュエータが伸長する
ので、軌道台とスライダ間に介装された鋼球に所定の予
圧を付与することができる。この場合、圧電アクチュエ
ータの電極に印加される電圧と圧電素子の変位州とは比
例関係にあるので、必要に応じて印加電圧の大きさを制
御することにより予圧量を無段階に調整することができ
る。
ば圧電気逆効果によって圧電アクチュエータが伸長する
ので、軌道台とスライダ間に介装された鋼球に所定の予
圧を付与することができる。この場合、圧電アクチュエ
ータの電極に印加される電圧と圧電素子の変位州とは比
例関係にあるので、必要に応じて印加電圧の大きさを制
御することにより予圧量を無段階に調整することができ
る。
(実 施 例)
以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説1!I
+する。
+する。
本発明に係る直線連動案内機構を工作機械の一方向テー
ブノCに応用した状態を示す第5図において、lはハウ
ジング本体2の側壁2a、2b間に水モに架設されたね
じ軸であって、該ねじ軸lはポールベアリング3.3に
て側壁2a、2bに回転自在に支承されている。そして
、このねじ輔lの一方側端部にはギヤ4が結着されてお
り、該ギャルはモータ5の出力軸端に結着されたギヤ6
にn19合している。
ブノCに応用した状態を示す第5図において、lはハウ
ジング本体2の側壁2a、2b間に水モに架設されたね
じ軸であって、該ねじ軸lはポールベアリング3.3に
て側壁2a、2bに回転自在に支承されている。そして
、このねじ輔lの一方側端部にはギヤ4が結着されてお
り、該ギャルはモータ5の出力軸端に結着されたギヤ6
にn19合している。
ところで、前記ねじ軸lには第4図に示す如く一条の連
続した螺旋溝7が形成されており、該ねじ軸lには螺旋
溝7に係合する複数のポール8・・・を介して2つのナ
ツト9.10が所定の間隔を設けて移動(−I在に螺合
している。そして両ダブルナッ)9,10間には単一ま
たは二61,1りの環状圧電素子11が介設されている
。この圧電素子には電圧を印加すると素子が伸縮すると
いう特性があるため、本発明においては!′I該圧主圧
電素子性を利用した圧電アクチュエータ(変位、に子)
として構成している。なお、圧電アクチュエータはねじ
輔lにモ行状に配置される複数の棒状圧電素子によって
形成してもよいが、棒状のものに比べて環状の7クチユ
エータの方が伸長幅が均一になるので予圧調整j、1.
の誤差が少ない、以tのねじ軸1、ダブルナツト9.1
0及び圧電アクチュエータ11によりポールねじ機構A
が形成されるようになっている。
続した螺旋溝7が形成されており、該ねじ軸lには螺旋
溝7に係合する複数のポール8・・・を介して2つのナ
ツト9.10が所定の間隔を設けて移動(−I在に螺合
している。そして両ダブルナッ)9,10間には単一ま
たは二61,1りの環状圧電素子11が介設されている
。この圧電素子には電圧を印加すると素子が伸縮すると
いう特性があるため、本発明においては!′I該圧主圧
電素子性を利用した圧電アクチュエータ(変位、に子)
として構成している。なお、圧電アクチュエータはねじ
輔lにモ行状に配置される複数の棒状圧電素子によって
形成してもよいが、棒状のものに比べて環状の7クチユ
エータの方が伸長幅が均一になるので予圧調整j、1.
の誤差が少ない、以tのねじ軸1、ダブルナツト9.1
0及び圧電アクチュエータ11によりポールねじ機構A
が形成されるようになっている。
また、第5図に示すごとく、両ナツト9゜10はワーク
テーブル16に架設したブラケット15に保持されてお
り、このワークテーブル16は後述の直線運動案内機構
Cを介して紙面垂直方向に互いに上行に′J!I設され
た前後一対の軌道台18.18に沿って軸方向へ移動自
在に支持され、該ワークテーブル16上にはワークWが
セットされている。尚、第5図中、19は不図示の駆動
源によって回転駆動されてワークWの上面を機械加工す
るフライス等の工具である。
テーブル16に架設したブラケット15に保持されてお
り、このワークテーブル16は後述の直線運動案内機構
Cを介して紙面垂直方向に互いに上行に′J!I設され
た前後一対の軌道台18.18に沿って軸方向へ移動自
在に支持され、該ワークテーブル16上にはワークWが
セットされている。尚、第5図中、19は不図示の駆動
源によって回転駆動されてワークWの上面を機械加工す
るフライス等の工具である。
前記スライドガイド機構Cは、第1図乃至第3図(一方
の軌道台のみ1く示)に示すように。
の軌道台のみ1く示)に示すように。
鋼球としてのポール20を介して軌道台18にスライダ
21を直線移動ij7能に嵌合した構成となっている、
軌道台18は断面略矩形状を呈し、その左右両側面上端
部には側方に断面山形に突出する突堤22.23が設け
られ、各突堤22.23の上下斜面にポール転走溝25
、26 、27 、28が形成されている。
21を直線移動ij7能に嵌合した構成となっている、
軌道台18は断面略矩形状を呈し、その左右両側面上端
部には側方に断面山形に突出する突堤22.23が設け
られ、各突堤22.23の上下斜面にポール転走溝25
、26 、27 、28が形成されている。
一方、断面コ字形のブロック体よりなるスライダ21は
下面に軌道台18か嵌込まれる凹所29を備えており、
該凹所29を挟む左右スカート部30.31の一方側の
スカート部30側面には、軌道台18の一側面に設けた
ポール転走溝25.26に対応させて二条のポール転走
面35.36が形成されている。また、他方のスカート
部31の内側面には取付溝33がスライダの全長にわた
って長手方向に形成されており、また当該取付溝33に
は軌道台18の他側面に設けたポール転走溝27.28
に対応するポール転走?M 37 、38を設けたベア
リングレース32が取付けられけている。
下面に軌道台18か嵌込まれる凹所29を備えており、
該凹所29を挟む左右スカート部30.31の一方側の
スカート部30側面には、軌道台18の一側面に設けた
ポール転走溝25.26に対応させて二条のポール転走
面35.36が形成されている。また、他方のスカート
部31の内側面には取付溝33がスライダの全長にわた
って長手方向に形成されており、また当該取付溝33に
は軌道台18の他側面に設けたポール転走溝27.28
に対応するポール転走?M 37 、38を設けたベア
リングレース32が取付けられけている。
このベアリングレース32は略断面コ字形状で、前記取
付溝33内に水モ方向に移動可能に保持されている。取
付1市33の」二鎖部はスライダ天月面にも延びており
、天井面に形成された取付溝33の段差33aによって
ベアリングレース32の移動;、:、を規制するもので
ある。
付溝33内に水モ方向に移動可能に保持されている。取
付1市33の」二鎖部はスライダ天月面にも延びており
、天井面に形成された取付溝33の段差33aによって
ベアリングレース32の移動;、:、を規制するもので
ある。
一方、取付溝33の中央奥端33bには圧電アクチュエ
ータ取付用の四部41がスライダの全長にわたって長手
方向へ形成されていて、この四部41に圧電アクチュエ
ータ40が四部全長にわたり装着されて、いる、而して
圧電アクチュエータ40に印加する電圧を制御すること
により、圧電アクチュエータ40を水f方向に伸縮させ
てベアリングレース32の水平位置を変化させて各ポー
ル20に付与する予圧を調整するようになっている。す
なわち、ベアリングレース32のず1面が取付溝33の
奥端33bに当接した位置で予圧は最小となり、ベアリ
ングレース32の上端部の先端がスライダ天井画に刻設
された段差33aに当接した位置で予圧が最大となる。
ータ取付用の四部41がスライダの全長にわたって長手
方向へ形成されていて、この四部41に圧電アクチュエ
ータ40が四部全長にわたり装着されて、いる、而して
圧電アクチュエータ40に印加する電圧を制御すること
により、圧電アクチュエータ40を水f方向に伸縮させ
てベアリングレース32の水平位置を変化させて各ポー
ル20に付与する予圧を調整するようになっている。す
なわち、ベアリングレース32のず1面が取付溝33の
奥端33bに当接した位置で予圧は最小となり、ベアリ
ングレース32の上端部の先端がスライダ天井画に刻設
された段差33aに当接した位置で予圧が最大となる。
またスライダ21のスカート部31には上記スカート部
31外側面から上記圧電アクチュエータ取付用の四部4
1まで貫通する貫通孔42が穿設されていて、この貫通
孔42に圧電アクチュエータ40通電用のリート線42
aが通される。
31外側面から上記圧電アクチュエータ取付用の四部4
1まで貫通する貫通孔42が穿設されていて、この貫通
孔42に圧電アクチュエータ40通電用のリート線42
aが通される。
尚・上記ポール20.・・・は各ポール転走面25.3
5.26,36.27,37.28゜38間に挟持され
、スライダ21の左右スカート部30.31の中実部に
穿設したポール逃げ孔45.46.47.48、および
スライダ21の前後両端面に取付けられた側石43.4
4に設けられたポール方向転換溝49,49,49.4
9を介して整列循環するようになっている。
5.26,36.27,37.28゜38間に挟持され
、スライダ21の左右スカート部30.31の中実部に
穿設したポール逃げ孔45.46.47.48、および
スライダ21の前後両端面に取付けられた側石43.4
4に設けられたポール方向転換溝49,49,49.4
9を介して整列循環するようになっている。
ところで、第5図に示す実施例においては前記ポールね
じ機構Aによりワークテーブル16を軌道台18.18
にそってX−X方向に移送せしめるものであるが、第6
図に示す他の実施例においては、ワークテーブル16を
x−X方向のみならずこれと直交するY−Y方向にも移
送せしめる別のポールねじ機構Bが設けられている。
じ機構Aによりワークテーブル16を軌道台18.18
にそってX−X方向に移送せしめるものであるが、第6
図に示す他の実施例においては、ワークテーブル16を
x−X方向のみならずこれと直交するY−Y方向にも移
送せしめる別のポールねじ機構Bが設けられている。
第6図に示す実施例について更に詳述するに。
第5図に示す実施例と同一の構成要素については同一の
符号を付して説明すると、第6図の実施例にいては、ワ
ークテーブル16を軌道台18゜18に沿ってx−X方
向へ移送させる第一のポールねじ機構A(第5図のポー
ルねじ機構Aと全く同一のもの)の直下位tに、該第−
ポールねじ機構Aと直交するように第二のポールねじ機
構Bが設けられており、軌道台18’、1B’に沿って
ワークテーブル16をX−X方向と直交するY−Y方向
に移送せしめるようになっている。而して、この第二ポ
ールねじ機構Bも第一ポールねじ機構Aと回じくねじ軸
、ダブルナツト及び圧電アクチュエータから構成されて
おり、第一ポールねじ機構Aを保持するハウジング本体
2を軌道台18゛、18’沿いにY−Y方向へ移動させ
ることにより、テーブルをY−Y方向へ移送させるもの
である。要するに、第6図に示すねじ軸1″と不図示の
ダブルナツト及び圧電アクチュエータが該ポールねじ機
構Bを構成し、このポールねじ機構Bはワークテーブル
を軌道台18’、18′に沿ってY−Y方向へ移送せし
める。尚、上記ねじ輔工′端部は不図示のギヤを介して
モータ5′に連結されている。
符号を付して説明すると、第6図の実施例にいては、ワ
ークテーブル16を軌道台18゜18に沿ってx−X方
向へ移送させる第一のポールねじ機構A(第5図のポー
ルねじ機構Aと全く同一のもの)の直下位tに、該第−
ポールねじ機構Aと直交するように第二のポールねじ機
構Bが設けられており、軌道台18’、1B’に沿って
ワークテーブル16をX−X方向と直交するY−Y方向
に移送せしめるようになっている。而して、この第二ポ
ールねじ機構Bも第一ポールねじ機構Aと回じくねじ軸
、ダブルナツト及び圧電アクチュエータから構成されて
おり、第一ポールねじ機構Aを保持するハウジング本体
2を軌道台18゛、18’沿いにY−Y方向へ移動させ
ることにより、テーブルをY−Y方向へ移送させるもの
である。要するに、第6図に示すねじ軸1″と不図示の
ダブルナツト及び圧電アクチュエータが該ポールねじ機
構Bを構成し、このポールねじ機構Bはワークテーブル
を軌道台18’、18′に沿ってY−Y方向へ移送せし
める。尚、上記ねじ輔工′端部は不図示のギヤを介して
モータ5′に連結されている。
次に、ポールねじ機構A、B及び直線運動案内機構Cの
作用を説明する。
作用を説明する。
例えば、モータ5を駆動すれば、このモータ5の回転力
はギヤ6.4を経てねじ袖lに伝達され、該ねじ軸lが
定位置で回転駆動される。そして、このねじ軸lの回転
によってこれに螺合するナラ)9.10がねじ袖1に沿
って直線移動し、この移動によってワークテーブル16
が軌道台18.18に沿ってx−X方向へ移送される。
はギヤ6.4を経てねじ袖lに伝達され、該ねじ軸lが
定位置で回転駆動される。そして、このねじ軸lの回転
によってこれに螺合するナラ)9.10がねじ袖1に沿
って直線移動し、この移動によってワークテーブル16
が軌道台18.18に沿ってx−X方向へ移送される。
同様の操作によってワークテーブル16をY−Y方向へ
移送することもできる。
移送することもできる。
而して、例えばポールねじ機構Aを構成するナツト9,
10間に介設される圧電アクチュエータ11に必要に応
じて電界を加えれば、この圧電アクチュエータ11は圧
電気逆効果によってねじ軸方向へ伸長し1両ナツト9.
10を互いに離間する方向へ付勢し、当該ポールねじ機
構Aの予圧を任意に変える。そして、該ポールねじ機構
Aの予圧を高めれば、ナツト9.10のねじ軸lに沿う
動き(ガタ)が無くなり、従ってワークテーブル16の
X−X方向に沿う軸方向ガタの解消と剛性の向上を図る
ことができる。同様にしてポールねじ機構Bの予圧を必
要に応じて高めれば、ワークテーブル16のY−Y方向
に沿う軸方向ガタも無くなるばかりか剛性を高められる
。
10間に介設される圧電アクチュエータ11に必要に応
じて電界を加えれば、この圧電アクチュエータ11は圧
電気逆効果によってねじ軸方向へ伸長し1両ナツト9.
10を互いに離間する方向へ付勢し、当該ポールねじ機
構Aの予圧を任意に変える。そして、該ポールねじ機構
Aの予圧を高めれば、ナツト9.10のねじ軸lに沿う
動き(ガタ)が無くなり、従ってワークテーブル16の
X−X方向に沿う軸方向ガタの解消と剛性の向上を図る
ことができる。同様にしてポールねじ機構Bの予圧を必
要に応じて高めれば、ワークテーブル16のY−Y方向
に沿う軸方向ガタも無くなるばかりか剛性を高められる
。
ところで、本発明に係る直線運動案内機構Cに設けられ
る圧電アクチュエータ40にも必要に応じて電界を加え
れば各ポール20.・・・の予圧が任、aに調整される
。すなわち、該圧電アクチュエータ40を水上方向へ伸
長させればベアリングレース32正而が軌道台18偶に
向けて押圧される。
る圧電アクチュエータ40にも必要に応じて電界を加え
れば各ポール20.・・・の予圧が任、aに調整される
。すなわち、該圧電アクチュエータ40を水上方向へ伸
長させればベアリングレース32正而が軌道台18偶に
向けて押圧される。
これによってベアリングレース32のポール転走溝37
.38と軌道台18のポール転走11■27゜28間に
挟持されるポール20.20が水平力向から圧縮される
と共に、このポール20.20からスライダ21に作用
する反力によって他方のスカート部30も軌道台・18
側に押圧され、ポール転走面25,35;26,36間
に介在されるポール20.20も圧縮されて、ワークテ
ーブルに関する軌道台18の軸方向及びこれと直交する
横方向のガタを解消し得るばかりか剛性を高めることが
できる。
.38と軌道台18のポール転走11■27゜28間に
挟持されるポール20.20が水平力向から圧縮される
と共に、このポール20.20からスライダ21に作用
する反力によって他方のスカート部30も軌道台・18
側に押圧され、ポール転走面25,35;26,36間
に介在されるポール20.20も圧縮されて、ワークテ
ーブルに関する軌道台18の軸方向及びこれと直交する
横方向のガタを解消し得るばかりか剛性を高めることが
できる。
次に以下の場合の予圧調整について説IIする。
(A)一方向テーブルに適用される場合(第5図参照)
例えば、第5図に示す矢印a方向(X−X方向)にワー
クテーブル16を移送させながら定位tの工J419で
ワークWをyJ削加工する場合。
クテーブル16を移送させながら定位tの工J419で
ワークWをyJ削加工する場合。
ポールねじ機構A及び直線案内機構Cの予圧を圧電アク
チュエータの作動によって高めていくと。
チュエータの作動によって高めていくと。
ワークテーブル16はx−X方向へ固定されるので、軸
方向ガタを解消し得るのと同面に剛性を確保し得、これ
によりワークWの切削面のビビリ現象が解消されてワー
クWは高精度に機械加工され得る。なお、切削加工時の
荷屯が変化すれば、これに応じて予圧量を適宜調整する
こともできる。
方向ガタを解消し得るのと同面に剛性を確保し得、これ
によりワークWの切削面のビビリ現象が解消されてワー
クWは高精度に機械加工され得る。なお、切削加工時の
荷屯が変化すれば、これに応じて予圧量を適宜調整する
こともできる。
そ[7て、機械加工の終了後に圧電アクチュエータに対
する電圧の印加着を減少させることによって予圧SI′
、、を解消または低減すれば、ワークテーブル16は摺
動抵抗のない状態で軽快に早送りでき、宵!該ポールね
じ機構A及び直線運動案内機構Cの発熱、寿命低下等の
聞届を生じることがない。
する電圧の印加着を減少させることによって予圧SI′
、、を解消または低減すれば、ワークテーブル16は摺
動抵抗のない状態で軽快に早送りでき、宵!該ポールね
じ機構A及び直線運動案内機構Cの発熱、寿命低下等の
聞届を生じることがない。
(B)X−Yテーブルに適用される場合(第6図参照)
例えば、第6図に示す矢印す方向(X−X方向)にテー
ブル16を移送させながら定位置の工3419でワーク
Wを切削加工する場合を例にとって説明すると、X−X
方向へのワークテーブル16の固定または解放は、第5
図のときと同じくポールねじ機構A及び直線運動案内機
構Cに対する予圧の付与または解放によって行なわれる
。ところで、x−X方向へワークテーブル16を移送さ
せながらワークWの切削加工を行なう際に、当該ワーク
テーブル16に対してはx−X方向のみならずY−Y方
向にもりJ削反力や工具側の振動等が作用していること
から、Y−Y方向のガタの解消及び剛性がないと、ワー
クテブル16がY−Y方向へ動いたりして加工精度が出
ない。
ブル16を移送させながら定位置の工3419でワーク
Wを切削加工する場合を例にとって説明すると、X−X
方向へのワークテーブル16の固定または解放は、第5
図のときと同じくポールねじ機構A及び直線運動案内機
構Cに対する予圧の付与または解放によって行なわれる
。ところで、x−X方向へワークテーブル16を移送さ
せながらワークWの切削加工を行なう際に、当該ワーク
テーブル16に対してはx−X方向のみならずY−Y方
向にもりJ削反力や工具側の振動等が作用していること
から、Y−Y方向のガタの解消及び剛性がないと、ワー
クテブル16がY−Y方向へ動いたりして加工精度が出
ない。
従って、第6図に示されるようなX−Yテーブルに応用
される場合には、切削加工の際にx−x方向のみならず
Y−Y方向にも二重に固定しておく必要があり、このた
めポールねじ機構B及び直線運動案内機構Cの予圧を調
整することによってY−Y方向のガタの解消と剛性を確
保しておくのである。
される場合には、切削加工の際にx−x方向のみならず
Y−Y方向にも二重に固定しておく必要があり、このた
めポールねじ機構B及び直線運動案内機構Cの予圧を調
整することによってY−Y方向のガタの解消と剛性を確
保しておくのである。
尚、ワークテーブル16をx−x方向からY−Y方向へ
方向転換して切削加工する場合や加工終了後にテーブル
移動させる場合には、必要に応じてポールねじ機構B及
び直線連動案内機構Cの予圧量を調整すればよい。
方向転換して切削加工する場合や加工終了後にテーブル
移動させる場合には、必要に応じてポールねじ機構B及
び直線連動案内機構Cの予圧量を調整すればよい。
(発明の効果)
本発明は以上の構成および作用から成るもので、鋼球を
介して軌道台に直線移動可能に保持されるスライダにベ
アリングレースを移動自在に設け、該ベアリングレース
を圧電アクチュエータによって軌道台に向けて進退させ
ることにより直線運動案内機構の予圧を調整するように
したので、使用条件に応じて予圧を任意に変えることが
でき、これにより軸方向及びこれと直交する水11方向
のガタの解消と必要な剛性を確保し11)るので、加工
精度を向上させることができるばかりか寿命の低下、発
熱等の問題を解消することができるという効果が得られ
る。
介して軌道台に直線移動可能に保持されるスライダにベ
アリングレースを移動自在に設け、該ベアリングレース
を圧電アクチュエータによって軌道台に向けて進退させ
ることにより直線運動案内機構の予圧を調整するように
したので、使用条件に応じて予圧を任意に変えることが
でき、これにより軸方向及びこれと直交する水11方向
のガタの解消と必要な剛性を確保し11)るので、加工
精度を向上させることができるばかりか寿命の低下、発
熱等の問題を解消することができるという効果が得られ
る。
第1図は本発明に係る予圧調整装置を備えた直線運動案
内機構の縦断面図、第2図は第1図の■−II線に沿う
断面図、第3図は第1図の案内機構の外観斜視図、第4
図はポールねじ機構の断面図、第5図は同直線連動案内
機構を採用して成る工作機械の一方向ワークテーブルの
破断側面図、第6図は同直線運動案内工作機械のX−Y
ワークテーブルの乎面図である。 符 号 の 説 明 C・・・直線運動案内機構 16・・・ワークテーブル
18・・・軌道台 20・・・ポール(鋼球)
21・・・スライダ 32・・・ベアリングレース 40・・・圧電アクチュエータ 第1図 第2図 zd zυ 第3図
内機構の縦断面図、第2図は第1図の■−II線に沿う
断面図、第3図は第1図の案内機構の外観斜視図、第4
図はポールねじ機構の断面図、第5図は同直線連動案内
機構を採用して成る工作機械の一方向ワークテーブルの
破断側面図、第6図は同直線運動案内工作機械のX−Y
ワークテーブルの乎面図である。 符 号 の 説 明 C・・・直線運動案内機構 16・・・ワークテーブル
18・・・軌道台 20・・・ポール(鋼球)
21・・・スライダ 32・・・ベアリングレース 40・・・圧電アクチュエータ 第1図 第2図 zd zυ 第3図
Claims (1)
- 軌道台にスライダを直線移動可能に嵌合し、上記軌道台
とスライダとの対向面間に鋼球を介装して成る直線運動
案内機構において、前記スライダの一方側スカート部の
内面には圧電アクチュエータを介してベアリングレース
を取付け、当該ベアリングレースとスカート部との間に
存する圧電アクチュエータの伸縮によってベアリングレ
ースを軌道台に向って進退させて鋼球の予圧を調整する
ようにしたことを特徴とする直線運動案内機構の予圧調
整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15447987A JPS63318313A (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 直線運動案内機構の予圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15447987A JPS63318313A (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 直線運動案内機構の予圧調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318313A true JPS63318313A (ja) | 1988-12-27 |
JPH0255647B2 JPH0255647B2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=15585148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15447987A Granted JPS63318313A (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 直線運動案内機構の予圧調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63318313A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02150507A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スライドテーブル |
JPH03153917A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-07-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 直線運動案内機構 |
JPH0552218A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | T H K Kk | ボールねじ付直線運動案内装置およびボールねじの予圧付与方法 |
JP2003309983A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-31 | Kyocera Corp | 案内装置 |
CN107659202A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-02 | 合肥工业大学 | 一种压电马达 |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP15447987A patent/JPS63318313A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02150507A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スライドテーブル |
JPH03153917A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-07-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 直線運動案内機構 |
JPH0552218A (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-02 | T H K Kk | ボールねじ付直線運動案内装置およびボールねじの予圧付与方法 |
JP2003309983A (ja) * | 2002-04-15 | 2003-10-31 | Kyocera Corp | 案内装置 |
CN107659202A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-02 | 合肥工业大学 | 一种压电马达 |
CN107659202B (zh) * | 2017-11-08 | 2019-03-26 | 合肥工业大学 | 一种压电马达 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255647B2 (ja) | 1990-11-28 |
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