JPS63315470A - テ−プ巻付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープ巻付装置に係り、特に、被巻装部材をテ
ーピングヘッドの回転芯部に位置させ、被巻装部材の形
状に沿って、一層、あるいは、複数層に、連続的に重ね
巻きを行なうのに好適なテープ巻付装置に関する。

〔従来の技術〕

従来テープの巻付けは、例えば、第５図に示すように、
亀甲形状に成形された被巻装部材の周面に密着させなが
ら連続的に、自動的に巻付けられている。又、テープ巻
付は開始時、および、テープ巻付終了時におけるテープ
端末クランプ、テープ切断など、いわゆる、テーピング
付随作業も自動化した装置で行なわれている。

このようなテープ巻付装置は、特公昭６１−６００１９
号公報により提案されている。

しかし、これら従来のテープ巻付装置では、テーピング
ヘッドに装置されたテープボビンに巻付けられたテープ
がテーピングにより無くなった時、または、材質の違っ
たテープを巻き重ねる時、テープボビンの交換供給は人
手に依らなければならなかった。又、テープボビン交換
供給時のテープ始端部のテーピングヘッド部チー・プク
ランプへのテープ始端部のセットも人手作業となってい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、テーピングヘッドに装着されたテープ
ボビンに巻付けられたテープが、テーピングにより無く
なった時、材質の違ったテープを重ね巻きする時の自動
的なテープボビンの交換供給動作については考慮されて
おらず、人手を介する必要があった。このため、連続的
な無人運転が出来なかった。

本発明の目的は、テープ巻付けはもちろん、テーピング
八つドに装着されたテープボビンのテープが無くなった
時、材質の違ったテープを巻き重ねる必要のある時、テ
ープボビンの交換供給、およびテープ始端部をテーピン
グヘッドのテープクランプ部への装着が、確実、かつ、
自動的に行なえるテープ巻付装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、着脱自在な複数個のテープボビンを周部に
保持し、テープボビンから引き出されているテープ始端
を位置決めするためのテープ始端部め部を、各テープボ
ビンに対して備えている回転自在なテープボビン保持板
と、テープボビン保持板とテーピングヘッド間を移動用
能で、テープボビンの外径方向よりクランプ可能なテー
プボビンクランプ装置とテープボビンよりのテープ始端
部をクランプするテープ始端クランプ部を備えたテープ
ボビン交換供給装置を備え、テーピングヘッドの開口部
に、テープの厚み方向に加圧してテープを拘束するテー
プクランプ部を備えたテーピングヘッドを具備すること
により達成出来る。

〔作用〕

テープボビンは、テープボビンから引き出されてテープ
始端部をテープ始端部め部に位置決め固定され、テープ
ボビン保持板に着脱自在に保持されている。テープボビ
ン交換供給装置のテープボビンクランプ部でテープボビ
ンの外径方向よりクランプし、かつ、テープ始端クラン
プ部によりテープの厚み方向より加圧して、テープ始端
部をクランプしてテープボビンを取り出す。テープボビ
ン保持板より取出したテープボビンは、テーピングヘッ
ド部へ搬送、テープボビン取付軸へ挿入し。

又、テープ始端部はテープクランプ装置でクランプする
。次いで、テープ始端クランプ装置及びテープボビンク
ランプ装置はアンクランプし、テープボビン交換供給装
置は所定の位置に戻って待機する。このようにしてテー
プボビンの装着動作は完了する。

テーピングヘッドに装着したテープボビンのテープが無
くなった時、または、材質の違ったテープの巻き重ねな
どテープボビンの交換が必要となった時は、まず、テー
プボビン交換供給装置が、テーピングヘッド部でテープ
の無くなったテープボビンを、または、交換が必要とな
ったテープボビンを、テープボビンクランプ部でクラン
プして取り出し、テープボビン保持板へ搬送、戻し装着
する。戻し動作完了後にテープボビン保持板は回転し、
新しいテープボビンが取出し可能となる。

この後、テープボビン装着動作をする。この様にすれば
、テープボビンは人手を介することなく自動的に交換供
給することが出来る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第７図に基づい
て詳細に説明する。

第１図で示すテープ巻付装置は、テープボビン保持装置
２１．テープボビン交換供給装置２２゜および、上・下
動、前・後動、上・下動の軸廻りの回転が出来る駆動装
置２５を有するテーピングヘッド部２３、そして、被巻
装部材１８の両端部をクランプ固定し左右動可能な駆動
装置２６をもつ保持袋Ｒ２４で構成される。

第２図、第３図は、テープボビン保持装置２１とテープ
ボビン交換供給袋ｒＸ１２２を、第４図は、テーピング
ヘッド部２３を示している。まず、テープボビン保持装
置１２２１は、テープ１が巻かれているテープボビン２
を外周部に等間隔で着脱自在に装着、保持するテープボ
ビン保持板３の周部に各テープボビン２に対応して設置
されているテープ始端部め部４とテープボビン保持板３
を回転。

位置決めする駆動部（図示しない）により構成されてい
る。テープボビン交換供給装置２２は、シリンダ６によ
り駆動、テープボビン２の外径部を把握するテープボビ
ンクランプ５と、テープボビンクランプ５の前後駆動を
するシリンダ７で構成するテープボビンクランプ部、シ
リンダ９でテープクランプ動作をするテープ始端クラン
プ８と、テープ始端クランプ８の前後駆動をするシリン
ダ１０で構成されるテープ始端クランプ部、テープボビ
ンクランプ部とテープ始端クランプ部を一緒に前後駆動
するシリンダ１１より構成されている。

テーピングヘッド部は１回転板１４の回転芯部に、例え
ば、第４図で示すような被巻装部材１８を位置させて巻
装するためのテープボビン２を、テープボビン取付軸１
゛２に装着し、一部に開口部をもつ回転板１４と、回転
板１４と同様に被巻装部材１８の出し入れのための開口
部を持ち、回転板１４の駆動装置２０をもつテーピング
ヘッド１７、テープボビン２の尺取付面で、かつ、テー
ピングへラド１７の開口部で被巻装部材１８の出し入れ
に障害とならない位置に取付け、巻装するテープ１の厚
み方向に加圧して、テープボビン２より引出されたテー
プ１をシリンダ１５により駆動され拘束するテープクラ
ンプ１５．テープボビン２の尺取付面のテーピングヘッ
ド１７の側面に取付けられ、テープボビン２より引出さ
れたテープ１を、シリンダ１６により駆動、切断するテ
ープカッタ１３で構成する。

テーピングを開始する時、まず、テープボビン交換供給
装置は、引き出されたテープ１の始端部をテープ始端部
止め部４に位置決め固定され、テープボビン保持板３に
着脱自在に保持されたテープボビン２を、取り出すため
、テープボビン保持板３の方向へ、位置決め装置ｌ！（
図示しない）により移動する。取り出そうとするテープ
ボビン２の位置で、シリンダ７を駆動し、テープボビン
クランプ５をテープボビンクランプ可能位置へ前進させ
る。そこで、シリンダ６を駆動、テープボビンクランプ
５によりテープボビン２を外径側よりクランプする。と
同時に、シリンダ９を駆動、テープ始端クランプ８によ
りテープ１をクランプする。

シリンダ１１を駆動し、テープボビンクランプ５とテー
プ始端クランプ８により、テープボビン２とテープ始端
部め部４に固定されたテープ１は、テープボビン保持板
３より取り出される。次に。

テープボビン交換供給装置はテープボビン取付軸１２が
テーピングヘッド１７の開口部になる様に回転位置決め
されたテーピングヘッド部へ位置決め装置（図示しない
）により移動する。テープボビン交換供給装置のテープ
ボビン２とテープボビン取付軸１２の位置が合わされた
状態でシリンダ１１を前進駆動させテープボビン２をテ
ープボビン取付軸１２へ装着する。次に、シリンダ６に
よりテープボビンクランプ５をアンクランプ、シリンダ
７を動作させテープボビンクランプ５を後退させる。次
いで、回転板１４を回転させ、テープボビン２より引き
出されたテープ１が、テーピングへラド１７の開口部と
固定芯部を結ぶ延長線上になるようにして停止する。次
に、シリンダ１０を駆動、テープ始動クランプ８を前進
させる。シリンダ１５を駆動テープクランプ１９により
、テープ始端クランプ８により移送されたテープ始端部
をクランプする。その後、シリンダ９によりテープ始端
クランプ８をアンクランプとし、シリンダ１０を駆動、
テープ始端クランプ８を後退させる。シリンダ１１を後
退駆動し、その後テープボビン供給装置は、所定の位ロ
ヘ戻って待機する。

以上がボビン供給動作であるこの後、一対の保持装置（
図示しない）に固定された被巻装部材１８に、被巻装部
材１８の形状に沿ってヘッド移動袋ｒｎ（図示しない）
によりテーピングヘッド１７を移動させながら、テーピ
ングヘッド１７に装着されたテープ１の巻き付は動作を
行なう。

次に、テーピングヘッド１７に装着されたテープボビン
２のテープ１が無くなった時、または、異種のテープを
巻き重ねる時、すなわち、テープボビン２の交換が必要
になった時は、まず、テープボビン取付軸１２がテーピ
ングへラド１７の開口部になるように回転位置決めされ
たテーピングヘッド部へ、位置決め装置（図示しない）
によりテープボビン交換供給装置は移動する。シリンダ
１１、シリンダ７を前進駆動させた後、シリンダ６によ
りテープボビンクランプ５でテープボビン２をクランプ
する。次にシリンダ７で後退し、位置決め装＠（図示し
ない）により、テープボビン保持板３へ移動する１位置
決め完了後シリンダ７を前進駆動しテープボビン２をテ
ープボビン保持板３へ戻す、シリンダ６を駆動テープボ
ビンクランプ５をアシクランプする。この状態でテープ
ボビン保持板３を回転すると新らしいテープボビン２が
取り出し可能となる。この様に構成、動作をすればテー
プが無くなった時の交換、異なった種類のテープを巻き
重ねる時、人手を介することなく、確実に、自動的にテ
ープボビンの交換、供給が出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、テープボビンの交換、供給が、確実に
自動的に１行なえるため、テーピングヘッドに装着され
たテープが無くなった時、あるいは幅の違ったテープ、
または材質の違ったテープの巻き重ねのためのボビンの
交換が、人手を介することなく行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の斜視図、第２図はテープ
ボビン保持装置とテープボビン交換供給装置の側面図、
第３図は、テープボビン保持装置とテープボビン交換供
給装置の正面図、第４図は、テーピングヘッド部の正面
図、第５図は、亀甲形状巻装部材の側面図である。 ２・・・テープボビン、３・・・テープボビン保持板。 第２図 穿３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被巻装部材を回転芯部に位置させ、前記被巻装部材
   の形状に沿つて移動し、装着したテープボビンを前記被
   巻装部材の軸芯まわりを回転させ、周面に連続的に重ね
   巻きするテープ巻付装置において、 着脱自在な複数個の前記テープボビンを周部に保持し、
   前記テープボンから引き出されているテープ始端部を位
   置決め固定するためのテープ始端部め部を、前記各テー
   プボビンに対して備えている回転自在なテープボビン保
   持板と、前記テープボビン保持板とテーピングヘッド間
   を移動可能で、前記テープボビンの外径方向よりクラン
   プ可能なクランプ部と前記テープボビンよりの前記テー
   プ始端部をクランプするテープ始端クランプ部を備えた
   テープボビン交換供給装置を備え、前記テーピングヘッ
   ドの開口部にテープの厚み方向に加圧して、テープを拘
   束する前記クランプ部を備えた前記テーピングヘッドを
   具備することを特徴とするテープ巻付装置。