JPS63315519A - 鉄鋼酸洗廃液の回収方法 - Google Patents

鉄鋼酸洗廃液の回収方法

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JPS63315519A JP15008787A JP15008787A JPS63315519A JP S63315519 A JPS63315519 A JP S63315519A JP 15008787 A JP15008787 A JP 15008787A JP 15008787 A JP15008787 A JP 15008787A JP S63315519 A JPS63315519 A JP S63315519A
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    • C23G1/36Regeneration of waste pickling liquors
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    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 鉄鋼の塩酸酸洗で発生した塩化鉄水溶液を本明細書では
原塩化鉄水溶液という1本発明は原塩化鉄水溶液を加熱
・濃縮後、焙焼して塩酸を回収し、併せて酸化鉄粉を回
収するプロセスにおいて、原塩化鉄水溶液中の不純元素
を除去する方法に関する。原塩化鉄水溶液は少量のS 
x + A Q t Cr 。
Cu、P等の不純元素を含有するが、これらの不純元素
は焙焼して得られた酸化鉄粉に残存することとなる。こ
の方法で得られた酸化鉄粉はソフトフェライトの製造に
用いられるが、これらの不純元素の少ない酸化鉄粉がソ
フトフェライトの性能面から見て望まれている。
[従来の技術] 第2図は鉄鋼酸洗廃液の回収方法の従来のプロセスの例
を示す図である。■は鉄鋼の塩酸酸洗槽で発生した原塩
化鉄水溶液で、塩化鉄及び遊離塩酸ならびに少量のSL
、 A Q 、 Cr、 Cu、 P等を含有する水溶
液である。2は原塩化鉄水溶液と焙焼で生成した熱ガス
3との接触塔である。焙焼で生成した熱ガス3は、後述
する如く、酸化鉄粉を含みI■cQガス濃度の高い熱ガ
スであるため、原塩化鉄水溶液は接触塔2で遊離塩酸や
3価のFeイオンの濃度が高くなり同時に加熱濃縮され
る。この加熱濃縮液4は焙焼炉5で熱分解されて酸化鉄
粉6を含むI(CQガス濃度の高い熱ガス3になる。
酸化鉄粉6の大部分は集塵装置7で熱ガス3から分離し
て回収され、熱ガス3は接触塔2に供給される。熱ガス
3は接触塔で原塩化鉄水溶液1と接触した後、塩酸回収
塔8に導入され注水9によってHCQガスを塩酸10と
して回収後排出される。11は焙焼炉5に熱風を供給す
る熱風炉であり、12は焙焼プロセスの一例としての流
動層である。この従来の方法では原塩化鉄水溶液中のS
i、 A Q 、 Cr。
Cu、P等は大部分が酸化鉄粉6に含有されることとな
る。
特開昭61−256925は、第2図の1に相応する鉄
鋼塩酸酸洗廃液に鉄あるいは鉄化合物を添加し、塩酸酸
洗廃液の円1を2〜4に調整して、塩酸酸洗gb液液中
Siの50%を沈降又は濾過分離する方法である。
しかしこの方法の脱珪率は50%であるため、酸化鉄中
の5i02含有量が200〜300pp+aに相当する
塩酸酸洗廃液を、常に所望の1100pp以下に安定し
て脱珪する事は困難であり、更にアンモニア水溶液や高
分子凝集剤の添加が必要となる。又特開昭59−199
505号や特開昭60−65709号は、金属塩化物水
溶液を濃縮した後、金属又は金属化合物等を添加して、
例えばPH3〜6にに中和し、濾過して不純物を除去す
る方法である。しかしこの方法は遊離塩酸や3価のFe
イオンの濃度が低めの場合はよいが、後述するごとく、
濃縮溶液中の遊離塩酸や3価のFeイオンの濃度が高く
なると、大量の金属又は金属化合物の添加が必要となり
、中和すると大量の沈殿物が生じて分離が困難となる。
従ってこの方法は遊離塩酸や3価のFeイオンの濃度が
高くなる第2図の焙焼熱ガスによる加熱や加熱濃縮後の
液4には適用が困難である。
[発明が解決しようとする間穎点] 本発明は、Sit AQ、Cr、Cu、PあるいはA 
Q、Cr、Cu、Pの含有量が低い酸化鉄粉を製造する
方法であって、この酸化鉄粉を製造する原料となる鉄鋼
の塩酸酸洗廃液中のこれらの不純元素を除去する精製方
法に関する。精製方法としては、原塩化鉄水溶液から塩
酸と酸化鉄粉を回収する既存のプロセスに適用が可能で
あり、分別が厄介な沈殿物を大量に発生させることがな
く、安定操業に適した経済的な精製方法に関する。
この方法で回収された酸化鉄粉は、S it A Q 
+Cr、Cu、PあるいはAQ、Cr、Cu、Pの含有
量が低いためソフトフェライトの製造に使用する酸化鉄
粉として好ましい。
[問題点を解決するための手段] 本発明は(1)原塩化鉄水溶液を加熱・濃縮後焙焼して
塩酸と酸化鉄粉を回収するプロセスにおいて、保温また
は加熱した原塩化鉄水溶液に鉄を加えて、原塩化鉄水溶
液中のAQ、C,r、Cu、Pの大部分およびSiの一
部分を含む不溶化物の生成を待ってこれを分別する第一
段の分別除去をした後、該液を焙焼により生成した熱ガ
スと接触させて加熱・濃縮して該液のSiの大部分を含
む不溶化物の生成を待って第2段の分別除去を行い、そ
の後焙焼して高純度の酸化鉄粉と塩酸とを回収する鉄鋼
酸洗廃液の回収方法であり、又(2)原塩化鉄水溶液を
加熱・濃縮後、焙焼して塩酸と酸化鉄を回収するプロセ
スにおいて、保温または加熱した原塩化鉄水溶液に鉄を
加えて、原塩化鉄水溶液中のAl、Cr、Cu、Pの大
部分およびSiの一部分を含む不溶化物の生成を待って
分別除去し、その後、該液を焙焼で生成した熱ガスと接
触させて加熱・濃縮後、焙焼して適量のSiを含む高純
度の酸化鉄粉と塩酸とを回収する鉄鋼酸洗廃液の回収方
法である。
以下に本発明の詳細な説明する6原塩化鉄水溶液1は例
えばFeCQ2が約26%、遊離塩酸が約1.5%の水
溶液で、約80℃で貯留槽に貯えられている。
この原塩化鉄水溶液には少数のS i、 A Q 、 
Cr。
Cu、Pが含イイされているため、例えば従来の方法の
第2図のプロセスで塩酸と酸化鉄粉を回収すると、その
酸化鉄粉は例えば第1表の原塩化鉄水溶液の欄にみられ
るが如く、S Log : 410ppm。
AQ : 240ppm、 Cr:380ppm、 C
u:50ppm、 P : 155ppmを含有するが
、これはソフトフェライト用の酸化鉄粉としては好まし
くない。
第1図は本発明のプロセスの例を示す図である。
本発明では、例えば貯留槽で、原塩化鉄水溶液に鉄27
を加える。これは原塩化鉄水溶液に含まれるA Q 、
 Cr、 Cu、 Pの大部分とSiの一部分を不溶化
せしめる程度にylfa塩酸を消費せしめるためであり
、従って鉄は薄片や粉が好ましい。鉄27が溶解すると
不溶化物が発生するため本発明ではこれを分別除去する
。し゛かし本発明の効果をより大きくするには、直ちに
これを分別するよりも、例えば2〜10時間そのまま放
置しあるいは攪拌を続第     1     表 −1熟成ナシ二PHを調整し、1時間以内に不溶化物を
分別除去 熟成有 :円(を調整し、80℃×6時間攪拌した後不
溶化物を分別除去 けてA Q+ Cr、Cu、Pの大部分およびSLの一
部分を含む不溶化物が十分に生成したあと、これを分別
除去することもできる。
第1表は本発明者等が行った実験結果である。
表中の不純物の量は、それぞれの処理液を濃縮。
焙焼して得られる酸化鉄粉中の含有率で示される。
第1表でA1は原塩化鉄水溶液に鉄粉を加えて溶解させ
、溶液のPHを2.0に調整し、1時間以内に不溶化物
を分析用No 、 5Cの濾紙を用いて分別除去した後
の溶液である(熟成ナシ)。A2はA1と同じ方法で溶
液のPHを2.0に調整し、この溶液を更に80℃、6
時間攪拌した後で1分析用No、5Gの濾紙を用いて不
溶化物を分別除去をした溶液である(熟成有り)。同様
にB1.B、は凹2.5. C工、C2はPHが3.0
. D工、B2は円13.5の場合で、又B1. C1
゜DlはA、と同じ熟成ナシの方法で、B2.C,。
[〕、はA2と同じ熟成有の方法で不溶化物を分別除去
した溶液である。
第1表から明らかな如く、鉄粉を多量加えて例えばり、
の如<PH3,5にすると、酸化鉄粉中のAl、Cr、
Cu、Pは低下するが、溶液中に不溶化物として発生す
る水酸化鉄の量が増加するため不溶化物の分別除去に要
する時間が長くなってくる。鉄粉の量を控えて例えばB
1の如<PH2,5に調整すると、水酸化鉄の発生量は
少く、不溶化物の分別除去が容易となるが、酸化鉄粉中
のA Q 、 Cr、 Cu。
P等が増加する。しかし例えばB2の如< Pl+2.
5であっても、熟成処理を行った後、不溶化物を分別除
去すると、酸化鉄粉中のAQ、Cr+ CutP等は、
PH13,5としたり、と同レベルに低下させることが
できる。
酸化鉄粉中のSio、はPHを大きくすると漸次減少す
るし、又熟成を行うと更に減少するが、PHを3.5に
しても、例えば、第1表のDlやB2にみられる如く未
だ高いレベルにある。Sio、を更に下げるために円1
をより高くしても、5in2の低下はあまり著しくはな
く、むしろ水酸化鉄の発生量が一層増加し、不溶化物の
分別が更に困難となる。
次に本発明のS io2低減の方法を説明する。第1図
で、第1段の分別除去装置21で、AQ、Cr。
Cu、Pの大部分およびSiの一部分を含む不溶化物2
2を分別除去した後の溶液28は、接触塔2内でHCQ
ガスの濃度の高い熱ガス3と接触し加熱・濃縮される。
第1表でE工は溶液B2をこの方法で加熱・濃縮し、加
熱・濃縮後1時間以内に不溶化物を分別除去した例であ
り、又E2は同じく溶液B2をこの方法で加熱・濃縮し
、加熱・濃縮後の溶液を更に80℃で6時間攪拌した後
で不溶化物を分別除去した例である。不溶化物の分別除
去は1例えば特開昭60−106580号に記載の吸着
基体を充填した吸着層を用いて行う。Elの溶液から得
られた酸化鉄粉中のSiO2は80ppmであり、B2
から得られたものよりもSiO2は大幅に低減している
が、熟成を行った溶液E2から得られた酸化鉄粉のSi
O2は45ppmであり、更に不純物の少ないものであ
った・ 第1図で23はこの熟成槽であり、24は主としてS 
io、を含む不溶化物を溶液から分別除去するための分
別除去装置である。25はS x HA Q HCr 
tCu、P等の不純物が低い精製溶液であって、例えば
スプレー29によって焙焼炉5に吹き込まれて熱分解さ
れ、Si、 A Q 、 Cr、 Cu、 P等の不純
物が少ない酸化物鉄粉となる。
第1図の点線26は、特許請求の範囲第2項に記載の方
法で、Siの除去を一部にとどめて、Al、Cr、Cu
、P等の不純物が少ない酸化鉄粉を得る例である。この
方法は、フェライト原料組成において、比較的高いSi
含有量をねらう場合に効果的に用いられる。
[作用コ 以上の説明から明らかな如く、A Q 、 Cr、 C
u。
Pは原塩化鉄水溶液のPHを高める!11によって不溶
化物として容易に分別除去されるが、通常の濾過法では
、SiO□は一部分しか除去できない。大部分のSiO
2は水溶液を更に接触塔2で、加熱・濃縮する事によっ
て除去される。
本発明では、遊離塩酸が少ない原塩化鉄水溶液に鉄を加
えて、PHをに調整するが、原塩化鉄水溶液には遊離塩
酸が少ないため、鉄の添加量は少なくてすむ、更に本発
明では熟成を併用してAl、Cr、Cu、Pの不溶化を
進め、P)fa+1を低くおさえることもできる。
次に本発明では、加熱・濃縮後の溶液には鉄あるいは鉄
化合物を添加してPHを調整することはない。これはS
iO,を除去するには接触塔2での加熱・濃縮と熟成で
十分なためであるが、この段階で鉄あるいは鉄化合物を
添加してPHを調整すると下記の問題が発生する。即ち
、鉄鋼酸洗廃液の回収プロセスでは、溶液の加熱・濃縮
は一部の酸化鉄粉を含みHCQガス濃度の高い第1図3
や第2図3の熱ガスとの接触によって行う事が多いが、
この結果、溶液は加熱・濃縮されると共に遊離塩酸およ
び3価のFeイオンの濃度の高い溶液4となる。
この濃縮溶液の組成の一例を示せば、F eCQ、が約
36%、FeCQ3が約3.5%、遊離塩酸が約4.5
%となり、原塩化鉄水溶液との差が大きい。
この溶液4を例えば鉄を添加してPHを調整するには、
遊離塩酸を消耗させるためのみならず、3価のFeイオ
ンの還元に消費される分をも含めて大成の鉄の添加が必
要となる。その結果、溶液中のFaイオン濃度が大きく
なり、鉄の不溶化物が入社に発生し、不溶化物の分別除
去が極めて困難となる。
[発明の効果] 本発明により、ソフトフェライトの製造に十分適した不
純物の少ない酸化鉄粉が安定して得られる。本発明では
原塩化鉄水溶液に鉄以外の鉄化合物やアンモニア等を加
えないため、製造コストが安く又純度のよい回収塩酸が
再生される。
本発明では鉄の使用量が少なく不必要な不溶化物の発生
も少ないため、熱効率や作業効率がよい。
本発明は塩化鉄水溶液を焙焼して酸化鉄粉を回収する各
種のプロセスに対して、小規模な設備を付加することに
より適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鉄鋼酸洗廃液の回収方法のプロセスの
例を示す図、第2図は公知の鉄鋼酸洗廃液の回収方法の
プロセスの例を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄鋼の塩酸酸洗で発生した塩化鉄水溶液を加熱・
    濃縮後、焙焼して塩酸と酸化鉄粉を回収するプロセスに
    おいて、保温または加熱した該塩化鉄水溶液に鉄を加え
    て、該塩化鉄水溶液中のAl、Cr、Cu、Pの大部分
    およびSiの一部分を含む不溶化物が十分に生成するの
    を待ってこれを分別する第一段の分別除去をした後、該
    液を焙焼で生成した熱ガスと接触させて加熱・濃縮して
    、該液のSiの大部分を含む不溶化物が十分に生成する
    のを待って第二段の分別除去を行い、その後焙焼して高
    純度の酸化鉄粉と塩酸とを回収する、鉄鋼酸洗廃液の回
    収方法。
  2. (2)鉄鋼の塩酸酸洗で発生した塩化鉄水溶液を加熱・
    濃縮後、焙焼して塩酸と酸化鉄粉を回収するプロセスに
    おいて、保温または加熱した該塩化鉄水溶液に鉄を加え
    て、該塩化鉄水溶液中のAl、Cr、Cu、Pの大部分
    およびSiの一部分を含む不溶化物が十分に生成するの
    を待って分別除去し、その後該液を焙焼で生成した熱ガ
    スと接触させて加熱・濃縮後焙焼して、Siを含む高純
    度の酸化鉄粉と塩酸とを回収する、鉄鋼酸洗廃液の回収
    方法。
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