JPS6331622B2 - - Google Patents

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JPS6331622B2
JPS6331622B2 JP24488683A JP24488683A JPS6331622B2 JP S6331622 B2 JPS6331622 B2 JP S6331622B2 JP 24488683 A JP24488683 A JP 24488683A JP 24488683 A JP24488683 A JP 24488683A JP S6331622 B2 JPS6331622 B2 JP S6331622B2
Authority
JP
Japan
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groove
joint material
end surface
rubber
concrete
Prior art date
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Expired
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JP24488683A
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English (en)
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JPS60141936A (ja
Inventor
Noboru Toyoda
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Publication of JPS60141936A publication Critical patent/JPS60141936A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 ≪発明の目的≫ ≪産業上の利用分野≫ 本発明は、暗渠、共同溝、マンホール等に使用
する管状のコンクリート製品および側溝、水路等
に使用するU字状コンクリート製品で、特に防水
連結可能なものに関する。
≪従来の技術≫ 従来コンクリート製品を防水連結するには、第
6図に示すごとく、一方の製品31の端面31a
に溝34を形成し、該溝底部にゴムパツキン33
を接着し、しかる後他方の製品32の端面32a
を圧着することにより行なつてきた。これはゴム
パツキン33が端面32aに圧迫されて変形し、
溝34底部および端面32aに密着して防水効果
をあげるものである。
また、第7図に示すごとく、コンクリート製品
41,42の各端面41a,42aにゴム製目地
材43,44を一体的に突設させ、相対向した目
地材43,44を相互につき合わせて接着させる
方法も考えられた。
≪発明が解決しようとする問題点≫ 第6図に示すごときコンクリート製品の防水連
結に際して、ゴムパツキンを溝底に接着するには
瞬間接着剤又は樹脂系の強力接着剤が使用され
る。前者の場合は接着作業は容易であるが接着力
が弱く、運搬や連結作業時の衝撃により、また雨
や温度変化等により離脱し易く、後者の場合は接
着剤が硬化するまでゴムパツキン33を溝34底
部に接触保持させておくのが困難で接着作業能率
が著しく悪いという問題があつた。
第7図に示すごときコンクリート製品の防水連
結に関しては、連結部の強度、信頼性に問題があ
ると共に、ゴム製品目地材をコンクリート製品端
面に一体的に突設固定させるのが困難で、現在ほ
とんど使用されていない。すなわち、型枠が非常
に複雑になること、目地材の型枠への取付けが困
難であること、コンクリートの流れ込みや締め固
めの衝撃で目地材が外れ易いという問題があるの
である。
≪発明の構成≫ ≪問題点を解決するための手段≫ 本発明は上記問題点を解決するもので、一方の
連結端面にその端面形状に適合する形状で溝を形
成し、該溝底に、棒状ゴムと棒状独立気泡スポン
ジをその長さ方向に沿つて一体接合した目地材を
独立気泡スポンジ部分を突出させて埋め込み、他
方の連結端面に前記溝に対応する突条を形成した
ことを特徴とする防水連結可能なコンクリート製
品である。
≪作用≫ 本発明コンクリート製品の連結は、第1図に示
すごとく、一方の連結端面に形成された溝に他方
の連結端面に形成された突条が嵌合して行なわれ
る。溝底には棒状ゴムと棒状独立気泡スポンジを
その長さ方向に沿つて一体接合した目地材がその
独立気泡スポンジ部分を突出させて埋め込まれて
おり、突条が目地材の独立気泡スポンジ部分に圧
着することによつて防水効果が得られる。
目地材は、突出している部分が独立気泡スポン
ジ製なので密着、変形し易いから、防水効果が大
きく、連結のための圧接力も少なくてすみ連結金
具が損傷する危険が少ない。
目地材は、第5図に示すごとく、型枠11の内
側に、断面台形の目地棒13を穴12から溶接に
より固定しておき、目地棒13頂部に穿設された
溝14に目地材3の独立気泡スポンジ部分3aを
挿入固定し、コンクリートを流し込み硬化後型枠
11およびこれに固定された目地棒13を取り外
すことにより、第3図に示すごとく、コンクリー
ト製品に埋め込まれる。
この型枠構造は目地棒13を型枠11内側に固
定するだけなので、たいへん単純なものである。
また目地材3の型枠へのセツテイングは、独立気
泡スポンジ部分3aを溝14に挿入するので、ス
ポンジの柔軟性のため作業が楽である。またスポ
ンジは溝14と良くなじみ密着するからコンクリ
ートの流し込みや締め固めの衝撃で外れる恐れも
少ない。コンクリート中に埋め込まれるゴム部分
は、スポンジに比べ相当の硬さを有するから型枠
の脱型の際等に目地材がコンクリートから抜け出
てしまう恐れがない。
≪実施例≫ 第1〜3図は本発明の1実施例たるプレキヤス
トコンクリート製卵形管に関し、第1図は連結部
の上部を切欠して示す側面図、第2図は左半分に
目地材が埋め込まれた右半分に他方の連結端面を
示す正面図、第3図は圧着される直前の状態を示
す略断面図である。
卵形管1,2は側溝に使用するもので内部に雨
水等が流れる断面卵形の空洞1b,2bが貫通し
ている。卵形管1の一方の端面1aには、第2図
左半分に示すごとく、卵形の空洞1bを囲繞する
ごとき形状で溝4が設けられ、該溝底に目地材3
が独立気泡スポンジ部分3aを突出させて、やは
り空洞1bを囲繞する形状で埋め込まれている。
卵形管1と連結される卵形管2の端面2aには卵
形管1の溝4に対応して、第2図右半分に示すご
とく、突状5が空洞2bを囲繞して設けられてい
る。なお、第2図に示す端面1a,2aは各々中
心線に対して対称であるから各半分を省略して表
わしている。これら卵形管1,2を各端面1a,
2aを対向させ圧着すると、第1図に示すごと
く、各端面は互いに接触し、突条5は溝4に嵌入
して目地材3の独立気泡スポンジ部分3aを変形
させてこれに密着し、防水効果をもたらす。もち
ろん、第1図において卵形管1の図示しない他方
の端面には突条5と同様の突条が設けられ、卵形
管2の図示しない他方の端面は端面1aと同様の
構成となつており、卵形管は何本でも同様の方法
で連結される。
目地材3は、第3図に示すごとく、棒状ゴムと
棒状独立気泡スポンジを、接着剤により、または
押出成形の際の押圧により一体接合したもので、
独立気泡スポンジ部分3aとゴム部分3bとから
なる。ゴム部分3bには括れ3Cが形成され、目
地材がコンクリート製品から引き抜かれるのを防
止している。第4図に他の目地材の例を示す。目
地材20は独立気泡スポンジ部分20aとゴム部
分20bからなり、ゴム部分20bには括れに代
わつて膨出部20cが形成されている。目地材2
1はやはり独立気泡スポンジ部分21aとゴム部
分21bとからなつているが、接合の強度を増大
させるため接合面を凹凸に形成している。
目地材は第5図に示すごとく型枠に取付けら
れ、コンクリート製品中に埋め込まれる。
コンクリート製品を圧着するには各種の公知方
法が用いられるが、本実施例においては、第1,
2図に示すごとく、所定の位置にボルト孔6a,
7aを有する金具6,7を埋め込んでおき、欠込
8,9からボルト10をボルト孔に挿入してナツ
トで締め付ける方法を用いている。
≪発明の効果≫ 本発明コンクリート製品においては、防水連結
のための目地材があらかじめコンクリート製品中
に埋め込まれ、離脱する恐れがなく、煩わしい接
着作業も必要ない。目地材は溝底に埋め込まれる
ため型枠構造が単純となる。また目地材は独立気
泡スポンジとゴムを一体接合したものであるた
め、型枠へのセツテイングが簡単かつ確実である
ばかりでなく、密着性もゴムよりすぐれているた
め防水効果も十分期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の一実施例たるプレキヤス
トコンクリート製卵形管に関し、第1図は連結部
の上部を切欠して示す側面図、第2図は左半分に
目地材が埋め込まれた右半分に他方の連結端面を
示す正面図、第3図は圧着される直前の状態を示
す略断面図である。第4図は目地材の他例を示す
断面図、第5図は目地材を型枠に取付けた状態を
示す断面図、第6,7図は従来のコンクリート製
品の防水連結部を示す断面図である。 1,2……卵形管、1a,2a……連結端面、
3,20,21……目地材、3a,20a,21
a……独立気泡スポンジ部分、3b,20b,2
1b……ゴム部分、4……溝、5……突条。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方の連結端面にその端面形状に適合する形
    状で溝4を形成し、該溝4底に、棒状ゴムと棒状
    独立気泡スポンジをその長さ方向に沿つて一体接
    合した目地材3を独立気泡スポンジ部分3aを突
    出させて埋め込み、他方の連結端面に前記溝4に
    対応する突条5を形成したことを特徴とする防水
    連結可能なコンクリート製品。
JP24488683A 1983-12-27 1983-12-27 防水連結可能なコンクリート製品 Granted JPS60141936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24488683A JPS60141936A (ja) 1983-12-27 1983-12-27 防水連結可能なコンクリート製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24488683A JPS60141936A (ja) 1983-12-27 1983-12-27 防水連結可能なコンクリート製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60141936A JPS60141936A (ja) 1985-07-27
JPS6331622B2 true JPS6331622B2 (ja) 1988-06-24

Family

ID=17125443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24488683A Granted JPS60141936A (ja) 1983-12-27 1983-12-27 防水連結可能なコンクリート製品

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JP (1) JPS60141936A (ja)

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Publication number Publication date
JPS60141936A (ja) 1985-07-27

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