JPS633164A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫のワイヤーハーネス及びその配線構造
に関するものである。

従来の技術 従来の冷蔵庫のワイヤーノ・−不ス及びその配線構造の
一例について、以下図面を参照しながら説明する。

第８図〜第１０図は従来の冷蔵庫のワイヤーハーネス及
び、その配線構造を示すものである。第８図において、
１は冷蔵庫である。２はワイヤーハーネスであり、ポリ
ウレタンフォーム等の断熱材３中に埋設されている。

ワイヤーハーネス２は、鉄板等で形成される外箱４やＡ
ＢＳ樹脂等で形成される内箱５して設けられた導出口６
を通じて、断熱材３の外へ導出され、スイッチ等や、コ
ンプレッサー７の起動リレーと接続されている。ワイヤ
ー・・−不ス２には発泡体８が取り付けられており、発
泡体８によって導出口６は塞がれている。

発泡体８は、ポリエチレンフオームのようなと立気泡の
衝脂のシートの片面に粘着剤等を塗布してテープ状に加
工したものであり、第９図に示すようにワイヤーノ・−
不ス２に巻きつけられている。

発泡体８は例えば第１０図に示すように、冷蔵庫１の外
箱４や内箱５の導出口６の端面でワイヤーハーネス２が
傷つくのを防ぐ緩衝材として、また防水材として働く。

さらに、冷蔵庫１はポリウレタンフォーム等の発泡性の
断熱材３の原液を外箱４と内箱５の間の空隙に注入し、
空隙内で発泡させて、断熱材３を外箱と内箱の間に充填
するので、発泡体８は、断熱材３が導出口６から漏洩す
るのを防ぐシール材として働く。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、発泡体８をワイ
ヤーハーネス２に巻きつける際、ワイヤーハーネス２０
回り、にわずかな隙間ができて、シール性を阻害すると
いう問題点があった。従って冷蔵庫の外箱または内箱の
外側に断熱材３のポリウレタンフォーム等が漏洩して、
美観全損ない商品価値かなくなるといつ手放が発生する
といつ問題点があった。また、断熱材３が漏洩するまで
は紋らずとも、防水性が低いため、水分が断熱材３内に
浸入し、断熱性能を徐々に低下させるという問題点かあ
った。さらに発泡体８をワイヤーハーネス２に何重にも
巻きつけるという作業を自動機で行なうことは現時点で
は困難であり、人手によって行なわざるを得ないので、
作業工数が増大するという問題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、発泡体とワイヤーハーネス
との間のわずかな隙間も完全に無くし、防水性やシール
性を改善するとともに、作業工数を低減するものである
。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明の技術的な手段はワ
イヤーハーネスの一部分に連続気泡の発泡体を一体発泡
成形することにより、ワイヤーハーネスに発泡体を自己
接着させることである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、ワイヤーハーネスに発泡体を一体発泡成形す
るものであるから、発泡体はワイヤーハーネスに密着し
、隙間は全く生じないので、防水性及びシール性は完全
なものとなる。また、連続気泡の発泡体であるので、冷
蔵庫の外箱と内箱の間に注入されるポリウレタンフォー
ム等の断熱材の原液が発泡体に浸入し、固く密な樹脂層
を形成するので、防水性及びシール性は必要かつ十分な
レベルまで向上する。また、発泡体をワイヤーハーネス
に一体発泡成形するのは、自動機で行なえるので、作業
工数の低減も可能となるのである。

実施例 以下、本発明の一実施例の冷蔵庫について、図面を参照
しながら説明する。

第３図において、９は冷蔵庫であり、ワイヤーハーネス
１ｏがポリウレタンフォーム等の断熱材１１中に埋設さ
れている。ワイヤーハーネス１０は、鉄板等で形成され
る外箱１２やＡＢＳ樹脂等で形成される内箱１３に設け
られた導出口１４を通じて、断熱材１１の外へ導出され
、スイッチ等やコンプレッサー１５の起動リレーと接続
されている。ワイヤーハーネス１０には軟質の連続気泡
の発泡体１６が一体発泡成形されており発泡体１６によ
って導出口１４は塞がれている。第１図は、ワイヤーハ
ーネス１０への発泡体１５の一体発泡成形部を示すもの
である。発泡体１６は発泡体１６の寸法及び形状を規定
する型１７内部でワイヤー・・−ネス１ｏと一体発泡成
形されている。

前記型１了は一対１７ａ　、　１７ｂに分割され、ワイ
ヤーハーネス１０を保持する溝１７ｃと、この溝１７ｃ
の中程に大きな中空部１７ｄから形成されている。

上記の実施例の構成における作用について説細する。発
泡体１６の材料は軟質ポリウレタンフォーム等の連続気
泡の樹脂を用いる。型１７内にワイヤーハーネス１０の
一部と発泡体１６の原液を入れ、型１７を締めたのち、
型１７内でワイヤーハーネス１０と一体発泡成形するこ
とにより、ワイヤーハーネス１０の回りを隙間なく覆い
、かつ寸法、形状が一定な発泡体１６を形成する。第２
図に示すように冷蔵庫の外箱１２または内箱１３の導出
口１４を基いだ発泡体１６には、ポリウレタンフォーム
等の断熱材１１の原液が浸入して、未発泡の固く密な樹
脂層１８を形成する。

以上のように本実施例によれば、ワイヤーハ−ネス１０
に発泡体１６を一体発泡成形しているので、ワイヤーハ
ーネス１０の回りを全く隙間なく発泡体１６で覆うこと
ができ、高いシール性が得られるので、ポリウレタンフ
ォーム等の断熱材が冷蔵庫の外箱１２や内箱１３の外側
に漏洩して美観を損なったり、商品価値を無くしたりす
るような事故が防止できる。まｔ発泡体１６にはポリウ
レタンフォーム等の断熱材１１の原液が浸入し、未発泡
の固く密な樹脂層１８を形成するので、防水性は完全と
なり、断熱材１１中への水分の浸入による断熱性能低下
を防止できる。

さらに、型１了内でワイヤーハーネス１ｏと軟質発泡体
１６を一体発泡成形する作業は、自動機で行なうことが
できるので作業工数の削減ができる。

以下、本発明の第２の実施例について図面を参照しなが
ら説明するが、第１の実施例と同一構成については同一
番号を符して説明を省略する。

第４図は本発明の第２の実施例の冷蔵庫のワイヤー・・
−ネスへの軟質発泡体の一体発泡底形部を示すものであ
る。この実施例では軟質の発泡体１６′をワイヤーハー
ネス１０’の接続端子１９の部分に一体発泡成形してい
る。

上記の実施例の構成における作用について説明する。第
５図に示すように発泡体１６′は冷蔵庫の外箱１２′ま
たは内箱１３′の導出口１４′を塞ぐと同時に、接続端
子１９を導出口１４′の位置に固定する働きをする。

以上のように本実施例によれば、ワイヤーハーネス１０
’の接続端子１９の部分に発泡体１６’ｉ−体発泡成形
しているので、接続端子１９は導出口１４′の位置に発
泡体によって固定され、以後のスイッチ等の電気部品と
の接続作業が容易になり、作業工数の低減が図れる。

以下、本発明の第３の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。

第６図は本発明の第３の実施例の冷蔵庫のワイヤーハー
ネスへの軟質発泡体の一体発泡成形部を示すものである
。この実施例では、ワイヤーハーネス１０′の接続端子
１９′に固定用の鍔部２ｏが設けられており、発泡体１
６″　は、鍔部２０を外して接続端子１９′の部分に一
体発泡成形している。

上記の実施例の構成における作用について説明する。第
７図に示すように、接続端子１９′は発泡体１６′　　
と鍔部２０で冷蔵庫の内箱１３″　または外箱１４′　
　を挾み込んで導出口１４′　　に固定される。鍔部２
０と発泡体１６′　はそれぞれの弾性により、内箱１３
″　または外箱１２″　を締めつける。

以上のように本実施例によれば、固定用の鍔部２ｏが設
けられた接続端子１９′　　の部分に発泡体１６′　が
−定発泡成形されているので、接続端子１９′　　は導
出口１４′　　に発泡体１６′　　と鍔部２０で強固に
固定される。従って接続端子１９′にスイッチ等の電気
部品の接続端子を押し込んでも決して、接続端子１９′
　　の位置はずれたすせず、接続作業が容易に確実に行
なえるようＫなり、作業の確実性の向上及び作業工数の
低減が図れる。尚実施例では軟質の発泡体で説明をした
が、硬質の連続気泡からなる発泡体でもよい。

発明の効果 以上のように本発明は、連続気泡の発泡体を一体発泡成
形したワイヤーハーネスとポリウレタンフォーム等の断
熱材中に埋設し、ワイヤー・・−ネスを断熱材中より導
出する外箱及び内箱の導出口を前記発泡体で塞いだこと
を特徴とする冷蔵庫であり、以下のよりな効果を有する
ものである。

（１）−体発泡成形により、発泡体はワイヤーハーネス
に密着し、ワイヤーハーネスの回りには隙間が全く生じ
ず、高いシール性が得られるのでポリウレタンフォーム
等の断熱材が冷蔵庫の外箱や内箱の外側に漏洩して美観
を損なったり、商品価値をなくしたりするような事故が
防止できる。

（２）発泡体は連続気泡であり、ポリウレタンフォーム
等の断熱材の原液が軟質発泡体に浸入して未発泡の固く
密な樹脂層を形成するので、防水性は完全なものとなり
、水分が断熱材中に浸入して断熱性能を損なうことが防
止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の冷蔵庫に用いられるワ
イヤーハーネスの成形部の拡大斜視図、第２図は同冷蔵
庫の部分断面図、第３図は同冷蔵庫の断面図、第４図は
本発明の第２の実施例の冷蔵庫に用いられるワイヤーハ
ーネスへの発泡体の一体発泡成形部の拡大斜視図、第５
図は同冷蔵庫の部分断面図、第６図は本発明の第３の実
施例の冷蔵庫に用いられるワイヤーハーネスへの発泡体
の一体発泡成形部の拡大斜視図、第７図は同冷蔵庫の部
分断面図、第８図は従来の冷蔵庫の断面図、第９図は同
冷蔵庫に用いられるワイヤーハーネスへの発泡体の一体
発泡成形部の拡大斜視図、第１０図は同冷蔵庫の部分断
面図である。 ９・・°°冷蔵庫、１０，１０’、１０’　・・・・・
・ワイヤーハーネス、１１．１１’、１１’　・・・・
・・断熱材、１２．１２’、１２’　・・・用外箱、１
３，１３′、１３′・・・・・内箱、１４．１４’、１
４″　・・・・・・導出口、１６゜１６’、　１６″・
・・・・・軟質発泡体、１９　、１９’・・・・接続端
子、２ｏ・・・・・・鍔部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌσ
−ワイヤーバー序ス１１−−−折　慧　稍 ’／−−−、＋　Ａ　　鼻 ！θ−ワイヤーへ一不ス １１−　　狩　終　リ Ｉ２−　外　　　箱 １３−　内　　　浦 ｆ−ワイヤーハーネス ＩＩ−ＷＡｔｒ　　経　材 船−４エロ 第５図 ｆ（１’−’フイＶ−バー序ス １２ニー外　　　　　　ＪＴｌ １３〜　内　　Ｊｆｉ 第７図 第８図 第９図 ４′

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電線の周囲に連続気泡の発泡体を一体発泡成形し
   たワイヤーハーネスと、前記ワイヤーハーネスを埋設す
   るポリウレタンフォーム等の断熱材と、前記断熱材を包
   む外箱及び内箱とを備え、前記断熱材中より前記ワイヤ
   ーハーネスを導出する前記外箱及び内箱の導出口を前記
   発泡体で塞いだことを特徴とする冷蔵庫。
2. （２）発泡体をワイヤーハーネスの接続端子の部分に一
   体発泡成形したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の冷蔵庫。
3. （３）接続端子には、鍔部が設けられていることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項記載の冷蔵庫。