JPS63317541A - 導電性樹脂組成物 - Google Patents

導電性樹脂組成物

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JPS63317541A
JPS63317541A JP15144187A JP15144187A JPS63317541A JP S63317541 A JPS63317541 A JP S63317541A JP 15144187 A JP15144187 A JP 15144187A JP 15144187 A JP15144187 A JP 15144187A JP S63317541 A JPS63317541 A JP S63317541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass beads
coated
diameter
polymer composition
conductive polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP15144187A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Yoshizumi
素彦 吉住
Akira Nakabayashi
明 中林
Daisuke Shibuta
渋田 大介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁波シールド、帯電防止、抵抗加黙或いはコ
ネクター等に用いられる導電性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術と問題点〕
導電性樹脂の製造方法としては導電性フィラー(充填材
)を樹脂に混合する方法が一般に用いられている。導電
性フィラーとしては、ステンレス鋼繊維、カーボン繊維
、カーボン粉末、酸化物導電粉等が使用されている。こ
れらのフィラーを樹脂に混合して導電性を付与している
が、いずれも均質なものが出来にくい。即ち、ステンレ
ス鋼繊維は5〜15重量%の少量で導電性を出すことが
出来るが、これは樹脂中で繊維同志の接続が出来易く、
少量でも全体としては導電性が出る。しかし、部分的に
みると、繊維が入っていない箇所が多く、不均質なもの
となっている。このため抵抗体等は極部的な発熱を生じ
易く、また電磁シールド等でもシールド漏れが起こり易
い。フィラー含有量を多くすれば均質性は増すが、ステ
ンレス鋼繊維。
カーボン繊維は15%以上添加することが難しい。
また、カーボン粉末でも同じことが言える。酸化物導電
粉末は粉末が廁かいため分散性良く樹脂に含有させ、し
かも出来るだけ多量に充填することが望まれる。また多
量に入れる必要があるため、比重の軽いフィラーが望ま
れる。
〔問題解決に係る知見〕
本発明者等はこれらの目的のために種々のフィラーを検
討した結果、ガラスビーズに金属を被覆したフィラーが
この目的に適合することを見出し本発明を完成した。
〔発明の構成〕
本発明は、Ni、CuおよびAgの少く共一種の金属で
5〜50重景%全部された、10〜100μmの径のガ
ラスビーズを25〜95重量%含有する導電性樹脂組成
物を提供する。
本発明に用いるガラスビーズは市販品を用い得るが、径
が10g1未満であるとガラス同志の凝集が起り、樹脂
中に均一に入らない。また100μmを越えると樹脂に
混合した時成形体の強度が弱くなる。またガラスビーズ
はできるだけ真球に近いものが望ましく真球からずれて
くると充填率が悪くなる。即ち真球率(長径/短径)は
、1〜2が望ましく、1に近い程好ましい。
被覆する金属としては通常Ni、 Cu、 Ag等であ
る。
Agは最も導電性が高く、安定しているが高価であり特
殊なコネクター等に使用される。Cuは導電性が高いが
大気中で酸化され易い欠点を有する。Njは比較的安定
性があり、安価であるため最も広く用いられる。この他
としてそれぞれの金属を複合して被覆することが可能で
ある。
金属の被y1.量は5重量%〜50重量%好ましくは、
10重量%〜40重量%が望ましい。金属被覆量が5重
量%以下であるとガラス表面を完全に被覆出来ず導電性
の悪いものとなり、50重量%以上であると比重1粒径
が大きくなり、好ましくない。
金属被覆ガラスビーズの樹脂への充填量は25重量%〜
95重量%の範囲で調整できる。25%以下であると良
好な導電性が得られず、また95%以上含有させること
は難かしい。
本発明の組成物のマトリックスとなる樹脂は、種類を限
定することはなく何でも使用できるが、たとえば、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、等が用い
られる。
本発明の導電性樹脂組成物は例えば次のようにして製造
される。
ガラスビーズに金属を被覆するには通常無電解めっきに
よって達成できる。即ち、ガラスビーズ表面上をPd等
で触媒化した後に金属塩水溶液中に分散し還元剤を加え
ることで行われる。また、真空蒸着等でも被覆が可能で
ある。金属被覆ガラスビーズを樹脂に充填するには、通
常ロール混練が行われる。金属被覆ガラスビーズは分散
性が優れているため短時間で容易に均質に充填すること
ができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
被覆ガラスビーズ調製例1 平均粒径45μmのガラスビーズ(東芝バロテイー二浦
製)80gをSnCQ210g/R,HCl220mQ
/Qを含む溶液に2分間浸漬しデカンテーションによっ
て分芝し水洗した。次に、 PdCPdC122l、 
HCu 2mQ/nを含む溶液に2分間浸漬し、デカン
テーションを行い水洗した。別に硫酸ニッケル45g/
12.クエン酸20gIQ、水酸化ナトリウムLog/
12およびジメチルアミンボランLog/12よりなる
水溶液2Qを調製し、これを70°に保ち、先のガラス
ビーズを浸漬攪拌して無電解メッキを行ないNiを20
重量%被覆した。
被覆ガラスビーズ調製例2 平均粒径18μmのガラスビーズ(東芝バロティー二銖
製)60gを調製例1と同様の前処理を施し、下記めっ
き液4QでCuを40%被覆した。めっき液の組成は硫
酸鋼40gIQ、 EDTA 100g/Q、水酸化ナ
トリウム50g/αおよび37%ホルマリン200mQ
/Qを含む水溶液である。
被覆ガラスビーズ調製例3 平均粒径17μmのガラスビーズ(東芝バロティー二■
製)90gを調製例1と同様の前処理を施し。
下記めっき液IQでAgを10%被覆した。めっき液組
成は硝酸銀16g/Lエチレンジアミン200mΩ/Q
および37%ホルマリン100mQ#lからなる水溶液
であった・ 調製例1〜3で得られた試料を透明軟質塩ビ(三菱モン
サント製)に25%、50%、75%の割合で練り込み
、1+am間隔の端子間の電気抵抗を測定した。
25%   50%    75% 試料1  5.8 X 10°  7.2X10   
°6.9 X 10−1試料2  1.7X10’  
 3.7X10−”   9.2X10−2試料3  
3.2X10°  4.lX10−’   3.8X1
0−”単位:Ω 以上の結果は何れも良好な導電性を示しており、本発明
の効果を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Ni、CuおよびAgの少く共一種の金属で5〜5
    0重量%被覆された、10〜100μmの径のガラスビ
    ーズを25〜95重量%含有する導電性樹脂組成物。 2、特許請求の範囲第1項に記載の導電性樹脂組成物で
    あって、ガラスビーズの真球率(長径/短径)が1〜2
    であるもの。
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