JPS63316071A - 情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、マイクロフィルム等の情報記録媒体の画像情
報を記録材上に記録する情報記録装置に関する。

（従来の技術） 従来より、この種の情報記録装置としては、マイクロフ
ィルムの画像を光源によって照明することで感光ドラム
上に投影して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像す
ることによって顕像化し、この顕像化された現像剤像を
搬送系により移動する記録紙上に転写することで画像情
報を記録するものがある。そして、このような装置にお
いては画像が記録紙上の一方の側に片寄って記録された
り、又は片寄りすぎて画像の一部が欠けてしまうことの
起こらないように、スクリーン上に投影された画像位置
を調整することによって記録紙上の中央の所定位置に画
像を記録できるように構成している。第６図（ａ）、（
ｂ）、はスクリーンＳ上における画像位置調整の一例を
示すもので、同図（ａ）に示すようにスクリーンＳ上に
示された枠１０１から投影画像１０２がずれている場合
には記録紙Ｐ上に記録される画像１０３が片寄ってしま
うが、同図（ｂ）に示すように枠１０１に投影画像１０
２の位置を一致させることによって記録紙Ｐ上の中央位
置に画像１０３を記録することができる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、斯かる従来例においては、操作者は画像
コマを変えて記録を行うたびにスクリーンＳ上の投影画
像１０２の位置確認又は位置調整をしなけれ、ばならな
いため１手間がかかり、不便さを感じるという問題点が
あった。

また、投影画像１０２の位置調整を操作者が行う上記方
式は、指定の画像コマを自動検索して自動プリントする
装置に適用することが困難であるという問題点もあった
。

そこで、操作者が自ら投影画像の位置調整等の操作をす
ることを要せず、依って自動検索機能を備えた装置にも
適用可能な方式として、例えばマイクロフィルムを走行
させて所定の画像コマを所定位置に正確に停止させるた
め、マイクロフィルムの停止時走行方向を一方向にして
停止位置精度を向上させたり、またマイクロフィルム停
止前の走行速度を低下させて停止位置精度の向上を図る
対策も案出されている。しかし、これら対策によると検
索速度が低下してしまうばかりか、複雑な制動動作を伴
うために機構が複雑化して装置のコスト上昇を招いてし
まうという問題点があった。

そこで、本発明は従来技術の上記した問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、簡単
な構成により操作者に手間をかけることなく記録材の所
定位置に正確に画像を記録することができる情報記録装
置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明に係る情報記録装置
においては、情報記録媒体の画像を光源によって照明す
ることで像担持体上に投影して潜像を形成し、この潜像
を現像して得られる顕画像を記録材上に転写して画像を
記録する情報記録装置において、前記情報記録媒体から
の投影画像の位置を検知するための検知手段と、該検知
手段の検知信号に基づいて記録材に記録される画像位置
を調整するための制御を行う制御手段とを具備したこと
によって構成される。

（作　　　用） 上記の構成を有する本発明においては、情報記録媒体か
ら像担持体に投影される画像の位置を検知手段で検知し
、制御手段がこの検知信号に基づいて記録材に記録され
る画像位置を制御して、記録材上の所定位置に画像を記
録するものである。

（実　施　例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る情報記録装置の一実施例を適用し
たリーダープリンタの概略構成図であり、同図において
、Ｆは情報記録媒体としてのマイクロフィルム、ｌは照
明用ランプ、２はコンデンサーレンズ、３は投影レンズ
、４は走査ミラー４ａ、４ｂを互いに９０’に交差する
関係を有した姿勢にて支持する支持体、Ｓはスクリーン
である。

また、７及び８は上記支持体４の位置を検知するための
センサーで、７は支持体４のホームポジション（図中破
線位ａｔ）を検知するミラーホームセンサー、８は支持
体４の反転位置（図中実線位ｌ）を検知するためのミラ
ー反転センサーである。尚、これら両センサー７．８の
検知方式は自由に選択してよいが、本実施例においては
、発光部と該発光部からの光を検知する受光部とを備え
た所謂フォトインタラプタ一式の検知方式を採用した場
合を示している。即ち、支持体４に備えた指標部材（遮
光板）９が上記ミラーホームセンサー７又はミラー反転
センサー８の発光部と受光部との間に介入することによ
って受光部にて入射光ＯＦＦの検知信号を出力できるよ
うに構成されている。

そして、本実施例は上記構成によって、次のようにマイ
クロフィルムＦの画像を投影している。

即ち、先ず支持体４がホームポジションにある時にはマ
イクロフィルムＦの画像は照明用ランプ１によって照明
され、この時の透過光が画像光として投影レンズ３を介
してスクリーンＳ上に拡大投影される。また、マイクロ
フィルムＦの画像の走査に際しては画像光は投影レンズ
３を通り走査ミラー４ａ、４ｂを介して像担持体として
の感光体ドラム６上に投影される。

また、第１図において、５はシャッター基台、１０は一
次帯電器、１１は現像器、１２は給紙ローラ、１３はタ
イミングローラ、１４は転写帯電器、１５は搬送ベルト
、１６は定着器である。

上記シャッター基台５は第２図に示すように感光体ドラ
ム６の軸方向に延びたスリット５ａを有しこのスリ７）
５ａを介して前記画像光を感光体ドラム６上に投影可能
としている。そして、このスリット５ａの開口長を１対
の可動式シャッター板５ｂ、５ｃによって変化させて感
光体ドラ４６の軸方向における画像光の投影される領域
を規制している。尚、Ｓｌ　　ｔ　Ｓ２　　ｖ・・・＋
Ｓｎは投影画像の長さ及び幅を検知する光センサーであ
る。

そして、本実施例は上記構成によって、次のようにマイ
クロフィルムＦの画像を記録紙（記録材）Ｐ上に記録す
る。即ち、マイクロフィルムＦからの画像光はシャッタ
ー基台５のスリット５ａを介して感光体ドラム６上に投
影され、予め一次帯電器１０によって一様帯電を施され
た感光体ドラム６上に静電潜像を形成する。この静電潜
像は感光体ドラム６の矢印方向の回転によって現像器１
１と対向する位置に至り、ここでトナーを付着して前記
静電潜像を顕画像（トナー像）とする、このトナー像は
感光体ドラム６の回転によって転写帯電器１４と対向す
る位置に至り、ここで給紙ローラ１２そしてタイミング
ローラ１３によって送られる記録紙Ｐ上に転写される。

この後、記録紙Ｐは感光体ドラム６から分離して搬送ベ
ルト１５によって定着器１６に送られ、ここでトナー像
を記録紙Ｐ上に定着する。尚、１７は感光体ドラム６上
の帯電電荷を消去するための前露光ランプである。

さらに、本実施例においては上記した画像記録の過程に
おいて以下に説明する制御を行い、常に記録紙Ｐの略中
夫の所定位置に画像が記録できるように構成している。

この制御について第３図のブロック図に基づいて説明す
る。

同図において、２０は装置全体の動作を制御する制御手
段としてのＣＰＵ、２１はＣＰＵ２０が実行する動作プ
ログラムを記憶するＲＯＭ。

２２はＣＰＵ２０に接続されたＲＡＭ％２３はセンサー
やアクチュエータ等他の構成とＣＰＵ２０との信号の整
合性を確保するためのインターフェース回路、２４は画
像の記録動作の開始を指示するコピースイッチ、３１は
画像位置を検知する検知手段、４１はタイマーであり、
本実施例においては上記検知手段３１としては第２図に
おいて説明したシャッター基台５の光センサ−３１。

Ｓ２　　、・・・＋Ｓｎを用いている。

次に第４図のフローチャートに基づいてＲＯＭ２１にプ
ログラムされた画像記録位置制御動作について説明する
。先ず、装置の電源が投入されると、ランプｌが点灯し
、スキャンミラー４ａ、４ｂをミラーホームセンサー７
がＯＦＦになるまで第１図右手方向に移動する（ステッ
プ■）０次に、操作者がコピースイッチ２４を押すと（
ステップ■）、スキャンミラー４ａ、４ｂはミラー反転
センサー８がＯＦＦするまで第１図左手方向に移動する
（ステップ■）、このステップ■におけるスキャンミラ
ー４ａ、４ｂの移動において、フィルムＦから画像コマ
を透過して来た画像光をシャッター基台５の光センサ−
５１。

５２　　、・・・、Ｓｎにて検知し、例えばこの検知開
始信号がスキャンミラー４ａ、４ｂの反転センサーに達
する伺秒前に検知されたかをＲＡＭ２２に記憶させるこ
と（ステップ■）によって、間接的にミラー反転位置か
らフィルムＦの画像端までの距離情報を得る。そして、
給紙ローラ１２により記録紙Ｐをタイミングローラ１３
まで給紙しておき（ステップ■）、その後実際の画像記
録におけるミラースキャンを開始する（ステップ■）、
即ちミラーホームポジションから右手方向に移動し、こ
の右手方向の移動における画像光の投影によって、公知
の静電写真プロセスに基づいて、感光体ドラム６上に潜
像を形成する。そして、既にＲＡＭ２２に記憶されたフ
ィルムＦの画像位置情報である検知開始時間と、感光体
ドラムｌの露光点（第１図の７点）から、記録紙Ｐへの
画像転写点（第１図のＷ点）までの周長をドラム周速度
で除した時間との合計時間に対応した所定のタイミング
に基づいて、タイミングローラ１３を動作させて（ステ
、ツブ■、■）、トナー像を転写紙Ｐの略中夫の所定位
置に転写させ、その後、定着器１６により画像を定着す
る（ステップ■）。

以上説明したように１本実施例によれば、予め、プレス
キャンによってフィルムＦの画像コマ位置がどこにある
かを検知し、この検知結果に基づいて記録紙Ｐの給送タ
イミングを制御することによって、たとえ第５図に示す
ようにスクリーンＳ上の画像ワク４２から投影画像が外
れていたとしても、同図に示すように記録紙Ｐの略中夫
の所定位置に画像４３を形成することができる。このた
め、操作者は画像コマの位置調整をする必要はなくなり
、自動検索、自動プリントを連続して行う装置など幅広
く適用可能である。

尚、上記実施例においては、シャッター基台５に備えた
スリブ）５ａ長手方向の投影画像幅検知用の光センサ−
Ｓ（、Ｓ２　　、・・・ｓＳｎを用いてフィルムＦの画
像位置データを検出するように構成したが、これには限
定されず、他に別の検出手段を備えてもよい、但し、光
センサ−３１、Ｓ２　　。

・・・、Ｓｎによって２つの用途を兼ねた本実施例によ
ると構成の簡略化が図れ、装置のコストダウンを達成で
きる。

（発明の効果） 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、情報記録
媒体からの投影画像の位置に基づいて、記録材に記録さ
れる画像位置を調整するための制御を行うようにしたの
で、マイクロフィルムの停止誤差等により画像コマに位
置ずれがあっても、何ら操作者の手間をかけることなく
、常に記録材の略中夫の所定位置に画像を記録できる。

従って、記録ミスの発生を防止できると共に、記録時間
の短縮が可能になるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る情報記録装置の一実施例を示す概
略構成図、第２図は同実施例のシャッター基台部分の構
成を示す斜視図、第３図は同実施例の制御系のブロック
図、第４図は同実施例の制御動作を示すフローチャート
、第５図は同実施例におけるスクリーン上の画像位置と
記録紙上の画像位置の関係を示す説明図、第６図（ａ）
、（ｂ）は従来例におけるスクリーン上の画像位置と記
録紙上の画像位置の関係を示す説明図である。 符号の説明 Ｆ・・・マイクロフィルム（情報記録媒体）Ｐ・・・記
録紙（記録材） Ｓｌ　　＊　３２　　ｅ　”’　ｐ　ｓｎ　””光セン
”ｔ　−（検知手段ｌ・・・ランプ（光源） ６・・・感光体ドラム（像担持体） ２０・・・ＣＰＵ（制御手段） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報記録媒体の画像を光源によって照明することで像担
   持体上に投影して潜像を形成し、この潜像を現像して得
   られる顕画像を記録材上に転写して画像を記録する情報
   記録装置において、前記情報記録媒体からの投影画像の
   位置を検知するための検知手段と、該検知手段の検知信
   号に基づいて記録材に記録される画像位置を調整するた
   めの制御を行う制御手段とを具備したことを特徴とする
   情報記録装置。