JPS6331373Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331373Y2 JPS6331373Y2 JP1982145682U JP14568282U JPS6331373Y2 JP S6331373 Y2 JPS6331373 Y2 JP S6331373Y2 JP 1982145682 U JP1982145682 U JP 1982145682U JP 14568282 U JP14568282 U JP 14568282U JP S6331373 Y2 JPS6331373 Y2 JP S6331373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating case
- voltage coil
- mold
- outer periphery
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000029052 metamorphosis Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は鉄心の外周に低圧コイルをトロイダル
巻きしたモールド形変成器の改良に関する。
巻きしたモールド形変成器の改良に関する。
一般にモールド形変成器は鉄心、コイルを合成
樹脂で一体にモールドし、外部接続用端子と取付
脚等を露出させているだけで、その他の部分は全
て合成樹脂内にモールドされている。第１図は従
来のモールド形変成器の縦断面図で、リング状の
鉄心１の外周を覆つた絶縁ケース２に低圧コイル
３をトロイダル巻きにし、このリング状の低圧コ
イル３と、その外側に鉄心１に鎖交するように配
設した高圧コイル４を合成樹脂５にて一体に形成
したものである。なお、鉄心１を覆う絶縁ケース
２は合成樹脂５の硬化収縮力が鉄心１に作用しな
いようにする樹脂遮断層および緩衝層の機能をも
つている。第２図は従来のモールド形変成器のモ
ールド金型組込時の状態を示す断面図でモールド
金型６に低圧コイル３と高圧コイル４を均一な絶
縁距離を保つて同一隙間になるように取付けるた
めに高圧コイル４は高圧コイル４の口出し端子４
ａを締付ボルト７で支持し、また低圧コイル３は
鉄心１の外周を覆つた絶縁ケース２の円周部分の
一部にねじ部を有する突起部２ａを設け、このね
じ部を締付ボルト８でモールド金型６に取付ける
ことにより支持する。
樹脂で一体にモールドし、外部接続用端子と取付
脚等を露出させているだけで、その他の部分は全
て合成樹脂内にモールドされている。第１図は従
来のモールド形変成器の縦断面図で、リング状の
鉄心１の外周を覆つた絶縁ケース２に低圧コイル
３をトロイダル巻きにし、このリング状の低圧コ
イル３と、その外側に鉄心１に鎖交するように配
設した高圧コイル４を合成樹脂５にて一体に形成
したものである。なお、鉄心１を覆う絶縁ケース
２は合成樹脂５の硬化収縮力が鉄心１に作用しな
いようにする樹脂遮断層および緩衝層の機能をも
つている。第２図は従来のモールド形変成器のモ
ールド金型組込時の状態を示す断面図でモールド
金型６に低圧コイル３と高圧コイル４を均一な絶
縁距離を保つて同一隙間になるように取付けるた
めに高圧コイル４は高圧コイル４の口出し端子４
ａを締付ボルト７で支持し、また低圧コイル３は
鉄心１の外周を覆つた絶縁ケース２の円周部分の
一部にねじ部を有する突起部２ａを設け、このね
じ部を締付ボルト８でモールド金型６に取付ける
ことにより支持する。
しかしながら、従来例では鉄心１の外周を覆つ
た絶縁ケース２に低圧コイル３をトロイダル巻線
機にてトロイダル巻きを行う場合、第３図に示す
トロイダル巻線機の回転駆動軸９に絶縁ケース２
の突起部２ａが当り、トロイダル巻線機によるト
ロイダル巻きが行えず、このために手巻きを行う
こともありコイル巻きに可成りの時間を要すると
いう問題があつた。
た絶縁ケース２に低圧コイル３をトロイダル巻線
機にてトロイダル巻きを行う場合、第３図に示す
トロイダル巻線機の回転駆動軸９に絶縁ケース２
の突起部２ａが当り、トロイダル巻線機によるト
ロイダル巻きが行えず、このために手巻きを行う
こともありコイル巻きに可成りの時間を要すると
いう問題があつた。
本考案はこれら問題点を解決せんがため、モー
ルド金型へのコイル取付け作業を損うことなくト
ロイダル巻線機による巻線が容易に出来るモール
ド変成器を提供するにある。
ルド金型へのコイル取付け作業を損うことなくト
ロイダル巻線機による巻線が容易に出来るモール
ド変成器を提供するにある。
本考案は、絶縁ケースの軸方向両側に位置する
平面部にのみ先端面にねじ部を有し、先端面が樹
脂表面に露出する高さを有する突起部を設けたこ
とによつて、モールド変成器のコイルの巻線作業
並びに取付け作業が容易に行えることを特徴とす
るモールド変成器にある。
平面部にのみ先端面にねじ部を有し、先端面が樹
脂表面に露出する高さを有する突起部を設けたこ
とによつて、モールド変成器のコイルの巻線作業
並びに取付け作業が容易に行えることを特徴とす
るモールド変成器にある。
以下本考案のモールド変成器を一実施例の図面
により説明する。第４図は本考案によるモールド
変成器の縦断面図、第５図は絶縁ケースの斜視図
で、鉄心１０の外周に絶縁ケース１１を被せその
外周に低圧コイル１２をトロイダル巻きし、高圧
コイル１３を鉄心１０と鎖交するようにして配設
して変成器要素を形成し、この変成器要素を合成
樹脂１４にて一体に成型したものである。絶縁ケ
ース１１の外周面のうち軸方向両側に位置する平
面部にのみ或る間隔をもつて２個の同じ大きさの
突起部１１ａを設ける。この突起部１１ａは絶縁
ケース１１等を金型に取付ける際の支持具となる
ように、先端面にねじ穴１１ｂを設けており、そ
の高さは先端面が樹脂表面に露出する高さを有し
ている。
により説明する。第４図は本考案によるモールド
変成器の縦断面図、第５図は絶縁ケースの斜視図
で、鉄心１０の外周に絶縁ケース１１を被せその
外周に低圧コイル１２をトロイダル巻きし、高圧
コイル１３を鉄心１０と鎖交するようにして配設
して変成器要素を形成し、この変成器要素を合成
樹脂１４にて一体に成型したものである。絶縁ケ
ース１１の外周面のうち軸方向両側に位置する平
面部にのみ或る間隔をもつて２個の同じ大きさの
突起部１１ａを設ける。この突起部１１ａは絶縁
ケース１１等を金型に取付ける際の支持具となる
ように、先端面にねじ穴１１ｂを設けており、そ
の高さは先端面が樹脂表面に露出する高さを有し
ている。
今モールド形変成器をモールド金型１５に組込
むには、第６図に示すように低圧コイル１２と高
圧コイル１３を絶縁距離を保つて同一隙間になる
ように高圧コイル１３はその口出し端子１３ａを
締付ボルト１６で金型１５に取付けることにより
支持し、また低圧コイル１２は低圧コイル１２が
外周に巻かれた絶縁ケース１１の突起部１１ａの
ねじ部１１ｂを締付ボルト１７でモールド金型１
５に取り付けることにより支持することができ
る。又鉄心１０の外周を覆つた絶縁ケース１１に
低圧コイル１２をトロイダル巻線機にてトロイダ
ル巻きを行う場合、第７図に示すように低圧コイ
ル取付のための突起部１１ａが軸方向両側の平面
部分にのみ設けられているので、絶縁ケース１１
の外周面に接するトロイダル巻線機の回転駆動軸
９に当ることがなく、容易に巻線作業を行うこと
ができ生産性が高くなる。
むには、第６図に示すように低圧コイル１２と高
圧コイル１３を絶縁距離を保つて同一隙間になる
ように高圧コイル１３はその口出し端子１３ａを
締付ボルト１６で金型１５に取付けることにより
支持し、また低圧コイル１２は低圧コイル１２が
外周に巻かれた絶縁ケース１１の突起部１１ａの
ねじ部１１ｂを締付ボルト１７でモールド金型１
５に取り付けることにより支持することができ
る。又鉄心１０の外周を覆つた絶縁ケース１１に
低圧コイル１２をトロイダル巻線機にてトロイダ
ル巻きを行う場合、第７図に示すように低圧コイ
ル取付のための突起部１１ａが軸方向両側の平面
部分にのみ設けられているので、絶縁ケース１１
の外周面に接するトロイダル巻線機の回転駆動軸
９に当ることがなく、容易に巻線作業を行うこと
ができ生産性が高くなる。
なお、低圧コイル１２をモールド金型へ取付け
るための絶縁ケース１１のねじ部１１ｂを有する
突起部１１ａを低圧コイルの口出し端子１２ａと
兼用すれば、上記実施例と同様な効果が期待でき
るほか、別途口出し端子を設ける必要がなくなる
効果がある。
るための絶縁ケース１１のねじ部１１ｂを有する
突起部１１ａを低圧コイルの口出し端子１２ａと
兼用すれば、上記実施例と同様な効果が期待でき
るほか、別途口出し端子を設ける必要がなくなる
効果がある。
以上説明したように本考案は、変成器要素をモ
ールド金型に組込む作業性を損なうことなく、低
圧コイルのトロイダル巻線を巻線機にて行うこと
ができ高い生産性をもつモールド形変成器を得る
ことができる。
ールド金型に組込む作業性を損なうことなく、低
圧コイルのトロイダル巻線を巻線機にて行うこと
ができ高い生産性をもつモールド形変成器を得る
ことができる。
第１図は従来のモールド形変成器の縦断面図、
第２図は従来のモールド形変成器のモールド金型
組込方法を示す断面図、第３図は従来の低圧コイ
ルのトロイダル巻き状態の図、第４図は本考案の
モールド形変成器の縦断面図、第５図は本考案の
絶縁ケースの斜視図、第６図は本考案のモールド
形変成器のモールド金型組込方法を示す断面図、
第７図は本考案の低圧コイルのトロイダル巻き状
態の図である。 １，１０……鉄心、２，１１……絶縁ケース、
３，１２……低圧コイル、４，１３……高圧コイ
ル、５，１４……合成樹脂、１１ａ……突起部、
１２ａ……口出し端子。
第２図は従来のモールド形変成器のモールド金型
組込方法を示す断面図、第３図は従来の低圧コイ
ルのトロイダル巻き状態の図、第４図は本考案の
モールド形変成器の縦断面図、第５図は本考案の
絶縁ケースの斜視図、第６図は本考案のモールド
形変成器のモールド金型組込方法を示す断面図、
第７図は本考案の低圧コイルのトロイダル巻き状
態の図である。 １，１０……鉄心、２，１１……絶縁ケース、
３，１２……低圧コイル、４，１３……高圧コイ
ル、５，１４……合成樹脂、１１ａ……突起部、
１２ａ……口出し端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鉄心の外周を絶縁ケースで覆い、絶縁ケース
の外周に低圧コイルをトロイダル巻きして合成
樹脂で一体にモールド成形したモールド形変成
器において、前記絶縁ケースの軸方向両側に位
置する平面部にのみ、先端面にねじ部を有し、
先端面が樹脂表面に露出する高さを有する突起
部を設けたことを特徴とするモールド形変成
器。 (2) 絶縁ケースに設けた突起部を低圧コイルの口
出し端子としたことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第１項記載のモールド形変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14568282U JPS5950421U (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | モ−ルド形変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14568282U JPS5950421U (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | モ−ルド形変成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5950421U JPS5950421U (ja) | 1984-04-03 |
| JPS6331373Y2 true JPS6331373Y2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=30324503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14568282U Granted JPS5950421U (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | モ−ルド形変成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950421U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228094Y2 (ja) * | 1972-06-15 | 1977-06-27 |
-
1982
- 1982-09-28 JP JP14568282U patent/JPS5950421U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5950421U (ja) | 1984-04-03 |
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