JPS60180918A - 塩酸蒸溜残液からのSb及びBiの回収方法 - Google Patents

塩酸蒸溜残液からのSb及びBiの回収方法

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JPS60180918A
JPS60180918A JP59034347A JP3434784A JPS60180918A JP S60180918 A JPS60180918 A JP S60180918A JP 59034347 A JP59034347 A JP 59034347A JP 3434784 A JP3434784 A JP 3434784A JP S60180918 A JPS60180918 A JP S60180918A
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hydrochloric acid
filtration
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Katsuhiko Inagaki
稲垣 勝彦
Seiji Mori
誠治 森
Yasutoshi Sakamoto
坂本 泰年
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、銅電解工場の電解液中に含まれるSb、 1
3i 、 Fe等の不純物金属イオンを浄液するに当シ
特定のキレート樹脂を用いて浄液する場合発生する上記
不純物イオンを高濃度に含む廃塩酸蒸溜残液の処理方法
に関するものである。
〔従来技術〕
銅を電解精製する電解工場の電解液(Cu40〜50g
/l、Ht804150〜2 (10g/l’)中に一
含まれるSb、Bi等の不純物金属イオンは、電解製品
である電気銅品質に悪影響を及すので、通常脱銅電解等
によシ、電解工程内の電解液中に一定以上蓄積する前記
不純物金属イオン除去している。
近年、特定のキレート樹脂例えばユニセレツクUR−3
300(ユニチカ(株)製)等を用いて電解液からの直
接3b、Bi等の不純物金属イオンを除去する浄液方法
が前記脱銅電解に代って開発された。
キレート樹脂を用いる見解液の浄液方法の工程は、 (1) キレート樹脂に電解液を通液せしめ、電解液中
のSb、Bi等の不純物金属イオンを該樹脂に吸着せし
め電解液の浄液を行う吸着工程。
(2) 次いで該樹脂に吸着飽和された不純物金属イオ
ンを希塩酸溶液で洗滌再生する脱離工程(3) 脱離に
用いられた塩酸中にはSb、Bi等の不純物を含有して
おシ、このままでは脱離能力が低下すること、また使用
塩酸は高価なので蒸溜し塩酸を再生する再生工程。
の6エ程からなっている。
前記浄液工程においては、銅の電解液中の不純物は、ま
ずキレート樹脂に吸着され、塩酸で脱離され、最終的に
は塩酸蒸溜工程の蒸溜残液中に濃縮される。また高価な
塩酸の回収率を高めるためには高度に濃縮することが必
普となる。
この様に高度に横線されたSb、、3i等を多量に含有
する塩酸の蒸溜残液は、その液中に含有される塩化アン
チモンQIDShClsの毒性、さらには還元性金属と
の接触によりスチビンS b Hs といった猛毒性ガ
ス発生の危険性があシ廃液処理に注意を徴する溶液であ
る。従って折角キレート樹脂を用いる浄液法は不純物金
属イオンを効率良く吸着し得ても、本塩酸蒸溜残液の処
理に問題があるのでこれら塩酸蒸溜残液を安全かつ含有
するSb、13iを有利に回収する方法の開発が望まれ
ていた。
〔発明の概要〕
本発明はキレート樹脂による前記浄液工程に於て発生す
る塩酸蒸溜残液から、高濃度に濃縮されたSb 、 B
iを有利に、かつ安全に回収することを目的とする。
本発明者らは上記目的を達成するために、Sb。
Bi含有塩酸蒸溜残液中におけるSb、 Biの形体が
塩化アンチモン(2)sbct、、塩化ビスマス(2)
BiCll となっていることに注目し、本発明を完成
したものである。
即ち、8 b Ctm及びBiCt3は夫々加水分解に
より冷水溶液 SbC1m+ル0=SbCzO+2HC
z (t)温水溶液 2SbCzs+3ル0=Sb、0
.t+6Hc4 (2)冷水溶液 B I CIm十迅
0=B i CIO+2HCt(3)温水溶液 2Bi
Czs+3ル0=B it os +6HCt (4)
(1)〜(4)式の反応が行なわれ、危険性の高い8 
bClsを安全な塩化酸化アンチモンQID 5boc
z、 8b、0. として回収しうろことを見知した。
又、上記(1)〜(4)式に代表される加水分解は、S
bについての(1) (2)式反応はPH<1で簡単に
進行しBiについての(3)(4)式反応はPH2以上
で進行することに着目し、SbとBiを分離回収するこ
とを可能としたものである。
即ち本発明の費旨は、キレート樹脂を用しる銅電解液中
のsb、Bt、re等の不純物金属イオンの浄液におい
て生成するSb及びBi含有塩酸蒸溜残液の処理に当シ (1) 塩酸蒸溜残液をPH<1にて加水分解し、次い
で濾過分離し、得られ九濾過残渣を中和、濾過洗滌、及
び乾燥することによシ、sbを塩化、酸化アンチモン(
II)SbCtOtたは酸化アンチモンQ[D S b
y Osとして回収する。
(1) 前記分離p液をPH2以上にて加水分離し、次
いでp過洗滌し、得られたr過残渣を乾燥することによ
り Biを塩化酸化ビスマス(2)B i CIOまた
は酸化ビスマス(DD B it On として回収す
る工程よシ成る塩酸蒸溜残液からのsb及び′Biの回
収方法である。
〔発明の実施例〕
本発明を実施例である工程図に基いて述べる。
第1図は本発明のsb及びBi回収工程図である。
なお鎖線部分は加水分解にて加温せずに前記(1)式及
び(3)式の冷水溶液にて反応せしめ夫々5bClO並
に13i(JOとして回収する工程の場合を示し、実線
が(2)式及び(4)式の温水溶液の希釈加温し、夫夫
s by os並にBlt Osとして回収する工程の
場合を示したものである。
第1図において、原料液(Sb、Bi含有蒸溜残液)を
PH(1に調整し、稀釈度を原液の数倍以上好ましくは
10倍以上とし:加温しなければ(温度40℃) 5b
Ctoなる残渣で回収されるが安全なS鴨へ として回
収する場合は加温が必要であシ、sb、o、の品質向上
のためには、好ましくは液の沸点で30分以上保持する
ことが必要である。
■希釈または■希釈加温後■濾過機により炉別しBiを
含むF液は後述のBi回収工程に、残渣6は■レバ仁ム
尋中和−■濾過洗滌−■乾燥を経てSbをS bt O
s■または5bctにつとして回収する。
一方前述のp液はPHを2以上好ましくは2〜6.5と
し■中和加温または■中和し、次いで■濾過洗滌L、F
eその他を含むP液C■は廃水処理場にて処理し、得ら
れた濾過残渣を0乾燥しBiを粗Btt O89または
B t ctoのとして回収する。Biの中和、及び中
和加温における処理条件はSbの場合と同様でらる。
次に第1図の実線での工程図に基いてSb及びBiの回
収した例を示す。
Sb、Bi 含有塩酸蒸溜残液の原液(Sb : 17
8.!9/lBi :5111/1. Fe :0.5
9/l A8 :511/l Cu :49/l )を
10倍に稀釈し、pn:s〜7液の沸点(103C)に
加温し1時間保持し次いでsbと13iを濾過によ部分
離し得られた13iを含有する濾過をP I(5,2。
液の沸点(103℃)に加温し1時間保持し、夫夫第1
図の工程化よって処理し、5bzOs (SbtOs 
’97重量% Bi:0.4重量% Fe(0,1重量
%AS:0.5重量% Cu:(0,1重量%)及び粗
Blues (Sb:18重量% B1201:88重
量%Fe(=l)、1重量% AS:0.5重量% C
u(0,1重量%)を得た。
この結果に基いてSb及び13iの回収率を示すと次の
如くなる。
sb Bi ■〜■のSb工程 95チ − ■〜0のBi工程 4チ 96チ 計 99% 96チ 〔発明の効果〕 本発明により、銅電解液中の不純物金属イオンを除去す
るに当って、有効なキレート樹脂による吸着浄液法が最
も問題としていた塩酸再生に際して発生する塩酸蒸溜残
液からのsb及び13iを、効率良く、安全にかつ高品
質の回収物として回収することが可能となった。これに
よシ従来の脱銅電解による不純物金属イオン浄液法に代
ってキレート樹脂による浄液法を採用しうろこととなり
、銅電解製錬工程の改善に資すること甚だ大なるものが
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工程図である。 代理人 弁理士 木 村 三 朗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) キレート樹脂を用いる銅電解液中のSb。 Bi、Fe等の不純物金属イオンの浄液において生成す
    るsb及びBi含有塩酸蒸溜残液の処理に当シ CL) 塩酸蒸溜残液をPH<1にて加水分解し、次い
    でp過分離し、得られた濾過残渣を中和、濾過洗滌、及
    び乾燥することにより、sbを5bczotたは5bt
    Osとして回収する。 (1) 前記分離p液をPH2以上にて加水分解し、次
    いで濾過洗滌し、得られた濾過残渣を乾燥することによ
    シBtをBtctoまたはBit’sとして回収する。 (1)及び(1G工程よシ成ることを特徴とする塩酸蒸
    溜残液からのSb及びBtの回収方法。 <2) 前記(1)工程の加水分解におい工液温40℃
    以下にて反応せしめSbを5boczとして回収するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の塩酸蒸溜残
    液からのSb及び13iの回収方法。 (3) 前記中工程の加水分解において液温を沸点で6
    0分以上加温し反応せしめSbを8btOsとして回収
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の塩酸
    蒸溜残液からのSb及び13iの回収方法。 (4) 前記+1)工程の加水分解において液温40℃
    以下にて反応せしめBiをB10Cl として回収する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項記載
    の塩酸蒸溜残液からのsb及びBiの回収方法。 (5) 前記(1’)工程の加水分解において液温を沸
    点で30分以上加温し反応せしめBiをBi、03 と
    して回収することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第3項記載の塩酸蒸溜残液からのSb及びBiの回収
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU695321B2 (en) * 1995-01-12 1998-08-13 Sumitomo Metal Mining Company Limited Method of recovering antimony and bismuth from copper electrolyte
JP2012144754A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Sumitomo Metal Mining Co Ltd ビスマスの回収方法
CN108034831A (zh) * 2018-01-15 2018-05-15 安徽工业大学 一种含杂金精矿熔炼烟尘的综合处理方法
CN108728643A (zh) * 2018-07-04 2018-11-02 湖南工业大学 一种锑铁混合溶液中萃取-水分解分离锑和铁的方法

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CN108034831B (zh) * 2018-01-15 2019-04-12 安徽工业大学 一种含杂金精矿熔炼烟尘的综合处理方法
CN108728643A (zh) * 2018-07-04 2018-11-02 湖南工业大学 一种锑铁混合溶液中萃取-水分解分离锑和铁的方法

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