JPS633179Y2 - - Google Patents

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JPS633179Y2
JPS633179Y2 JP1982166366U JP16636682U JPS633179Y2 JP S633179 Y2 JPS633179 Y2 JP S633179Y2 JP 1982166366 U JP1982166366 U JP 1982166366U JP 16636682 U JP16636682 U JP 16636682U JP S633179 Y2 JPS633179 Y2 JP S633179Y2
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JP
Japan
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clip
casing
electronic device
end plate
housing
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JP1982166366U
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English (en)
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JPS5970380U (ja
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Priority to JP16636682U priority Critical patent/JPS5970380U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子機器筐体を衣類やベルトなどに
装着して携行する場合の保持装置に関するもので
ある。すなわち、一般に電子機器筐体をYシヤツ
や背広のポケツトあるいはベルトなどに装着して
使用する場合、走つたり前かがみになつた際にこ
の電子機器筐体が脱落しないように、該電子機器
筐体の一部にクリツプ(保持装置)を設けてい
る。また電子機器は精密で高価な場合が多く、し
たがつて安全性を高めるために、前記クリツプの
他にさらに補助クリツプを設けている。本考案は
このようなクリツプを使用した電子機器筐体の保
持装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 先ず補助クリツプの保持構造を説明する。従来
この種の構造は第1図、第2図に示すように、電
子機器筐体1の一部に補助クリツプ支持軸2を設
けておき、この補助クリツプ支持軸2を筐体1に
Eリング3などで取付け、そして補助クリツプ支
持軸2に接続したチエーンまたはコード4を介し
て補助クリツプ5を取付けていた。さらに筐体1
にはクリツプ回転軸6を介してクリツプ7を取付
けていた。また第3図に示すように、クリツプ回
転軸6の端部に補助クリツプ保持穴8を設け、こ
こにチエーンまたはコード4を接続したものが一
般的であつた。他方、クリツプ7の保持構造とし
ては、第4図に示すように、筐体1の一部にクリ
ツプ軸穴9を設け、またクリツプ7の一部にクリ
ツプ回転穴10を設けておき、中央にクリツプ7
を圧接させるためのねじりばね11を介した状態
で両穴9,10間に亘つてクリツプ回転軸6を通
し、このクリツプ回転軸6の端部にEリング12
を組み込み、以つてクリツプ7を筐体1に保持し
ていた。
このような従来構造の場合、補助クリツプ5を
接続する部分の形状が複雑化し、またクリツプ7
と筐体1の保持構造も部品点数が増大して組立が
複雑化し、組立工数低減という観点からは不利で
あつた。
考案の目的 本考案は、上記従来の欠点を除去し、構造なら
びに組立てが容易な電子機器筐体の保持装置を提
案することを目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するために本考案の電子機器筐
体の保持装置は、衣類やベルトなどに装着して携
行する電子機器筐体において、弾性力を有する板
状のほぼコの字形のクリツプを設け、前記電子機
器筐体の上部で、この筐体裏板近傍位置に前記ク
リツプの一端板部を挿入可能なスリツト穴を形成
し、前記クリツプの一端板部に前記筐体裏板内面
に設けた凸部に嵌合可能な穴を設け、前記クリツ
プの弾性力により該クリツプの一端板部を筐体裏
板内面に圧接して、これら筐体とクリツプとを一
体化した構成である。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第5図〜第7図に基
づいて説明する。15は金属またはプラスチツク
スで構成された弾力性を有するクリツプで、一端
板部15aと他端板部15bと連結板部15cと
により板状のほぼコの字形に形成してある。この
クリツプ15の他端板部15bには補助クリツプ
保持穴16が設けられ、該補助クリツプ保持穴1
6にチエーンまたはコード17を介して補助クリ
ツプ18を取付けている。前記クリツプ15の一
端板部15aは電子機器筐体19の上部で、この
筐体裏板近傍位置に設けられたスリツト穴20を
通して該筐体19内に挿入可能であり、その端部
には筐体19へのロツク用の穴21が形成してあ
る。すなわち筐体19の裏板内面の一部に、クリ
ツプ15を保持する目的でロツク用の凸部22が
設けられ、この凸部22に前記穴21が嵌合可能
となる。ここでクリツプ15の形状は、それ自身
がたわみδを有するようにしてあり、したがつて
一端板部15aを筐体19内に挿入したとき、そ
の弾性力により該一端板部15aを筐体の裏板内
面に圧接して、これらクリツプ15と筐体19と
を一体化するように構成してある。23,24は
電子回路を制御するスイツチ、25はプリント基
板を示す。
以下、上記構成における作用について説明す
る。第5図に示すように、クリツプ15の一端板
部15aを筐体19の上部で、この筐体裏板近傍
位置に設けられたスリツト穴20に挿入し、矢印
Aの方向に押し下げてゆくと、やがて筐体19の
裏板内面に設けられた凸部22に一端板部15a
に設けられた穴21が嵌合する。このとき、クリ
ツプ15自身のたわみδにより筐体内に挿入され
た一端板15aは第6図矢印B方向の力を受け、
以つて筐体19とクリツプ15は完全に一体化さ
れる。また補助クリツプ18も、チエーンまたは
コード17を経由してクリツプ15の一部に設け
られた補助クリツプ保持穴16に容易に接続する
ことが可能である。
第8図は本考案を採用した筐体19を装着した
場合の状態を示している。すなわち筐体19はポ
ケツト26に挿入されてクリツプ15により保持
されると共に、補助クリツプ18を介してネクタ
イ27に保持されている。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、クリツプ
と筐体の保持については、クリツプ回転軸やねじ
りばね、さらにはEリングなどを使用しなくと
も、該クリツプの一端板部を筐体の上部のスリツ
ト穴に挿入するだけで、ロツク用のクリツプ穴と
筐体裏板内面の凸部とを係合でき、組立上の効果
は極めて大きい。また、クリツプの一端板部を筐
体裏板内面に圧接して、筐体とクリツプを一体化
しているので、クリツプによる筐体保持を確実に
行なうことができ、しかもスリツト穴を筐体の上
部で、裏板近傍位置に設けるとともに、筐体裏板
内面に凸部を設けるだけで良いから、構造が複雑
にならず、加工が極めて容易である。さらに補助
クリツプの保持穴をクリツプの一部に直接設ける
ことにより、部品形状の複雑化を防止し、コスト
的効果を期待できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来例を示し、第1図は第1
従来例を示す斜視図、第2図は第1図における要
部の縦断面図、第3図は第2従来例を示す斜視
図、第4図はクリツプ取付部を示す分解斜視図、
第5図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第5
図は分解斜視図、第6図は要部の縦断面図、第7
図はクリツプの側面図、第8図は本考案を採用し
た電子機器を装着した場合の状態を示す図であ
る。 15……クリツプ、15a……一端板部、15
b……他端板部、15c……連結板部、16……
補助クリツプ保持穴、17……チエーンまたはコ
ード、18……補助クリツプ、19……電子機器
筐体、20……スリツト穴、21……穴、22…
…凸部、23,24……スイツチ、25……プリ
ント基板、26……ポケツト、27……ネクタ
イ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 衣類やベルトなどに装着して携行する電子機
    器筐体において、弾力性を有する板状のほぼコ
    の字形のクリツプを設け、前記電子機器筐体の
    上部で、この筐体裏板近傍位置に前記クリツプ
    の一端板部を挿入可能なスリツト穴を形成し、
    前記クリツプの一端板部に前記筐体裏板内面に
    設けた凸部に嵌合可能な穴を設け、前記クリツ
    プの弾性力により該クリツブの一端板部を筐体
    裏板内面に圧接して、これら筐体とクリツプと
    を一体化したことを特徴とする電子機器筐体の
    保持装置。 2 クリツプに補助クリツプ取付部を設けたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電子機器筐体の保持装置。
JP16636682U 1982-11-02 1982-11-02 電子機器筐体の保持装置 Granted JPS5970380U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16636682U JPS5970380U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 電子機器筐体の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16636682U JPS5970380U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 電子機器筐体の保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5970380U JPS5970380U (ja) 1984-05-12
JPS633179Y2 true JPS633179Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30364232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16636682U Granted JPS5970380U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 電子機器筐体の保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5970380U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056690Y2 (ja) * 1985-01-31 1993-02-19

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587661Y2 (ja) * 1978-05-06 1983-02-10 松下電器産業株式会社 クリップ装置
JPS607504Y2 (ja) * 1979-12-24 1985-03-13 松下電器産業株式会社 クリップ装置
JPS56155493U (ja) * 1980-04-21 1981-11-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5970380U (ja) 1984-05-12

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